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Seleniumブラウザー自動化プロジェクト

Seleniumはブラウザー自動化を可能にし、それを支えるツール群とライブラリー群プロジェクトです。

ユーザーとブラウザーのやり取りのエミュレーション、ブラウザーの割当を増強したり縮減する分散型サーバー、そしてすべてのメジャーなブラウザー用に置換可能なコードの実装を可能にするW3C WebDriver 仕様インフラの提供します。

このプロジェクトは多くの有志貢献者の何千時間に及ぶ個々の時間を費やした事とソースコード自由に利用可能を誰にでも利用、楽しめ、そして改良できることによって実現しました。

Seleniumはウェブプラットフォームの自動化のより開かれた議論をするためブラウザーベンダー、エンジニア、愛好家をまとめます。このプロジェクトはコミュニティーを導きと育成のために年次カンファレンス開催します。

Seleniumの中核はWebDriverであり、様々なブラウザーを変えてインストラクション集を実行できるインターフェースです。これは作りえる一番基本的な インストラクションの一つです:

package dev.selenium.hello;

import org.openqa.selenium.WebDriver;
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver;

public class HelloSelenium {
    public static void main(String[] args) {
        WebDriver driver = new ChromeDriver();

        driver.get("https://selenium.dev");

        driver.quit();
    }
}
from selenium import webdriver


driver = webdriver.Chrome()

driver.get("http://selenium.dev")

driver.quit()
using OpenQA.Selenium.Chrome;

namespace SeleniumDocs.Hello;

public static class HelloSelenium
{
    public static void Main()
    {
        var driver = new ChromeDriver();
            
        driver.Navigate().GoToUrl("https://selenium.dev");
            
        driver.Quit();
    }
}
require 'selenium-webdriver'

driver = Selenium::WebDriver.for :chrome

driver.get 'https://selenium.dev'

driver.quit
const {Builder} = require('selenium-webdriver');
require("chromedriver");

(async function helloSelenium() {
  let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();

  await driver.get('https://selenium.dev');

  await driver.quit();
})();
package dev.selenium.hello

import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver

fun main() {
    val driver = ChromeDriver()

    driver.get("https://selenium.dev")

    driver.quit()
}

概要を参照して、さまざまなプロジェクトコンポーネントを確認し、 Seleniumが適切なツールであるかどうかを判断してください。

入門に進んで、 Seleniumをインストールし、テスト自動化ツールとして正常に使用する方法を理解し、 このような単純なテストをスケーリングして、複数のブラウザー、 複数の異なるオペレーティングシステムの大規模な分散環境で実行する必要があります。

1 - 概要

Seleniumはあなたに適していますか?さまざまなプロジェクトのコンポーネントの概要を参照してください。

Seleniumは一つのツールやAPIではありません。たくさんのツールから構成されています。

WebDriver

デスクトップのウェブサイトのテスト自動化をはじめるのなら、WebDriver APIを使いましょう。 WebDriver はブラウザ自動化のAPIを使用します。このAPIは、ブラウザをコントロールしてテストを実行するためにブラウザベンダーによって提供されています。これは現実のユーザーがブラウザを操作するかのように動きます。 WebDriverのAPIはアプリケーションのコードと一緒にコンパイルする必要がありませんから、全く邪魔になりません。 これによって、あなたは本番環境と同じアプリケーションをテストすることができます。

IDE

IDE (Integrated Development Environment: 統合開発環境)はSeleniumのテストケースを開発するためのツールです。 これは利用しやすいChromeとFirefoxの拡張機能であり、テストケースを開発するための一般に最も効率的なツールです。 IDEはあなたのブラウザ上で、その要素で定義されたパラメーターと共にSeleniumのコマンドを使いユーザーの動作を記録します。 これは時間の節約だけでなく、Seleniumスクリプトのシンタックスを学ぶための優れた方法です。

Grid

Selenium Grid を使用すると、さまざまなプラットフォームのさまざまなマシンでテストケースを実行できます。 テストケースの起動の制御はローカル端末で行われ、テストケースが起動されると、 リモート端末によって自動的に実行されます。

WebDriverテストの開発後、複数のブラウザーとオペレーティングシステムの組み合わせでテストを実行する必要が出てくる場合があります。 ここで Grid が登場します。

1.1 - コンポーネントを理解する

WebDriverを使ってテストスイートを構築するには、多くの異なるコンポーネントを理解し、効率的に使用する必要があります。 ソフトウェアのすべてがそうであるように、人によっては同じ概念に異なる用語を使用します。 以下は、本説明での用語の使用方法の内訳です。

用語

  • API: アプリケーション プログラミング インターフェイス。これはWebDriverを操作するために使用する"コマンド"をまとめたものです。
  • ライブラリ: APIとそれらを実装する必要なコードを含むコードモジュール。 ライブラリは各言語バインディング向けのものです。例 .jar files for Java, .dll files for .NET, など.
  • ドライバー: 実際のブラウザを制御します。 ほとんどのドライバーはブラウザベンダー自身が作成します。ドライバーは一般的にブラウザ自体を備えたシステムで実行される実行可能モジュールであり、テストスイートを実行するシステムにはありません。(ただし、それらは同じシステムであっても構いません。)注: 一部の人々はドライバーをプロキシと呼んでいます。
  • フレームワーク: WebDriverスイートのサポートとして使用する追加ライブラリ。これらのフレームワークは、JUnitやNUnitなどのテストフレームワークです。また、CucumberまたはRobotiumといった自然言語機能をサポートするフレームワークでもあります。フレームワークは、テスト対象のシステムの操作や構成、データ作成、テストオラクルなどに記述、利用されます。

部品構成

最低限、WebDriverはドライバーを経由してブラウザーと通信します。 コミュニケーションは双方向です:WebDriverは、ドライバーを経由してブラウザーにコマンドを渡し、同じルートを経由して情報を受け取ります。

基本通信

ドライバーは、ChromeDriver for GoogleのChrome/Chromium、MozillaのFirefox用GeckoDriverなどブラウザー固有のものです。 ドライバーはブラウザと同じシステムで動きます。これは、テスト自体を実行するところが同じシステムである場合とそうでない場合があります。

上記の簡単な例は 直接 通信です。ブラウザへのコミュニケーションは、Selenium ServerまたはRemoteWebDriverを経由した リモート 通信もできます。RemoteWebDriverは、ドライバーおよびブラウザと同じシステムで実行されます。

リモート通信

リモート通信は、ホストシステム上のドライバーと順に通信するSelenium ServerまたはSelenium Gridを使用して行うこともできます。

SeleniumGridを用いたリモート通信

どのフレームワークに適しているか

WebDriverには1つのジョブしかありません: 上記の任意のメソッドを経由してブラウザと通信します。WebDriverはテストに関することを知りません: WebDriverは物事を比較する方法、成功または失敗を確認する方法を知りません、そして、レポートや Given/When/Then 文法に関しても確実に知りません。

ここで、さまざまなフレームワークが登場します。 最低限必要なのは言語バインディングに一致するテストフレームワーク、例えば NUnit for .NET, JUnitfor Java, RSpec for Ruby などです。

テストフレームワークは、WebDriverおよびテストの関連手順の実行を担当します。 それは下記図に似ていると考えることができます。

テストフレームワーク

上図でCucumberなどの自然言語のフレームワーク/ツールがテストフレームワークボックスの一部として存在する場合があります、またはテストフレームワークを独自の実装で完全に密閉する場合があります。

1.2 - Selenium 詳細

Seleniumは、Web ブラウザーの自動化を可能にし、 サポートするさまざまなツールとライブラリーの包括的なプロジェクトです。

Selenium 詳細

Selenium にはさまざまな機能がありますが、その核となるのは、 ブラウザーのインスタンスをリモートで制御し、 ユーザーとブラウザーのやりとりをエミュレートするために利用できる最高の技術を使用する、 Webブラウザー自動化のためのツールセットです。

Seleniumを使用すると、ユーザーはエンド ユーザーが実行する一般的なアクティビティをシミュレートできます。 フィールドにテキストを入力し、ドロップダウン値とチェック ボックスを選択し、ドキュメント内のリンクをクリックします。 また、マウスの移動、任意の JavaScript の実行など、他の多くのコントロールも提供します。

主にWebサイトのフロントエンドのテストに使用されますが、その中核として、Seleniumは、 ユーザーがブラウザーを代理で操作する ライブラリ です。 インターフェースはアプリケーションに遍在しており、目的に合わせて他のライブラリとの構成を促進します。

すべてを支配する 1 つのインターフェース

プロジェクトの指針となる原則の1つは、すべての (主要な) ブラウザー テクノロジに共通のインターフェイスをサポートすることです。 Webブラウザーは非常に複雑で、高度に設計されたアプリケーションであり、 まったく異なる方法で操作を実行しますが、実行中は同じように見えることがよくあります。 テキストは同じフォントで表示されますが、画像は同じ場所に表示され、リンク先は同じです。 水面下で起こっていることは、昼と夜と同じくらい異なります。 Selenium はこれらの違いを “抽象化” し、コードを書いている人からその詳細や複雑さを隠蔽します。 これにより、数行のコードを記述して複雑なワークフローを実行できますが、 これらの同じ行は、Firefox、Internet Explorer、Chrome、およびその他のサポートされているすべてのブラウザーで実行されます。

ツールとサポート

Seleniumの必要最小限な設計アプローチは、より大きなアプリケーションのコンポーネントとして含まれる汎用性を提供します。 Seleniumの包括的なプロジェクトの下で提供される周辺インフラストラクチャは、 ブラウザーのgridをまとめるためのツールを提供し、 さまざまなブラウザーやさまざまなマシンの複数のオペレーティングシステムでテストを実行できるようにします。

サーバールームやデータセンター内の一連のコンピューターがすべて同時にブラウザーを起動して、 サイトのリンク、フォーム、テーブルにアクセスし、1日24時間アプリケーションをテストしていると想像してください。 最も一般的な言語用に提供されているシンプルなプログラミングインターフェイスを介して、 これらのテストは並行して休むことなく実行され、エラーが発生するとレポートが返されます。

ブラウザーを制御するだけでなく、そのようなgridを簡単に拡張および展開できるようにするための ツールとドキュメントをユーザーに提供することで、これを実現するお手伝いをするのが目的です。

誰がSeleniumを利用するのか

世界で最も重要な企業の多くは、ブラウザベースのテストに Seleniumを採用しており、 多くの場合、他の独自ツールを使用した長年にわたる取り組みに取って代わりました。 人気が高まるにつれて、その要件と課題も倍増しています。

ウェブがより複雑になり、新しいテクノロジーがウェブサイトに追加されるにつれて、 可能な限りそれらに遅れずについていくことがこのプロジェクトの使命です。 オープンソースプロジェクトであるため、このサポートは多くのボランティアからの惜しみない時間の寄付によって提供されます。

このプロジェクトのもう1つの使命は、より多くのボランティアがこの取り組みに参加することを奨励し、 強力なコミュニティを構築して、プロジェクトが新しいテクノロジに対応し続け、 機能テスト自動化の主要なプラットフォームであり続けることができるようにすることです。

2 - WebDriver

WebDriverはブラウザをネイティブに操作します。詳細については、こちらをご覧ください。

WebDriverは、ユーザーがローカルまたはSeleniumサーバーを使用するリモートマシンで行うように、ブラウザをネイティブに動かし、ブラウザの自動化に関して大きく前進します。

Selenium WebDriverは言語バインディングと個々のブラウザ制御コードの実装の両方を参照します。
これは通常、単に WebDriver と呼ばれます。

Selenium WebDriverは、W3C勧告です。

  • WebDriverはシンプルでより簡潔なプログラミングインターフェイスとして設計されています。

  • WebDriverはコンパクトなオブジェクト指向APIです。

  • ブラウザーを効果的に動かします。

2.1 - 入門

Seleniumを初めて使用する場合は、すぐに習得するのに役立つリソースがいくつかあります。

Seleniumは市場で主要なブラウザの全てを WebDriver を使うことでサポートしています。 WebDriverとはAPI群とプロトコルです。これらはウェブブラウザの動作をコントロールするための言語中立なインターフェイスを定義しています。 それぞれのブラウザは特定のWebDriverの実装を持っており、これらは driver と呼ばれます。 driverはブラウザに委譲する責務を持つコンポーネントであり、Seleniumとブラウザ間の通信を処理します。

この分離は、ブラウザベンダーに自分たちのブラウザでの実装の責任を持たせるための意図的な努力のひとつです。 Seleniumは可能な場合これらのサードパーティ製のdriverを使いますが、それが現実的でない場合のためにプロジェクトでメンテナンスしているdriverも提供しています。

Seleniumフレームワークはこれら全ての要素をユーザ向けのインターフェイスを通して結びつけます。このインターフェイスは異なるブラウザバックエンドを透過的に使えるようにし、クロスブラウザ・クロスプラットフォームの自動化を可能にします。

Seleniumのセットアップは、他の商用ツールのセットアップとはかなり異なります。 Seleniumコードの記述を開始する前に、次のことを行う必要があります 選択した言語、つまりブラウザーの言語バインディングライブラリをインストールします 使用したい、そのブラウザのドライバ。

以下のリンクをたどって、Selenium WebDriverを起動してください。

ローコード/録音および再生ツールから始めたい場合は、確認してください Selenium IDE

物事がうまくいったら、テストをスケールアップしたい場合は、Selenium Grid.

2.1.1 - Seleniumライブラリのインストール

お気に入りのプログラミング言語用にSeleniumライブラリを設定します。

最初にあなたの自動化プロジェクトにSeleniumのバインディングをインストールする必要があります。 インストールの方法は選択した言語によって異なります。

言語別の要件

サポートされている最小のJavaバージョンを表示する ここ.

Java用のSeleniumライブラリのインストールは、ビルドツールを使用して行います。

Maven

プロジェクトの ‘pom.xml’ ファイルで依存関係を指定します:


    <dependencies>
        <dependency>
            <groupId>org.seleniumhq.selenium</groupId>
            <artifactId>selenium-java</artifactId>

Gradle

プロジェクトの ‘build.gradle’ ファイル内の依存関係を ’testImplementation’ として指定します:

    testImplementation 'org.seleniumhq.selenium:selenium-java:4.9.1'
    testImplementation 'org.seleniumhq.selenium:selenium-grid:4.9.1'

各 Selenium バージョンでサポートされている最小 Python バージョンについては、次の場所にあります サポートされている Python バージョン オン PyPi

Seleniumをインストールするには、いくつかの方法があります。

Pip

pip install selenium

ダウンロード

または、ダウンロードすることもできますPyPI ソースアーカイブ (selenium-x.x.x.tar.gz) を使用してインストールします setup.py

python setup.py install

プロジェクトで必要

プロジェクトで使用するには、requirements.txt ファイルに追加します:

selenium==4.9.1

Seleniumの各バージョンでサポートされているすべてのフレームワークのリスト で利用可能ですNuget

Seleniumのインストールにはいくつかのオプションがあります。

パケットマネージャー

Install-Package Selenium.WebDriver

.NET CLI

dotnet add package Selenium.WebDriver

CSProj

プロジェクトの csprojファイルで、ItemGroupPackageReferenceとして依存関係を指定します。:

      <PackageReference Include="Selenium.WebDriver" Version="4.9.0" />

その他の考慮事項

その他、使用上の注意点 Visual Studio Code (vscode) そして C#

上記のセクションに従って、互換性のある .NET SDK をインストールします。 また、C# と NuGet の vscode 拡張機能 (Ctrl-Shift-X) もインストールします。に従ってください指示はこちら C# を使用して “Hello World” コンソール プロジェクトを作成および実行します。 コマンドラインを使用してNUnitスタータープロジェクトを作成することもできます dotnet new NUnit. ファイルを確認してください %appdata%\NuGet\nuget.config一部の開発者がいくつかの問題のために空になると報告したため、適切に構成されています。 もしnuget.configが空であるか、正しく構成されていない場合、Selenium プロジェクトの .NET ビルドは失敗します。 次のセクションをファイルに追加しますnuget.config 空の場合:

<configuration>
  <packageSources>
    <add key="nuget.org" value="https://api.nuget.org/v3/index.json" protocolVersion="3" />
    <add key="nuget.org" value="https://www.nuget.org/api/v2/" />   
  </packageSources>
...

詳細については、nuget.config ここをクリック. カスタマイズする必要があるかもしれません nuget.config あなたのニーズを満たすために。

さて、戻ってください vscode、プレス Ctrl-Shift-P、およびタイプ “NuGet Add Package"をクリックし、必要な Selenium パッケージ Selenium.WebDriver. Enter キーを押して、バージョンを選択します。 これで、C# と vscode に関連するドキュメントの例を使用できるようになりました。

特定の Selenium バージョンに対して最低限必要な Ruby のバージョンを確認できます オン rubygems.org

Seleniumは2つの異なる方法でインストールできます。

手動でインストールする

gem install selenium-webdriver

プロジェクトの gemfile に追加

gem 'selenium-webdriver', '= 4.9.1'

Seleniumの特定のバージョンに最低限必要なNodeのバージョンは、Node Support Policy 節 オン npmjs

Seleniumは通常、npmを使用してインストールされます。

ローカルにインストールする

npm install selenium-webdriver

プロジェクトに加える

プロジェクトの package.jsonで、要件を dependencies:

        "selenium-webdriver": "^4.9.2"
Kotlin の Java バインディングを使用します。

次のステップ

初めてのSeleniumスクリプトを作成する

2.1.2 - 最初のSeleniumスクリプトを書く

Seleniumスクリプトを作成するための段階的な説明

Seleniumをインストールし、 すると、Seleniumコードを書く準備が整います。

8つの基本コンポーネント

Seleniumが行うことはすべて、ブラウザコマンドを送信して、何かを実行したり、情報の要求を送信したりすることです。 Seleniumで行うことのほとんどは、次の基本的なコマンドの組み合わせです。

[GitHub で完全な例を表示] へのリンクをクリックして、コンテキスト内のコードを表示します。

1. ドライバーインスタンスでセッションを開始します

セッションの開始の詳細については、次のドキュメントをお読みください driver sessions

        WebDriver driver = new ChromeDriver();
driver = webdriver.Chrome()
        IWebDriver driver = new ChromeDriver();
driver = Selenium::WebDriver.for :chrome
        driver = ChromeDriver()

2. Take action on browser

こちらの例では、ナビゲート してウェブページに移動しています。

        driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html");
driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html")
        driver.Navigate().GoToUrl("https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html");
driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html')
    before(async function () {
        driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html")

3. ブラウザに関する情報をリクエストします

ブラウザに関する 情報 として、ウィンドウハンドル、ブラウザのサイズ/位置、クッキー、アラートなど、さまざまな種類のデータをリクエストできます。

4. 待機戦略の確立

コードをブラウザの現在の状態と同期させることは、最大の課題の 1 つです Seleniumを使用して、それをうまく行うことは高度なトピックです。

基本的には、要素を見つける前に、その要素がページ上にあることを確認する必要があります また、要素は、操作を試みる前に対話可能な状態にあります。

暗黙的な待機が最善の解決策になることはめったにありませんが、ここで示すのが最も簡単なので、 プレースホルダーとして使用します。

[待機戦略] についてさらに読む(https://trunk--selenium-dev.netlify.app/ja/documentation/webdriver/waits/).

        driver.manage().timeouts().implicitlyWait(Duration.ofMillis(500));
driver.implicitly_wait(0.5)
        driver.Manage().Timeouts().ImplicitWait = TimeSpan.FromMilliseconds(500);
driver.manage.timeouts.implicit_wait = 500
        driver.manage().timeouts().implicitlyWait(Duration.ofMillis(500))

5. 要素を検索するためのコマンドを送信します

ほとんどのSeleniumセッションにおけるコマンドの大部分は要素に関連しており、要素を見つける ことなしにはそれと対話することができません。

        WebElement textBox = driver.findElement(By.name("my-text"));
        WebElement submitButton = driver.findElement(By.cssSelector("button"));
text_box = driver.find_element(by=By.NAME, value="my-text")
submit_button = driver.find_element(by=By.CSS_SELECTOR, value="button")
        var textBox = driver.FindElement(By.Name("my-text"));
        var submitButton = driver.FindElement(By.TagName("button"));
text_box = driver.find_element(name: 'my-text')
submit_button = driver.find_element(tag_name: 'button')
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html');
        var textBox = driver.findElement(By.name("my-text"))
        val submitButton = driver.findElement(By.cssSelector("button"))

6. 要素に対してアクションを実行する

要素に対して行う アクションはわずかしかありませんが、それらは頻繁に使用されます。

        textBox.sendKeys("Selenium");
        submitButton.click();
text_box.send_keys("Selenium")
submit_button.click()
        textBox.SendKeys("Selenium");
        submitButton.Click();
text_box.send_keys('Selenium')
submit_button.click
      assert.equal("Web form", title);
        textBox.sendKeys("Selenium")
        submitButton.click()

7. 要素に関する情報をリクエストします

要素には リクエスト可能な情報 が多く保存されています。

        message.getText();
text = message.text
        var value = message.Text;
      let textBox = await driver.findElement(By.name('my-text'));
        val value = message.getText()

8. セッションを終了します

これにより、ドライバー プロセスが終了し、既定ではブラウザーも閉じます。このドライバー インスタンスにこれ以上コマンドを送信することはできません。

セッションの終了 を参照.

Seleniumファイルの実行

mvn exec:java -D"exec.mainClass"="dev.selenium.getting_started.FirstScript" -D"exec.classpathScope"=test
python first_script.py
ruby example_script.rb
node example_script.spec.js

次のステップ

ほとんどのSeleniumユーザーは多くのセッションを実行し、重複を最小限に抑え、コードをより保守しやすくするために整理する必要があります。このコードをユースケースのコンテキストに配置する方法については、以下をお読みください Seleniumの使用

2.1.3 - Seleniumコードの整理と実行

IDEとテストランナーライブラリを使用したSelenium実行のスケーリング

一握り以上の 1 回限りのスクリプトを実行する場合は、コードを整理して操作できる必要があります。このページでは、Seleniumコードを使用して実際に生産的なことを行う方法についてのアイデアを提供します。

一般的な用途

ほとんどの人はSeleniumを使用してWebアプリケーションの自動テストを実行します。 しかし、Seleniumはブラウザ自動化のあらゆるユースケースをサポートします。

反復タスク

おそらく、Webサイトにログインして何かをダウンロードするか、フォームを送信する必要があります。 Selenium スクリプトを作成して、あらかじめ設定された時間にサービスと共に実行できます。

Webスクレイピング

APIがないサイトからデータを収集したいとお考えですか?セレン これを行うことができますが、Webサイトに精通していることを確認してください。 一部のWebサイトでは許可されておらず、他のWebサイトではSeleniumがブロックされることさえあります。

テスティング

テストのためにSeleniumを実行するには、Seleniumが実行したアクションに対してアサーションを行う必要があります。 したがって、優れたアサーションライブラリが必要です。テストの構造を提供する追加機能 使用する必要があります Test Runner.

IDEs

Seleniumコードの使用方法に関係なく、優れた統合開発環境がなければ、Seleniumコードの作成や実行はあまり効果的ではありません。一般的なオプションを次に示します…

Test Runner

テストにSeleniumを使用していない場合でも、高度なユースケースがある場合は、テストランナーを使用してコードをより適切に整理するのが理にかなっている場合があります。before/after フックを使用して、グループまたは並行して物事を実行できると非常に便利です。

さまざまなテストランナーが利用可能です。

このドキュメントのすべてのコード例は、 テストランナーを使用し、すべてのコードが正しく更新されていることを確認するためにリリースごとに実行されるディレクトリの例。 リンク付きのテストランナーのリストを次に示します。最初の項目は、このリポジトリで使用される項目と このページのすべての例で使用されます。

  • JUnit - JavaベースのSeleniumテストで広く使用されているテストフレームワーク。
  • TestNG - 並列テスト実行やパラメーター化されたテストなどの追加機能を提供します。
  • pytest - そのシンプルさと強力なプラグインのおかげで、多くの人に好まれる選択肢です。
  • unittest - Python の標準ライブラリテストフレームワーク。
  • NUnit - .NET の一般的な単体テスト フレームワーク。
  • MS Test - Microsoft 独自の単体テスト フレームワーク。
  • RSpec - RubyでSeleniumテストを実行するために最も広く使用されているテストライブラリ。
  • Minitest - Ruby標準ライブラリに付属する軽量なテストフレームワークです。
  • Jest - 主にReactのテストフレームワークとして知られていますが、Seleniumのテストにも使用できます。
  • Mocha - Seleniumテストを実行するための最も一般的なJSライブラリ。

装着

これは、で必要とされたものと非常によく似ています Seleniumライブラリのインストール。このコードは、私たちのドキュメント例プロジェクトで使用されているものの例を示しているだけです。

Maven

Gradle

プロジェクトで使用するには、requirements.txt ファイルに追加します:

プロジェクトの ‘csproj’ ファイルで、依存関係を ‘ItemGroup’ の ‘PackageReference’ として指定します:

プロジェクトの gemfile に追加

プロジェクトの ‘package.json’ で、要件を ‘dependencies’ に追加します。:

主張


        WebElement message = driver.findElement(By.id("message"));
    driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html")
            var title = driver.Title;
            Assert.AreEqual("Web form", title);
    driver.manage.timeouts.implicit_wait = 500
      let title = await driver.getTitle();
      assert.equal("Web form", title);

セットアップとティアダウン

並べる


        String title = driver.getTitle();
        assertEquals("Web form", title);

取り壊す

並べる

    driver = Selenium::WebDriver.for :chrome

    driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html')

取り壊す

  config.after { @driver&.quit }
### 並べる
    before(async function () {
      driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
    });
### 取り壊す
    after(async () => await driver.quit());

実行

Maven

mvn clean test

Gradle

gradle clean test
python first_script.py

Mocha

mocha runningTests.spec.js

npx

npx mocha runningTests.spec.js

最初のスクリプトのトピックでは、Seleniumスクリプトの各コンポーネントを見ました。こちらが、テストランナーを使用したそのコードの例です。

package dev.selenium.getting_started;

import org.junit.jupiter.api.Test;
import org.openqa.selenium.By;
import org.openqa.selenium.WebDriver;
import org.openqa.selenium.WebElement;
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver;

import java.time.Duration;

import static org.junit.jupiter.api.Assertions.assertEquals;

public class UsingSeleniumTest {

    @Test
    public void eightComponents() {
        WebDriver driver = new ChromeDriver();
        driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html");

        String title = driver.getTitle();
        assertEquals("Web form", title);

        driver.manage().timeouts().implicitlyWait(Duration.ofMillis(500));

        WebElement textBox = driver.findElement(By.name("my-text"));
        WebElement submitButton = driver.findElement(By.cssSelector("button"));

        textBox.sendKeys("Selenium");
        submitButton.click();

        WebElement message = driver.findElement(By.id("message"));
        String value = message.getText();
        assertEquals("Received!", value);

        driver.quit();
    }

}
from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.common.by import By


def test_eight_components():
    driver = webdriver.Chrome()

    driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html")

    title = driver.title
    assert title == "Web form"

    driver.implicitly_wait(0.5)

    text_box = driver.find_element(by=By.NAME, value="my-text")
    submit_button = driver.find_element(by=By.CSS_SELECTOR, value="button")

    text_box.send_keys("Selenium")
    submit_button.click()

    message = driver.find_element(by=By.ID, value="message")
    value = message.text
    assert value == "Received!"

    driver.quit()
using System;
using Microsoft.VisualStudio.TestTools.UnitTesting;
using OpenQA.Selenium;
using OpenQA.Selenium.Chrome;

namespace SeleniumDocs.GettingStarted
{
    [TestClass]
    public class UsingSeleniumTest
    {

        [TestMethod]
        public void EightComponents()
        {
            IWebDriver driver = new ChromeDriver();

            driver.Navigate().GoToUrl("https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html");

            var title = driver.Title;
            Assert.AreEqual("Web form", title);

            driver.Manage().Timeouts().ImplicitWait = TimeSpan.FromMilliseconds(500);

            var textBox = driver.FindElement(By.Name("my-text"));
            var submitButton = driver.FindElement(By.TagName("button"));
            
            textBox.SendKeys("Selenium");
            submitButton.Click();
            
            var message = driver.FindElement(By.Id("message"));
            var value = message.Text;
            Assert.AreEqual("Received!", value);
            
            driver.Quit();
        }
    }
}
# frozen_string_literal: true

require 'spec_helper'

RSpec.describe 'Using Selenium' do
  it 'uses eight components' do
    driver = Selenium::WebDriver.for :chrome

    driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html')

    title = driver.title
    expect(title).to eq('Web form')

    driver.manage.timeouts.implicit_wait = 500

    text_box = driver.find_element(name: 'my-text')
    submit_button = driver.find_element(tag_name: 'button')

    text_box.send_keys('Selenium')
    submit_button.click

    message = driver.find_element(id: 'message')
    value = message.text
    expect(value).to eq('Received!')

    driver.quit
  end
end
const {By, Builder} = require('selenium-webdriver');
const assert = require("assert");

  describe('First script', function () {
    let driver;
    
    before(async function () {
      driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
    });
    
    it('First Selenium script with mocha', async function () {
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html');
      
      let title = await driver.getTitle();
      assert.equal("Web form", title);
      
      await driver.manage().setTimeouts({implicit: 500});
      
      let textBox = await driver.findElement(By.name('my-text'));
      let submitButton = await driver.findElement(By.css('button'));
      
      await textBox.sendKeys('Selenium');
      await submitButton.click();
      
      let message = await driver.findElement(By.id('message'));
      let value = await message.getText();
      assert.equal("Received!", value);
    });
  
    after(async () => await driver.quit());
  });

次のステップ

学んだことを活かして、Seleniumコードを構築します!

必要な機能が他にも見つかったら、残りの機能をお読みください WebDriver ドキュメント.

2.2 - ドライバーセッション

セッションの開始と停止は、ブラウザーを開いたり閉じたりするためのものです。

セッションの作成

新しいセッションの作成は、W3C コマンド New session に対応しています。

セッションは、新しいDriverクラスオブジェクトを初期化することによって自動的に作成されます。

各言語では、次のいずれかのクラス (または同等のもの) の引数を使用してセッションを作成することができます。

ローカルドライバー

ローカルドライバーを起動するための主な一意の引数には、ローカルコンピューターで必要なドライバーサービスを起動するための情報が含まれます。

  • Serviceオブジェクトはローカルドライバーにのみ適用され、ブラウザーのドライバーに関する情報を提供します。
    WebDriver driver = new ChromeDriver(chromeOptions);
    options.page_load_strategy = 'normal'
            driver = new ChromeDriver(options);
      driver.get('https://www.google.com')
    let driver = new Builder()
        .forBrowser(Browser.CHROME)
        .setChromeOptions(options)
        .setChromeService(service)
        .build();

リモートドライバー

リモートドライバーを起動するための主な一意の引数には、コードを実行する場所に関する情報を含みます。 詳細は、リモートドライバーをご覧ください。

セッションの終了

セッションの終了に対するW3Cコマンドは、セッションの削除です。

重要: quit メソッドは close メソッドとは異なり、 セッションを終了するには常に quit を使用することをお勧めします。

2.2.1 - ブラウザーオプション

これらの機能はすべてのブラウザで共有されています。

Selenium 3 では、Capabilitiesは Desired Capabilities クラスを使用してセッションで定義していました。 Selenium 4 以降、ブラウザ オプション クラスを使用する必要があります。 リモート ドライバー セッションの場合、使用するブラウザーを決めるため、ブラウザーオプションインスタンスが必要です。

これらのオプションは、Capabilities の w3c仕様で説明しています。

各ブラウザには、w3c仕様で定義しているものに加えて定義可能な カスタム オプション があります。

browserName

オプションクラスのインスタンスを使用すると、ブラウザ名はデフォルトで設定されます。

	ChromeOptions chromeOptions = new ChromeOptions();
	String name = chromeOptions.getBrowserName();
    options.set_window_rect = True # Full support in Firefox
    driver = webdriver.Firefox(options=options)
      options.page_load_strategy = :normal

browserVersion

この機能はオプションであり、リモート側で使用可能なブラウザのバージョンを設定するために使用されます。最近のSeleniumのバージョンでは、システムにバージョンが見つからない場合、Selenium Manager によって自動的にダウンロードされます。

	ChromeOptions chromeOptions = new ChromeOptions();
	String version = "latest";
	chromeOptions.setBrowserVersion(version);
    options = webdriver.ChromeOptions()
    options.strict_file_interactability = True
    driver = webdriver.Chrome(options=options)

pageLoadStrategy

3種類のページ読み込み戦略を利用できます。

ページ読み込み戦略は、次の表で説明しています。

戦略準備完了状態注釈
normalcompleteデフォルトで使用され、すべてのリソースをダウンロードするのを待ちます
eagerinteractiveDOM アクセスの準備は整っていますが、画像などの他のリソースはまだロード中の可能性があります
noneAnyWebDriver をまったくブロックしません

ドキュメントの document.readyState プロパティは、現在のドキュメントの読み込み状態を示します。

URL 経由で新しいページに移動する場合、デフォルトでは、WebDriver は、ドキュメントの準備完了状態が完了するまで、 ナビゲーション メソッド (driver.navigate().get() など) の完了を保留します。 これは必ずしもページの読み込みが完了したことを意味するわけではありません。 特に、Ready State が完了した後に JavaScript を使用してコンテンツを動的に読み込むシングル ページ アプリケーションのようなサイトの場合はそうです。 また、この動作は、要素のクリックまたはフォームの送信の結果であるナビゲーションには適用されないことに注意してください。

自動化にとって重要ではないアセット (画像、css、js など) をダウンロードした結果、ページの読み込みに時間がかかる場合は、 デフォルトのパラメーターである normaleager または none に変更して、セッションの読み込みを高速化できます。 この値はセッション全体に適用されるため、 待機戦略 が不安定さを最小限に抑えるのに十分であることを確認してください。

normal (デフォルト)

WebDriver は load イベント検知するまで待機します。

      driver.quit();
    }
  }
    options.page_load_strategy = 'normal'
    driver = webdriver.Chrome(options=options)
using OpenQA.Selenium;
using OpenQA.Selenium.Chrome;

namespace pageLoadStrategy {
  class pageLoadStrategy {
    public static void Main(string[] args) {
      var chromeOptions = new ChromeOptions();
      chromeOptions.PageLoadStrategy = PageLoadStrategy.Normal;
      IWebDriver driver = new ChromeDriver(chromeOptions);
      try {
        driver.Navigate().GoToUrl("https://example.com");
      } finally {
        driver.Quit();
      }
    }
  }
}
      options.page_load_strategy = :normal
    it('Navigate using normal page loading strategy', async function () {
      let driver = await env
        .builder()
        .setChromeOptions(options.setPageLoadStrategy('normal'))
        .build();

      await driver.get('https://www.google.com');
import org.openqa.selenium.PageLoadStrategy
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeOptions

fun main() {
  val chromeOptions = ChromeOptions()
  chromeOptions.setPageLoadStrategy(PageLoadStrategy.NORMAL)
  val driver = ChromeDriver(chromeOptions)
  try {
    driver.get("https://www.google.com")
  }
  finally {
    driver.quit()
  }
}

eager

WebDriver は、DOMContentLoaded イベントを検知するまで待機します。

      driver.quit();
    }
  }
    options = webdriver.ChromeOptions()

    options.page_load_strategy = 'eager'
using OpenQA.Selenium;
using OpenQA.Selenium.Chrome;

namespace pageLoadStrategy {
  class pageLoadStrategy {
    public static void Main(string[] args) {
      var chromeOptions = new ChromeOptions();
      chromeOptions.PageLoadStrategy = PageLoadStrategy.Eager;
      IWebDriver driver = new ChromeDriver(chromeOptions);
      try {
        driver.Navigate().GoToUrl("https://example.com");
      } finally {
        driver.Quit();
      }
    }
  }
}
       options.page_load_strategy = :eager
    it('Navigate using eager page loading strategy', async function () {
      let driver = await env
        .builder()
        .setChromeOptions(options.setPageLoadStrategy('eager'))
        .build();

      await driver.get('https://www.google.com');
import org.openqa.selenium.PageLoadStrategy
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeOptions

fun main() {
  val chromeOptions = ChromeOptions()
  chromeOptions.setPageLoadStrategy(PageLoadStrategy.EAGER)
  val driver = ChromeDriver(chromeOptions)
  try {
    driver.get("https://www.google.com")
  }
  finally {
    driver.quit()
  }
}

none

WebDriver は、最初のページがダウンロードされるまで待機します。

      driver.quit();
    }
  }

def test_page_load_strategy_none():
    options = webdriver.ChromeOptions()
using OpenQA.Selenium;
using OpenQA.Selenium.Chrome;

namespace pageLoadStrategy {
  class pageLoadStrategy {
    public static void Main(string[] args) {
      var chromeOptions = new ChromeOptions();
      chromeOptions.PageLoadStrategy = PageLoadStrategy.None;
      IWebDriver driver = new ChromeDriver(chromeOptions);
      try {
        driver.Navigate().GoToUrl("https://example.com");
      } finally {
        driver.Quit();
      }
    }
  }
}
      options.page_load_strategy = :none
    it('Navigate using none page loading strategy', async function () {
      let driver = await env
        .builder()
        .setChromeOptions(options.setPageLoadStrategy('none'))
        .build();

      await driver.get('https://www.google.com');
import org.openqa.selenium.PageLoadStrategy
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeOptions

fun main() {
  val chromeOptions = ChromeOptions()
  chromeOptions.setPageLoadStrategy(PageLoadStrategy.NONE)
  val driver = ChromeDriver(chromeOptions)
  try {
    driver.get("https://www.google.com")
  }
  finally {
    driver.quit()
  }
}

platformName

これにより、リモートエンドのオペレーティングシステムが識別され、 platformName を取得するとOS名が返されます。

クラウドベースのプロバイダーでは、 platformName を設定すると、リモートエンドのOSが設定されます。

acceptInsecureCerts

この機能は、セッション中のナビゲーション中に、期限切れ(または)無効な TLS証明書 が使用されているかどうかを確認します。

機能が false に設定されている場合、ナビゲーションでドメイン証明書の問題が発生すると、 insecure certificate error が返されます。 true に設定すると、無効な証明書はブラウザーによって信頼されます。

すべての自己署名証明書は、デフォルトでこの機能によって信頼されます。 一度設定すると、 acceptInsecureCerts Capabilityはセッション全体に影響します。

timeouts

WebDriverの セッション には特定の セッションタイムアウト 間隔が設定されており、 その間、ユーザーはスクリプトの実行またはブラウザーからの情報の取得の動作を制御できます。

各セッションタイムアウトは、以下で説明するように、異なる タイムアウト の組み合わせで構成されます。

Script Timeout:

現在のブラウジングコンテキストで実行中のスクリプトをいつ中断するかを指定します。 新しいセッションがWebDriverによって作成されると、デフォルトのタイムアウト 30,000 が課されます。

Page Load Timeout:

現在のブラウジングコンテキストでWebページをロードする必要がある時間間隔を指定します。 新しいセッションがWebDriverによって作成されると、デフォルトのタイムアウト 300,000 が課されます。 ページの読み込みが指定/デフォルトの時間枠を制限する場合、スクリプトは TimeoutException によって停止されます。

Implicit Wait Timeout

これは、要素を検索するときに暗黙的な要素の検索戦略を待つ時間を指定します。 新しいセッションがWebDriverによって作成されると、デフォルトのタイムアウト 0 が課されます。

unhandledPromptBehavior

現在のセッションの ユーザープロンプトハンドラー の状態を指定します。 デフォルトでは、 dismiss and notify (却下して通知する) 状態 となります。

User Prompt Handler

これは、リモートエンドでユーザープロンプトが表示されたときに実行する必要があるアクションを定義します。 これは、 unhandledPromptBehavior Capabilityによって定義され、次の状態があります。

  • dismiss (却下)
  • accept (受入)
  • dismiss and notify (却下して通知)
  • accept and notify (受け入れて通知)
  • ignore (無視)

setWindowRect

リモート エンドがすべての サイズ変更および再配置 コマンド をサポートするかどうかを示します。

strictFileInteractability

この新しいcapabilityは、厳密な相互作用チェックを input type = file 要素に適用する必要があるかどうかを示します。 厳密な相互作用チェックはデフォルトでオフになっているため、隠しファイルのアップロードコントロールで Element Send Keys を使用する場合の動作が変更されます。

proxy

プロキシサーバーは、クライアントとサーバー間の要求の仲介役として機能します。 簡単に言えば、トラフィックはプロキシサーバーを経由して、要求したアドレスに戻り、戻ってきます。

Seleniumを使用した自動化スクリプト用のプロキシサーバーは、

  • ネットワークトラフィックをキャプチャする
  • ウェブサイトによって行われた模擬バックエンドを呼び出す
  • 複雑なネットワークトポロジーまたは厳格な企業の制限/ポリシーの下で、必要なWebサイトにアクセスします。

企業環境でブラウザがURLへの接続に失敗した場合、環境にアクセスするにはプロキシが必要であることが原因であることが最も可能性が高いです。

Selenium WebDriverは設定をプロキシする方法を提供します。

Move Code

import org.openqa.selenium.Proxy;
import org.openqa.selenium.WebDriver;
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver;
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeOptions;

public class ProxyTest {
  public static void main(String[] args) {
    Proxy proxy = new Proxy();
    proxy.setHttpProxy("<HOST:PORT>");
    ChromeOptions options = new ChromeOptions();
    options.setCapability("proxy", proxy);
    WebDriver driver = new ChromeDriver(options);
    driver.get("https://www.google.com/");
    driver.manage().window().maximize();
    driver.quit();
  }
}
using OpenQA.Selenium;
using OpenQA.Selenium.Chrome;

public class ProxyTest{
public static void Main() {
ChromeOptions options = new ChromeOptions();
Proxy proxy = new Proxy();
proxy.Kind = ProxyKind.Manual;
proxy.IsAutoDetect = false;
proxy.SslProxy = "<HOST:PORT>";
options.Proxy = proxy;
options.AddArgument("ignore-certificate-errors");
IWebDriver driver = new ChromeDriver(options);
driver.Navigate().GoToUrl("https://www.selenium.dev/");
}
}
let webdriver = require('selenium-webdriver');
let chrome = require('selenium-webdriver/chrome');
let proxy = require('selenium-webdriver/proxy');
let opts = new chrome.Options();

(async function example() {
opts.setProxy(proxy.manual({http: '<HOST:PORT>'}));
let driver = new webdriver.Builder()
.forBrowser('chrome')
.setChromeOptions(opts)
.build();
try {
await driver.get("https://selenium.dev");
}
finally {
await driver.quit();
}
}());
import org.openqa.selenium.Proxy
import org.openqa.selenium.WebDriver
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeOptions

class proxyTest {
fun main() {

        val proxy = Proxy()
        proxy.setHttpProxy("<HOST:PORT>")
        val options = ChromeOptions()
        options.setCapability("proxy", proxy)
        val driver: WebDriver = ChromeDriver(options)
        driver["https://www.google.com/"]
        driver.manage().window().maximize()
        driver.quit()
    }
}

2.2.2 - HTTPクライアントの設定

これにより、HTTPライブラリのさまざまなパラメーターを設定できます。

package dev.selenium.drivers;

import dev.selenium.BaseTest;

import org.openqa.selenium.remote.http.ClientConfig;
import org.junit.jupiter.api.BeforeEach;
import org.junit.jupiter.api.Test;
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeOptions;
import org.openqa.selenium.remote.RemoteWebDriver;

import javax.net.ssl.SSLContext;
import javax.net.ssl.TrustManager;
import javax.net.ssl.TrustManagerFactory;
import javax.net.ssl.X509TrustManager;
import java.io.FileInputStream;
import java.net.URL;
import java.nio.file.Path;
import java.security.KeyStore;
import java.security.cert.CertificateFactory;
import java.security.cert.X509Certificate;
import java.time.Duration;

import org.openqa.selenium.UsernameAndPassword;

import static java.net.http.HttpClient.Version.HTTP_1_1;

public class HttpClientTest extends BaseTest {
    URL gridUrl;

    @BeforeEach
    public void startGrid() {
        gridUrl = startStandaloneGridAdvanced();
    }

    @Test
    public void remoteWebDriverWithClientConfig() throws Exception {
        ClientConfig clientConfig = ClientConfig.defaultConfig()
                .withRetries()
                .sslContext(createSSLContextWithCA(Path.of("src/test/resources/tls.crt").toAbsolutePath().toString()))
                .connectionTimeout(Duration.ofSeconds(300))
                .readTimeout(Duration.ofSeconds(3600))
                .authenticateAs(new UsernameAndPassword("admin", "myStrongPassword"))
                .version(HTTP_1_1.toString());
        ChromeOptions options = new ChromeOptions();
        options.setEnableDownloads(true);
        driver = RemoteWebDriver.builder()
                .oneOf(options)
                .address(gridUrl)
                .config(clientConfig)
                .build();
        driver.quit();
    }

    @Test
    public void remoteWebDriverIgnoreSSL() throws Exception {
        ClientConfig clientConfig = ClientConfig.defaultConfig()
                .withRetries()
                .sslContext(createIgnoreSSLContext())
                .connectionTimeout(Duration.ofSeconds(300))
                .readTimeout(Duration.ofSeconds(3600))
                .authenticateAs(new UsernameAndPassword("admin", "myStrongPassword"))
                .version(HTTP_1_1.toString());
        ChromeOptions options = new ChromeOptions();
        options.setEnableDownloads(true);
        driver = RemoteWebDriver.builder()
                .oneOf(options)
                .address(gridUrl)
                .config(clientConfig)
                .build();
        driver.quit();
    }

    public static SSLContext createSSLContextWithCA(String caCertPath) throws Exception {
        FileInputStream fis = new FileInputStream(caCertPath);
        CertificateFactory cf = CertificateFactory.getInstance("X.509");
        X509Certificate caCert = (X509Certificate) cf.generateCertificate(fis);
        KeyStore keyStore = KeyStore.getInstance(KeyStore.getDefaultType());
        keyStore.load(null, null);
        keyStore.setCertificateEntry("caCert", caCert);
        TrustManagerFactory tmf = TrustManagerFactory.getInstance(TrustManagerFactory.getDefaultAlgorithm());
        tmf.init(keyStore);
        SSLContext sslContext = SSLContext.getInstance("TLS");
        sslContext.init(null, tmf.getTrustManagers(), null);
        return sslContext;
    }

    public static SSLContext createIgnoreSSLContext() throws Exception {
        TrustManager[] trustAllCerts = new TrustManager[]{
                new X509TrustManager() {
                    public X509Certificate[] getAcceptedIssuers() {
                        return null;
                    }

                    public void checkClientTrusted(X509Certificate[] certs, String authType) {
                    }

                    public void checkServerTrusted(X509Certificate[] certs, String authType) {
                    }
                }
        };
        SSLContext sslContext = SSLContext.getInstance("TLS");
        sslContext.init(null, trustAllCerts, new java.security.SecureRandom());
        return sslContext;
    }
}
import os
import pytest
import sys
from urllib3.util import Retry, Timeout
from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.common.proxy import Proxy
from selenium.webdriver.common.proxy import ProxyType
from selenium.webdriver.remote.client_config import ClientConfig


@pytest.mark.skipif(sys.platform == "win32", reason="Gets stuck on Windows, passes locally")
@pytest.mark.sanity
def test_start_remote_with_client_config(grid_server):
    proxy = Proxy({"proxyType": ProxyType.AUTODETECT})
    retries = Retry(connect=2, read=2, redirect=2)
    timeout = Timeout(connect=300, read=3600)
    client_config = ClientConfig(remote_server_addr=grid_server,
                                 proxy=proxy,
                                 init_args_for_pool_manager={"retries": retries, "timeout": timeout},
                                 ca_certs=_get_resource_path("tls.crt"),
                                 username="admin", password="myStrongPassword")
    options = webdriver.ChromeOptions()
    driver = webdriver.Remote(command_executor=grid_server, options=options, client_config=client_config)
    driver.get("https://www.selenium.dev")
    driver.quit()


@pytest.mark.skipif(sys.platform == "win32", reason="Gets stuck on Windows, passes locally")
@pytest.mark.sanity
def test_start_remote_ignore_certs(grid_server):
    proxy = Proxy({"proxyType": ProxyType.AUTODETECT})
    client_config = ClientConfig(remote_server_addr=grid_server,
                                 proxy=proxy,
                                 timeout=3600,
                                 ignore_certificates=True,
                                 username="admin", password="myStrongPassword")
    options = webdriver.ChromeOptions()
    driver = webdriver.Remote(command_executor=grid_server, options=options, client_config=client_config)
    driver.get("https://www.selenium.dev")
    driver.quit()


def _get_resource_path(file_name: str):
    if os.path.abspath("").endswith("tests"):
        path = os.path.abspath(f"resources/{file_name}")
    else:
        path = os.path.abspath(f"tests/resources/{file_name}")
    return path
    client = Selenium::WebDriver::Remote::Http::Default.new(open_timeout: 30, read_timeout: 30)
    expect(client.open_timeout).to eq 30

2.2.3 - ドライバーサービスクラス

サービスクラスは、ドライバーの起動と停止を管理するためのものです。リモートWebDriverセッションでは使用できません。

サービスクラスを使用すると、ドライバーに関する情報(場所や使用するポートなど)を指定できます。また、コマンドラインに渡される引数を指定することもできます。便利な引数のほとんどは、ログに関連しています。

デフォルトサービスインスタンス

デフォルトサービスインスタンスを使用してドライバーを起動するには:

import org.openqa.selenium.remote.service.DriverService;

Selenium v4.11

from selenium.webdriver.chrome.service import Service as ChromeService
        [TestMethod]
        public void BasicService()

ドライバーの場所

注意: Selenium 4.6以上を使用している場合、ドライバーの場所を設定する必要はありません。Seleniumを更新できない場合や、特別な使用ケースがある場合は、ドライバーの場所を指定する方法は次のとおりです:

ドライバーのポート

ドライバーを特定のポートで実行したい場合は、次のように指定できます:

ログ記録

ログ記録機能はブラウザによって異なります。ほとんどのブラウザでは、ログの場所とレベルを指定できます。各ブラウザのページを確認してください:

2.2.4 - リモートWebDriver

Seleniumは、リモートコンピュータ上でブラウザを自動化することができます。これには、リモートコンピュータ上で Selenium Grid が実行されている必要があります。コードを実行するコンピュータはクライアントコンピュータと呼ばれ、ブラウザとドライバーがあるコンピュータはリモートコンピュータまたは時々エンドノードと呼ばれます。Seleniumテストをリモートコンピュータに向けるには、Remote WebDriverクラスを使用し、そのマシンのグリッドのポートを含むURLを渡す必要があります。グリッドの設定方法については、グリッドのドキュメントを参照してください。

基本的な例

ドライバーは、コマンドを送信する場所と、リモートコンピュータ上で開始するブラウザを知る必要があります。そのため、アドレスとオプションインスタンスの両方が必要です。

    driver = new RemoteWebDriver(gridUrl, options);
  }
    assert "localhost" in driver.command_executor._url
    driver.quit()
            driver = new RemoteWebDriver(GridUrl, options);
    options = Selenium::WebDriver::Options.chrome
    driver = Selenium::WebDriver.for :remote, url: grid_url, options: options

アップロード

ファイルのアップロード は、リモートWebDriverセッションではより複雑です。アップロードしたいファイルはコードを実行しているコンピュータ上にあることが多いですが、リモートコンピュータ上のドライバーはそのローカルファイルシステム上で指定されたパスを探しています。この解決策として、ローカルファイルディテクターを使用します。これを設定すると、Seleniumはファイルをパッケージ化し、リモートマシンに送信するため、ドライバーはその参照を認識できるようになります。一部のバインディングでは、デフォルトで基本的なローカルファイルディテクターが含まれており、すべてのバインディングでカスタムファイルディテクターを設定できます。

Javaにはデフォルトでローカルファイルディテクターが含まれていないため、アップロードを行う際には必ず追加する必要があります。
    WebElement fileInput = driver.findElement(By.cssSelector("input[type=file]"));
    fileInput.sendKeys(uploadFile.getAbsolutePath());
    driver.findElement(By.id("file-submit")).click();

Pythonでは、リモートWebDriverインスタンスにデフォルトでローカルファイルディテクターが追加されますが、独自のクラスを作成することも可能です。


    file_name_element = driver.find_element(By.ID, "uploaded-files")
    file_name = file_name_element.text
.NETでは、リモートWebDriverインスタンスにデフォルトでローカルファイルディテクターが追加されますが、独自のクラスを作成することも可能です。
            IWebElement fileInput = driver.FindElement(By.CssSelector("input[type=file]"));
            fileInput.SendKeys(uploadFile);
            driver.FindElement(By.Id("file-submit")).Click();
Rubyでは、リモートWebDriverインスタンスにデフォルトでローカルファイルディテクターが追加されますが、独自のラムダを作成することも可能です。
    driver.file_detector = ->((filename, *)) { filename.include?('selenium') && filename }
    file_input = driver.find_element(css: 'input[type=file]')
    file_input.send_keys(upload_file)
    driver.find_element(id: 'file-submit').click

ダウンロード

Chrome、Edge、およびFirefoxでは、それぞれダウンロードディレクトリの場所を設定できます。 ただし、リモートコンピュータでこれを行う場合、その場所はリモートコンピュータのローカルファイルシステム上にあります。Seleniumを使用すると、クライアントコンピュータにこれらのファイルをダウンロードできるように設定することが可能です。

グリッドでのダウンロードを有効化

クライアントに関係なく、ノードまたはスタンドアロンモードでグリッドを起動する際には、次のフラグを追加する必要があります:

--enable-managed-downloads true

クライアントでのダウンロードを有効化

グリッドは、se:downloadsEnabled 機能を使用して、ブラウザの場所を管理する責任を持つかどうかを切り替えます。各バインディングには、これを設定するためのオプションクラスのメソッドがあります。

    options.setEnableDownloads(true);
    driver = new RemoteWebDriver(gridUrl, options);
    driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/downloads/download.html')
    driver.find_element(By.ID, "file-1").click()
    driver.find_element(By.ID, "file-2").click()
            {
                EnableDownloads = true
            };
            driver = new RemoteWebDriver(GridUrl, options);

            driver.Url = "https://selenium.dev/selenium/web/downloads/download.html";
    options = Selenium::WebDriver::Options.chrome(enable_downloads: true)
    driver = Selenium::WebDriver.for :remote, url: grid_url, options: options

ダウンロード可能なファイルの一覧

Seleniumはファイルのダウンロードが完了するのを待たないため、リストは指定されたセッションのディレクトリに現在存在するファイル名の即時スナップショットであることに注意してください。

ファイルをダウンロード

Seleniumは、提供されたファイルの名前をリストの中で探し、指定されたターゲットディレクトリにダウンロードします。

    ((HasDownloads) driver).deleteDownloadableFiles();
            string fileContent = File.ReadAllText(Path.Combine(targetDirectory, downloadableFile));
    driver.download_file(downloadable_file, target_directory)

ダウンロードしたファイルの削除

デフォルトでは、ダウンロードディレクトリは該当するセッションの終了時に削除されますが、セッション中にすべてのファイルを削除することもできます。

            Assert.IsTrue(((RemoteWebDriver)driver).GetDownloadableFiles().IsNullOrEmpty());
    driver.delete_downloadable_files

ブラウザ特有の機能

ブラウザ は、そのブラウザにのみ利用可能な特別な機能を実装しています。各Seleniumバインディングは、リモートセッションでそれらの機能を使用するための異なる方法を実装しています。

Javaでは、Augmenterクラスを使用する必要があります。これにより、RemoteWebDriverで使用される機能に一致するすべてのインターフェースの実装を自動的に取り込むことができます。

  @Test

興味深いことに、RemoteWebDriverBuilderを使用すると、ドライバーが自動的に拡張されるため、デフォルトで全ての機能を取得するのに最適な方法です。

            .build();

    Assertions.assertTrue(driver instanceof HasCasting);
  }
}
.NETでは、リモートドライバーで指定されたブラウザに対して有効なコマンドを実行するために、カスタムコマンドエグゼキュータを使用します。

            var screenshotResponse = customCommandDriver
                .ExecuteCustomDriverCommand(FirefoxDriver.GetFullPageScreenshotCommand, null);

            Screenshot image = new Screenshot((string)screenshotResponse);
Rubyでは、ミキシンを使用してリモートWebDriverセッションに適用可能なブラウザ特有のメソッドを追加します。これらのメソッドは常にそのまま機能するはずです。

クライアントのリクエストをトレースする

この機能は、Java クライアント バインディング (ベータ版以降) でのみ利用できます。 Remote WebDriver クライアントは Selenium Grid サーバーにリクエストを送信し、 Selenium Grid サーバーはリクエストを WebDriver に渡します。 HTTP リクエストをエンド ツー エンドでトレースするには、サーバー側とクライアント側でトレースを有効にする必要があります。 両端には、視覚化フレームワークを指すトレース エクスポーターのセットアップが必要です。 デフォルトでは、トレースはクライアントとサーバーの両方で有効になっています。 視覚化フレームワークの Jaeger UI と Selenium Grid 4 を設定するには、目的のバージョンの トレースのセットアップ を参照してください。

クライアント側のセットアップについては、以下の手順に従ってください。

必要な依存関係を追加する

トレーシング エクスポーターの外部ライブラリのインストールは、Maven を使って実行できます。 プロジェクト pom.xml に opentelemetry-exporter-jaeger および grpc-netty の依存関係を追加します。

  <dependency>
      <groupId>io.opentelemetry</groupId>
      <artifactId>opentelemetry-exporter-jaeger</artifactId>
      <version>1.0.0</version>
    </dependency>
    <dependency>
      <groupId>io.grpc</groupId>
      <artifactId>grpc-netty</artifactId>
      <version>1.35.0</version>
    </dependency>

クライアントの実行中に必要なシステムプロパティを追加/渡す

System.setProperty("otel.traces.exporter", "jaeger");
System.setProperty("otel.exporter.jaeger.endpoint", "http://localhost:14250");
System.setProperty("otel.resource.attributes", "service.name=selenium-java-client");

ImmutableCapabilities capabilities = new ImmutableCapabilities("browserName", "chrome");

WebDriver driver = new RemoteWebDriver(new URL("http://www.example.com"), capabilities);

driver.get("http://www.google.com");

driver.quit();

  

ご希望のSeleniumのバージョンに必要な外部依存関係のバージョンの詳細については、 トレースのセットアップ を参照してください。

詳細については、下記URLを参照してください。

2.3 - 対応ブラウザ

各ブラウザにはカスタム機能とユニークな特徴があります。

2.3.1 - Chrome固有の機能

これらは、Google Chromeブラウザに特有の機能と機能です。

これらは、Google Chromeブラウザに特有の機能と機能です。 デフォルトでは、Selenium 4はChrome v75以上と互換性があります。Chromeブラウザのバージョンとchromedriverのバージョンは、メジャーバージョンが一致する必要があることに注意してください。

Options

すべてのブラウザに共通する機能は オプション ページに記載されています。

ChromeおよびChromiumに特有の機能は、Googleの Capabilities & ChromeOptionsのページにドキュメントされています。

基本的に定義されたオプションでChromeセッションを開始する場合は、次のようになります:


      driver = new ChromeDriver(options);
    @driver = Selenium::WebDriver.for :chrome, options: options
  end
      const Options = new Chrome.Options();
      let driver = await env
        .builder()
        .setChromeOptions(Options)
        .build();

引数

args パラメータは、ブラウザを起動する際に使用するコマンドラインスイッチのリストです。これらの引数を調査するための優れたリソースが2つあります:

一般的に使用されるargsには以下が含まれます:--start-maximized, --headless=new and --user-data-dir=...

オプションに引数を追加:

    @driver.get('https://www.google.com')
      let driver = await env
        .builder()
        .setChromeOptions(options.addArguments('--headless=new'))
        .build();

指定したロケーションでブラウザを起動する

binaryパラメーターは、使用するブラウザの別のロケーションのパスを取ります。 このパラメーターを使用すると、chromedriver を使用して、さまざまな Chromium ベースのブラウザを駆動できます。

オプションにブラウザのロケーションを追加します。

def exclude_switches():
      let driver = await env
        .builder()
        .setChromeOptions(options.setChromeBinaryPath(`Path to chrome binary`))
        .build();

拡張機能を追加する

extensions パラメーターはcrxファイルを受け入れます

The extensions パラメータはcrxファイルを受け入れます。解凍されたディレクトリについては、代わりに load-extension 引数を使用してください。この投稿で述べたように。

オプションに拡張機能を追加します。

ブラウザを開いたままにする

detach パラメータをtrueに設定すると、ドライバープロセスが終了した後もブラウザを開いたままにできます。

注意: これはすでにJavaのデフォルトの動作です。

注意: これはすでに.NETのデフォルトの動作です。

      let driver = await env
        .builder()
        .setChromeOptions(options.detachDriver(true))
        .build();

引数を除外する

Chrome はさまざまな引数を追加します。 これらの引数を追加したくない場合は、それらを excludeSwitches に渡します。 一般的な例は、ポップアップブロッカーをオンに設定することです。

デフォルトの引数の完全なリストは、 Chromium Source Codeから解析できます。

オプションに除外された引数を設定します。

            driver = new ChromeDriver(service);
      let driver = await env
        .builder()
        .setChromeOptions(options.excludeSwitches('enable-automation'))
        .build();

サービス

デフォルトのServiceオブジェクトを作成するための例や、ドライバーの場所とポートを設定する方法は、Driver Serviceページにあります。

ログ出力

ドライバーログを取得することは、問題のデバッグに役立ちます。Serviceクラスを使用すると、ログの出力先を指定できます。ユーザーがどこかにログを指示しない限り、ログ出力は無視されます。

ファイル出力

ログ出力を特定のファイルに保存するように変更するには:

        ChromeDriverService service = new ChromeDriverService.Builder()
            .withAppendLog(true)

注意: Javaでは、システムプロパティによってファイル出力を設定することもできます:
プロパティキー: ChromeDriverService.CHROME_DRIVER_LOG_PROPERTY
プロパティ値: ログファイルへのパスを表す文字列

Selenium v4.11

    driver = webdriver.Chrome(service=service)

Selenium v4.10

      expect(File.readlines(file_name).grep(/\[DEBUG\]:/).any?).to eq true

コンソール出力

ログ出力をコンソールにSTDOUTとして表示するように変更するには:

Selenium v4.10

        System.setProperty(ChromeDriverService.CHROME_DRIVER_LOG_PROPERTY,
                getLogLocation().getAbsolutePath());

注意: Javaでは、システムプロパティによってコンソール出力を設定することもできます。
プロパティキー: ChromeDriverService.CHROME_DRIVER_LOG_PROPERTY
プロパティ値: DriverService.LOG_STDOUT または DriverService.LOG_STDERR

Selenium v4.11

    driver = webdriver.Chrome(service=service)

$stdout$stderr はどちらも有効な値です。

Selenium v4.10

ログレベル

利用可能なログレベルは6つあります:ALL, DEBUG, INFO, WARNING, SEVERE, そして OFF--verbose--log-level=ALL と同等であり、--silent--log-level=OFFと同等であることに注意してください。このため、この例ではログレベルを一般的に設定しています:

Selenium v4.8


    private File getLogLocation() throws IOException {

注意: Javaでは、システムプロパティによってログレベルを設定することもできます:
プロパティキー: ChromeDriverService.CHROME_DRIVER_LOG_LEVEL_PROPERTY
プロパティ値: ChromiumDriverLogLevel 列挙型の文字列表現

Selenium v4.11

    driver = webdriver.Chrome(service=service)

Selenium v4.10

      @driver = Selenium::WebDriver.for :chrome, service: service

ログファイル機能

ファイルにログを記録する際にのみ利用できる2つの機能があります:

  • ログの追加
  • 読みやすいタイムスタンプ

これらを使用するには、ログパスとログレベルも明示的に指定する必要があります。ログ出力はプロセスではなくドライバーによって管理されるため、若干の違いが見られる場合があります。

Selenium v4.8

注意: Javaでは、これらの機能をシステムプロパティによって切り替えることもできます:
プロパティキー: ChromeDriverService.CHROME_DRIVER_APPEND_LOG_PROPERTY およびChromeDriverService.CHROME_DRIVER_READABLE_TIMESTAMP
プロパティ値: "true" または "false"

ビルドチェックの無効化

ChromedriverとChromeブラウザのバージョンは一致する必要があり、一致しない場合、ドライバーはエラーを返します。ビルドチェックを無効にすると、任意のバージョンのChromeでドライバーを強制的に使用できます。ただし、これはサポートされていない機能であり、バグは調査されません。

Selenium v4.8

注意: Javaでは、システムプロパティによってビルドチェックを無効にすることもできます:
プロパティキー: ChromeDriverService.CHROME_DRIVER_DISABLE_BUILD_CHECK
プロパティ値: "true" または "false"

特別な機能

一部のブラウザは、それぞれに特有の追加機能を実装しています。

キャスティング

Chrome Castデバイスを操作することができ、タブの共有も含まれます。

ネットワークの状態

さまざまなネットワークの状態をシミュレートできます。

以下の例はローカルWebDriver用です。リモートWebDriverについては、リモートWebDriverページを参照してください。

ログ

パーミッション

デベロッパー ツール

Chromeデベロッパーツールの使用に関する詳細については、[Chromeデベロッパー ツール] セクションを参照してください。

2.3.2 - Edge固有の機能

これらは、Microsoft Edgeブラウザに固有のCapabilityです。

Microsoft EdgeはChromiumで実装されており、サポートされている最も古いバージョンはv79です。 Chromeと同様に、edgedriverのメジャー バージョン番号は、Edgeブラウザのメジャーバージョンと一致する必要があります。

Chromeページ にあるすべての機能とオプションは、Edgeでも機能します。

オプション

すべてのブラウザに共通する機能はオプション ページに記載されています。

Chromiumに特有の機能は、GoogleのCapabilities & ChromeOptionsページに文書化されています。

基本的な定義済みオプションを使用して Edgeセッションを開始すると、次のようになります。

    @driver = Selenium::WebDriver.for :edge, options: options
  end
      let options = new edge.Options();
      driver = await env.builder()
        .setEdgeOptions(options)
        .setEdgeService(new edge.ServiceBuilder(edgedriver.binPath()))
        .build();

引数

args パラメータは、ブラウザを起動する際に使用されるコマンドラインスイッチのリストです。これらの引数を調査するための優れたリソースが2つあります:

一般的に使用される引数には、--start-maximized および --headless=new が含まれます。 and --user-data-dir=...

オプションに引数を追加します。

指定された場所でブラウザを起動する

binary パラメータは、使用するブラウザの代替位置のパスを指定します。このパラメータを使用すると、chromedriverを利用してさまざまなChromiumベースのブラウザを操作できます。

オプションにブラウザの場所を追加する:

拡張機能を追加する

extensions パラメータは、crxファイルを受け入れます。展開されたディレクトリについては、load-extension 引数を使用してください。このことはこの投稿で言及されています。

オプションに拡張機能を追加する:

ブラウザを開いたままにする

detach パラメータをtrue に設定すると、プロセスが終了した後でもブラウザが開いたままになります。ただし、quit コマンドがドライバーに送信されない限り、ブラウザは開いたままになります。

注意: これはすでにJavaのデフォルトの動作です。

注意: これはすでに.NETのデフォルトの動作です。

引数を除外する

MSEdgedriverには、ブラウザを起動するために使用されるいくつかのデフォルト引数があります。それらの引数を追加したくない場合は、excludeSwitchesに渡してください。一般的な例は、ポップアップブロッカーを再度オンにすることです。デフォルト引数の完全なリストはChromium Source Codeから解析できます。

オプションに除外された引数を設定する:

サービス

デフォルトのサービスオブジェクトを作成するための例や、ドライバの場所とポートを設定する例は、Driver Service ページにあります。

ログ出力

ドライバのログを取得することは、問題をデバッグするのに役立ちます。サービスクラスを使用すると、ログの出力先を指定できます。ユーザーがどこかにログを指示しない限り、ログ出力は無視されます。

ファイル出力

特定のファイルに保存するようにログ出力を変更するには、以下のようにします:

Selenium v4.10

            .withAppendLog(true)

注意: Javaでもシステムプロパティを使用してファイル出力を設定できます:
プロパティキー: EdgeDriverService.EDGE_DRIVER_LOG_PROPERTY
プロパティ値: ログファイルのパスを表す文字列

    driver = webdriver.Edge(service=service)

Selenium v4.10

      expect(File.readlines(file_name).grep(/\[DEBUG\]:/).any?).to eq true

コンソール出力

ログ出力をコンソールにSTDOUTとして表示するには:

Selenium v4.10

        System.setProperty(EdgeDriverService.EDGE_DRIVER_LOG_PROPERTY,

: Javaでは、システムプロパティを使用してコンソール出力を設定することもできます。
プロパティキー: EdgeDriverService.EDGE_DRIVER_LOG_PROPERTY
プロパティ値:DriverService.LOG_STDOUT または DriverService.LOG_STDERR

Selenium v4.11

    driver = webdriver.Edge(service=service)

$stdout$stderrはどちらも有効な値です。

Selenium v4.10

ログレベル

利用可能なログレベルは6つあります:ALL, DEBUG, INFO, WARNING, SEVEREおよび OFF--verbose--log-level=ALL と同等であり、--silent--log-level=OFFと同等です。したがって、この例ではログレベルを一般的に設定しています:

Selenium v4.8

        Assertions.assertTrue(fileContent.contains(expected));
    }

注意: Javaでは、システムプロパティを使用してログレベルを設定することもできます:
プロパティキー: EdgeDriverService.EDGE_DRIVER_LOG_LEVEL_PROPERTY
プロパティ値:ChromiumDriverLogLevel 列挙型の文字列表現

    driver = webdriver.Edge(service=service)

Selenium v4.10

      @driver = Selenium::WebDriver.for :edge, service: service

ログファイルの機能

ファイルにログを記録する際にのみ利用可能な2つの機能があります:

  • ログの追加
  • 読みやすいタイムスタンプ

これらを使用するには、ログパスとログレベルも明示的に指定する必要があります。ログ出力はプロセスではなくドライバによって管理されるため、若干の違いが見られることがあります。

Selenium v4.8

注意: Javaでは、これらの機能をSystem Propertyによって切り替えることもできます:
プロパティキー:EdgeDriverService.EDGE_DRIVER_APPEND_LOG_PROPERTY および EdgeDriverService.EDGE_DRIVER_READABLE_TIMESTAMP
プロパティ値: "true" または "false"

ビルドチェックの無効化

Edge ブラウザとmsedgedriverのバージョンは一致する必要があり、一致しない場合はドライバにエラーが表示されます。ビルドチェックを無効にすると、任意のバージョンのEdgeでドライバを強制的に使用できます。 この機能はサポートされていないことに注意してください。バグは調査されません。

Selenium v4.8

: Javaでは、システムプロパティを使用してビルドチェックを無効にすることもできます:
プロパティキー:EdgeDriverService.EDGE_DRIVER_DISABLE_BUILD_CHECK
プロパティ値: "true" または "false"

Internet Explorer Compatibility モード

Microsoft Edge は、Internet Explorer ドライバークラスを Microsoft Edgeと組み合わせて使用する “Internet Explorer 互換モード"で動かすことができます。 詳細については、Internet Explorerページを参照してください。

特別な機能

一部のブラウザは、それぞれ特有の追加機能を実装しています。

キャスティング

Edge を使用して Chrome Cast デバイスを操作し、タブを共有することができます。

ネットワーク条件

さまざまなネットワーク条件をシミュレートすることができます。

ログ

権限

DevTools

EdgeでDevToolsを使用する際の詳細については、[Chrome DevTools]セクションを参照してください。

2.3.3 - Firefox特有の機能

これらは、Mozilla Firefoxブラウザに特有の機能と機能です。

Selenium 4 には Firefox 78 以降が必要です。 常に最新バージョンの geckodriver を使用することをお勧めします。

オプション

全ブラウザに共通のCapabilityについては、オプションページで説明しています。

Firefox に固有のCapabilityは、Mozilla のページの firefoxOptions にあります。

基本的な定義済みのオプションを使用して Firefox セッションを開始すると、以下のようになります。

        Assertions.assertEquals("Content injected by webextensions-selenium-example", injected.getText());
    }
    driver = webdriver.Firefox(options=options)
            driver.InstallAddOnFromFile(Path.GetFullPath(extensionFilePath));
    @driver = Selenium::WebDriver.for :firefox, options: options
  end
      let options = new firefox.Options();
      driver = await env.builder()
        .setFirefoxOptions(options)
        .build();

さまざまなCapabilityを備えた一般的な使用例をいくつか示します。

引数

args パラメータは、ブラウザの起動時に使用するコマンドラインスイッチのリストです。 一般的に使用される引数には、 -headless"-profile""/path/to/profile" が含まれます。

オプションに引数を追加します。

        driver.uninstallExtension(id);
         public void UnInstallAddon()
    driver.get 'https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html'
    let driver = await env.builder()

指定したロケーションでブラウザを起動する

binary パラメーターは、使用するブラウザーの別のロケーションのパスを取ります。 たとえば、このパラメーターを使用すると、geckodriver を使用して、製品版とFirefox Nightlyの両方がコンピューターに存在する場合、 製品版の代わりに Firefox Nightly を駆動できます 。

オプションにブラウザーのロケーションを追加します。

        driver.installExtension(path, true);
            Assert.AreEqual(driver.FindElements(By.Id("webextensions-selenium-example")).Count, 0);
    driver.uninstall_addon(extension_id)

プロファイル

Firefoxプロファイルを操作するにはいくつかの方法があります。

var options = new FirefoxOptions();
var profile = new FirefoxProfile();
options.Profile = profile;
var driver = new RemoteWebDriver(options);
  
const { Builder } = require("selenium-webdriver");
const firefox = require('selenium-webdriver/firefox');

const options = new firefox.Options();
let profile = '/path to custom profile';
options.setProfile(profile);
const driver = new Builder()
    .forBrowser('firefox')
    .setFirefoxOptions(options)
    .build();
  
val options = FirefoxOptions()
options.profile = FirefoxProfile()
driver = RemoteWebDriver(options)
  

サービス

すべてのブラウザに共通するサービス設定は、Service pageに記載されています。

ログ出力

ドライバーログを取得することは、さまざまな問題のデバッグに役立ちます。サービスクラスを使用すると、ログの保存先を指定できます。ログ出力は、ユーザーがどこかに指定しない限り無視されます。

ファイル出力

特定のファイルにログ出力を保存するには:

        System.setOut(new PrintStream(getLogLocation()));

: Java では、システムプロパティによってファイル出力を設定することもできます。
プロパティキー:GeckoDriverService.GECKO_DRIVER_LOG_PROPERTY
プロパティ値: ログファイルへのパスを表す文字列

Selenium v4.10

        @driver = Selenium::WebDriver.for :firefox, service: service

コンソール出力

ログ出力をコンソールに表示するには、以下のようにします:

Selenium v4.10

        System.setProperty(GeckoDriverService.GECKO_DRIVER_LOG_PROPERTY,
                getLogLocation().getAbsolutePath());

注意: Javaは、システムプロパティを使用してコンソール出力を設定することもできます;
プロパティキー: GeckoDriverService.GECKO_DRIVER_LOG_PROPERTY
プロパティ値: DriverService.LOG_STDOUT または DriverService.LOG_STDERR

Selenium v4.10

      @driver = Selenium::WebDriver.for :firefox, service: service

ログレベル

利用可能なログレベルは7つあります: fatal, error, warn, info, config, debug, trace。 ロギングが指定されている場合、デフォルトのレベルは infoになります。

-v iは -log debug と同等であり、-vvlog traceと同等です。 したがって、この例は一般的にログレベルを設定するためのものです:

Selenium v4.10

    public void stopsTruncatingLogs() throws IOException {
        System.setProperty(GeckoDriverService.GECKO_DRIVER_LOG_PROPERTY,

注意: Javaは、システムプロパティによってログレベルの設定も可能です:
プロパティキー: GeckoDriverService.GECKO_DRIVER_LOG_LEVEL_PROPERTY
プロパティ値:FirefoxDriverLogLevel列挙型の文字列表現

トランケートログ

ドライバーは、大きなバイナリの文字列表現を含む、送信されたすべてのものをログに記録します。そのため、Firefoxではデフォルトで行が切り捨てられます。切り捨てを無効にするには:

Selenium v4.10

    @Test
    public void setProfileLocation() throws IOException {

注意: Javaでは、システムプロパティによってログレベルを設定することもできます。
プロパティキー: GeckoDriverService.GECKO_DRIVER_LOG_NO_TRUNCATE
プロパティ値: "true" または "false"

プロファイルルート

プロファイルのデフォルトディレクトリは、システムの一時ディレクトリです。そのディレクトリにアクセスできない場合や、特定の場所にプロファイルを作成したい場合は、プロファイルルートディレクトリを変更できます:

Selenium v4.10

    @Test
    public void installAddon() {

注意: Javaでは、システムプロパティを使用してログレベルを設定することもできます:
プロパティキー: GeckoDriverService.GECKO_DRIVER_PROFILE_ROOT
プロパティ値: プロファイルルートディレクトリへのパスを表す文字列

特別な機能

アドオン

Chromeとは異なり、Firefoxの拡張機能はCapabilityの一部として追加されるのではなく、ドライバーの起動後に作成されます。

Chromeとは異なり、Firefoxの拡張機能はこの問題に記載されているように、機能の一部として追加されるのではなく、ドライバーの起動後に作成されます。

T以下の例はローカルWebDriver用です。リモートWebDriverについては、Remote WebDriverページを参照してください。

インストール

Mozilla Add-Onsページ から取得する署名付きxpiファイル

アンインストール

アドオンをアンインストールするには、そのIDを知る必要があります。 IDはアドオンインストール時の戻り値から取得できます。

署名なしのインストール

未完成または未公開の拡張機能を使用する場合、署名されていない可能性があります。 そのため、“一時的なもの” としてのみインストールできます。 これは、zipファイルまたはディレクトリを渡すことで実行できます。ディレクトリの例を次に示します。

ページ全体のスクリーンショット

以下の例はローカルWebDriver用です。リモートWebDriverについては、Remote WebDriverページを参照してください。

コンテキスト

以下の例はローカルWebDriver用です。リモートWebDriverについては、Remote WebDriverページを参照してください。

2.3.4 - IE特有の機能

これらは、Microsoft Internet Explorerブラウザに特有の機能と機能です。

As of June 2022, Selenium officially no longer supports standalone Internet Explorer. The Internet Explorer driver still supports running Microsoft Edge in “IE Compatibility Mode.”

Special considerations

The IE Driver is the only driver maintained by the Selenium Project directly. While binaries for both the 32-bit and 64-bit versions of Internet Explorer are available, there are some known limitations with the 64-bit driver. As such it is recommended to use the 32-bit driver.

Additional information about using Internet Explorer can be found on the IE Driver Server page

Options

Starting a Microsoft Edge browser in Internet Explorer Compatibility mode with basic defined options looks like this:

As of Internet Explorer Driver v4.5.0:

  • If IE is not present on the system (default in Windows 11), you do not need to use the two parameters above. IE Driver will use Edge and will automatically locate it.
  • If IE and Edge are both present on the system, you only need to set attaching to Edge, IE Driver will automatically locate Edge on your system.

So, if IE is not on the system, you only need:

let driver = await new Builder()
.forBrowser('internet explorer')
.setIEOptions(options)
.build();
<p><a href=/documentation/about/contributing/#moving-examples>
<span class="selenium-badge-code" data-bs-toggle="tooltip" data-bs-placement="right"
      title="One or more of these examples need to be implemented in the examples directory; click for details in the contribution guide">Move Code</span></a></p>


val options = InternetExplorerOptions()
val driver = InternetExplorerDriver(options)

Here are a few common use cases with different capabilities:

fileUploadDialogTimeout

環境によっては、ファイルアップロードダイアログを開くときにInternet Explorerがタイムアウトする場合があります。 IEDriverのデフォルトのタイムアウトは1000ミリ秒ですが、fileUploadDialogTimeout capabilityを使用してタイムアウトを増やすことができます。

InternetExplorerOptions options = new InternetExplorerOptions();
options.waitForUploadDialogUpTo(Duration.ofSeconds(2));
WebDriver driver = new RemoteWebDriver(options);
  
var options = new InternetExplorerOptions();
options.FileUploadDialogTimeout = TimeSpan.FromMilliseconds(2000);
var driver = new RemoteWebDriver(options);
  
const ie = require('selenium-webdriver/ie');
let options = new ie.Options().fileUploadDialogTimeout(2000);
let driver = await Builder()
          .setIeOptions(options)
          .build(); 
  
val options = InternetExplorerOptions()
options.waitForUploadDialogUpTo(Duration.ofSeconds(2))
val driver = RemoteWebDriver(options)
  

ensureCleanSession

この機能を true に設定すると、手動またはドライバーによって開始されたものを含め、 InternetExplorerの実行中のすべてのインスタンスのキャッシュ、ブラウザー履歴、およびCookieがクリアされます。 デフォルトでは、false に設定されています。

この機能を使用すると、ドライバーがIEブラウザーを起動する前にキャッシュがクリアされるまで待機するため、 ブラウザーの起動中にパフォーマンスが低下します。

このケイパビリティは、ブール値をパラメーターとして受け入れます。

InternetExplorerOptions options = new InternetExplorerOptions();
options.destructivelyEnsureCleanSession();
WebDriver driver = new RemoteWebDriver(options);
  
var options = new InternetExplorerOptions();
options.EnsureCleanSession = true;
var driver = new RemoteWebDriver(options);
  
const ie = require('selenium-webdriver/ie');
let options = new ie.Options().ensureCleanSession(true);
let driver = await Builder()
          .setIeOptions(options)
          .build(); 
  
val options = InternetExplorerOptions()
options.destructivelyEnsureCleanSession()
val driver = RemoteWebDriver(options)
  

ignoreZoomSetting

InternetExplorerドライバーは、ブラウザーのズームレベルが100%であることを想定しています。 それ以外の場合、ドライバーは例外をスローします。 このデフォルトの動作は、 ignoreZoomSettingtrue に設定することで無効にできます。

このケイパビリティは、ブール値をパラメーターとして受け入れます。

InternetExplorerOptions options = new InternetExplorerOptions();
options.ignoreZoomSettings();
WebDriver driver = new RemoteWebDriver(options);
  
var options = new InternetExplorerOptions();
options.IgnoreZoomLevel = true;
var driver = new RemoteWebDriver(options);
  
const ie = require('selenium-webdriver/ie');
let options = new ie.Options().ignoreZoomSetting(true);
let driver = await Builder()
          .setIeOptions(options)
          .build(); 
  
val options = InternetExplorerOptions()
options.ignoreZoomSettings()
val driver = RemoteWebDriver(options)
  

ignoreProtectedModeSettings

新しいIEセッションの起動中に 保護モード チェックをスキップするかどうか。

設定されておらず、 保護モード 設定がすべてのゾーンで同じでない場合、 ドライバーによって例外がスローされます。

ケイパビリティを true に設定すると、テストが不安定になったり、応答しなくなったり、 ブラウザがハングしたりする場合があります。 ただし、これはまだ2番目に良い選択であり、最初の選択は 常に 各ゾーンの保護モード設定を手動で実際に設定することです。 ユーザーがこのプロパティを使用している場合、「ベストエフォート」のみがサポートされます。

このケイパビリティは、ブール値をパラメーターとして受け入れます。

InternetExplorerOptions options = new InternetExplorerOptions();
options.introduceFlakinessByIgnoringSecurityDomains();
WebDriver driver = new RemoteWebDriver(options);
  
var options = new InternetExplorerOptions();
options.IntroduceInstabilityByIgnoringProtectedModeSettings = true;
var driver = new RemoteWebDriver(options);
  
const ie = require('selenium-webdriver/ie');
let options = new ie.Options().introduceFlakinessByIgnoringProtectedModeSettings(true);
let driver = await Builder()
          .setIeOptions(options)
          .build(); 
  
val options = InternetExplorerOptions()
options.introduceFlakinessByIgnoringSecurityDomains()
val driver = RemoteWebDriver(options)
  

silent

true に設定すると、このケイパビリティはIEDriverServerの診断出力を抑制します。

このケイパビリティは、ブール値をパラメーターとして受け入れます。

InternetExplorerOptions options = new InternetExplorerOptions();
options.setCapability("silent", true);
WebDriver driver = new InternetExplorerDriver(options);
  
InternetExplorerOptions options = new InternetExplorerOptions();
options.AddAdditionalInternetExplorerOption("silent", true);
IWebDriver driver = new InternetExplorerDriver(options);
  
const {Builder,By, Capabilities} = require('selenium-webdriver');
let caps = Capabilities.ie();
caps.set('silent', true);

(async function example() {
    let driver = await new Builder()
        .forBrowser('internet explorer')
        .withCapabilities(caps)
        .build();
    try {
        await driver.get('http://www.google.com/ncr');
    }
    finally {
        await driver.quit();
    }
})();
  
import org.openqa.selenium.Capabilities
import org.openqa.selenium.ie.InternetExplorerDriver
import org.openqa.selenium.ie.InternetExplorerOptions

fun main() {
    val options = InternetExplorerOptions()
    options.setCapability("silent", true)
    val driver = InternetExplorerDriver(options)
    try {
        driver.get("https://google.com/ncr")
        val caps = driver.getCapabilities()
        println(caps)
    } finally {
        driver.quit()
    }
}
  

IE Command-Line Options

Internet Explorerには、ブラウザーのトラブルシューティングと構成を可能にするいくつかのコマンドラインオプションが含まれています。

次に、サポートされているいくつかのコマンドラインオプションについて説明します。

  • -private : IEをプライベートブラウジングモードで起動するために使用されます。 これはIE 8以降のバージョンで機能します。

  • -k : Internet Explorerをキオスクモードで起動します。 ブラウザは、アドレスバー、ナビゲーションボタン、またはステータスバーを表示しない最大化されたウィンドウで開きます。

  • -extoff : アドオンなしモードでIEを起動します。 このオプションは、ブラウザーのアドオンに関する問題のトラブルシューティングに特に使用されます。 IE 7以降のバージョンで動作します。

注:コマンドライン引数が機能するためには、 forceCreateProcessApi を順番に有効にする必要があります。

import org.openqa.selenium.Capabilities;
import org.openqa.selenium.ie.InternetExplorerDriver;
import org.openqa.selenium.ie.InternetExplorerOptions;

public class ieTest {
    public static void main(String[] args) {
        InternetExplorerOptions options = new InternetExplorerOptions();
        options.useCreateProcessApiToLaunchIe();
        options.addCommandSwitches("-k");
        InternetExplorerDriver driver = new InternetExplorerDriver(options);
        try {
            driver.get("https://google.com/ncr");
            Capabilities caps = driver.getCapabilities();
            System.out.println(caps);
        } finally {
            driver.quit();
        }
    }
}
  
using System;
using OpenQA.Selenium;
using OpenQA.Selenium.IE;

namespace ieTest {
 class Program {
  static void Main(string[] args) {
   InternetExplorerOptions options = new InternetExplorerOptions();
   options.ForceCreateProcessApi = true;
   options.BrowserCommandLineArguments = "-k";
   IWebDriver driver = new InternetExplorerDriver(options);
   driver.Url = "https://google.com/ncr";
  }
 }
}
  
const ie = require('selenium-webdriver/ie');
let options = new ie.Options();
options.addBrowserCommandSwitches('-k');
options.addBrowserCommandSwitches('-private');
options.forceCreateProcessApi(true);

driver = await env.builder()
          .setIeOptions(options)
          .build();
  
import org.openqa.selenium.Capabilities
import org.openqa.selenium.ie.InternetExplorerDriver
import org.openqa.selenium.ie.InternetExplorerOptions

fun main() {
    val options = InternetExplorerOptions()
    options.useCreateProcessApiToLaunchIe()
    options.addCommandSwitches("-k")
    val driver = InternetExplorerDriver(options)
    try {
        driver.get("https://google.com/ncr")
        val caps = driver.getCapabilities()
        println(caps);
    } finally {
        driver.quit()
    }
}
  

forceCreateProcessApi

CreateProcess APIを使用してInternet Explorerを強制的に起動します。 デフォルト値はfalseです。

IE 8以降の場合、このオプションでは “TabProcGrowth” レジストリの値を0に設定する必要があります。

import org.openqa.selenium.Capabilities;
import org.openqa.selenium.ie.InternetExplorerDriver;
import org.openqa.selenium.ie.InternetExplorerOptions;

public class ieTest {
    public static void main(String[] args) {
        InternetExplorerOptions options = new InternetExplorerOptions();
        options.useCreateProcessApiToLaunchIe();
        InternetExplorerDriver driver = new InternetExplorerDriver(options);
        try {
            driver.get("https://google.com/ncr");
            Capabilities caps = driver.getCapabilities();
            System.out.println(caps);
        } finally {
            driver.quit();
        }
    }
}
  
using System;
using OpenQA.Selenium;
using OpenQA.Selenium.IE;

namespace ieTest {
 class Program {
  static void Main(string[] args) {
   InternetExplorerOptions options = new InternetExplorerOptions();
   options.ForceCreateProcessApi = true;
   IWebDriver driver = new InternetExplorerDriver(options);
   driver.Url = "https://google.com/ncr";
  }
 }
}
  
const ie = require('selenium-webdriver/ie');
let options = new ie.Options();
options.forceCreateProcessApi(true);

driver = await env.builder()
          .setIeOptions(options)
          .build();
  
import org.openqa.selenium.Capabilities
import org.openqa.selenium.ie.InternetExplorerDriver
import org.openqa.selenium.ie.InternetExplorerOptions

fun main() {
    val options = InternetExplorerOptions()
    options.useCreateProcessApiToLaunchIe()
    val driver = InternetExplorerDriver(options)
    try {
        driver.get("https://google.com/ncr")
        val caps = driver.getCapabilities()
        println(caps)
    } finally {
        driver.quit()
    }
}

  

Service

Service settings common to all browsers are described on the Service page.

Log output

Getting driver logs can be helpful for debugging various issues. The Service class lets you direct where the logs will go. Logging output is ignored unless the user directs it somewhere.

File output

To change the logging output to save to a specific file:

Selenium v4.10

                .withLogFile(getLogLocation())

Note: Java also allows setting file output by System Property:
Property key: InternetExplorerDriverService.IE_DRIVER_LOGFILE_PROPERTY
Property value: String representing path to log file

Console output

To change the logging output to display in the console as STDOUT:

Selenium v4.10

                .withLogOutput(System.out)

Note: Java also allows setting console output by System Property;
Property key: InternetExplorerDriverService.IE_DRIVER_LOGFILE_PROPERTY
Property value: DriverService.LOG_STDOUT or DriverService.LOG_STDERR

Log Level

There are 6 available log levels: FATAL, ERROR, WARN, INFO, DEBUG, and TRACE If logging output is specified, the default level is FATAL

                .withLogLevel(InternetExplorerDriverLogLevel.WARN)

Note: Java also allows setting log level by System Property:
Property key: InternetExplorerDriverService.IE_DRIVER_LOGLEVEL_PROPERTY
Property value: String representation of InternetExplorerDriverLogLevel.DEBUG.toString() enum

            service.LoggingLevel = InternetExplorerDriverLogLevel.Warn;

Supporting Files Path

                .withExtractPath(getTempDirectory())
**Note**: Java also allows setting log level by System Property:\ Property key: `InternetExplorerDriverService.IE_DRIVER_EXTRACT_PATH_PROPERTY`\ Property value: String representing path to supporting files directory
            service.LibraryExtractionPath = GetTempDirectory();

2.3.5 - Safari特有の機能

これらは、Apple Safariブラウザに特有の機能と機能です。

Unlike Chromium and Firefox drivers, the safaridriver is installed with the Operating System. To enable automation on Safari, run the following command from the terminal:

safaridriver --enable

Options

Capabilities common to all browsers are described on the Options page.

Capabilities unique to Safari can be found at Apple’s page About WebDriver for Safari

Starting a Safari session with basic defined options looks like this:

def test_basic_options():
    options = SafariOptions()
    @driver = Selenium::WebDriver.for :safari, options: options
  end
  describe('Should be able to Test Command line arguments', function () {
    (process.platform === 'darwin' ? it : it.skip)('headless', async function () {
      let driver = await env.builder()
      .setSafariOptions(options)
val options = SafariOptions()
val driver = SafariDriver(options)

Mobile

Those looking to automate Safari on iOS should look to the Appium project.

Service

Service settings common to all browsers are described on the Service page.

Logging

Unlike other browsers, Safari doesn’t let you choose where logs are output, or change levels. The one option available is to turn logs off or on. If logs are toggled on, they can be found at:~/Library/Logs/com.apple.WebDriver/.

Selenium v4.10

                .withLogging(true)

Note: Java also allows setting console output by System Property;
Property key: SafariDriverService.SAFARI_DRIVER_LOGGING
Property value: "true" or "false"

    service = webdriver.safari.service.Service(service_args=["--diagnose"])

Selenium v4.8

      service.args << '--diagnose'

Safari Technology Preview

Apple provides a development version of their browser — Safari Technology Preview To use this version in your code:

    options = webdriver.safari.options.Options()
    options.use_technology_preview = True
    service = webdriver.safari.service.Service(
        executable_path='/Applications/Safari Technology Preview.app/Contents/MacOS/safaridriver'
    )
    driver = webdriver.Safari(options=options, service=service)

2.4 - 待機

Perhaps the most common challenge for browser automation is ensuring that the web application is in a state to execute a particular Selenium command as desired. The processes often end up in a race condition where sometimes the browser gets into the right state first (things work as intended) and sometimes the Selenium code executes first (things do not work as intended). This is one of the primary causes of flaky tests.

All navigation commands wait for a specific readyState value based on the page load strategy (the default value to wait for is "complete") before the driver returns control to the code. The readyState only concerns itself with loading assets defined in the HTML, but loaded JavaScript assets often result in changes to the site, and elements that need to be interacted with may not yet be on the page when the code is ready to execute the next Selenium command.

Similarly, in a lot of single page applications, elements get dynamically added to a page or change visibility based on a click. An element must be both present and displayed on the page in order for Selenium to interact with it.

Take this page for example: https://www.selenium.dev/selenium/web/dynamic.html When the “Add a box!” button is clicked, a “div” element that does not exist is created. When the “Reveal a new input” button is clicked, a hidden text field element is displayed. In both cases the transition takes a couple seconds. If the Selenium code is to click one of these buttons and interact with the resulting element, it will do so before that element is ready and fail.

The first solution many people turn to is adding a sleep statement to pause the code execution for a set period of time. Because the code can’t know exactly how long it needs to wait, this can fail when it doesn’t sleep long enough. Alternately, if the value is set too high and a sleep statement is added in every place it is needed, the duration of the session can become prohibitive.

Selenium provides two different mechanisms for synchronization that are better.

Implicit waits

Selenium has a built-in way to automatically wait for elements called an implicit wait. An implicit wait value can be set either with the timeouts capability in the browser options, or with a driver method (as shown below).

This is a global setting that applies to every element location call for the entire session. The default value is 0, which means that if the element is not found, it will immediately return an error. If an implicit wait is set, the driver will wait for the duration of the provided value before returning the error. Note that as soon as the element is located, the driver will return the element reference and the code will continue executing, so a larger implicit wait value won’t necessarily increase the duration of the session.

Warning: Do not mix implicit and explicit waits. Doing so can cause unpredictable wait times. For example, setting an implicit wait of 10 seconds and an explicit wait of 15 seconds could cause a timeout to occur after 20 seconds.

Solving our example with an implicit wait looks like this:

    driver.implicitly_wait(2)
            driver.Manage().Timeouts().ImplicitWait = TimeSpan.FromSeconds(2);
    driver.manage.timeouts.implicit_wait = 2
            await driver.findElement(By.id("adder")).click();

Explicit waits

Explicit waits are loops added to the code that poll the application for a specific condition to evaluate as true before it exits the loop and continues to the next command in the code. If the condition is not met before a designated timeout value, the code will give a timeout error. Since there are many ways for the application not to be in the desired state, explicit waits are a great choice to specify the exact condition to wait for in each place it is needed. Another nice feature is that, by default, the Selenium Wait class automatically waits for the designated element to exist.

This example shows the condition being waited for as a lambda. Java also supports Expected Conditions

    @Test
    public void explicitWithOptions() {

This example shows the condition being waited for as a lambda. Python also supports Expected Conditions

    driver.find_element(By.ID, "reveal").click()
    wait.until(lambda d : revealed.is_displayed())
            driver.FindElement(By.Id("reveal")).Click();
            wait.Until(d => revealed.Displayed);
    driver.find_element(id: 'reveal').click
    wait.until { revealed.displayed? }

JavaScript also supports Expected Conditions

            assert.equal(await revealed.getAttribute("value"), "Displayed")

Customization

The Wait class can be instantiated with various parameters that will change how the conditions are evaluated.

This can include:

  • Changing how often the code is evaluated (polling interval)
  • Specifying which exceptions should be handled automatically
  • Changing the total timeout length
  • Customizing the timeout message

For instance, if the element not interactable error is retried by default, then we can add an action on a method inside the code getting executed (we just need to make sure that the code returns true when it is successful):

The easiest way to customize Waits in Java is to use the FluentWait class:

        Assertions.assertEquals("Displayed", revealed.getDomProperty("value"));
    }
}

    driver.find_element(By.ID, "reveal").click()
    wait.until(lambda d : revealed.send_keys("Displayed") or True)
                PollingInterval = TimeSpan.FromMilliseconds(300),
            };
            wait.IgnoreExceptionTypes(typeof(ElementNotInteractableException));

            driver.FindElement(By.Id("reveal")).Click();
            wait.Until(d => {
                revealed.SendKeys("Displayed");
                return true;
            });
    wait = Selenium::WebDriver::Wait.new(timeout: 2,
                                         interval: 0.3,
                                         ignore: errors)

    driver.find_element(id: 'reveal').click
    wait.until { revealed.send_keys('Displayed') || true }

2.5 - Web要素

DOM内の要素オブジェクトの識別と操作

ほとんどの人のSeleniumコードの大部分は、Web要素の操作に関連しています。

2.5.1 - File Upload

Because Selenium cannot interact with the file upload dialog, it provides a way to upload files without opening the dialog. If the element is an input element with type file, you can use the send keys method to send the full path to the file that will be uploaded.

    WebElement fileInput = driver.findElement(By.cssSelector("input[type=file]"));
    fileInput.sendKeys(uploadFile.getAbsolutePath());
    driver.findElement(By.id("file-submit")).click();
    file_input = driver.find_element(By.CSS_SELECTOR, "input[type='file']")
    file_input.send_keys(upload_file)
    driver.find_element(By.ID, "file-submit").click()
            IWebElement fileInput = driver.FindElement(By.CssSelector("input[type=file]"));
            fileInput.SendKeys(uploadFile);
            driver.FindElement(By.Id("file-submit")).Click();
    file_input = driver.find_element(css: 'input[type=file]')
    file_input.send_keys(upload_file)
    driver.find_element(id: 'file-submit').click
      await driver.findElement(By.id("go")).submit();
    });

Move Code

```java import org.openqa.selenium.By import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver fun main() { val driver = ChromeDriver() driver.get("https://the-internet.herokuapp.com/upload") driver.findElement(By.id("file-upload")).sendKeys("selenium-snapshot.jpg") driver.findElement(By.id("file-submit")).submit() if(driver.pageSource.contains("File Uploaded!")) { println("file uploaded") } else{ println("file not uploaded") } } ```

2.5.2 - 要素を探す

DOM内の1つ以上の特定の要素を識別する方法

ロケーターは、ページ上の要素を識別する方法です。 これは、検索要素 メソッドに渡される引数です。

検出方法とは別にロケーターを宣言するタイミングと理由など、 ロケーターに関するヒントについては、 推奨されるテストプラクティス を確認してください。

要素選択の方法

WebDriverには標準のロケータが8種類あります。

ロケータ詳細
class nameclass名に値を含む要素を探す (複合クラス名は使えない)
css selectorCSSセレクタが一致する要素を探す
idid属性が一致する要素を探す
namename属性が一致する要素を探す
link texta要素のテキストが一致する要素を探す
partial link texta要素のテキストが部分一致する要素を探す
tag nameタグ名が一致する要素を探す
xpathXPathと一致する要素を探す

Creating Locators

To work on a web element using Selenium, we need to first locate it on the web page. Selenium provides us above mentioned ways, using which we can locate element on the page. To understand and create locator we will use the following HTML snippet.

<html>
<body>
<style>
.information {
  background-color: white;
  color: black;
  padding: 10px;
}
</style>
<h2>Contact Selenium</h2>

<form action="/action_page.php">
  <input type="radio" name="gender" value="m" />Male &nbsp;
  <input type="radio" name="gender" value="f" />Female <br>
  <br>
  <label for="fname">First name:</label><br>
  <input class="information" type="text" id="fname" name="fname" value="Jane"><br><br>
  <label for="lname">Last name:</label><br>
  <input class="information" type="text" id="lname" name="lname" value="Doe"><br><br>
  <label for="newsletter">Newsletter:</label>
  <input type="checkbox" name="newsletter" value="1" /><br><br>
  <input type="submit" value="Submit">
</form> 

<p>To know more about Selenium, visit the official page 
<a href ="www.selenium.dev">Selenium Official Page</a> 
</p>

</body>
</html>

class name

The HTML page web element can have attribute class. We can see an example in the above shown HTML snippet. We can identify these elements using the class name locator available in Selenium.

    WebDriver driver = new ChromeDriver();
	driver.findElement(By.className("information"));
  
    driver = webdriver.Chrome()
	driver.find_element(By.CLASS_NAME, "information")
  
    var driver = new ChromeDriver();
	driver.FindElement(By.ClassName("information"));
  
    driver.find_element(class: 'information')
    let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
	const loc = await driver.findElement(By.className('information'));
  
    val driver = ChromeDriver()
	val loc: WebElement = driver.findElement(By.className("information"))
  

css selector

CSS is the language used to style HTML pages. We can use css selector locator strategy to identify the element on the page. If the element has an id, we create the locator as css = #id. Otherwise the format we follow is css =[attribute=value] . Let us see an example from above HTML snippet. We will create locator for First Name textbox, using css.

    WebDriver driver = new ChromeDriver();
	driver.findElement(By.cssSelector("#fname"));
  
    driver = webdriver.Chrome()
	driver.find_element(By.CSS_SELECTOR, "#fname")
  
    var driver = new ChromeDriver();
	driver.FindElement(By.CssSelector("#fname"));
  
    driver.find_element(css: '#fname')
    let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
	const loc = await driver.findElement(By.css('#fname'));
  
    val driver = ChromeDriver()
	val loc: WebElement = driver.findElement(By.css("#fname"))
  

id

We can use the ID attribute available with element in a web page to locate it. Generally the ID property should be unique for a element on the web page. We will identify the Last Name field using it.

    WebDriver driver = new ChromeDriver();
	driver.findElement(By.id("lname"));
  
    driver = webdriver.Chrome()
	driver.find_element(By.ID, "lname")
  
    var driver = new ChromeDriver();
	driver.FindElement(By.Id("lname"));
  
    driver.find_element(id: 'lname')
    let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
	const loc = await driver.findElement(By.id('lname'));
  
    val driver = ChromeDriver()
	val loc: WebElement = driver.findElement(By.id("lname"))
  

name

We can use the NAME attribute available with element in a web page to locate it. Generally the NAME property should be unique for a element on the web page. We will identify the Newsletter checkbox using it.

    WebDriver driver = new ChromeDriver();
	driver.findElement(By.name("newsletter"));
  
    driver = webdriver.Chrome()
	driver.find_element(By.NAME, "newsletter")
  
    var driver = new ChromeDriver();
	driver.FindElement(By.Name("newsletter"));
  
    driver.find_element(name: 'newsletter')
    let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
	const loc = await driver.findElement(By.name('newsletter'));
  
    val driver = ChromeDriver()
	val loc: WebElement = driver.findElement(By.name("newsletter"))
  

If the element we want to locate is a link, we can use the link text locator to identify it on the web page. The link text is the text displayed of the link. In the HTML snippet shared, we have a link available, lets see how will we locate it.

    WebDriver driver = new ChromeDriver();
	driver.findElement(By.linkText("Selenium Official Page"));
  
    driver = webdriver.Chrome()
	driver.find_element(By.LINK_TEXT, "Selenium Official Page")
  
    var driver = new ChromeDriver();
	driver.FindElement(By.LinkText("Selenium Official Page"));
  
    driver.find_element(link_text: 'Selenium Official Page')
    let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
	const loc = await driver.findElement(By.linkText('Selenium Official Page'));
  
    val driver = ChromeDriver()
	val loc: WebElement = driver.findElement(By.linkText("Selenium Official Page"))
  

If the element we want to locate is a link, we can use the partial link text locator to identify it on the web page. The link text is the text displayed of the link. We can pass partial text as value. In the HTML snippet shared, we have a link available, lets see how will we locate it.

    WebDriver driver = new ChromeDriver();
	driver.findElement(By.partialLinkText("Official Page"));
  
    driver = webdriver.Chrome()
	driver.find_element(By.PARTIAL_LINK_TEXT, "Official Page")
  
    var driver = new ChromeDriver();
	driver.FindElement(By.PartialLinkText("Official Page"));
  
    driver.find_element(partial_link_text: 'Official Page')
    let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
	const loc = await driver.findElement(By.partialLinkText('Official Page'));
  
    val driver = ChromeDriver()
	val loc: WebElement = driver.findElement(By.partialLinkText("Official Page"))
  

tag name

We can use the HTML TAG itself as a locator to identify the web element on the page. From the above HTML snippet shared, lets identify the link, using its html tag “a”.

    WebDriver driver = new ChromeDriver();
	driver.findElement(By.tagName("a"));
  
    driver = webdriver.Chrome()
	driver.find_element(By.TAG_NAME, "a")
  
    var driver = new ChromeDriver();
	driver.FindElement(By.TagName("a"));
  
    driver.find_element(tag_name: 'a')
    let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
	const loc = await driver.findElement(By.tagName('a'));
  
    val driver = ChromeDriver()
	val loc: WebElement = driver.findElement(By.tagName("a"))
  

xpath

A HTML document can be considered as a XML document, and then we can use xpath which will be the path traversed to reach the element of interest to locate the element. The XPath could be absolute xpath, which is created from the root of the document. Example - /html/form/input[1]. This will return the male radio button. Or the xpath could be relative. Example- //input[@name=‘fname’]. This will return the first name text box. Let us create locator for female radio button using xpath.

    WebDriver driver = new ChromeDriver();
	driver.findElement(By.xpath("//input[@value='f']"));
  
    driver = webdriver.Chrome()
	driver.find_element(By.XPATH, "//input[@value='f']")
  
    var driver = new ChromeDriver();
	driver.FindElement(By.Xpath("//input[@value='f']"));
  
    driver.find_element(xpath: "//input[@value='f']")
    let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
	const loc = await driver.findElement(By.xpath('//input[@value='f']'));
  
    val driver = ChromeDriver()
	val loc: WebElement = driver.findElement(By.xpath('//input[@value='f']'))
  

Utilizing Locators

The FindElement makes using locators a breeze! For most languages, all you need to do is utilize webdriver.common.by.By, however in others it’s as simple as setting a parameter in the FindElement function

By

Move Code

    import org.openqa.selenium.By;
    WebDriver driver = new ChromeDriver();
	driver.findElement(By.className("information"));
  
    from selenium.webdriver.common.by import By
    driver = webdriver.Chrome()
	driver.find_element(By.CLASS_NAME, "information")
  
    var driver = new ChromeDriver();
	driver.FindElement(By.ClassName("information"));
  
    driver.find_element(class: 'information')
    let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
	const loc = await driver.findElement(By.className('information'));
  
    import org.openqa.selenium.By
    val driver = ChromeDriver()
	val loc: WebElement = driver.findElement(By.className("information"))
  

ByChained

The ByChained class enables you to chain two By locators together. For example, instead of having to locate a parent element, and then a child element of that parent, you can instead combine those two FindElement functions into one.

        By example = new ByChained(By.id("login-form"), By.id("username-field"));
            WebElement username_input = driver.findElement(example);

ByAll

The ByAll class enables you to utilize two By locators at once, finding elements that mach either of your By locators. For example, instead of having to utilize two FindElement() functions to find the username and password input fields seperately, you can instead find them together in one clean FindElements()

        By example = new ByAll(By.id("password-field"), By.id("username-field"));
            List<WebElement> login_inputs = driver.findElements(example);

相対ロケーター

Selenium 4 introduces Relative Locators (previously called as Friendly Locators). These locators are helpful when it is not easy to construct a locator for the desired element, but easy to describe spatially where the element is in relation to an element that does have an easily constructed locator.

How it works

Selenium uses the JavaScript function getBoundingClientRect() to determine the size and position of elements on the page, and can use this information to locate neighboring elements.
find the relative elements.

Relative locator methods can take as the argument for the point of origin, either a previously located element reference, or another locator. In these examples we’ll be using locators only, but you could swap the locator in the final method with an element object and it will work the same.

Let us consider the below example for understanding the relative locators.

Relative Locators

Available relative locators

Above

If the email text field element is not easily identifiable for some reason, but the password text field element is, we can locate the text field element using the fact that it is an “input” element “above” the password element.

By emailLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("input")).above(By.id("password"));
email_locator = locate_with(By.TAG_NAME, "input").above({By.ID: "password"})
var emailLocator = RelativeBy.WithLocator(By.TagName("input")).Above(By.Id("password"));
      driver.find_element({relative: {tag_name: 'input', above: {id: 'password'}}})
let emailLocator = locateWith(By.tagName('input')).above(By.id('password'));
val emailLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("input")).above(By.id("password"))

Below

If the password text field element is not easily identifiable for some reason, but the email text field element is, we can locate the text field element using the fact that it is an “input” element “below” the email element.

By passwordLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("input")).below(By.id("email"));
password_locator = locate_with(By.TAG_NAME, "input").below({By.ID: "email"})
var passwordLocator = RelativeBy.WithLocator(By.TagName("input")).Below(By.Id("email"));
      driver.find_element({relative: {tag_name: 'input', below: {id: 'email'}}})
let passwordLocator = locateWith(By.tagName('input')).below(By.id('email'));
val passwordLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("input")).below(By.id("email"))

Left of

If the cancel button is not easily identifiable for some reason, but the submit button element is, we can locate the cancel button element using the fact that it is a “button” element to the “left of” the submit element.

By cancelLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("button")).toLeftOf(By.id("submit"));
cancel_locator = locate_with(By.TAG_NAME, "button").to_left_of({By.ID: "submit"})
var cancelLocator = RelativeBy.WithLocator(By.tagName("button")).LeftOf(By.Id("submit"));
      driver.find_element({relative: {tag_name: 'button', left: {id: 'submit'}}})
let cancelLocator = locateWith(By.tagName('button')).toLeftOf(By.id('submit'));
val cancelLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("button")).toLeftOf(By.id("submit"))

Right of

If the submit button is not easily identifiable for some reason, but the cancel button element is, we can locate the submit button element using the fact that it is a “button” element “to the right of” the cancel element.

By submitLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("button")).toRightOf(By.id("cancel"));
submit_locator = locate_with(By.TAG_NAME, "button").to_right_of({By.ID: "cancel"})
var submitLocator = RelativeBy.WithLocator(By.tagName("button")).RightOf(By.Id("cancel"));
      driver.find_element({relative: {tag_name: 'button', right: {id: 'cancel'}}})
let submitLocator = locateWith(By.tagName('button')).toRightOf(By.id('cancel'));
val submitLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("button")).toRightOf(By.id("cancel"))

Near

If the relative positioning is not obvious, or it varies based on window size, you can use the near method to identify an element that is at most 50px away from the provided locator. One great use case for this is to work with a form element that doesn’t have an easily constructed locator, but its associated input label element does.

By emailLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("input")).near(By.id("lbl-email"));
email_locator = locate_with(By.TAG_NAME, "input").near({By.ID: "lbl-email"})
var emailLocator = RelativeBy.WithLocator(By.tagName("input")).Near(By.Id("lbl-email"));
      driver.find_element({relative: {tag_name: 'input', near: {id: 'lbl-email'}}})
let emailLocator = locateWith(By.tagName('input')).near(By.id('lbl-email'));
val emailLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("input")).near(By.id("lbl-email"));

Chaining relative locators

You can also chain locators if needed. Sometimes the element is most easily identified as being both above/below one element and right/left of another.

By submitLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("button")).below(By.id("email")).toRightOf(By.id("cancel"));
submit_locator = locate_with(By.TAG_NAME, "button").below({By.ID: "email"}).to_right_of({By.ID: "cancel"})
var submitLocator = RelativeBy.WithLocator(By.tagName("button")).Below(By.Id("email")).RightOf(By.Id("cancel"));
      driver.find_element({relative: {tag_name: 'button', below: {id: 'email'}, right: {id: 'cancel'}}})
let submitLocator = locateWith(By.tagName('button')).below(By.id('email')).toRightOf(By.id('cancel'));
val submitLocator = RelativeLocator.with(By.tagName("button")).below(By.id("email")).toRightOf(By.id("cancel"))

2.5.3 - Interacting with web elements

A high-level instruction set for manipulating form controls.

There are only 5 basic commands that can be executed on an element:

  • click (applies to any element)
  • send keys (only applies to text fields and content editable elements)
  • clear (only applies to text fields and content editable elements)
  • submit (only applies to form elements)
  • select (see Select List Elements)

Additional validations

These methods are designed to closely emulate a user’s experience, so, unlike the Actions API, it attempts to perform two things before attempting the specified action.

  1. If it determines the element is outside the viewport, it scrolls the element into view, specifically it will align the bottom of the element with the bottom of the viewport.
  2. It ensures the element is interactable before taking the action. This could mean that the scrolling was unsuccessful, or that the element is not otherwise displayed. Determining if an element is displayed on a page was too difficult to define directly in the webdriver specification, so Selenium sends an execute command with a JavaScript atom that checks for things that would keep the element from being displayed. If it determines an element is not in the viewport, not displayed, not keyboard-interactable, or not pointer-interactable, it returns an element not interactable error.

Click

The element click command is executed on the center of the element. If the center of the element is obscured for some reason, Selenium will return an element click intercepted error.

        driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html");

	    // Click on the element 
        WebElement checkInput=driver.findElement(By.name("checkbox_input"));
        checkInput.click();
    # Navigate to URL
    driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html")

    # Click on the checkbox
    check_input = driver.find_element(By.NAME, "checkbox_input")
    check_input.click()
            // Navigate to Url
	            driver.Navigate().GoToUrl("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html");
	            // Click on the element 
	            IWebElement checkInput = driver.FindElement(By.Name("checkbox_input"));
	            checkInput.Click();
    driver.find_element(name: 'color_input').click
    // Navigate to Url
    driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html")

    // Click the element
    driver.findElement(By.name("color_input")).click();
  
  

Send keys

The element send keys command types the provided keys into an editable element. Typically, this means an element is an input element of a form with a text type or an element with a content-editable attribute. If it is not editable, an invalid element state error is returned.

Here is the list of possible keystrokes that WebDriver Supports.

        // Clear field to empty it from any previous data
        WebElement emailInput=driver.findElement(By.name("email_input"));
        emailInput.clear();
	    //Enter Text
        String email="admin@localhost.dev";
	    emailInput.sendKeys(email);
    # Handle the email input field
    email_input = driver.find_element(By.NAME, "email_input")
    email_input.clear()  # Clear field
    
    email = "admin@localhost.dev"
    email_input.send_keys(email)  # Enter text
            //SendKeys
	            // Clear field to empty it from any previous data
	            IWebElement emailInput = driver.FindElement(By.Name("email_input"));
	            emailInput.Clear();
	            //Enter Text
	            String email = "admin@localhost.dev";
	            emailInput.SendKeys(email);
    driver.find_element(name: 'email_input').send_keys 'admin@localhost.dev'
        await inputField.sendKeys('Selenium');
  
    // Navigate to Url
    driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html")

	//Clear field to empty it from any previous data
	driver.findElement(By.name("email_input")).clear()
	
    // Enter text 
    driver.findElement(By.name("email_input")).sendKeys("admin@localhost.dev")
  
  

Clear

The element clear command resets the content of an element. This requires an element to be editable, and resettable. Typically, this means an element is an input element of a form with a text type or an element with acontent-editable attribute. If these conditions are not met, an invalid element state error is returned.

        //Clear Element
        // Clear field to empty it from any previous data
        emailInput.clear();
    email_input.clear()
            //Clear Element
	            // Clear field to empty it from any previous data
	            emailInput.Clear();
	            data = emailInput.GetAttribute("value");
    driver.find_element(name: 'email_input').clear
        await inputField.clear();
  
    // Navigate to Url
    driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html")

	//Clear field to empty it from any previous data
	driver.findElement(By.name("email_input")).clear()
	
  
  

Submit

In Selenium 4 this is no longer implemented with a separate endpoint and functions by executing a script. As such, it is recommended not to use this method and to click the applicable form submission button instead.

2.5.4 - Web要素の検索

提供されたロケーターの値に基づいて要素を検索します。

Seleniumを使用する最も基本的な側面の1つは、操作する要素の参照を取得することです。 Seleniumは、要素を一意に識別するための多数の組み込みロケーター戦略を提供します。 非常に高度なシナリオでロケーターを使用する方法はたくさんあります。 このドキュメントの目的のために、このHTMLスニペットについて考えてみましょう。

<ol id="vegetables">
 <li class="potatoes"> <li class="onions"> <li class="tomatoes"><span>Tomato is a Vegetable</span></ol>
<ul id="fruits">
  <li class="bananas">  <li class="apples">  <li class="tomatoes"><span>Tomato is a Fruit</span></ul>

最初に一致する要素

多くのロケーターは、ページ上の複数の要素と一致します。 単数の find elementメソッドは、指定されたコンテキスト内で最初に見つかった要素への参照を返します。

DOM全体の評価

ドライバーインスタンスで要素の検索メソッドが呼び出されると、提供されたロケーターと一致するDOMの最初の要素への参照が返されます。 この値は保存して、将来の要素アクションに使用できます。 上記のHTMLの例では、クラス名が “tomatoes” の要素が2つあるため、このメソッドは “vegetables” リストの要素を返します。

WebElement vegetable = driver.findElement(By.className("tomatoes"));
  
vegetable = driver.find_element(By.CLASS_NAME, "tomatoes")
  
var vegetable = driver.FindElement(By.ClassName("tomatoes"));
  
      driver.find_element(class: 'tomatoes')
const vegetable = await driver.findElement(By.className('tomatoes'));
  
val vegetable: WebElement = driver.findElement(By.className("tomatoes"))
  

DOMのサブセットの評価

DOM全体で一意のロケーターを見つけるのではなく、検索を別の検索された要素のスコープに絞り込むと便利なことがよくあります。 上記の例では、クラス名が “トマト” の2つの要素があり、2番目の要素の参照を取得するのは少し困難です。

1つの解決策は、目的の要素の祖先であり、不要な要素の祖先ではない一意の属性を持つ要素を見つけて、そのオブジェクトでfind要素を呼び出すことです。

WebElement fruits = driver.findElement(By.id("fruits"));
WebElement fruit = fruits.findElement(By.className("tomatoes"));
  
fruits = driver.find_element(By.ID, "fruits")
fruit = fruits.find_element(By.CLASS_NAME,"tomatoes")
  
IWebElement fruits = driver.FindElement(By.Id("fruits"));
IWebElement fruit = fruits.FindElement(By.ClassName("tomatoes"));
  
      fruits = driver.find_element(id: 'fruits')
      fruit = fruits.find_element(class: 'tomatoes')
const fruits = await driver.findElement(By.id('fruits'));
const fruit = fruits.findElement(By.className('tomatoes'));
  
val fruits = driver.findElement(By.id("fruits"))
val fruit = fruits.findElement(By.className("tomatoes"))
  

Java and C#
WebDriverWebElement 、および ShadowRoot クラスはすべて、 ロールベースのインターフェイス と見なされる SearchContext インターフェイスを実装します。 ロールベースのインターフェイスを使用すると、特定のドライバーの実装が特定の機能をサポートしているかどうかを判断できます。 これらのインターフェースは明確に定義されており、責任の役割を1つだけ持つように努めています。

Evaluating the Shadow DOM

The Shadow DOM is an encapsulated DOM tree hidden inside an element. With the release of v96 in Chromium Browsers, Selenium can now allow you to access this tree with easy-to-use shadow root methods. NOTE: These methods require Selenium 4.0 or greater.

Move Code

WebElement shadowHost = driver.findElement(By.cssSelector("#shadow_host"));
SearchContext shadowRoot = shadowHost.getShadowRoot();
WebElement shadowContent = shadowRoot.findElement(By.cssSelector("#shadow_content"));
shadow_host = driver.find_element(By.CSS_SELECTOR, '#shadow_host')
shadow_root = shadow_host.shadow_root
shadow_content = shadow_root.find_element(By.CSS_SELECTOR, '#shadow_content')
var shadowHost = _driver.FindElement(By.CssSelector("#shadow_host"));
var shadowRoot = shadowHost.GetShadowRoot();
var shadowContent = shadowRoot.FindElement(By.CssSelector("#shadow_content"));
shadow_host = @driver.find_element(css: '#shadow_host')
shadow_root = shadow_host.shadow_root
shadow_content = shadow_root.find_element(css: '#shadow_content')

最適化されたロケーター

ネストされたルックアップは、ブラウザに2つの別々のコマンドを発行する必要があるため、最も効果的なロケーション戦略ではない可能性があります。

パフォーマンスをわずかに向上させるために、CSSまたはXPathのいずれかを使用して、単一のコマンドでこの要素を見つけることができます。 推奨されるテストプラクティスの章で、ロケーター戦略の提案を参照してください。

この例では、CSSセレクターを使用します。

WebElement fruit = driver.findElement(By.cssSelector("#fruits .tomatoes"));
  
fruit = driver.find_element(By.CSS_SELECTOR,"#fruits .tomatoes")
  
var fruit = driver.FindElement(By.CssSelector("#fruits .tomatoes"));
  
      fruit = driver.find_element(css: '#fruits .tomatoes')
const fruit = await driver.findElement(By.css('#fruits .tomatoes'));
  
val fruit = driver.findElement(By.cssSelector("#fruits .tomatoes"))
  

一致するすべての要素

最初の要素だけでなく、ロケーターに一致するすべての要素への参照を取得する必要があるユースケースがいくつかあります。 複数の要素の検索メソッドは、要素参照のコレクションを返します。 一致するものがない場合は、空のリストが返されます。 この場合、すべてのfruitsとvegetableのリストアイテムへの参照がコレクションに返されます。

List<WebElement> plants = driver.findElements(By.tagName("li"));
  
plants = driver.find_elements(By.TAG_NAME, "li")
  
IReadOnlyList<IWebElement> plants = driver.FindElements(By.TagName("li"));
  
      plants = driver.find_elements(tag_name: 'li')
const plants = await driver.findElements(By.tagName('li'));
  
val plants: List<WebElement> = driver.findElements(By.tagName("li"))
  

要素の取得

多くの場合、要素のコレクションを取得しますが、特定の要素を操作したいので、コレクションを繰り返し処理して、 必要な要素を特定する必要があります。

List<WebElement> elements = driver.findElements(By.tagName("li"));

for (WebElement element : elements) {
    System.out.println("Paragraph text:" + element.getText());
}
  
from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.common.by import By

driver = webdriver.Firefox()

    # Navigate to Url
driver.get("https://www.example.com")

    # Get all the elements available with tag name 'p'
elements = driver.find_elements(By.TAG_NAME, 'p')

for e in elements:
    print(e.text)
  
using OpenQA.Selenium;
using OpenQA.Selenium.Firefox;
using System.Collections.Generic;

namespace FindElementsExample {
 class FindElementsExample {
  public static void Main(string[] args) {
   IWebDriver driver = new FirefoxDriver();
   try {
    // Navigate to Url
    driver.Navigate().GoToUrl("https://example.com");

    // Get all the elements available with tag name 'p'
    IList < IWebElement > elements = driver.FindElements(By.TagName("p"));
    foreach(IWebElement e in elements) {
     System.Console.WriteLine(e.Text);
    }

   } finally {
    driver.Quit();
   }
  }
 }
}
  
      elements = driver.find_elements(:tag_name,'p')
         elements.each { |e| puts e.text }
const {Builder, By} = require('selenium-webdriver');
(async function example() {
    let driver = await new Builder().forBrowser('firefox').build();
    try {
        // Navigate to Url
        await driver.get('https://www.example.com');

        // Get all the elements available with tag 'p'
        let elements = await driver.findElements(By.css('p'));
        for(let e of elements) {
            console.log(await e.getText());
        }
    }
    finally {
        await driver.quit();
    }
})();
  
import org.openqa.selenium.By
import org.openqa.selenium.firefox.FirefoxDriver

fun main() {
    val driver = FirefoxDriver()
    try {
        driver.get("https://example.com")
        // Get all the elements available with tag name 'p'
        val elements = driver.findElements(By.tagName("p"))
        for (element in elements) {
            println("Paragraph text:" + element.text)
        }
    } finally {
        driver.quit()
    }
}
  

要素から要素を検索

これは、親要素のコンテキスト内で一致する子のWebElementのリストを見つけるために利用されます。 これを実現するために、親WebElementは’findElements’と連鎖して子要素にアクセスします。

  import org.openqa.selenium.By;
  import org.openqa.selenium.WebDriver;
  import org.openqa.selenium.WebElement;
  import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver;
  import java.util.List;

  public class findElementsFromElement {
      public static void main(String[] args) {
          WebDriver driver = new ChromeDriver();
          try {
              driver.get("https://example.com");

              // Get element with tag name 'div'
              WebElement element = driver.findElement(By.tagName("div"));

              // Get all the elements available with tag name 'p'
              List<WebElement> elements = element.findElements(By.tagName("p"));
              for (WebElement e : elements) {
                  System.out.println(e.getText());
              }
          } finally {
              driver.quit();
          }
      }
  }
  
from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.common.by import By

driver = webdriver.Chrome()
driver.get("https://www.example.com")
##get elements from parent element using TAG_NAME

    # Get element with tag name 'div'
element = driver.find_element(By.TAG_NAME, 'div')

    # Get all the elements available with tag name 'p'
elements = element.find_elements(By.TAG_NAME, 'p')
for e in elements:
    print(e.text)

##get elements from parent element using XPATH
##NOTE: in order to utilize XPATH from current element, you must add "." to beginning of path

    # Get first element of tag 'ul'
element = driver.find_element(By.XPATH, '//ul')

    # get children of tag 'ul' with tag 'li'
elements  = driver.find_elements(By.XPATH, './/li')
for e in elements:
    print(e.text)
  
using OpenQA.Selenium;
using OpenQA.Selenium.Chrome;
using System.Collections.Generic;

namespace FindElementsFromElement {
 class FindElementsFromElement {
  public static void Main(string[] args) {
   IWebDriver driver = new ChromeDriver();
   try {
    driver.Navigate().GoToUrl("https://example.com");

    // Get element with tag name 'div'
    IWebElement element = driver.FindElement(By.TagName("div"));

    // Get all the elements available with tag name 'p'
    IList < IWebElement > elements = element.FindElements(By.TagName("p"));
    foreach(IWebElement e in elements) {
     System.Console.WriteLine(e.Text);
    }
   } finally {
    driver.Quit();
   }
  }
 }
}
  
      element = driver.find_element(:tag_name,'div')
         elements = element.find_elements(:tag_name,'p')
         elements.each { |e| puts e.text }
  const {Builder, By} = require('selenium-webdriver');

  (async function example() {
      let driver = new Builder()
          .forBrowser('chrome')
          .build();

      await driver.get('https://www.example.com');

      // Get element with tag name 'div'
      let element = driver.findElement(By.css("div"));

      // Get all the elements available with tag name 'p'
      let elements = await element.findElements(By.css("p"));
      for(let e of elements) {
          console.log(await e.getText());
      }
  })();
  
  import org.openqa.selenium.By
  import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver

  fun main() {
      val driver = ChromeDriver()
      try {
          driver.get("https://example.com")

          // Get element with tag name 'div'
          val element = driver.findElement(By.tagName("div"))

          // Get all the elements available with tag name 'p'
          val elements = element.findElements(By.tagName("p"))
          for (e in elements) {
              println(e.text)
          }
      } finally {
          driver.quit()
      }
  }
  

アクティブな要素を取得する

これは、現在のブラウジングコンテキストでフォーカスを持っているDOM要素を追跡(または)検索するために使用されます。

  import org.openqa.selenium.*;
  import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver;

  public class activeElementTest {
    public static void main(String[] args) {
      WebDriver driver = new ChromeDriver();
      try {
        driver.get("http://www.google.com");
        driver.findElement(By.cssSelector("[name='q']")).sendKeys("webElement");

        // Get attribute of current active element
        String attr = driver.switchTo().activeElement().getAttribute("title");
        System.out.println(attr);
      } finally {
        driver.quit();
      }
    }
  }
  
  from selenium import webdriver
  from selenium.webdriver.common.by import By

  driver = webdriver.Chrome()
  driver.get("https://www.google.com")
  driver.find_element(By.CSS_SELECTOR, '[name="q"]').send_keys("webElement")

    # Get attribute of current active element
  attr = driver.switch_to.active_element.get_attribute("title")
  print(attr)
  
    using OpenQA.Selenium;
    using OpenQA.Selenium.Chrome;

    namespace ActiveElement {
     class ActiveElement {
      public static void Main(string[] args) {
       IWebDriver driver = new ChromeDriver();
       try {
        // Navigate to Url
        driver.Navigate().GoToUrl("https://www.google.com");
        driver.FindElement(By.CssSelector("[name='q']")).SendKeys("webElement");

        // Get attribute of current active element
        string attr = driver.SwitchTo().ActiveElement().GetAttribute("title");
        System.Console.WriteLine(attr);
       } finally {
        driver.Quit();
       }
      }
     }
    }
  
      driver.find_element(css: '[name="q"]').send_keys('webElement')
        attr = driver.switch_to.active_element.attribute('title')
  const {Builder, By} = require('selenium-webdriver');

  (async function example() {
      let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
      await driver.get('https://www.google.com');
      await  driver.findElement(By.css('[name="q"]')).sendKeys("webElement");

      // Get attribute of current active element
      let attr = await driver.switchTo().activeElement().getAttribute("title");
      console.log(`${attr}`)
  })();
  
  import org.openqa.selenium.By
  import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver

  fun main() {
      val driver = ChromeDriver()
      try {
          driver.get("https://www.google.com")
          driver.findElement(By.cssSelector("[name='q']")).sendKeys("webElement")

          // Get attribute of current active element
          val attr = driver.switchTo().activeElement().getAttribute("title")
          print(attr)
      } finally {
          driver.quit()
      }
  }
  

2.5.5 - Web要素に関する情報

要素について学ぶことができること。

特定の要素についてクエリできる詳細情報がいくつかあります。

表示されているかどうか

This method is used to check if the connected Element is displayed on a webpage. Returns a Boolean value, True if the connected element is displayed in the current browsing context else returns false.

This functionality is mentioned in, but not defined by the w3c specification due to the impossibility of covering all potential conditions. As such, Selenium cannot expect drivers to implement this functionality directly, and now relies on executing a large JavaScript function directly. This function makes many approximations about an element’s nature and relationship in the tree to return a value.

         driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html");

    	// isDisplayed        
        // Get boolean value for is element display
        boolean isEmailVisible = driver.findElement(By.name("email_input")).isDisplayed();
        assertEquals(isEmailVisible,true);
    driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html")

    # isDisplayed
    is_email_visible = driver.find_element(By.NAME, "email_input").is_displayed()
            // Navigate to Url
            driver.Url= "https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html";
            // isDisplayed        
            // Get boolean value for is element display
            bool isEmailVisible = driver.FindElement(By.Name("email_input")).Displayed;
            Assert.AreEqual(isEmailVisible, true);
    displayed_value = driver.find_element(name: 'email_input').displayed?
    // Resolves Promise and returns boolean value
    let result =  await driver.findElement(By.name("email_input")).isDisplayed();
//navigates to url
 driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html")

 //returns true if element is displayed else returns false 
 val flag = driver.findElement(By.name("email_input")).isDisplayed()

要素が有効か

このメソッドは、接続された要素がWebページで有効または無効になっているかどうかを確認するために使います。 ブール値を返し、現在のブラウジングコンテキストで接続されている要素が 有効(enabled) になっている場合は True 、そうでない場合は false を返します。

        //isEnabled
       //returns true if element is enabled else returns false
        boolean isEnabledButton = driver.findElement(By.name("button_input")).isEnabled();
        assertEquals(isEnabledButton,true);
    is_enabled_button = driver.find_element(By.NAME, "button_input").is_enabled()
            //isEnabled
            //returns true if element is enabled else returns false
            bool isEnabledButton = driver.FindElement(By.Name("button_input")).Enabled;
            Assert.AreEqual(isEnabledButton, true);
    enabled_value = driver.find_element(name: 'email_input').enabled?
    // Resolves Promise and returns boolean value
    let element =  await driver.findElement(By.name("button_input")).isEnabled();
 //navigates to url
 driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html")

 //returns true if element is enabled else returns false 
 val attr = driver.findElement(By.name("button_input")).isEnabled()
 

要素が選択されているかどうか

このメソッドは、参照された要素が選択されているかどうかを判断します。 このメソッドは、チェックボックス、ラジオボタン、入力要素、およびオプション要素で広く使われています。

ブール値を返し、現在のブラウジングコンテキストで参照された要素が 選択されている 場合は True 、そうでない場合は false を返します。

        //isSelected
        //returns true if element is checked else returns false
        boolean isSelectedCheck = driver.findElement(By.name("checkbox_input")).isSelected();
        assertEquals(isSelectedCheck,true); 
    is_selected_check = driver.find_element(By.NAME, "checkbox_input").is_selected()
            //isSelected
            //returns true if element is checked else returns false
            bool isSelectedCheck = driver.FindElement(By.Name("checkbox_input")).Selected;
            Assert.AreEqual(isSelectedCheck, true);
    selected_value = driver.find_element(name: 'email_input').selected?
    // Returns true if element ins checked else returns false
    let isSelected = await driver.findElement(By.name("checkbox_input")).isSelected();
//navigates to url
driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html")

//returns true if element is checked else returns false
val attr =  driver.findElement(By.name("checkbox_input")).isSelected()

要素のタグ名を取得

これは、現在のブラウジングコンテキストにフォーカスがある参照された要素の TagName を取得するために使います。

        //TagName
        //returns TagName of the element
        String tagNameInp = driver.findElement(By.name("email_input")).getTagName();
        assertEquals(tagNameInp,"input"); 
    tag_name_inp = driver.find_element(By.NAME, "email_input").tag_name
            //TagName
            //returns TagName of the element
            string tagNameInp = driver.FindElement(By.Name("email_input")).TagName;
            Assert.AreEqual(tagNameInp, "input");
    tag_name = driver.find_element(name: 'email_input').tag_name
    // Returns TagName of the element
    let value = await driver.findElement(By.name('email_input')).getTagName();
//navigates to url
driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html")

//returns TagName of the element
val attr =  driver.findElement(By.name("email_input")).getTagName()

要素矩形を取得

参照される要素の寸法と座標を取得するために使います。

取得データのbodyには、次の詳細が含まれます。

  • 要素の左上隅からのx軸の位置
  • 要素の左上隅からのy軸の位置
  • 要素の高さ
  • 要素の幅
        //GetRect
        // Returns height, width, x and y coordinates referenced element
        Rectangle res =  driver.findElement(By.name("range_input")).getRect();
        // Rectangle class provides getX,getY, getWidth, getHeight methods
        assertEquals(res.getX(),10);
    rect = driver.find_element(By.NAME, "range_input").rect
            //Get Location and Size
            //Get Location
            IWebElement rangeElement = driver.FindElement(By.Name("range_input"));
            Point point = rangeElement.Location;
            Assert.IsNotNull(point.X);
            //Get Size
            int height=rangeElement.Size.Height;
            Assert.IsNotNull(height);
    size = driver.find_element(name: 'email_input').size
// Navigate to url
driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html")

// Returns height, width, x and y coordinates referenced element
val res = driver.findElement(By.name("range_input")).rect

// Rectangle class provides getX,getY, getWidth, getHeight methods
println(res.getX())
  

要素のCSSの値を取得

現在のブラウジングコンテキスト内の要素の指定された計算したスタイル属性の値を取得します。

     // Retrieves the computed style property 'font-size' of field
     String cssValue = driver.findElement(By.name("color_input")).getCssValue("font-size");
     assertEquals(cssValue, "13.3333px");
    css_value = driver.find_element(By.NAME, "color_input").value_of_css_property(
        "font-size"
    )
            // Retrieves the computed style property 'font-size' of field
            string cssValue = driver.FindElement(By.Name("color_input")).GetCssValue("font-size");
            Assert.AreEqual(cssValue, "13.3333px");
    css_value = driver.find_element(name: 'email_input').css_value('background-color')
// Navigate to Url
driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/colorPage.html")

// Retrieves the computed style property 'color' of linktext
val cssValue = driver.findElement(By.id("namedColor")).getCssValue("background-color")

要素テキストを取得

指定された要素のレンダリングされたテキストを取得します。

        //GetText
       // Retrieves the text of the element
        String text = driver.findElement(By.tagName("h1")).getText();
        assertEquals(text, "Testing Inputs");
    text = driver.find_element(By.TAG_NAME, "h1").text
            //GetText
            // Retrieves the text of the element
            string text = driver.FindElement(By.TagName("h1")).Text;
            Assert.AreEqual(text, "Testing Inputs");
    text = driver.find_element(xpath: '//h1').text
// Navigate to URL
driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/linked_image.html")

// retrieves the text of the element
val text = driver.findElement(By.id("justanotherlink")).getText()

Fetching Attributes or Properties

Fetches the run time value associated with a DOM attribute. It returns the data associated with the DOM attribute or property of the element.

        //FetchAttributes
      //identify the email text box
      WebElement emailTxt = driver.findElement(By.name(("email_input")));
     //fetch the value property associated with the textbox
      String valueInfo = emailTxt.getAttribute("value");
      assertEquals(valueInfo,"admin@localhost");
    # FetchAttributes
    email_txt = driver.find_element(By.NAME, "email_input")
    value_info = email_txt.get_attribute("value")
            //FetchAttributes
            //identify the email text box
            IWebElement emailTxt = driver.FindElement(By.Name("email_input"));
            //fetch the value property associated with the textbox
            string valueInfo = emailTxt.GetAttribute("value");
            Assert.AreEqual(valueInfo, "admin@localhost");
    attribute_value = driver.find_element(name: 'number_input').attribute('value')
// Navigate to URL
driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/inputs.html")

//fetch the value property associated with the textbox
val attr = driver.findElement(By.name("email_input")).getAttribute("value")

2.6 - ブラウザのインタラクション

ブラウザーの情報

タイトルの取得

ブラウザーから現在のページタイトルを読むことができます。

      String title = driver.getTitle();
title = driver.title
            String title = driver.Title;
    current_title = driver.title
    let title = await driver.getTitle();
driver.title

現在のURLを取得

ブラウザーのアドレスバーから現在のURLを読むには、次を使用します。

      String url = driver.getCurrentUrl();
title = driver.current_url
            String url = driver.Url;
    current_url = driver.current_url
    let currentUrl = await driver.getCurrentUrl();
driver.currentUrl

2.6.1 - ブラウザー ナビゲーション

ナビゲート

ブラウザーを起動した後に最初に行うことは、Webサイトを開くことです。これは1行で実現できます。

        //Convenient
        driver.get("https://selenium.dev");
            
        //Longer way
        driver.navigate().to("https://selenium.dev");
driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/index.html")
            //Convenient
            driver.Url = "https://selenium.dev";
            //Longer
            driver.Navigate().GoToUrl("https://selenium.dev");
    driver.navigate.to 'https://www.selenium.dev/'
    driver.get 'https://www.selenium.dev/'
    expect(driver.current_url).to eq 'https://www.selenium.dev/'
        //Convenient
        await driver.get('https://www.selenium.dev');

        //Longer way
        await driver.navigate().to("https://www.selenium.dev/selenium/web/index.html");
//Convenient
driver.get("https://selenium.dev")

//Longer way
driver.navigate().to("https://selenium.dev")
  

戻る

ブラウザーの戻るボタンを押す。

        //Back
        driver.navigate().back();
            //Back
             driver.Navigate().Back();
    driver.navigate.back
        //Back
        await driver.navigate().back();
driver.navigate().back() 

次へ

ブラウザーの次へボタンを押す。

        //Forward
        driver.navigate().forward();
            //Forward
             driver.Navigate().Forward();
    driver.navigate.forward
        //Forward
        await driver.navigate().forward();
driver.navigate().forward()

更新

現在のページを更新する。

        //Refresh
        driver.navigate().refresh();
            //Refresh
             driver.Navigate().Refresh();
    driver.navigate.refresh
        //Refresh
        await driver.navigate().refresh();
driver.navigate().refresh()

2.6.2 - JavaScript アラート、プロンプトおよび確認

WebDriverは、JavaScriptが提供する3種類のネイティブポップアップメッセージを操作するためのAPIを提供します。 これらのポップアップはブラウザーによってスタイルが設定され、カスタマイズが制限されています。

アラート

これらの最も単純なものはアラートと呼ばれ、カスタムメッセージと、ほとんどのブラウザーでOKのラベルが付いたアラートを非表示にする単一のボタンを表示します。 ほとんどのブラウザーでは閉じるボタンを押すことで閉じることもできますが、これは常にOKボタンと同じことを行います。 アラートの例を参照してください

WebDriverはポップアップからテキストを取得し、これらのアラートを受け入れるか、または閉じることができます。

	         Alert alert=driver.switchTo().alert();
	         //Store the alert text in a variable and verify it
	         String text = alert.getText();
	         assertEquals(text,"Sample Alert"); 
	         //Press the OK button
	         alert.accept();
	                
    element = driver.find_element(By.LINK_TEXT, "See an example alert")
    element.click()

    wait = WebDriverWait(driver, timeout=2)
    alert = wait.until(lambda d : d.switch_to.alert)
    text = alert.text
    alert.accept()
//Click the link to activate the alert
driver.FindElement(By.LinkText("See an example alert")).Click();

//Wait for the alert to be displayed and store it in a variable
IAlert alert = wait.Until(ExpectedConditions.AlertIsPresent());

//Store the alert text in a variable
string text = alert.Text;

//Press the OK button
alert.Accept();
  
    # Store the alert reference in a variable
    alert = driver.switch_to.alert

    # Get the text of the alert
    alert.text

    # Press on Cancel button
    alert.dismiss
            let alert = await driver.switchTo().alert();
            let alertText = await alert.getText();
            await alert.accept();
//Click the link to activate the alert
driver.findElement(By.linkText("See an example alert")).click()

//Wait for the alert to be displayed and store it in a variable
val alert = wait.until(ExpectedConditions.alertIsPresent())

//Store the alert text in a variable
val text = alert.getText()

//Press the OK button
alert.accept()
  

確認

確認ダイアログボックスはアラートに似ていますが、ユーザーがメッセージをキャンセルすることも選択できる点が異なります。 サンプルを確認してください

この例は、アラートを保存する別の方法も示しています。

	         alert = driver.switchTo().alert();
	         //Store the alert text in a variable and verify it
	         text = alert.getText();
	         assertEquals(text,"Are you sure?"); 
	         //Press the Cancel button
	         alert.dismiss();
	         
    element = driver.find_element(By.LINK_TEXT, "See a sample confirm")
    driver.execute_script("arguments[0].click();", element)

    wait = WebDriverWait(driver, timeout=2)
    alert = wait.until(lambda d : d.switch_to.alert)
    text = alert.text
    alert.dismiss()
//Click the link to activate the alert
driver.FindElement(By.LinkText("See a sample confirm")).Click();

//Wait for the alert to be displayed
wait.Until(ExpectedConditions.AlertIsPresent());

//Store the alert in a variable
IAlert alert = driver.SwitchTo().Alert();

//Store the alert in a variable for reuse
string text = alert.Text;

//Press the Cancel button
alert.Dismiss();
  
    # Store the alert reference in a variable
    alert = driver.switch_to.alert

    # Get the text of the alert
    alert.text

    # Press on Cancel button
    alert.dismiss
            let alert = await driver.switchTo().alert();
            let alertText = await alert.getText();
            // Verify
//Click the link to activate the alert
driver.findElement(By.linkText("See a sample confirm")).click()

//Wait for the alert to be displayed
wait.until(ExpectedConditions.alertIsPresent())

//Store the alert in a variable
val alert = driver.switchTo().alert()

//Store the alert in a variable for reuse
val text = alert.text

//Press the Cancel button
alert.dismiss()
  

プロンプト

プロンプトは確認ボックスに似ていますが、テキスト入力も含まれている点が異なります。 フォーム要素の操作と同様に、WebDriverの送信キーを使用して応答を入力できます。 これにより、プレースホルダーテキストが完全に置き換えられます。 キャンセルボタンを押してもテキストは送信されません。 サンプルプロンプトを参照してください

             alert = driver.switchTo().alert();
	         //Store the alert text in a variable and verify it
	         text = alert.getText();
	         assertEquals(text,"What is your name?"); 
	         //Type your message
	         alert.sendKeys("Selenium");
	         //Press the OK button
	         alert.accept();
	         //quit the browser
    element = driver.find_element(By.LINK_TEXT, "See a sample prompt")
    driver.execute_script("arguments[0].click();", element)

    wait = WebDriverWait(driver, timeout=2)
    alert = wait.until(lambda d : d.switch_to.alert)
    alert.send_keys("Selenium")
    text = alert.text
    alert.accept()
//Click the link to activate the alert
driver.FindElement(By.LinkText("See a sample prompt")).Click();

//Wait for the alert to be displayed and store it in a variable
IAlert alert = wait.Until(ExpectedConditions.AlertIsPresent());

//Type your message
alert.SendKeys("Selenium");

//Press the OK button
alert.Accept();
  
    # Store the alert reference in a variable
    alert = driver.switch_to.alert

    # Type a message
    alert.send_keys('selenium')

    # Press on Ok button
    alert.accept
            await driver.wait(until.alertIsPresent());
            let alert = await driver.switchTo().alert();
            //Type your message
            await alert.sendKeys(text);
//Click the link to activate the alert
driver.findElement(By.linkText("See a sample prompt")).click()

//Wait for the alert to be displayed and store it in a variable
val alert = wait.until(ExpectedConditions.alertIsPresent())

//Type your message
alert.sendKeys("Selenium")

//Press the OK button
alert.accept()
  

2.6.3 - クッキーの使用

Cookieは、Webサイトから送信され、コンピューターに保存される小さなデータです。 Cookieは、主にユーザーを認識し、保存されている情報を読み込むために使用されます。

WebDriver APIは、組み込みメソッドでCookieと対話するメソッドを提供します。

クッキーの追加

現在のブラウジングコンテキストにCookieを追加するために使用されます。 Cookieの追加では、一連の定義済みのシリアル化可能なJSONオブジェクトのみを受け入れます。 受け入れられたJSONキー値のリストへのリンクはこちらにあります。

まず、Cookieが有効になるドメインにいる必要があります。 サイトとの対話を開始する前にCookieを事前設定しようとしていて、ホームページが大きい場合/代替の読み込みに時間がかかる場合は、サイトで小さいページを見つけることです。(通常、たとえば http://example.com/some404page のような、404ページは小さいです。)

	      driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html");
	      // Add cookie into current browser context
	      driver.manage().addCookie(new Cookie("key", "value"));
    driver = webdriver.Chrome()
    driver.get("http://www.example.com")

    # Adds the cookie into current browser context
    driver.add_cookie({"name": "key", "value": "value"})
         driver.Url="https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html";
         // Add cookie into current browser context
         driver.Manage().Cookies.AddCookie(new Cookie("key", "value"));
require 'selenium-webdriver'
driver = Selenium::WebDriver.for :chrome

begin
  driver.get 'https://www.example.com'
  
  # Adds the cookie into current browser context
  driver.manage.add_cookie(name: "key", value: "value")
ensure
  driver.quit
end
  
            await driver.manage().addCookie({ name: 'key', value: 'value' });
import org.openqa.selenium.Cookie
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver

fun main() {
    val driver = ChromeDriver()
    try {
        driver.get("https://example.com")

        // Adds the cookie into current browser context
        driver.manage().addCookie(Cookie("key", "value"))
    } finally {
        driver.quit()
    }
}  
  

命名されたクッキーの取得

関連付けられているすべてのCookieの中で、Cookie名と一致するシリアル化されたCookieデータを返します。

	        driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html");
	        // Add cookie into current browser context
	        driver.manage().addCookie(new Cookie("foo", "bar"));
	        // Get cookie details with named cookie 'foo'
	        Cookie cookie = driver.manage().getCookieNamed("foo");
    driver = webdriver.Chrome()
    driver.get("http://www.example.com")

    # Adds the cookie into current browser context
    driver.add_cookie({"name": "foo", "value": "bar"})

    # Get cookie details with named cookie 'foo'
    print(driver.get_cookie("foo"))
         driver.Url = "https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html";
         // Add cookie into current browser context
         driver.Manage().Cookies.AddCookie(new Cookie("foo", "bar"));
         // Get cookie details with named cookie 'foo'
         Cookie cookie = driver.Manage().Cookies.GetCookieNamed("foo");
require 'selenium-webdriver'
driver = Selenium::WebDriver.for :chrome

begin
  driver.get 'https://www.example.com'
  driver.manage.add_cookie(name: "foo", value: "bar")

  # Get cookie details with named cookie 'foo'
  puts driver.manage.cookie_named('foo')
ensure
  driver.quit
end
  
            // Get cookie details with named cookie 'foo'
            await driver.manage().getCookie('foo').then(function(cookie) {
                console.log('cookie details => ', cookie);
            });
import org.openqa.selenium.Cookie
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver

fun main() {
    val driver = ChromeDriver()
    try {
        driver.get("https://example.com")
        driver.manage().addCookie(Cookie("foo", "bar"))

        // Get cookie details with named cookie 'foo'
        val cookie = driver.manage().getCookieNamed("foo")
        println(cookie)
    } finally {
        driver.quit()
    }
}  
  

全てのクッキーの取得

現在のブラウジングコンテキストの ‘成功したシリアル化されたCookieデータ’ を返します。 ブラウザが使用できなくなった場合、エラーが返されます。

	        driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html");
	        // Add cookies into current browser context
	        driver.manage().addCookie(new Cookie("test1", "cookie1"));
	        driver.manage().addCookie(new Cookie("test2", "cookie2"));
	        // Get cookies
	        Set<Cookie> cookies = driver.manage().getCookies();
	         for (Cookie cookie : cookies) {
	            if (cookie.getName().equals("test1")) {
	                Assertions.assertEquals(cookie.getValue(), "cookie1");
	            }

	            if (cookie.getName().equals("test2")) {
	                Assertions.assertEquals(cookie.getValue(), "cookie2");
	            }
	         }
    driver = webdriver.Chrome()

    driver.get("http://www.example.com")

    driver.add_cookie({"name": "test1", "value": "cookie1"})
    driver.add_cookie({"name": "test2", "value": "cookie2"})

    # Get all available cookies
    print(driver.get_cookies())
         driver.Url = "https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html";
         // Add cookies into current browser context
         driver.Manage().Cookies.AddCookie(new Cookie("test1", "cookie1"));
         driver.Manage().Cookies.AddCookie(new Cookie("test2", "cookie2"));
         // Get cookies
         var cookies = driver.Manage().Cookies.AllCookies;
         foreach (var cookie in cookies){
             if (cookie.Name.Equals("test1")){
                 Assert.AreEqual("cookie1", cookie.Value);
             }
             if (cookie.Name.Equals("test2")){
                 Assert.AreEqual("cookie2", cookie.Value);
             }
         }
require 'selenium-webdriver'
driver = Selenium::WebDriver.for :chrome

begin
  driver.get 'https://www.example.com'
  driver.manage.add_cookie(name: "test1", value: "cookie1")
  driver.manage.add_cookie(name: "test2", value: "cookie2")

  # Get all available cookies
  puts driver.manage.all_cookies
ensure
  driver.quit
end
  
            await driver.manage().getCookies().then(function(cookies) {
                console.log('cookie details => ', cookies);
            });
import org.openqa.selenium.Cookie
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver

fun main() {
    val driver = ChromeDriver()
    try {
        driver.get("https://example.com")
        driver.manage().addCookie(Cookie("test1", "cookie1"))
        driver.manage().addCookie(Cookie("test2", "cookie2"))

        // Get All available cookies
        val cookies = driver.manage().cookies
        println(cookies)
    } finally {
        driver.quit()
    }
}  
  

クッキーの削除

指定されたCookie名と一致するCookieデータを削除します。

	        driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html");
	        driver.manage().addCookie(new Cookie("test1", "cookie1"));
	        // delete cookie named
	        driver.manage().deleteCookieNamed("test1");
    driver = webdriver.Chrome()

    driver.get("http://www.example.com")

    driver.add_cookie({"name": "test1", "value": "cookie1"})
    driver.add_cookie({"name": "test2", "value": "cookie2"})

    # Delete cookie with name 'test1'
    driver.delete_cookie("test1")
         driver.Url = "https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html";
         driver.Manage().Cookies.AddCookie(new Cookie("test1", "cookie1"));
         // delete cookie named
         driver.Manage().Cookies.DeleteCookieNamed("test1");
require 'selenium-webdriver'
driver = Selenium::WebDriver.for :chrome

begin
  driver.get 'https://www.example.com'
  driver.manage.add_cookie(name: "test1", value: "cookie1")
  driver.manage.add_cookie(name: "test2", value: "cookie2")

  # delete a cookie with name 'test1'
  driver.manage.delete_cookie('test1')
ensure
  driver.quit
end
  
            // Delete a cookie with name 'test1'
            await driver.manage().deleteCookie('test1');
import org.openqa.selenium.Cookie
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver

fun main() {
    val driver = ChromeDriver()
    try {
        driver.get("https://example.com")
        driver.manage().addCookie(Cookie("test1", "cookie1"))
        val cookie1 = Cookie("test2", "cookie2")
        driver.manage().addCookie(cookie1)

        // delete a cookie with name 'test1'
        driver.manage().deleteCookieNamed("test1")

        // delete cookie by passing cookie object of current browsing context.
        driver.manage().deleteCookie(cookie1)
    } finally {
        driver.quit()
    }
}  
  

全てのクッキーの削除

現在のブラウジングコンテキストの全てのCookieを削除します。

	        driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html");
	        // Add cookies into current browser context
	        driver.manage().addCookie(new Cookie("test1", "cookie1"));
	        driver.manage().addCookie(new Cookie("test2", "cookie2"));
	        // Delete All cookies
	        driver.manage().deleteAllCookies();
    driver = webdriver.Chrome()

    driver.get("http://www.example.com")

    driver.add_cookie({"name": "test1", "value": "cookie1"})
    driver.add_cookie({"name": "test2", "value": "cookie2"})

    # Delete all cookies
    driver.delete_all_cookies()
         driver.Url = "https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html";
         // Add cookies into current browser context
         driver.Manage().Cookies.AddCookie(new Cookie("test1", "cookie1"));
         driver.Manage().Cookies.AddCookie(new Cookie("test2", "cookie2"));
         // Delete All cookies
         driver.Manage().Cookies.DeleteAllCookies();
require 'selenium-webdriver'
driver = Selenium::WebDriver.for :chrome

begin
  driver.get 'https://www.example.com'
  driver.manage.add_cookie(name: "test1", value: "cookie1")
  driver.manage.add_cookie(name: "test2", value: "cookie2")

  # deletes all cookies
  driver.manage.delete_all_cookies
ensure
  driver.quit
end
  
            // Delete all cookies
            await driver.manage().deleteAllCookies();
import org.openqa.selenium.Cookie
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver

fun main() {
    val driver = ChromeDriver()
    try {
        driver.get("https://example.com")
        driver.manage().addCookie(Cookie("test1", "cookie1"))
        driver.manage().addCookie(Cookie("test2", "cookie2"))

        // deletes all cookies
        driver.manage().deleteAllCookies()
    } finally {
        driver.quit()
    }
}  
  

SameSite Cookie属性

これにより、ユーザーは、サードパーティのサイトによって開始されたリクエストとともに Cookieを送信するかどうかをブラウザに指示できます。 CSRF(クロスサイトリクエストフォージェリ)攻撃を防ぐために導入されました。

SameSite Cookie属性は、2つのパラメーターを命令として受け入れます。

Strict:

SameSite属性が Strict に設定されている場合、CookieはサードパーティのWebサイトによって 開始されたリクエストとともに送信されません。

Lax:

CookieのSameSite属性を Lax に設定すると、CookieはサードパーティのWebサイトによって 開始されたGETリクエストとともに送信されます。

Note: As of now this feature is landed in chrome(80+version), Firefox(79+version) and works with Selenium 4 and later versions.

import org.openqa.selenium.*;
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver;

public class cookieTest {
  public static void main(String[] args) {
    WebDriver driver = new ChromeDriver();
    try {
      driver.get("http://www.example.com");
      Cookie cookie = new Cookie.Builder("key", "value").sameSite("Strict").build();
      Cookie cookie1 = new Cookie.Builder("key", "value").sameSite("Lax").build();
      driver.manage().addCookie(cookie);
      driver.manage().addCookie(cookie1);
      System.out.println(cookie.getSameSite());
      System.out.println(cookie1.getSameSite());
    } finally {
      driver.quit();
    }
  }
}
  
    driver = webdriver.Chrome()

    driver.get("http://www.example.com")

    # Adds the cookie into current browser context with sameSite 'Strict' (or) 'Lax'
    driver.add_cookie({"name": "foo", "value": "value", "sameSite": "Strict"})
    driver.add_cookie({"name": "foo1", "value": "value", "sameSite": "Lax"})

    cookie1 = driver.get_cookie("foo")
    cookie2 = driver.get_cookie("foo1")

    print(cookie1)
    print(cookie2)
using OpenQA.Selenium;
using OpenQA.Selenium.Chrome;

namespace SameSiteCookie {
  class SameSiteCookie {
    static void Main(string[] args) {
      IWebDriver driver = new ChromeDriver();
      try {
        driver.Navigate().GoToUrl("http://www.example.com");

        var cookie1Dictionary = new System.Collections.Generic.Dictionary<string, object>() {
          { "name", "test1" }, { "value", "cookie1" }, { "sameSite", "Strict" } };
        var cookie1 = Cookie.FromDictionary(cookie1Dictionary);

        var cookie2Dictionary = new System.Collections.Generic.Dictionary<string, object>() {
          { "name", "test2" }, { "value", "cookie2" }, { "sameSite", "Lax" } };
        var cookie2 = Cookie.FromDictionary(cookie2Dictionary);

        driver.Manage().Cookies.AddCookie(cookie1);
        driver.Manage().Cookies.AddCookie(cookie2);

        System.Console.WriteLine(cookie1.SameSite);
        System.Console.WriteLine(cookie2.SameSite);
      } finally {
        driver.Quit();
      }
    }
  }
}
  
require 'selenium-webdriver'
driver = Selenium::WebDriver.for :chrome

begin
  driver.get 'https://www.example.com'
  # Adds the cookie into current browser context with sameSite 'Strict' (or) 'Lax'
  driver.manage.add_cookie(name: "foo", value: "bar", same_site: "Strict")
  driver.manage.add_cookie(name: "foo1", value: "bar", same_site: "Lax")
  puts driver.manage.cookie_named('foo')
  puts driver.manage.cookie_named('foo1')
ensure
  driver.quit
end
  
            // set a cookie on the current domain with sameSite 'Strict' (or) 'Lax'
            await driver.manage().addCookie({ name: 'key', value: 'value', sameSite: 'Strict' });
            await driver.manage().addCookie({ name: 'key', value: 'value', sameSite: 'Lax' });
import org.openqa.selenium.Cookie
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver

fun main() {
    val driver = ChromeDriver()
    try {
        driver.get("http://www.example.com")
        val cookie = Cookie.Builder("key", "value").sameSite("Strict").build()
        val cookie1 = Cookie.Builder("key", "value").sameSite("Lax").build()
        driver.manage().addCookie(cookie)
        driver.manage().addCookie(cookie1)
        println(cookie.getSameSite())
        println(cookie1.getSameSite())
    } finally {
        driver.quit()
    }
} 
  

2.6.4 - IFrame と Frame の操作

Frameは、同じドメイン上の複数のドキュメントからサイトレイアウトを構築する非推奨の手段となりました。 HTML5以前のWebアプリを使用している場合を除き、frameを使用することはほとんどありません。 iFrameは、まったく異なるドメインからのドキュメントの挿入を許可し、今でも一般的に使用されています。

FrameまたはiFrameを使用する必要がある場合、Webdriverを使用して同じ方法で作業できます。 iFrame内のボタンがある場合を考えてみましょう。ブラウザー開発ツールを使用して要素を検査すると、次のように表示される場合があります。

<div id="modal">
  <iframe id="buttonframe" name="myframe"  src="https://seleniumhq.github.io">
   <button>Click here</button>
 </iframe>
</div>

iFrameがなければ、次のようなボタンを使用してボタンをクリックします。

//This won't work
driver.findElement(By.tagName("button")).click();
  
    # This Wont work
driver.find_element(By.TAG_NAME, 'button').click()
  
//This won't work
driver.FindElement(By.TagName("button")).Click();
  
    # This won't work
driver.find_element(:tag_name,'button').click
  
// This won't work
await driver.findElement(By.css('button')).click();
  
//This won't work
driver.findElement(By.tagName("button")).click()
  

ただし、iFrameの外側にボタンがない場合は、代わりにno such elementエラーが発生する可能性があります。 これは、Seleniumがトップレベルのドキュメントの要素のみを認識するために発生します。 ボタンを操作するには、ウィンドウを切り替える方法と同様に、最初にFrameに切り替える必要があります。 WebDriverは、Frameに切り替える3つの方法を提供します。

WebElementを使う

WebElementを使用した切り替えは、最も柔軟なオプションです。好みのセレクタを使用してFrameを見つけ、それに切り替えることができます。

         //switch To IFrame using Web Element
         WebElement iframe = driver.findElement(By.id("iframe1"));
         //Switch to the frame
         driver.switchTo().frame(iframe);
         assertEquals(true, driver.getPageSource().contains("We Leave From Here"));
         //Now we can type text into email field
         WebElement emailE= driver.findElement(By.id("email"));
         emailE.sendKeys("admin@selenium.dev");
         emailE.clear();
    # Store iframe web element
iframe = driver.find_element(By.CSS_SELECTOR, "#modal > iframe")

    # switch to selected iframe
driver.switch_to.frame(iframe)

    # Now click on button
driver.find_element(By.TAG_NAME, 'button').click()
  
            //switch To IFrame using Web Element
            IWebElement iframe = driver.FindElement(By.Id("iframe1"));
            //Switch to the frame
            driver.SwitchTo().Frame(iframe);
            Assert.AreEqual(true, driver.PageSource.Contains("We Leave From Here"));
            //Now we can type text into email field
            IWebElement emailE = driver.FindElement(By.Id("email"));
            emailE.SendKeys("admin@selenium.dev");
            emailE.Clear();
    # Store iframe web element
iframe = driver.find_element(:css,'#modal > iframe')

    # Switch to the frame
driver.switch_to.frame iframe

    # Now, Click on the button
driver.find_element(:tag_name,'button').click
  
// Store the web element
const iframe = driver.findElement(By.css('#modal > iframe'));

// Switch to the frame
await driver.switchTo().frame(iframe);

// Now we can click the button
await driver.findElement(By.css('button')).click();
  
//Store the web element
val iframe = driver.findElement(By.cssSelector("#modal>iframe"))

//Switch to the frame
driver.switchTo().frame(iframe)

//Now we can click the button
driver.findElement(By.tagName("button")).click()
  

nameまたはIDを使う

FrameまたはiFrameにidまたはname属性がある場合、代わりにこれを使うことができます。 名前またはIDがページ上で一意でない場合、最初に見つかったものに切り替えます。

         //switch To IFrame using name or id
         driver.findElement(By.name("iframe1-name"));
         //Switch to the frame
         driver.switchTo().frame(iframe);
         assertEquals(true, driver.getPageSource().contains("We Leave From Here"));
         WebElement email=driver.findElement(By.id("email"));
         //Now we can type text into email field
         email.sendKeys("admin@selenium.dev");
         email.clear();
    # Switch frame by id
driver.switch_to.frame('buttonframe')

    # Now, Click on the button
driver.find_element(By.TAG_NAME, 'button').click()
  
            //switch To IFrame using name or id
            driver.FindElement(By.Name("iframe1-name"));
            //Switch to the frame
            driver.SwitchTo().Frame(iframe);
            Assert.AreEqual(true, driver.PageSource.Contains("We Leave From Here"));
            IWebElement email = driver.FindElement(By.Id("email"));
            //Now we can type text into email field
            email.SendKeys("admin@selenium.dev");
            email.Clear();
// Using the ID
await driver.switchTo().frame('buttonframe');

// Or using the name instead
await driver.switchTo().frame('myframe');

// Now we can click the button
await driver.findElement(By.css('button')).click();
  
//Using the ID
driver.switchTo().frame("buttonframe")

//Or using the name instead
driver.switchTo().frame("myframe")

//Now we can click the button
driver.findElement(By.tagName("button")).click()
  

インデックスを使う

JavaScriptの window.frames を使用して照会できるように、Frameのインデックスを使用することもできます。

         //switch To IFrame using index
         driver.switchTo().frame(0);
    # Switch to the second frame
driver.switch_to.frame(1)
  
            //switch To IFrame using index
            driver.SwitchTo().Frame(0);
    # switching to second iframe based on index
iframe = driver.find_elements(By.TAG_NAME,'iframe')[1]

    # switch to selected iframe
driver.switch_to.frame(iframe)
  
// Switches to the second frame
await driver.switchTo().frame(1);
  
// Switches to the second frame
driver.switchTo().frame(1)
  

Frameを終了する

iFrameまたはFrameセットを終了するには、次のようにデフォルトのコンテンツに切り替えます。

         //leave frame
         driver.switchTo().defaultContent();
    # switch back to default content
driver.switch_to.default_content()
  
            //leave frame
            driver.SwitchTo().DefaultContent();
    # Return to the top level
driver.switch_to.default_content
  
// Return to the top level
await driver.switchTo().defaultContent();
  
// Return to the top level
driver.switchTo().defaultContent()
  

2.6.5 - Print Page

Printing a webpage is a common task, whether for sharing information or maintaining archives. Selenium simplifies this process through its PrintOptions, PrintsPage, and browsingContext classes, which provide a flexible and intuitive interface for automating the printing of web pages. These classes enable you to configure printing preferences, such as page layout, margins, and scaling, ensuring that the output meets your specific requirements.

Configuring

Orientation

Using the getOrientation() and setOrientation() methods, you can get/set the page orientation — either PORTRAIT or LANDSCAPE.

    public void TestOrientation() 
    {
        driver.get("https://www.selenium.dev/");
        PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
        printOptions.setOrientation(PrintOptions.Orientation.LANDSCAPE);
        PrintOptions.Orientation current_orientation = printOptions.getOrientation();
    }
        public void TestOrientation()
        {
            IWebDriver driver = new ChromeDriver();
            driver.Navigate().GoToUrl("https://selenium.dev");
            PrintOptions printOptions  = new PrintOptions();
            printOptions.Orientation = PrintOrientation.Landscape;
            PrintOrientation currentOrientation = printOptions.Orientation;
        }
def test_orientation(driver):
    driver.get("https://www.selenium.dev/")
    print_options = PrintOptions()
    print_options.orientation = "landscape" ## landscape or portrait
    assert print_options.orientation == "landscape"

Range

Using the getPageRanges() and setPageRanges() methods, you can get/set the range of pages to print — e.g. “2-4”.

    public void TestRange() 
    {
        driver.get("https://www.selenium.dev/");
        PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
        printOptions.setPageRanges("1-2");
        String[] current_range = printOptions.getPageRanges();
    }
        public void TestRange()
        {
            IWebDriver driver = new ChromeDriver();
            driver.Navigate().GoToUrl("https://selenium.dev");
            PrintOptions printOptions  = new PrintOptions();
            printOptions.AddPageRangeToPrint("1-3"); // add range of pages
            printOptions.AddPageToPrint(5); // add individual page
        }   
def test_range(driver):
    driver.get("https://www.selenium.dev/")
    print_options = PrintOptions()
    print_options.page_ranges = ["1, 2, 3"] ## ["1", "2", "3"] or ["1-3"]
    assert print_options.page_ranges == ["1, 2, 3"]

Size

Using the getPaperSize() and setPaperSize() methods, you can get/set the paper size to print — e.g. “A0”, “A6”, “Legal”, “Tabloid”, etc.

    public void TestSize() 
    {
        driver.get("https://www.selenium.dev/");
        PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
        printOptions.setScale(.50);
        double current_scale = printOptions.getScale();
    }
        public void TestSize()
        {
            IWebDriver driver = new ChromeDriver();
            driver.Navigate().GoToUrl("https://www.selenium.dev/");
            PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
            PrintOptions.PageSize currentDimensions = printOptions.PageDimensions;
        }
def test_size(driver):
    driver.get("https://www.selenium.dev/")
    print_options = PrintOptions()
    print_options.scale = 0.5 ## 0.1 to 2.0``
    assert print_options.scale == 0.5

Margins

Using the getPageMargin() and setPageMargin() methods, you can set the margin sizes of the page you wish to print — i.e. top, bottom, left, and right margins.

    {
        driver.get("https://www.selenium.dev/");
        PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
        PageMargin margins = new PageMargin(1.0,1.0,1.0,1.0);
        printOptions.setPageMargin(margins);
        double topMargin = margins.getTop();
        double bottomMargin = margins.getBottom();
        double leftMargin = margins.getLeft();
        double rightMargin = margins.getRight();
    }
        public void TestMargins()
        {
            IWebDriver driver = new ChromeDriver();
            driver.Navigate().GoToUrl("https://www.selenium.dev/");
            PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
            PrintOptions.Margins currentMargins = printOptions.PageMargins;
        }
def test_margin(driver):
    driver.get("https://www.selenium.dev/")
    print_options = PrintOptions()
    print_options.margin_top = 10
    print_options.margin_bottom = 10
    print_options.margin_left = 10
    print_options.margin_right = 10
    assert print_options.margin_top == 10
    assert print_options.margin_bottom == 10
    assert print_options.margin_left == 10
    assert print_options.margin_right == 10

Scale

Using getScale() and setScale() methods, you can get/set the scale of the page you wish to print — e.g. 1.0 is 100% or default, 0.25 is 25%, etc.

    public void TestScale() 
    {
        driver.get("https://www.selenium.dev/");
        PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
        printOptions.setScale(.50);
        double current_scale = printOptions.getScale();
    }
        public void TestScale()
        {
            IWebDriver driver = new ChromeDriver();
            driver.Navigate().GoToUrl("https://www.selenium.dev/");
            PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
            printOptions.ScaleFactor = 0.5;
            double currentScale = printOptions.ScaleFactor;
        }
def test_scale(driver):
    driver.get("https://www.selenium.dev/")
    print_options = PrintOptions()
    print_options.scale = 0.5 ## 0.1 to 2.0
    current_scale = print_options.scale
    assert current_scale == 0.5

Background

Using getBackground() and setBackground() methods, you can get/set whether background colors and images appear — boolean true or false.

    public void TestBackground() 
    {
        driver.get("https://www.selenium.dev/");
        PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
        printOptions.setBackground(true);
        boolean current_background = printOptions.getBackground();
    }
        public void TestBackgrounds()
        {
            IWebDriver driver = new ChromeDriver();
            driver.Navigate().GoToUrl("https://www.selenium.dev/");
            PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
            printOptions.OutputBackgroundImages = true;
            bool currentBackgrounds = printOptions.OutputBackgroundImages;
        }
def test_background(driver):
    driver.get("https://www.selenium.dev/")
    print_options = PrintOptions()
    print_options.background = True ## True or False
    assert print_options.background is True

ShrinkToFit

Using getShrinkToFit() and setShrinkToFit() methods, you can get/set whether the page will shrink-to-fit content on the page — boolean true or false.

    public void TestShrinkToFit() 
    {
        driver.get("https://www.selenium.dev/");
        PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
        printOptions.setShrinkToFit(true);
        boolean current_shrink_to_fit = printOptions.getShrinkToFit();
    }
        public void TestShrinkToFit()
        {
            IWebDriver driver = new ChromeDriver();
            driver.Navigate().GoToUrl("https://www.selenium.dev/");
            PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
            printOptions.ShrinkToFit = true;
            bool currentShrinkToFit = printOptions.ShrinkToFit;
        }
def test_shrink_to_fit(driver):
    driver.get("https://www.selenium.dev/")
    print_options = PrintOptions()
    print_options.shrink_to_fit = True ## True or False
    assert print_options.shrink_to_fit is True

Printing

Once you’ve configured your PrintOptions, you’re ready to print the page. To do this, you can invoke the print function, which generates a PDF representation of the web page. The resulting PDF can be saved to your local storage for further use or distribution. Using PrintsPage(), the print command will return the PDF data in base64-encoded format, which can be decoded and written to a file in your desired location, and using BrowsingContext() will return a String.

There may currently be multiple implementations depending on your language of choice. For example, with Java you have the ability to print using either BrowingContext() or PrintsPage(). Both take PrintOptions() objects as a parameter.

Note: BrowsingContext() is part of Selenium’s BiDi implementation. To enable BiDi see Enabling Bidi

PrintsPage()

    public void PrintWithPrintsPageTest() 
    {
        driver.get("https://www.selenium.dev/");
        PrintsPage printer = (PrintsPage) driver;
        PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
        Pdf printedPage = printer.print(printOptions);
        Assertions.assertNotNull(printedPage);
    }

BrowsingContext()

    public void PrintWithBrowsingContextTest() 
    {
        BrowsingContext browsingContext = new BrowsingContext(driver, driver.getWindowHandle());
        driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/formPage.html");
        PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
        String printPage = browsingContext.print(printOptions);
        Assertions.assertTrue(printPage.length() > 0);
    }

print_page()

def test_prints_page(driver):
    driver.get("https://www.selenium.dev/")
    print_options = PrintOptions()
    pdf = driver.print_page(print_options)
    assert len(pdf) > 0

2.6.6 - ウィンドウとタブの操作

ウィンドウとタブ

ウィンドウハンドルの取得

WebDriverは、ウィンドウとタブを区別しません。 サイトが新しいタブまたはウィンドウを開く場合、Seleniumはウィンドウハンドルを使って連動します。 各ウィンドウには一意の識別子があり、これは単一のセッションで持続します。 次のコードを使用して、現在のウィンドウのウィンドウハンドルを取得できます。

        // Navigate to Url
        driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/window_switching_tests/page_with_frame.html");
        //fetch handle of this
        String currHandle=driver.getWindowHandle();
        assertNotNull(currHandle);
driver.current_window_handle
driver.window_handle
await driver.getWindowHandle();
driver.windowHandle

ウィンドウまたはタブの切り替え

新しいウィンドウで開くリンクをクリックすると、新しいウィンドウまたはタブが画面にフォーカスされますが、WebDriverはオペレーティングシステムがアクティブと見なすウィンドウを認識しません。 新しいウィンドウで作業するには、それに切り替える必要があります。 開いているタブまたはウィンドウが2つしかなく、どちらのウィンドウから開始するかがわかっている場合、削除のプロセスによって、WebDriverが表示できる両方のウィンドウまたはタブをループし、元のウィンドウまたはタブに切り替えることができます。

ただし、Selenium 4には、新しいタブ(または)新しいウィンドウを作成して自動的に切り替える新しいAPI NewWindow が用意されています。

        //click on link to open a new window
        driver.findElement(By.linkText("Open new window")).click();
        //fetch handles of all windows, there will be two, [0]- default, [1] - new window
        Object[] windowHandles=driver.getWindowHandles().toArray();
        driver.switchTo().window((String) windowHandles[1]);
        //assert on title of new window
        String title=driver.getTitle();
        assertEquals("Simple Page",title);
from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.support.ui import WebDriverWait
from selenium.webdriver.support import expected_conditions as EC

    # Start the driver
with webdriver.Firefox() as driver:
    # Open URL
    driver.get("https://seleniumhq.github.io")

    # Setup wait for later
    wait = WebDriverWait(driver, 10)

    # Store the ID of the original window
    original_window = driver.current_window_handle

    # Check we don't have other windows open already
    assert len(driver.window_handles) == 1

    # Click the link which opens in a new window
    driver.find_element(By.LINK_TEXT, "new window").click()

    # Wait for the new window or tab
    wait.until(EC.number_of_windows_to_be(2))

    # Loop through until we find a new window handle
    for window_handle in driver.window_handles:
        if window_handle != original_window:
            driver.switch_to.window(window_handle)
            break

    # Wait for the new tab to finish loading content
    wait.until(EC.title_is("SeleniumHQ Browser Automation"))
  
    #Store the ID of the original window
original_window = driver.window_handle

    #Check we don't have other windows open already
assert(driver.window_handles.length == 1, 'Expected one window')

    #Click the link which opens in a new window
driver.find_element(link: 'new window').click

    #Wait for the new window or tab
wait.until { driver.window_handles.length == 2 }

    #Loop through until we find a new window handle
driver.window_handles.each do |handle|
    if handle != original_window
        driver.switch_to.window handle
        break
    end
end

    #Wait for the new tab to finish loading content
wait.until { driver.title == 'Selenium documentation'}
  
//Store the ID of the original window
const originalWindow = await driver.getWindowHandle();

//Check we don't have other windows open already
assert((await driver.getAllWindowHandles()).length === 1);

//Click the link which opens in a new window
await driver.findElement(By.linkText('new window')).click();

//Wait for the new window or tab
await driver.wait(
    async () => (await driver.getAllWindowHandles()).length === 2,
    10000
  );

//Loop through until we find a new window handle
const windows = await driver.getAllWindowHandles();
windows.forEach(async handle => {
  if (handle !== originalWindow) {
    await driver.switchTo().window(handle);
  }
});

//Wait for the new tab to finish loading content
await driver.wait(until.titleIs('Selenium documentation'), 10000);
  
//Store the ID of the original window
val originalWindow = driver.getWindowHandle()

//Check we don't have other windows open already
assert(driver.getWindowHandles().size() === 1)

//Click the link which opens in a new window
driver.findElement(By.linkText("new window")).click()

//Wait for the new window or tab
wait.until(numberOfWindowsToBe(2))

//Loop through until we find a new window handle
for (windowHandle in driver.getWindowHandles()) {
    if (!originalWindow.contentEquals(windowHandle)) {
        driver.switchTo().window(windowHandle)
        break
    }
}

//Wait for the new tab to finish loading content
wait.until(titleIs("Selenium documentation"))

  

ウィンドウまたはタブを閉じる

ウィンドウまたはタブでの作業が終了し、 かつ ブラウザーで最後に開いたウィンドウまたはタブではない場合、それを閉じて、以前使用していたウィンドウに切り替える必要があります。 前のセクションのコードサンプルに従ったと仮定すると、変数に前のウィンドウハンドルが格納されます。 これをまとめると以下のようになります。

        //closing current window
        driver.close();
        //Switch back to the old tab or window
        driver.switchTo().window((String) windowHandles[0]);
    #Close the tab or window
driver.close()

    #Switch back to the old tab or window
driver.switch_to.window(original_window)
  
    #Close the tab or window
driver.close

    #Switch back to the old tab or window
driver.switch_to.window original_window
  
//Close the tab or window
await driver.close();

//Switch back to the old tab or window
await driver.switchTo().window(originalWindow);
  
//Close the tab or window
driver.close()

//Switch back to the old tab or window
driver.switchTo().window(originalWindow)

  

ウィンドウを閉じた後に別のウィンドウハンドルに切り替えるのを忘れると、現在閉じられているページでWebDriverが実行されたままになり、 No Such Window Exception が発行されます。実行を継続するには、有効なウィンドウハンドルに切り替える必要があります。

新しいウィンドウ(または)新しいタブを作成して切り替える

新しいウィンドウ(または)タブを作成し、画面上の新しいウィンドウまたはタブにフォーカスします。 新しいウィンドウ(または)タブを使用するように切り替える必要はありません。 新しいウィンドウ以外に3つ以上のウィンドウ(または)タブを開いている場合、WebDriverが表示できる両方のウィンドウまたはタブをループして、元のものではないものに切り替えることができます。

注意: この機能は、Selenium 4以降のバージョンで機能します。

        //Opens a new tab and switches to new tab
        driver.switchTo().newWindow(WindowType.TAB);
        assertEquals("",driver.getTitle());
        
        //Opens a new window and switches to new window
        driver.switchTo().newWindow(WindowType.WINDOW);
        assertEquals("",driver.getTitle());
    # Opens a new tab and switches to new tab
driver.switch_to.new_window('tab')

    # Opens a new window and switches to new window
driver.switch_to.new_window('window')
  

Opens a new tab and switches to new tab

    driver.switch_to.new_window(:tab)

Opens a new window and switches to new window

    driver.switch_to.new_window(:window)
Opens a new tab and switches to new tab
Opens a new window and switches to new window:
// Opens a new tab and switches to new tab
driver.switchTo().newWindow(WindowType.TAB)

// Opens a new window and switches to new window
driver.switchTo().newWindow(WindowType.WINDOW)
  

セッションの終了時にブラウザーを終了する

ブラウザーセッションを終了したら、closeではなく、quitを呼び出す必要があります。

        //quitting driver
        driver.quit(); //close all windows
driver.quit()
driver.quit
await driver.quit();
driver.quit()
  • Quitは、
    • そのWebDriverセッションに関連付けられているすべてのウィンドウとタブを閉じます
    • ブラウザーのプロセス
    • バックグラウンドのドライバーのプロセス
    • ブラウザーが使用されなくなったことをSelenium Gridに通知して、別のセッションで使用できるようにします(Selenium Gridを使用している場合)

quitの呼び出しに失敗すると、余分なバックグラウンドプロセスとポートがマシン上で実行されたままになり、後で問題が発生する可能性があります。

一部のテストフレームワークでは、テストの終了時にフックできるメソッドとアノテーションを提供しています。

/**
 * Example using JUnit
 * https://junit.org/junit5/docs/current/api/org/junit/jupiter/api/AfterAll.html
 */
@AfterAll
public static void tearDown() {
    driver.quit();
}
  
    # unittest teardown
    # https://docs.python.org/3/library/unittest.html?highlight=teardown#unittest.TestCase.tearDown
def tearDown(self):
    self.driver.quit()
  
/*
    Example using Visual Studio's UnitTesting
    https://msdn.microsoft.com/en-us/library/microsoft.visualstudio.testtools.unittesting.aspx
*/
[TestCleanup]
public void TearDown()
{
    driver.Quit();
}
  
    # UnitTest Teardown
    # https://www.rubydoc.info/github/test-unit/test-unit/Test/Unit/TestCase
def teardown
    @driver.quit
end
  
/**
 * Example using Mocha
 * https://mochajs.org/#hooks
 */
after('Tear down', async function () {
  await driver.quit();
});
  
/**
 * Example using JUnit
 * https://junit.org/junit5/docs/current/api/org/junit/jupiter/api/AfterAll.html
 */
@AfterAll
fun tearDown() {
    driver.quit()
}
  

テストコンテキストでWebDriverを実行していない場合は、ほとんどの言語で提供されている try / finally の使用を検討して、例外がWebDriverセッションをクリーンアップするようにします。

try {
    //WebDriver code here...
} finally {
    driver.quit();
}
  
try:
    #WebDriver code here...
finally:
    driver.quit()
  
try {
    //WebDriver code here...
} finally {
    driver.Quit();
}
  
begin
    #WebDriver code here...
ensure
    driver.quit
end
  
try {
    //WebDriver code here...
} finally {
    await driver.quit();
}
  
try {
    //WebDriver code here...
} finally {
    driver.quit()
}
  

PythonのWebDriverは、pythonコンテキストマネージャーをサポートするようになりました。 withキーワードを使用すると、実行終了時にドライバーを自動的に終了できます。

with webdriver.Firefox() as driver:
  # WebDriver code here...

# WebDriver will automatically quit after indentation

ウィンドウマネジメント

画面解像度はWebアプリケーションのレンダリング方法に影響を与える可能性があるため、WebDriverはブラウザーウィンドウを移動およびサイズ変更するメカニズムを提供します。

ウィンドウサイズの取得

ブラウザーウィンドウのサイズをピクセル単位で取得します。

//Access each dimension individually
int width = driver.manage().window().getSize().getWidth();
int height = driver.manage().window().getSize().getHeight();

//Or store the dimensions and query them later
Dimension size = driver.manage().window().getSize();
int width1 = size.getWidth();
int height1 = size.getHeight();
  
    # Access each dimension individually
width = driver.get_window_size().get("width")
height = driver.get_window_size().get("height")

    # Or store the dimensions and query them later
size = driver.get_window_size()
width1 = size.get("width")
height1 = size.get("height")
  
//Access each dimension individually
int width = driver.Manage().Window.Size.Width;
int height = driver.Manage().Window.Size.Height;

//Or store the dimensions and query them later
System.Drawing.Size size = driver.Manage().Window.Size;
int width1 = size.Width;
int height1 = size.Height;
  
    # Access each dimension individually
width = driver.manage.window.size.width
height = driver.manage.window.size.height

    # Or store the dimensions and query them later
size = driver.manage.window.size
width1 = size.width
height1 = size.height
  
Access each dimension individually
(or) store the dimensions and query them later
//Access each dimension individually
val width = driver.manage().window().size.width
val height = driver.manage().window().size.height

//Or store the dimensions and query them later
val size = driver.manage().window().size
val width1 = size.width
val height1 = size.height
  

ウィンドウサイズの設定

ウィンドウを復元し、ウィンドウサイズを設定します。

driver.manage().window().setSize(new Dimension(1024, 768));
driver.set_window_size(1024, 768)
driver.Manage().Window.Size = new Size(1024, 768);
driver.manage.window.resize_to(1024,768)
await driver.manage().window().setRect({ width: 1024, height: 768 });
driver.manage().window().size = Dimension(1024, 768)

ウィンドウの位置を取得

ブラウザーウィンドウの左上の座標を取得します。

// Access each dimension individually
int x = driver.manage().window().getPosition().getX();
int y = driver.manage().window().getPosition().getY();

// Or store the dimensions and query them later
Point position = driver.manage().window().getPosition();
int x1 = position.getX();
int y1 = position.getY();
  
    # Access each dimension individually
x = driver.get_window_position().get('x')
y = driver.get_window_position().get('y')

    # Or store the dimensions and query them later
position = driver.get_window_position()
x1 = position.get('x')
y1 = position.get('y')
  
//Access each dimension individually
int x = driver.Manage().Window.Position.X;
int y = driver.Manage().Window.Position.Y;

//Or store the dimensions and query them later
Point position = driver.Manage().Window.Position;
int x1 = position.X;
int y1 = position.Y;
  
    #Access each dimension individually
x = driver.manage.window.position.x
y = driver.manage.window.position.y

    # Or store the dimensions and query them later
rect  = driver.manage.window.rect
x1 = rect.x
y1 = rect.y
  
Access each dimension individually
(or) store the dimensions and query them later
// Access each dimension individually
val x = driver.manage().window().position.x
val y = driver.manage().window().position.y

// Or store the dimensions and query them later
val position = driver.manage().window().position
val x1 = position.x
val y1 = position.y

  
## ウィンドウの位置設定

選択した位置にウィンドウを移動します。

// Move the window to the top left of the primary monitor
driver.manage().window().setPosition(new Point(0, 0));
  
    # Move the window to the top left of the primary monitor
driver.set_window_position(0, 0)
  
// Move the window to the top left of the primary monitor
driver.Manage().Window.Position = new Point(0, 0);
  
driver.manage.window.move_to(0,0)
  
// Move the window to the top left of the primary monitor
await driver.manage().window().setRect({ x: 0, y: 0 });
  
// Move the window to the top left of the primary monitor
driver.manage().window().position = Point(0,0)
    

ウィンドウの最大化

ウィンドウを拡大します。ほとんどのオペレーティングシステムでは、オペレーティングシステムのメニューとツールバーをブロックすることなく、ウィンドウが画面いっぱいに表示されます。

driver.manage().window().maximize();
driver.maximize_window()
driver.Manage().Window.Maximize();
driver.manage.window.maximize
await driver.manage().window().maximize();
driver.manage().window().maximize()

ウィンドウを最小化

現在のブラウジングコンテキストのウィンドウを最小化します。 このコマンドの正確な動作は、個々のウィンドウマネージャーに固有のものです。

ウィンドウを最小化すると、通常、システムトレイのウィンドウが非表示になります。

注:この機能は、Selenium 4以降のバージョンで機能します。

driver.manage().window().minimize();
driver.minimize_window()
driver.Manage().Window.Minimize();
driver.manage.window.minimize
await driver.manage().window().minimize();
driver.manage().window().minimize()

全画面ウィンドウ

ほとんどのブラウザーでF11を押すのと同じように、画面全体に表示されます。

driver.manage().window().fullscreen();
driver.fullscreen_window()
driver.Manage().Window.FullScreen();
driver.manage.window.full_screen
await driver.manage().window().fullscreen();
driver.manage().window().fullscreen()

スクリーンショットの取得

現在のブラウジング コンテキストのスクリーンショットをキャプチャするために使います。
WebDriver エンドポイントの スクリーンショット は、 Base64 形式でエンコードされたスクリーンショットを返します。

import org.apache.commons.io.FileUtils;
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver;
import java.io.*;
import org.openqa.selenium.*;

public class SeleniumTakeScreenshot {
    public static void main(String args[]) throws IOException {
        WebDriver driver = new ChromeDriver();
        driver.get("http://www.example.com");
        File scrFile = ((TakesScreenshot)driver).getScreenshotAs(OutputType.FILE);
        FileUtils.copyFile(scrFile, new File("./image.png"));
        driver.quit();
    }
}
  
from selenium import webdriver

driver = webdriver.Chrome()

    # Navigate to url
driver.get("http://www.example.com")

    # Returns and base64 encoded string into image
driver.save_screenshot('./image.png')

driver.quit()
  using OpenQA.Selenium;
  using OpenQA.Selenium.Chrome;
  using OpenQA.Selenium.Support.UI;

  var driver = new ChromeDriver();
  driver.Navigate().GoToUrl("http://www.example.com");
  Screenshot screenshot = (driver as ITakesScreenshot).GetScreenshot();
  screenshot.SaveAsFile("screenshot.png", ScreenshotImageFormat.Png); // Format values are Bmp, Gif, Jpeg, Png, Tiff
  
require 'selenium-webdriver'
driver = Selenium::WebDriver.for :chrome

begin
  driver.get 'https://example.com/'

    # Takes and Stores the screenshot in specified path
  driver.save_screenshot('./image.png')

end
  
import com.oracle.tools.packager.IOUtils.copyFile
import org.openqa.selenium.*
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver
import java.io.File

fun main(){
    val driver =  ChromeDriver()
    driver.get("https://www.example.com")
    val scrFile = (driver as TakesScreenshot).getScreenshotAs<File>(OutputType.FILE)
    copyFile(scrFile, File("./image.png"))
    driver.quit()
}
  

要素のスクリーンショットの取得

現在のブラウジング コンテキストの要素のスクリーンショットをキャプチャするために使います。 WebDriver エンドポイントの スクリーンショット は、 Base64 形式でエンコードされたスクリーンショットを返します。

import org.apache.commons.io.FileUtils;
import org.openqa.selenium.*;
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver;
import java.io.File;
import java.io.IOException;

public class SeleniumelementTakeScreenshot {
  public static void main(String args[]) throws IOException {
    WebDriver driver = new ChromeDriver();
    driver.get("https://www.example.com");
    WebElement element = driver.findElement(By.cssSelector("h1"));
    File scrFile = element.getScreenshotAs(OutputType.FILE);
    FileUtils.copyFile(scrFile, new File("./image.png"));
    driver.quit();
  }
}
 
from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.common.by import By

driver = webdriver.Chrome()

    # Navigate to url
driver.get("http://www.example.com")

ele = driver.find_element(By.CSS_SELECTOR, 'h1')

    # Returns and base64 encoded string into image
ele.screenshot('./image.png')

driver.quit()
  
    using OpenQA.Selenium;
    using OpenQA.Selenium.Chrome;
    using OpenQA.Selenium.Support.UI;

    // Webdriver
    var driver = new ChromeDriver();
    driver.Navigate().GoToUrl("http://www.example.com");

    // Fetch element using FindElement
    var webElement = driver.FindElement(By.CssSelector("h1"));

    // Screenshot for the element
    var elementScreenshot = (webElement as ITakesScreenshot).GetScreenshot();
    elementScreenshot.SaveAsFile("screenshot_of_element.png");
  
    # Works with Selenium4-alpha7 Ruby bindings and above
require 'selenium-webdriver'
driver = Selenium::WebDriver.for :chrome

begin
  driver.get 'https://example.com/'
  ele = driver.find_element(:css, 'h1')

    # Takes and Stores the element screenshot in specified path
  ele.save_screenshot('./image.jpg')
end
  
import org.apache.commons.io.FileUtils
import org.openqa.selenium.chrome.ChromeDriver
import org.openqa.selenium.*
import java.io.File

fun main() {
    val driver = ChromeDriver()
    driver.get("https://www.example.com")
    val element = driver.findElement(By.cssSelector("h1"))
    val scrFile: File = element.getScreenshotAs(OutputType.FILE)
    FileUtils.copyFile(scrFile, File("./image.png"))
    driver.quit()
}
  

スクリプトの実行

選択したフレームまたはウィンドウの現在のコンテキストで、JavaScript コードスニペットを実行します。

    //Creating the JavascriptExecutor interface object by Type casting
      JavascriptExecutor js = (JavascriptExecutor)driver;
    //Button Element
      WebElement button =driver.findElement(By.name("btnLogin"));
    //Executing JavaScript to click on element
      js.executeScript("arguments[0].click();", button);
    //Get return value from script
      String text = (String) js.executeScript("return arguments[0].innerText", button);
    //Executing JavaScript directly
      js.executeScript("console.log('hello world')");
  
    # Stores the header element
header = driver.find_element(By.CSS_SELECTOR, "h1")

    # Executing JavaScript to capture innerText of header element
driver.execute_script('return arguments[0].innerText', header)
  
    //creating Chromedriver instance
	IWebDriver driver = new ChromeDriver();
	//Creating the JavascriptExecutor interface object by Type casting
	IJavaScriptExecutor js = (IJavaScriptExecutor) driver;
	//Button Element
	IWebElement button = driver.FindElement(By.Name("btnLogin"));
	//Executing JavaScript to click on element
	js.ExecuteScript("arguments[0].click();", button);
	//Get return value from script
	String text = (String)js.ExecuteScript("return arguments[0].innerText", button);
	//Executing JavaScript directly
	js.ExecuteScript("console.log('hello world')");
  
    # Stores the header element
header = driver.find_element(css: 'h1')

    # Get return value from script
result = driver.execute_script("return arguments[0].innerText", header)

    # Executing JavaScript directly
driver.execute_script("alert('hello world')")
  
// Stores the header element
val header = driver.findElement(By.cssSelector("h1"))

// Get return value from script
val result = driver.executeScript("return arguments[0].innerText", header)

// Executing JavaScript directly
driver.executeScript("alert('hello world')")
  

ページの印刷

ブラウザ内の現在のページを印刷します。

Note: Chromium ブラウザがヘッドレスモードである必要があります。

    import org.openqa.selenium.print.PrintOptions;

    driver.get("https://www.selenium.dev");
    printer = (PrintsPage) driver;

    PrintOptions printOptions = new PrintOptions();
    printOptions.setPageRanges("1-2");

    Pdf pdf = printer.print(printOptions);
    String content = pdf.getContent();
  
    from selenium.webdriver.common.print_page_options import PrintOptions

    print_options = PrintOptions()
    print_options.page_ranges = ['1-2']

    driver.get("printPage.html")

    base64code = driver.print_page(print_options)
  
    // code sample not available please raise a PR
  
    driver.navigate_to 'https://www.selenium.dev'

    base64encodedContent = driver.print_page(orientation: 'landscape')
  
    await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/alerts.html');
      let base64 = await driver.printPage({pageRanges: ["1-2"]});
      // page can be saved as a PDF as below
      // await fs.writeFileSync('./test.pdf', base64, 'base64');
  
    driver.get("https://www.selenium.dev")
    val printer = driver as PrintsPage

    val printOptions = PrintOptions()
    printOptions.setPageRanges("1-2")
    
    val pdf: Pdf = printer.print(printOptions)
    val content = pdf.content
  

2.6.7 - Virtual Authenticator

A representation of the Web Authenticator model.

Page being translated from English to Japanese. Do you speak Japanese? Help us to translate it by sending us pull requests!

Web applications can enable a public key-based authentication mechanism known as Web Authentication to authenticate users in a passwordless manner. Web Authentication defines APIs that allows a user to create a public-key credential and register it with an authenticator. An authenticator can be a hardware device or a software entity that stores user’s public-key credentials and retrieves them on request.

As the name suggests, Virtual Authenticator emulates such authenticators for testing.

Virtual Authenticator Options

A Virtual Authenticatior has a set of properties. These properties are mapped as VirtualAuthenticatorOptions in the Selenium bindings.

    VirtualAuthenticatorOptions options = new VirtualAuthenticatorOptions()
      .setIsUserVerified(true)
      .setHasUserVerification(true)
      .setIsUserConsenting(true)
      .setTransport(VirtualAuthenticatorOptions.Transport.USB)
      .setProtocol(VirtualAuthenticatorOptions.Protocol.U2F)
      .setHasResidentKey(false);
            // Create virtual authenticator options
            VirtualAuthenticatorOptions options = new VirtualAuthenticatorOptions()
                .SetIsUserVerified(true)
                .SetHasUserVerification(true)
                .SetIsUserConsenting(true)
                .SetTransport(VirtualAuthenticatorOptions.Transport.USB)
                .SetProtocol(VirtualAuthenticatorOptions.Protocol.U2F)
                .SetHasResidentKey(false);
    options = VirtualAuthenticatorOptions()
    options.is_user_verified = True
    options.has_user_verification = True
    options.is_user_consenting = True
    options.transport = VirtualAuthenticatorOptions.Transport.USB
    options.protocol = VirtualAuthenticatorOptions.Protocol.U2F
    options.has_resident_key = False
      options = new VirtualAuthenticatorOptions();
      options.setIsUserVerified(true);
      options.setHasUserVerification(true);
      options.setIsUserConsenting(true);
      options.setTransport(Transport['USB']);
      options.setProtocol(Protocol['U2F']);
      options.setHasResidentKey(false);

Add Virtual Authenticator

It creates a new virtual authenticator with the provided properties.

    VirtualAuthenticatorOptions options = new VirtualAuthenticatorOptions()
      .setProtocol(VirtualAuthenticatorOptions.Protocol.U2F)
      .setHasResidentKey(false);

    VirtualAuthenticator authenticator =
      ((HasVirtualAuthenticator) driver).addVirtualAuthenticator(options);
            // Create virtual authenticator options
            VirtualAuthenticatorOptions options = new VirtualAuthenticatorOptions()
                .SetProtocol(VirtualAuthenticatorOptions.Protocol.U2F)
                .SetHasResidentKey(false);

            // Register a virtual authenticator
            ((WebDriver)driver).AddVirtualAuthenticator(options);

            List<Credential> credentialList = ((WebDriver)driver).GetCredentials();
    options = VirtualAuthenticatorOptions()
    options.protocol = VirtualAuthenticatorOptions.Protocol.U2F
    options.has_resident_key = False

    # Register a virtual authenticator
    driver.add_virtual_authenticator(options)
            options.setProtocol(Protocol['U2F']);
            options.setHasResidentKey(false);

            // Register a virtual authenticator
            await driver.addVirtualAuthenticator(options);

Remove Virtual Authenticator

Removes the previously added virtual authenticator.

    ((HasVirtualAuthenticator) driver).removeVirtualAuthenticator(authenticator);
            VirtualAuthenticatorOptions options = new VirtualAuthenticatorOptions()
                .SetProtocol(VirtualAuthenticatorOptions.Protocol.U2F)
                .SetHasResidentKey(false);

            String virtualAuthenticatorId = ((WebDriver)driver).AddVirtualAuthenticator(options);

            ((WebDriver)driver).RemoveVirtualAuthenticator(virtualAuthenticatorId);
    options = VirtualAuthenticatorOptions()

    # Register a virtual authenticator
    driver.add_virtual_authenticator(options)

    # Remove virtual authenticator
    driver.remove_virtual_authenticator()
            await driver.addVirtualAuthenticator(options);
            await driver.removeVirtualAuthenticator();

Create Resident Credential

Creates a resident (stateful) credential with the given required credential parameters.

    byte[] credentialId = {1, 2, 3, 4};
    byte[] userHandle = {1};
    Credential residentCredential = Credential.createResidentCredential(
      credentialId, "localhost", rsaPrivateKey, userHandle, /*signCount=*/0);
            byte[] credentialId = { 1, 2, 3, 4 };
            byte[] userHandle = { 1 };

            Credential residentCredential = Credential.CreateResidentCredential(
              credentialId, "localhost", base64EncodedPK, userHandle, 0);
    # parameters for Resident Credential
    credential_id = bytearray({1, 2, 3, 4})
    rp_id = "localhost"
    user_handle = bytearray({1})
    privatekey = urlsafe_b64decode(BASE64__ENCODED_PK)
    sign_count = 0

    # create a  resident credential using above parameters
    resident_credential = Credential.create_resident_credential(credential_id, rp_id, user_handle, privatekey, sign_count)
            options.setProtocol(Protocol['CTAP2']);
            options.setHasResidentKey(true);
            options.setHasUserVerification(true);
            options.setIsUserVerified(true);

            await driver.addVirtualAuthenticator(options);

            let residentCredential = new Credential().createResidentCredential(
                new Uint8Array([1, 2, 3, 4]),
                'localhost',
                new Uint8Array([1]),
                Buffer.from(BASE64_ENCODED_PK, 'base64').toString('binary'),
                0);

            await driver.addCredential(residentCredential);

Create Non-Resident Credential

Creates a resident (stateless) credential with the given required credential parameters.

    byte[] credentialId = {1, 2, 3, 4};
    Credential nonResidentCredential = Credential.createNonResidentCredential(
      credentialId, "localhost", ec256PrivateKey, /*signCount=*/0);
            byte[] credentialId = { 1, 2, 3, 4 };

            Credential nonResidentCredential = Credential.CreateNonResidentCredential(
              credentialId, "localhost", base64EncodedEC256PK, 0);
    # parameters for Non Resident Credential
    credential_id = bytearray({1, 2, 3, 4})
    rp_id = "localhost"
    privatekey = urlsafe_b64decode(BASE64__ENCODED_PK)
    sign_count = 0

    # create a non resident credential using above parameters
    credential = Credential.create_non_resident_credential(credential_id, rp_id, privatekey, sign_count)
            let nonResidentCredential = new Credential().createNonResidentCredential(
                new Uint8Array([1, 2, 3, 4]),
                'localhost',
                Buffer.from(base64EncodedPK, 'base64').toString('binary'),
                0);

Add Credential

Registers the credential with the authenticator.

    VirtualAuthenticatorOptions options = new VirtualAuthenticatorOptions()
      .setProtocol(VirtualAuthenticatorOptions.Protocol.U2F)
      .setHasResidentKey(false);

    VirtualAuthenticator authenticator = ((HasVirtualAuthenticator) driver).addVirtualAuthenticator(options);

    byte[] credentialId = {1, 2, 3, 4};
    Credential nonResidentCredential = Credential.createNonResidentCredential(
      credentialId, "localhost", ec256PrivateKey, /*signCount=*/0);
    authenticator.addCredential(nonResidentCredential);
            VirtualAuthenticatorOptions options = new VirtualAuthenticatorOptions()
                .SetProtocol(VirtualAuthenticatorOptions.Protocol.U2F)
                .SetHasResidentKey(false);

            ((WebDriver)driver).AddVirtualAuthenticator(options);

            byte[] credentialId = { 1, 2, 3, 4 };

            Credential nonResidentCredential = Credential.CreateNonResidentCredential(
              credentialId, "localhost", base64EncodedEC256PK, 0);

            ((WebDriver)driver).AddCredential(nonResidentCredential);
    driver.add_credential(credential)
            options.setProtocol(Protocol['U2F']);
            options.setHasResidentKey(false);

            await driver.addVirtualAuthenticator(options);

            let nonResidentCredential = new Credential().createNonResidentCredential(
                new Uint8Array([1, 2, 3, 4]),
                'localhost',
                Buffer.from(base64EncodedPK, 'base64').toString('binary'),
                0);

            await driver.addCredential(nonResidentCredential);

Get Credential

Returns the list of credentials owned by the authenticator.

    VirtualAuthenticatorOptions options = new VirtualAuthenticatorOptions()
      .setProtocol(VirtualAuthenticatorOptions.Protocol.CTAP2)
      .setHasResidentKey(true)
      .setHasUserVerification(true)
      .setIsUserVerified(true);
    VirtualAuthenticator authenticator = ((HasVirtualAuthenticator) driver).addVirtualAuthenticator(options);

    byte[] credentialId = {1, 2, 3, 4};
    byte[] userHandle = {1};
    Credential residentCredential = Credential.createResidentCredential(
      credentialId, "localhost", rsaPrivateKey, userHandle, /*signCount=*/0);

    authenticator.addCredential(residentCredential);

    List<Credential> credentialList = authenticator.getCredentials();
            VirtualAuthenticatorOptions options = new VirtualAuthenticatorOptions()
                .SetProtocol(Protocol.CTAP2)
                .SetHasResidentKey(true)
                .SetHasUserVerification(true)
                .SetIsUserVerified(true);

            ((WebDriver)driver).AddVirtualAuthenticator(options);

            byte[] credentialId = { 1, 2, 3, 4 };
            byte[] userHandle = { 1 };

            Credential residentCredential = Credential.CreateResidentCredential(
              credentialId, "localhost", base64EncodedPK, userHandle, 0);

            ((WebDriver)driver).AddCredential(residentCredential);

            List<Credential> credentialList = ((WebDriver)driver).GetCredentials();
    credential_list = driver.get_credentials()
            options.setProtocol(Protocol['CTAP2']);
            options.setHasResidentKey(true);
            options.setHasUserVerification(true);
            options.setIsUserVerified(true);

            await driver.addVirtualAuthenticator(options);

            let residentCredential = new Credential().createResidentCredential(
                new Uint8Array([1, 2, 3, 4]),
                'localhost',
                new Uint8Array([1]),
                Buffer.from(BASE64_ENCODED_PK, 'base64').toString('binary'),
                0);

            await driver.addCredential(residentCredential);

            let credentialList = await driver.getCredentials();

Remove Credential

Removes a credential from the authenticator based on the passed credential id.

            ((WebDriver)driver).AddVirtualAuthenticator(new VirtualAuthenticatorOptions());

            byte[] credentialId = { 1, 2, 3, 4 };

            Credential nonResidentCredential = Credential.CreateNonResidentCredential(
              credentialId, "localhost", base64EncodedEC256PK, 0);

            ((WebDriver)driver).AddCredential(nonResidentCredential);

            ((WebDriver)driver).RemoveCredential(credentialId);
    VirtualAuthenticator authenticator =
      ((HasVirtualAuthenticator) driver).addVirtualAuthenticator(new VirtualAuthenticatorOptions());

    byte[] credentialId = {1, 2, 3, 4};
    Credential credential = Credential.createNonResidentCredential(
      credentialId, "localhost", rsaPrivateKey, 0);

    authenticator.addCredential(credential);

    authenticator.removeCredential(credentialId);
    driver.remove_credential(credential.id)

Remove All Credentials

Removes all the credentials from the authenticator.

    VirtualAuthenticator authenticator =
      ((HasVirtualAuthenticator) driver).addVirtualAuthenticator(new VirtualAuthenticatorOptions());

    byte[] credentialId = {1, 2, 3, 4};
    Credential residentCredential = Credential.createNonResidentCredential(
      credentialId, "localhost", rsaPrivateKey, /*signCount=*/0);

    authenticator.addCredential(residentCredential);

    authenticator.removeAllCredentials();
            ((WebDriver)driver).AddVirtualAuthenticator(new VirtualAuthenticatorOptions());

            byte[] credentialId = { 1, 2, 3, 4 };

            Credential nonResidentCredential = Credential.CreateNonResidentCredential(
              credentialId, "localhost", base64EncodedEC256PK, 0);

            ((WebDriver)driver).AddCredential(nonResidentCredential);

            ((WebDriver)driver).RemoveAllCredentials();
    driver.remove_all_credentials()
            await driver.addVirtualAuthenticator(options);

            let nonResidentCredential = new Credential().createNonResidentCredential(
                new Uint8Array([1, 2, 3, 4]),
                'localhost',
                Buffer.from(BASE64_ENCODED_PK, 'base64').toString('binary'),
                0);

            await driver.addCredential(nonResidentCredential);
            driver.removeAllCredentials();

Set User Verified

Sets whether the authenticator will simulate success or fail on user verification.

    VirtualAuthenticatorOptions options = new VirtualAuthenticatorOptions()
      .setIsUserVerified(true);
            VirtualAuthenticatorOptions options = new VirtualAuthenticatorOptions()
                .SetIsUserVerified(true);
    # Create virtual authenticator options
    options = VirtualAuthenticatorOptions()
    options.is_user_verified = True
}, { browsers: [Browser.CHROME]});

2.7 - アクション API

仮想化されたデバイス入力アクションを Web ブラウザーに提供するための低レベルのインターフェイス。

In addition to the high-level element interactions, the Actions API provides granular control over exactly what designated input devices can do. Selenium provides an interface for 3 kinds of input sources: a key input for keyboard devices, a pointer input for a mouse, pen or touch devices, and wheel inputs for scroll wheel devices (introduced in Selenium 4.2). Selenium allows you to construct individual action commands assigned to specific inputs and chain them together and call the associated perform method to execute them all at once.

Action Builder

In the move from the legacy JSON Wire Protocol to the new W3C WebDriver Protocol, the low level building blocks of actions became especially detailed. It is extremely powerful, but each input device has a number of ways to use it and if you need to manage more than one device, you are responsible for ensuring proper synchronization between them.

Thankfully, you likely do not need to learn how to use the low level commands directly, since almost everything you might want to do has been given a convenience method that combines the lower level commands for you. These are all documented in keyboard, mouse, pen, and wheel pages.

Pause

Pointer movements and Wheel scrolling allow the user to set a duration for the action, but sometimes you just need to wait a beat between actions for things to work correctly.

        WebElement clickable = driver.findElement(By.id("clickable"));
        new Actions(driver)
                .moveToElement(clickable)
                .pause(Duration.ofSeconds(1))
                .clickAndHold()
                .pause(Duration.ofSeconds(1))
                .sendKeys("abc")
                .perform();
    clickable = driver.find_element(By.ID, "clickable")
    ActionChains(driver)\
        .move_to_element(clickable)\
        .pause(1)\
        .click_and_hold()\
        .pause(1)\
        .send_keys("abc")\
        .perform()

Selenium v4.2

            IWebElement clickable = driver.FindElement(By.Id("clickable"));
            new Actions(driver)
                .MoveToElement(clickable)
                .Pause(TimeSpan.FromSeconds(1))
                .ClickAndHold()
                .Pause(TimeSpan.FromSeconds(1))
                .SendKeys("abc")
                .Perform();

Selenium v4.2

    clickable = driver.find_element(id: 'clickable')
    driver.action
          .move_to(clickable)
          .pause(duration: 1)
          .click_and_hold
          .pause(duration: 1)
          .send_keys('abc')
          .perform
      const start = Date.now()

      const clickable = await driver.findElement(By.id('clickable'))
      await driver.actions()
        .move({ origin: clickable })
        .pause(1000)
        .press()
        .pause(1000)
        val clickable = driver.findElement(By.id("clickable"))
        Actions(driver)
            .moveToElement(clickable)
            .pause(Duration.ofSeconds(1))
            .clickAndHold()
            .pause(Duration.ofSeconds(1))
            .sendKeys("abc")
            .perform() 

Release All Actions

An important thing to note is that the driver remembers the state of all the input items throughout a session. Even if you create a new instance of an actions class, the depressed keys and the location of the pointer will be in whatever state a previously performed action left them.

There is a special method to release all currently depressed keys and pointer buttons. This method is implemented differently in each of the languages because it does not get executed with the perform method.

        ((RemoteWebDriver) driver).resetInputState();
    ActionBuilder(driver).clear_actions()
            ((WebDriver)driver).ResetInputState();
    driver.action.release_actions
        (driver as RemoteWebDriver).resetInputState()

2.7.1 - Keyboard actions

A representation of any key input device for interacting with a web page.

There are only 2 actions that can be accomplished with a keyboard: pressing down on a key, and releasing a pressed key. In addition to supporting ASCII characters, each keyboard key has a representation that can be pressed or released in designated sequences.

Keys

In addition to the keys represented by regular unicode, unicode values have been assigned to other keyboard keys for use with Selenium. Each language has its own way to reference these keys; the full list can be found here.

Use the [Java Keys enum](https://github.com/SeleniumHQ/selenium/blob/selenium-4.2.0/java/src/org/openqa/selenium/Keys.java#L28)
Use the [Python Keys class](https://github.com/SeleniumHQ/selenium/blob/selenium-4.2.0/py/selenium/webdriver/common/keys.py#L23)
Use the [.NET static Keys class](https://github.com/SeleniumHQ/selenium/blob/selenium-4.2.0/dotnet/src/webdriver/Keys.cs#L28)
Use the [Ruby KEYS constant](https://github.com/SeleniumHQ/selenium/blob/selenium-4.2.0/rb/lib/selenium/webdriver/common/keys.rb#L28)
Use the [JavaScript KEYS constant](https://github.com/SeleniumHQ/selenium/blob/selenium-4.2.0/javascript/node/selenium-webdriver/lib/input.js#L44)
Use the [Java Keys enum](https://github.com/SeleniumHQ/selenium/blob/selenium-4.2.0/java/src/org/openqa/selenium/Keys.java#L28)

Key down

        new Actions(driver)
                .keyDown(Keys.SHIFT)
                .sendKeys("a")
                .perform();
    ActionChains(driver)\
        .key_down(Keys.SHIFT)\
        .send_keys("abc")\
        .perform()
                .KeyDown(Keys.Shift)
                .SendKeys("a")
                .Perform();
    driver.action
          .key_down(:shift)
          .send_keys('a')
          .perform
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/single_text_input.html')

      await driver.actions()
        .keyDown(Key.SHIFT)
        Actions(driver)
                .keyDown(Keys.SHIFT)
                .sendKeys("a")
                .perform()

Key up

        new Actions(driver)
                .keyDown(Keys.SHIFT)
                .sendKeys("a")
                .keyUp(Keys.SHIFT)
                .sendKeys("b")
                .perform();
    ActionChains(driver)\
        .key_down(Keys.SHIFT)\
        .send_keys("a")\
        .key_up(Keys.SHIFT)\
        .send_keys("b")\
        .perform()
            new Actions(driver)
                .KeyDown(Keys.Shift)
                .SendKeys("a")
                .KeyUp(Keys.Shift)
                .SendKeys("b")
                .Perform();
    driver.action
          .key_down(:shift)
          .send_keys('a')
          .key_up(:shift)
          .send_keys('b')
          .perform
      await textField.click()

      await driver.actions()
        .keyDown(Key.SHIFT)
        .sendKeys('a')
        .keyUp(Key.SHIFT)
        Actions(driver)
                .keyDown(Keys.SHIFT)
                .sendKeys("a")
                .keyUp(Keys.SHIFT)
                .sendKeys("b")
                .perform()

Send keys

This is a convenience method in the Actions API that combines keyDown and keyUp commands in one action. Executing this command differs slightly from using the element method, but primarily this gets used when needing to type multiple characters in the middle of other actions.

Active Element

        new Actions(driver)
                .sendKeys("abc")
                .perform();
    ActionChains(driver)\
        .send_keys("abc")\
        .perform()

            new Actions(driver)
                .SendKeys("abc")
    driver.action
          .send_keys('abc')
          .perform
      await textField.click()

      await driver.actions()
        Actions(driver)
                .sendKeys("abc")
                .perform()

Designated Element

        new Actions(driver)
                .sendKeys(textField, "Selenium!")
                .perform();
    text_input = driver.find_element(By.ID, "textInput")
    ActionChains(driver)\
        .send_keys_to_element(text_input, "abc")\
        .perform()
            driver.FindElement(By.TagName("body")).Click();
            
            IWebElement textField = driver.FindElement(By.Id("textInput"));
            new Actions(driver)
    text_field = driver.find_element(id: 'textInput')
    driver.action
          .send_keys(text_field, 'Selenium!')
          .perform

Selenium v4.5.0


      await driver.findElement(By.css('body')).click()
      const textField = await driver.findElement(By.id('textInput'))

      await driver.actions()
        val textField = driver.findElement(By.id("textInput"))
        Actions(driver)
                .sendKeys(textField, "Selenium!")
                .perform()

Copy and Paste

Here’s an example of using all of the above methods to conduct a copy / paste action. Note that the key to use for this operation will be different depending on if it is a Mac OS or not. This code will end up with the text: SeleniumSelenium!

        Keys cmdCtrl = Platform.getCurrent().is(Platform.MAC) ? Keys.COMMAND : Keys.CONTROL;

        WebElement textField = driver.findElement(By.id("textInput"));
        new Actions(driver)
                .sendKeys(textField, "Selenium!")
                .sendKeys(Keys.ARROW_LEFT)
                .keyDown(Keys.SHIFT)
                .sendKeys(Keys.ARROW_UP)
                .keyUp(Keys.SHIFT)
                .keyDown(cmdCtrl)
                .sendKeys("xvv")
                .keyUp(cmdCtrl)
                .perform();

        Assertions.assertEquals("SeleniumSelenium!", textField.getAttribute("value"));
    cmd_ctrl = Keys.COMMAND if sys.platform == 'darwin' else Keys.CONTROL

    ActionChains(driver)\
        .send_keys("Selenium!")\
        .send_keys(Keys.ARROW_LEFT)\
        .key_down(Keys.SHIFT)\
        .send_keys(Keys.ARROW_UP)\
        .key_up(Keys.SHIFT)\
        .key_down(cmd_ctrl)\
        .send_keys("xvv")\
        .key_up(cmd_ctrl)\
        .perform()

            var capabilities = ((WebDriver)driver).Capabilities;
            String platformName = (string)capabilities.GetCapability("platformName");

            String cmdCtrl = platformName.Contains("mac") ? Keys.Command : Keys.Control;

            new Actions(driver)
                .SendKeys("Selenium!")
                .SendKeys(Keys.ArrowLeft)
                .KeyDown(Keys.Shift)
                .SendKeys(Keys.ArrowUp)
    cmd_ctrl = driver.capabilities.platform_name.include?('mac') ? :command : :control
    driver.action
          .send_keys('Selenium!')
          .send_keys(:arrow_left)
          .key_down(:shift)
          .send_keys(:arrow_up)
          .key_up(:shift)
          .key_down(cmd_ctrl)
          .send_keys('xvv')
          .key_up(cmd_ctrl)
          .perform
      const textField = await driver.findElement(By.id('textInput'))

      const cmdCtrl = platform.includes('darwin') ? Key.COMMAND : Key.CONTROL

      await driver.actions()
        .click(textField)
        .sendKeys('Selenium!')
        .sendKeys(Key.ARROW_LEFT)
        .keyDown(Key.SHIFT)
        .sendKeys(Key.ARROW_UP)
        .keyUp(Key.SHIFT)
        .keyDown(cmdCtrl)
        .sendKeys('xvv')
        val cmdCtrl = if(platformName == Platform.MAC) Keys.COMMAND else Keys.CONTROL

        val textField = driver.findElement(By.id("textInput"))
        Actions(driver)
                .sendKeys(textField, "Selenium!")
                .sendKeys(Keys.ARROW_LEFT)
                .keyDown(Keys.SHIFT)
                .sendKeys(Keys.ARROW_UP)
                .keyUp(Keys.SHIFT)
                .keyDown(cmdCtrl)
                .sendKeys("xvv")
                .keyUp(cmdCtrl)
                .perform()

2.7.2 - Mouse actions

A representation of any pointer device for interacting with a web page.

There are only 3 actions that can be accomplished with a mouse: pressing down on a button, releasing a pressed button, and moving the mouse. Selenium provides convenience methods that combine these actions in the most common ways.

Click and hold

This method combines moving the mouse to the center of an element with pressing the left mouse button. This is useful for focusing a specific element:

        WebElement clickable = driver.findElement(By.id("clickable"));
        new Actions(driver)
                .clickAndHold(clickable)
                .perform();
        .click_and_hold(clickable)\
        .perform()

    sleep(0.5)
            IWebElement clickable = driver.FindElement(By.Id("clickable"));
            new Actions(driver)
                .ClickAndHold(clickable)
                .Perform();
    clickable = driver.find_element(id: 'clickable')
    driver.action
          .click_and_hold(clickable)
          .perform
    it('Mouse move and mouseDown on an element', async function () {
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/mouse_interaction.html');
      let clickable = driver.findElement(By.id("clickable"));
        val clickable = driver.findElement(By.id("clickable"))
        Actions(driver)
                .clickAndHold(clickable)
                .perform()

Click and release

This method combines moving to the center of an element with pressing and releasing the left mouse button. This is otherwise known as “clicking”:

        WebElement clickable = driver.findElement(By.id("click"));
        new Actions(driver)
                .click(clickable)
                .perform();
        .click(clickable)\
        .perform()

    assert "resultPage.html" in driver.current_url
            IWebElement clickable = driver.FindElement(By.Id("click"));
            new Actions(driver)
                .Click(clickable)
                .Perform();
    clickable = driver.find_element(id: 'click')
    driver.action
          .click(clickable)
          .perform
    it('Mouse move and click on an element', async function () {
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/mouse_interaction.html');
      let click = driver.findElement(By.id("click"));
        val clickable = driver.findElement(By.id("click"))
        Actions(driver)
                .click(clickable)
                .perform()

Alternate Button Clicks

There are a total of 5 defined buttons for a Mouse:

  • 0 — Left Button (the default)
  • 1 — Middle Button (currently unsupported)
  • 2 — Right Button
  • 3 — X1 (Back) Button
  • 4 — X2 (Forward) Button

Context Click

This method combines moving to the center of an element with pressing and releasing the right mouse button (button 2). This is otherwise known as “right-clicking”:

        WebElement clickable = driver.findElement(By.id("clickable"));
        new Actions(driver)
                .contextClick(clickable)
                .perform();
        .context_click(clickable)\
        .perform()

    sleep(0.5)
            IWebElement clickable = driver.FindElement(By.Id("clickable"));
            new Actions(driver)
                .ContextClick(clickable)
                .Perform();
      clickable = driver.find_element(id: 'clickable')
      driver.action
            .context_click(clickable)
            .perform
    it('Mouse move and right click on an element', async function () {
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/mouse_interaction.html');
      const clickable = driver.findElement(By.id("clickable"));
        val clickable = driver.findElement(By.id("clickable"))
        Actions(driver)
                .contextClick(clickable)
                .perform()

Back Click

There is no convenience method for this, it is just pressing and releasing mouse button 3

        PointerInput mouse = new PointerInput(PointerInput.Kind.MOUSE, "default mouse");

        Sequence actions = new Sequence(mouse, 0)
                .addAction(mouse.createPointerDown(PointerInput.MouseButton.BACK.asArg()))
                .addAction(mouse.createPointerUp(PointerInput.MouseButton.BACK.asArg()));

        ((RemoteWebDriver) driver).perform(Collections.singletonList(actions));

Selenium v4.2

    action.pointer_action.pointer_up(MouseButton.BACK)
    action.perform()

    assert driver.title == "BasicMouseInterfaceTest"

Selenium v4.2

            ActionBuilder actionBuilder = new ActionBuilder();
            PointerInputDevice mouse = new PointerInputDevice(PointerKind.Mouse, "default mouse");
            actionBuilder.AddAction(mouse.CreatePointerDown(MouseButton.Back));
            actionBuilder.AddAction(mouse.CreatePointerUp(MouseButton.Back));
            ((IActionExecutor)driver).PerformActions(actionBuilder.ToActionSequenceList());

Selenium v4.2

      driver.action
            .pointer_down(:back)
            .pointer_up(:back)
            .perform

Selenium v4.5.0

      assert.deepStrictEqual(await driver.getTitle(), `We Arrive Here`)
        val mouse = PointerInput(PointerInput.Kind.MOUSE, "default mouse")

        val actions = Sequence(mouse, 0)
                .addAction(mouse.createPointerDown(PointerInput.MouseButton.BACK.asArg()))
                .addAction(mouse.createPointerUp(PointerInput.MouseButton.BACK.asArg()))

        (driver as RemoteWebDriver).perform(Collections.singletonList(actions))

Forward Click

There is no convenience method for this, it is just pressing and releasing mouse button 4

        PointerInput mouse = new PointerInput(PointerInput.Kind.MOUSE, "default mouse");

        Sequence actions = new Sequence(mouse, 0)
                .addAction(mouse.createPointerDown(PointerInput.MouseButton.FORWARD.asArg()))
                .addAction(mouse.createPointerUp(PointerInput.MouseButton.FORWARD.asArg()));

        ((RemoteWebDriver) driver).perform(Collections.singletonList(actions));

Selenium v4.2

    action.pointer_action.pointer_up(MouseButton.FORWARD)
    action.perform()

    assert driver.title == "We Arrive Here"

Selenium v4.2

            ActionBuilder actionBuilder = new ActionBuilder();
            PointerInputDevice mouse = new PointerInputDevice(PointerKind.Mouse, "default mouse");
            actionBuilder.AddAction(mouse.CreatePointerDown(MouseButton.Forward));
            actionBuilder.AddAction(mouse.CreatePointerUp(MouseButton.Forward));
            ((IActionExecutor)driver).PerformActions(actionBuilder.ToActionSequenceList());

Selenium v4.2

      driver.action
            .pointer_down(:forward)
            .pointer_up(:forward)
            .perform

Selenium v4.5.0

      assert.deepStrictEqual(await driver.getTitle(), `BasicMouseInterfaceTest`)
        val mouse = PointerInput(PointerInput.Kind.MOUSE, "default mouse")

        val actions = Sequence(mouse, 0)
                .addAction(mouse.createPointerDown(PointerInput.MouseButton.FORWARD.asArg()))
                .addAction(mouse.createPointerUp(PointerInput.MouseButton.FORWARD.asArg()))

        (driver as RemoteWebDriver).perform(Collections.singletonList(actions))

Double click

This method combines moving to the center of an element with pressing and releasing the left mouse button twice.

        WebElement clickable = driver.findElement(By.id("clickable"));
        new Actions(driver)
                .doubleClick(clickable)
                .perform();
        .double_click(clickable)\
        .perform()

    assert driver.find_element(By.ID, "click-status").text == "double-clicked"
            IWebElement clickable = driver.FindElement(By.Id("clickable"));
            new Actions(driver)
                .DoubleClick(clickable)
                .Perform();
    clickable = driver.find_element(id: 'clickable')
    driver.action
          .double_click(clickable)
          .perform
    it('Double-click on an element', async function () {
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/mouse_interaction.html');
      const clickable = driver.findElement(By.id("clickable"));
        val clickable = driver.findElement(By.id("clickable"))
        Actions(driver)
                .doubleClick(clickable)
                .perform()

Move to element

This method moves the mouse to the in-view center point of the element. This is otherwise known as “hovering.” Note that the element must be in the viewport or else the command will error.

        WebElement hoverable = driver.findElement(By.id("hover"));
        new Actions(driver)
                .moveToElement(hoverable)
                .perform();
        .move_to_element(hoverable)\
        .perform()

    assert driver.find_element(By.ID, "move-status").text == "hovered"
            IWebElement hoverable = driver.FindElement(By.Id("hover"));
            new Actions(driver)
                .MoveToElement(hoverable)
                .Perform();
    hoverable = driver.find_element(id: 'hover')
    driver.action
          .move_to(hoverable)
          .perform
    it('Mouse move into an element', async function () {
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/mouse_interaction.html');
      const hoverable = driver.findElement(By.id("hover"));
        val hoverable = driver.findElement(By.id("hover"))
        Actions(driver)
                .moveToElement(hoverable)
                .perform()

Move by offset

These methods first move the mouse to the designated origin and then by the number of pixels in the provided offset. Note that the position of the mouse must be in the viewport or else the command will error.

Offset from Element

This method moves the mouse to the in-view center point of the element, then moves by the provided offset.

        WebElement tracker = driver.findElement(By.id("mouse-tracker"));
        new Actions(driver)
                .moveToElement(tracker, 8, 0)
                .perform();
        .move_to_element_with_offset(mouse_tracker, 8, 0)\
        .perform()

    coordinates = driver.find_element(By.ID, "relative-location").text.split(", ")
            IWebElement tracker = driver.FindElement(By.Id("mouse-tracker"));
            new Actions(driver)
                .MoveToElement(tracker, 8, 0)
                .Perform();
      mouse_tracker = driver.find_element(id: 'mouse-tracker')
      driver.action
            .move_to(mouse_tracker, 8, 11)
            .perform
    it('From element', async function () {
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/mouse_interaction.html');
      const mouseTracker = driver.findElement(By.id("mouse-tracker"));
        val tracker = driver.findElement(By.id("mouse-tracker"))
        Actions(driver)
                .moveToElement(tracker, 8, 0)
                .perform()

Offset from Viewport

This method moves the mouse from the upper left corner of the current viewport by the provided offset.

        PointerInput mouse = new PointerInput(PointerInput.Kind.MOUSE, "default mouse");

        Sequence actions = new Sequence(mouse, 0)
                .addAction(mouse.createPointerMove(Duration.ZERO, PointerInput.Origin.viewport(), 8, 12));

        ((RemoteWebDriver) driver).perform(Collections.singletonList(actions));
    action.perform()

    coordinates = driver.find_element(By.ID, "absolute-location").text.split(", ")
            ActionBuilder actionBuilder = new ActionBuilder();
            PointerInputDevice mouse = new PointerInputDevice(PointerKind.Mouse, "default mouse");
            actionBuilder.AddAction(mouse.CreatePointerMove(CoordinateOrigin.Viewport,
                8, 0, TimeSpan.Zero));
            ((IActionExecutor)driver).PerformActions(actionBuilder.ToActionSequenceList());
      driver.action
            .move_to_location(8, 12)
            .perform
    it('From viewport origin', async function () {
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/mouse_interaction.html');
        val mouse = PointerInput(PointerInput.Kind.MOUSE, "default mouse")

        val actions = Sequence(mouse, 0)
                .addAction(mouse.createPointerMove(Duration.ZERO, PointerInput.Origin.viewport(), 8, 12))

        (driver as RemoteWebDriver).perform(Collections.singletonList(actions))

Offset from Current Pointer Location

This method moves the mouse from its current position by the offset provided by the user. If the mouse has not previously been moved, the position will be in the upper left corner of the viewport. Note that the pointer position does not change when the page is scrolled.

Note that the first argument X specifies to move right when positive, while the second argument Y specifies to move down when positive. So moveByOffset(30, -10) moves right 30 and up 10 from the current mouse position.

        new Actions(driver)
                .moveByOffset(13, 15)
                .perform();
        .perform()

    coordinates = driver.find_element(By.ID, "absolute-location").text.split(", ")
            new Actions(driver)
                .MoveByOffset(13, 15)
                .Perform();
      driver.action
            .move_by(13, 15)
            .perform
      await actions.move({x: 6, y: 3}).perform()
        Actions(driver)
                .moveByOffset(13, 15)
                .perform()

Drag and Drop on Element

This method firstly performs a click-and-hold on the source element, moves to the location of the target element and then releases the mouse.

        WebElement draggable = driver.findElement(By.id("draggable"));
        WebElement droppable = driver.findElement(By.id("droppable"));
        new Actions(driver)
                .dragAndDrop(draggable, droppable)
                .perform();
    ActionChains(driver)\
        .drag_and_drop(draggable, droppable)\
        .perform()

    assert driver.find_element(By.ID, "drop-status").text == "dropped"
            IWebElement draggable = driver.FindElement(By.Id("draggable"));
            IWebElement droppable = driver.FindElement(By.Id("droppable"));
            new Actions(driver)
                .DragAndDrop(draggable, droppable)
                .Perform();
    draggable = driver.find_element(id: 'draggable')
    droppable = driver.find_element(id: 'droppable')
    driver.action
          .drag_and_drop(draggable, droppable)
          .perform
    it('Onto Element', async function () {
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/mouse_interaction.html');
      const draggable = driver.findElement(By.id("draggable"));
      const droppable = await driver.findElement(By.id("droppable"));
        val draggable = driver.findElement(By.id("draggable"))
        val droppable = driver.findElement(By.id("droppable"))
        Actions(driver)
                .dragAndDrop(draggable, droppable)
                .perform()

Drag and Drop by Offset

This method firstly performs a click-and-hold on the source element, moves to the given offset and then releases the mouse.

        WebElement draggable = driver.findElement(By.id("draggable"));
        Rectangle start = draggable.getRect();
        Rectangle finish = driver.findElement(By.id("droppable")).getRect();
        new Actions(driver)
                .dragAndDropBy(draggable, finish.getX() - start.getX(), finish.getY() - start.getY())
                .perform();
    finish = driver.find_element(By.ID, "droppable").location
    ActionChains(driver)\
        .drag_and_drop_by_offset(draggable, finish['x'] - start['x'], finish['y'] - start['y'])\
        .perform()

    assert driver.find_element(By.ID, "drop-status").text == "dropped"
            IWebElement draggable = driver.FindElement(By.Id("draggable"));
            Point start = draggable.Location;
            Point finish = driver.FindElement(By.Id("droppable")).Location;
            new Actions(driver)
                .DragAndDropToOffset(draggable, finish.X - start.X, finish.Y - start.Y)
                .Perform();
    draggable = driver.find_element(id: 'draggable')
    start = draggable.rect
    finish = driver.find_element(id: 'droppable').rect
    driver.action
          .drag_and_drop_by(draggable, finish.x - start.x, finish.y - start.y)
          .perform
    it('By Offset', async function () {
      await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/mouse_interaction.html');
      const draggable = driver.findElement(By.id("draggable"));
      let start = await draggable.getRect();
      let finish = await driver.findElement(By.id("droppable")).getRect();
        val draggable = driver.findElement(By.id("draggable"))
        val start = draggable.getRect()
        val finish = driver.findElement(By.id("droppable")).getRect()
        Actions(driver)
                .dragAndDropBy(draggable, finish.getX() - start.getX(), finish.getY() - start.getY())
                .perform()

2.7.3 - Pen actions

A representation of a pen stylus kind of pointer input for interacting with a web page.

Chromium Only

A Pen is a type of pointer input that has most of the same behavior as a mouse, but can also have event properties unique to a stylus. Additionally, while a mouse has 5 buttons, a pen has 3 equivalent button states:

  • 0 — Touch Contact (the default; equivalent to a left click)
  • 2 — Barrel Button (equivalent to a right click)
  • 5 — Eraser Button (currently unsupported by drivers)

Using a Pen

Selenium v4.2

        WebElement pointerArea = driver.findElement(By.id("pointerArea"));
        new Actions(driver)
                .setActivePointer(PointerInput.Kind.PEN, "default pen")
                .moveToElement(pointerArea)
                .clickAndHold()
                .moveByOffset(2, 2)
                .release()
                .perform();

Selenium v4.2

    pointer_area = driver.find_element(By.ID, "pointerArea")
    pen_input = PointerInput(POINTER_PEN, "default pen")
    action = ActionBuilder(driver, mouse=pen_input)
    action.pointer_action\
        .move_to(pointer_area)\
        .pointer_down()\
        .move_by(2, 2)\
        .pointer_up()
    action.perform()
            IWebElement pointerArea = driver.FindElement(By.Id("pointerArea"));
            ActionBuilder actionBuilder = new ActionBuilder();
            PointerInputDevice pen = new PointerInputDevice(PointerKind.Pen, "default pen");
            
            actionBuilder.AddAction(pen.CreatePointerMove(pointerArea, 0, 0, TimeSpan.FromMilliseconds(800)));
            actionBuilder.AddAction(pen.CreatePointerDown(MouseButton.Left));
            actionBuilder.AddAction(pen.CreatePointerMove(CoordinateOrigin.Pointer,
                2, 2, TimeSpan.Zero));
            actionBuilder.AddAction(pen.CreatePointerUp(MouseButton.Left));
            ((IActionExecutor)driver).PerformActions(actionBuilder.ToActionSequenceList());

Selenium v4.2

    pointer_area = driver.find_element(id: 'pointerArea')
    driver.action(devices: :pen)
          .move_to(pointer_area)
          .pointer_down
          .move_by(2, 2)
          .pointer_up
          .perform
        val pointerArea = driver.findElement(By.id("pointerArea"))
        Actions(driver)
                .setActivePointer(PointerInput.Kind.PEN, "default pen")
                .moveToElement(pointerArea)
                .clickAndHold()
                .moveByOffset(2, 2)
                .release()
                .perform()

Adding Pointer Event Attributes

Selenium v4.2

        WebElement pointerArea = driver.findElement(By.id("pointerArea"));
        PointerInput pen = new PointerInput(PointerInput.Kind.PEN, "default pen");
        PointerInput.PointerEventProperties eventProperties = PointerInput.eventProperties()
                .setTiltX(-72)
                .setTiltY(9)
                .setTwist(86);
        PointerInput.Origin origin = PointerInput.Origin.fromElement(pointerArea);

        Sequence actionListPen = new Sequence(pen, 0)
                .addAction(pen.createPointerMove(Duration.ZERO, origin, 0, 0))
                .addAction(pen.createPointerDown(0))
                .addAction(pen.createPointerMove(Duration.ZERO, origin, 2, 2, eventProperties))
                .addAction(pen.createPointerUp(0));

        ((RemoteWebDriver) driver).perform(Collections.singletonList(actionListPen));
    pointer_area = driver.find_element(By.ID, "pointerArea")
    pen_input = PointerInput(POINTER_PEN, "default pen")
    action = ActionBuilder(driver, mouse=pen_input)
    action.pointer_action\
        .move_to(pointer_area)\
        .pointer_down()\
        .move_by(2, 2, tilt_x=-72, tilt_y=9, twist=86)\
        .pointer_up(0)
    action.perform()
            IWebElement pointerArea = driver.FindElement(By.Id("pointerArea"));
            ActionBuilder actionBuilder = new ActionBuilder();
            PointerInputDevice pen = new PointerInputDevice(PointerKind.Pen, "default pen");
            PointerInputDevice.PointerEventProperties properties = new PointerInputDevice.PointerEventProperties() {
                TiltX = -72,
                TiltY = 9,
                Twist = 86,
            };            
            actionBuilder.AddAction(pen.CreatePointerMove(pointerArea, 0, 0, TimeSpan.FromMilliseconds(800)));
            actionBuilder.AddAction(pen.CreatePointerDown(MouseButton.Left));
            actionBuilder.AddAction(pen.CreatePointerMove(CoordinateOrigin.Pointer,
                2, 2, TimeSpan.Zero, properties));
            actionBuilder.AddAction(pen.CreatePointerUp(MouseButton.Left));
            ((IActionExecutor)driver).PerformActions(actionBuilder.ToActionSequenceList());
    pointer_area = driver.find_element(id: 'pointerArea')
    driver.action(devices: :pen)
          .move_to(pointer_area)
          .pointer_down
          .move_by(2, 2, tilt_x: -72, tilt_y: 9, twist: 86)
          .pointer_up
          .perform
        val pointerArea = driver.findElement(By.id("pointerArea"))
        val pen = PointerInput(PointerInput.Kind.PEN, "default pen")
        val eventProperties = PointerInput.eventProperties()
                .setTiltX(-72)
                .setTiltY(9)
                .setTwist(86)
        val origin = PointerInput.Origin.fromElement(pointerArea)
        
        val actionListPen = Sequence(pen, 0)
                .addAction(pen.createPointerMove(Duration.ZERO, origin, 0, 0))
                .addAction(pen.createPointerDown(0))
                .addAction(pen.createPointerMove(Duration.ZERO, origin, 2, 2, eventProperties))
                .addAction(pen.createPointerUp(0))

        (driver as RemoteWebDriver).perform(listOf(actionListPen))

2.7.4 - Scroll wheel actions

A representation of a scroll wheel input device for interacting with a web page.

Selenium v4.2

Chromium Only

There are 5 scenarios for scrolling on a page.

Scroll to element

This is the most common scenario. Unlike traditional click and send keys methods, the actions class does not automatically scroll the target element into view, so this method will need to be used if elements are not already inside the viewport.

This method takes a web element as the sole argument.

Regardless of whether the element is above or below the current viewscreen, the viewport will be scrolled so the bottom of the element is at the bottom of the screen.

        WebElement iframe = driver.findElement(By.tagName("iframe"));
        new Actions(driver)
                .scrollToElement(iframe)
                .perform();
    iframe = driver.find_element(By.TAG_NAME, "iframe")
    ActionChains(driver)\
        .scroll_to_element(iframe)\
        .perform()
            IWebElement iframe = driver.FindElement(By.TagName("iframe"));
            new Actions(driver)
                .ScrollToElement(iframe)
                .Perform();
    iframe = driver.find_element(tag_name: 'iframe')
    driver.action
          .scroll_to(iframe)
          .perform
      await driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/scrolling_tests/frame_with_nested_scrolling_frame_out_of_view.html")

      const iframe = await driver.findElement(By.css("iframe"))

        val iframe = driver.findElement(By.tagName("iframe"))
        Actions(driver)
                .scrollToElement(iframe)
                .perform()

Scroll by given amount

This is the second most common scenario for scrolling. Pass in an delta x and a delta y value for how much to scroll in the right and down directions. Negative values represent left and up, respectively.

        WebElement footer = driver.findElement(By.tagName("footer"));
        int deltaY = footer.getRect().y;
        new Actions(driver)
                .scrollByAmount(0, deltaY)
                .perform();
    footer = driver.find_element(By.TAG_NAME, "footer")
    delta_y = footer.rect['y']
    ActionChains(driver)\
        .scroll_by_amount(0, delta_y)\
        .perform()
            IWebElement footer = driver.FindElement(By.TagName("footer"));
            int deltaY = footer.Location.Y;
            new Actions(driver)
                .ScrollByAmount(0, deltaY)
                .Perform();
    footer = driver.find_element(tag_name: 'footer')
    delta_y = footer.rect.y
    driver.action
          .scroll_by(0, delta_y)
          .perform

    it('Scroll by given amount', async function () {
      await driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/scrolling_tests/frame_with_nested_scrolling_frame_out_of_view.html")

      const footer = await driver.findElement(By.css("footer"))
      const deltaY = (await footer.getRect()).y
        val footer = driver.findElement(By.tagName("footer"))
        val deltaY = footer.getRect().y
        Actions(driver)
                .scrollByAmount(0, deltaY)
                .perform()

Scroll from an element by a given amount

This scenario is effectively a combination of the above two methods.

To execute this use the “Scroll From” method, which takes 3 arguments. The first represents the origination point, which we designate as the element, and the second two are the delta x and delta y values.

If the element is out of the viewport, it will be scrolled to the bottom of the screen, then the page will be scrolled by the provided delta x and delta y values.

        WebElement iframe = driver.findElement(By.tagName("iframe"));
        WheelInput.ScrollOrigin scrollOrigin = WheelInput.ScrollOrigin.fromElement(iframe);
        new Actions(driver)
                .scrollFromOrigin(scrollOrigin, 0, 200)
                .perform();
    iframe = driver.find_element(By.TAG_NAME, "iframe")
    scroll_origin = ScrollOrigin.from_element(iframe)
    ActionChains(driver)\
        .scroll_from_origin(scroll_origin, 0, 200)\
        .perform()
            IWebElement iframe = driver.FindElement(By.TagName("iframe"));
            WheelInputDevice.ScrollOrigin scrollOrigin = new WheelInputDevice.ScrollOrigin
            {
                Element = iframe
            };
            new Actions(driver)
                .ScrollFromOrigin(scrollOrigin, 0, 200)
                .Perform();
    iframe = driver.find_element(tag_name: 'iframe')
    scroll_origin = Selenium::WebDriver::WheelActions::ScrollOrigin.element(iframe)
    driver.action
          .scroll_from(scroll_origin, 0, 200)
          .perform
    })

    it('Scroll from an element by a given amount', async function () {
      await driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/scrolling_tests/frame_with_nested_scrolling_frame_out_of_view.html")

        val iframe = driver.findElement(By.tagName("iframe"))
        val scrollOrigin = WheelInput.ScrollOrigin.fromElement(iframe)
        Actions(driver)
                .scrollFromOrigin(scrollOrigin, 0, 200)
                .perform()

Scroll from an element with an offset

This scenario is used when you need to scroll only a portion of the screen, and it is outside the viewport. Or is inside the viewport and the portion of the screen that must be scrolled is a known offset away from a specific element.

This uses the “Scroll From” method again, and in addition to specifying the element, an offset is specified to indicate the origin point of the scroll. The offset is calculated from the center of the provided element.

If the element is out of the viewport, it first will be scrolled to the bottom of the screen, then the origin of the scroll will be determined by adding the offset to the coordinates of the center of the element, and finally the page will be scrolled by the provided delta x and delta y values.

Note that if the offset from the center of the element falls outside of the viewport, it will result in an exception.

        WebElement footer = driver.findElement(By.tagName("footer"));
        WheelInput.ScrollOrigin scrollOrigin = WheelInput.ScrollOrigin.fromElement(footer, 0, -50);
        new Actions(driver)
                .scrollFromOrigin(scrollOrigin,0, 200)
                .perform();
    footer = driver.find_element(By.TAG_NAME, "footer")
    scroll_origin = ScrollOrigin.from_element(footer, 0, -50)
    ActionChains(driver)\
        .scroll_from_origin(scroll_origin, 0, 200)\
        .perform()
            IWebElement footer = driver.FindElement(By.TagName("footer"));
            var scrollOrigin = new WheelInputDevice.ScrollOrigin
            {
                Element = footer,
                XOffset = 0,
                YOffset = -50
            };
            new Actions(driver)
                .ScrollFromOrigin(scrollOrigin, 0, 200)
                .Perform();
    footer = driver.find_element(tag_name: 'footer')
    scroll_origin = Selenium::WebDriver::WheelActions::ScrollOrigin.element(footer, 0, -50)
    driver.action
          .scroll_from(scroll_origin, 0, 200)
          .perform

    it('Scroll from an element with an offset', async function () {
      await driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/scrolling_tests/frame_with_nested_scrolling_frame_out_of_view.html")

      const iframe = await driver.findElement(By.css("iframe"))
        val footer = driver.findElement(By.tagName("footer"))
        val scrollOrigin = WheelInput.ScrollOrigin.fromElement(footer, 0, -50)
        Actions(driver)
                .scrollFromOrigin(scrollOrigin,0, 200)
                .perform()

Scroll from a offset of origin (element) by given amount

The final scenario is used when you need to scroll only a portion of the screen, and it is already inside the viewport.

This uses the “Scroll From” method again, but the viewport is designated instead of an element. An offset is specified from the upper left corner of the current viewport. After the origin point is determined, the page will be scrolled by the provided delta x and delta y values.

Note that if the offset from the upper left corner of the viewport falls outside of the screen, it will result in an exception.

        WheelInput.ScrollOrigin scrollOrigin = WheelInput.ScrollOrigin.fromViewport(10, 10);
        new Actions(driver)
                .scrollFromOrigin(scrollOrigin, 0, 200)
                .perform();
    scroll_origin = ScrollOrigin.from_viewport(10, 10)

    ActionChains(driver)\
        .scroll_from_origin(scroll_origin, 0, 200)\
        .perform()
            var scrollOrigin = new WheelInputDevice.ScrollOrigin
            {
                Viewport = true,
                XOffset = 10,
                YOffset = 10
            };
            new Actions(driver)
                .ScrollFromOrigin(scrollOrigin, 0, 200)
                .Perform();
    scroll_origin = Selenium::WebDriver::WheelActions::ScrollOrigin.viewport(10, 10)
    driver.action
          .scroll_from(scroll_origin, 0, 200)
          .perform
    it('Scroll from an offset of origin (element) by given amount', async function () {
      await driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/scrolling_tests/frame_with_nested_scrolling_frame.html")
  
        val scrollOrigin = WheelInput.ScrollOrigin.fromViewport(10, 10)
        Actions(driver)
                .scrollFromOrigin(scrollOrigin, 0, 200)
                .perform()

2.8 - 双方向機能

BiDirectional means that communication is happening in two directions simultaneously. The traditional WebDriver model involves strict request/response commands which only allows for communication to happen in one direction at any given time. In most cases this is what you want; it ensures that the browser is doing the expected things in the right order, but there are a number of interesting things that can be done with asynchronous interactions.

This functionality is currently available in a limited fashion with the [Chrome DevTools Protocol] (CDP), but to address some of its drawbacks, the Selenium team, along with the major browser vendors, have worked to create the new WebDriver BiDi Protocol. This specification aims to create a stable, cross-browser API that leverages bidirectional communication for enhanced browser automation and testing functionality, including streaming events from the user agent to the controlling software via WebSockets. Users will be able to listen for and record or manipulate events as they happen during the course of a Selenium session.

Enabling BiDi in Selenium

In order to use WebDriver BiDi, setting the capability in the browser options will enable the required functionality:

options.setCapability("webSocketUrl", true);
options.enable_bidi = True
UseWebSocketUrl = true,
options.web_socket_url = true
Options().enableBidi();
options.setCapability("webSocketUrl", true);

This enables the WebSocket connection for bidirectional communication, unlocking the full potential of the WebDriver BiDi protocol.

Note that Selenium is updating its entire implementation from WebDriver Classic to WebDriver BiDi (while maintaining backwards compatibility as much as possible), but this section of documentation focuses on the new functionality that bidirectional communication allows. The low-level BiDi domains will be accessible in the code to the end user, but the goal is to provide high-level APIs that are straightforward methods of real-world use cases. As such, the low-level components will not be documented, and this section will focus only on the user-friendly features that we encourage users to take advantage of.

If there is additional functionality you’d like to see, please raise a feature request.

2.8.1 - WebDriver BiDi Logging Features

These features are related to logging. Because “logging” can refer to so many different things, these methods are made available via a “script” namespace.

Remember that to use WebDriver BiDi, you must enable it in Options. For more details, see Enabling BiDi

Console Message Handlers

Record or take actions on console.log events.

Add Handler

    driver.script.add_console_message_handler(log_entries.append)
    driver.script.add_console_message_handler { |log| log_entries << log }

Remove Handler

You need to store the ID returned when adding the handler to delete it.

    id = driver.script.add_console_message_handler(log_entries.append)
    driver.script.remove_console_message_handler(id)
    id = driver.script.add_console_message_handler { |log| log_entries << log }
    driver.script.remove_console_message_handler(id)

JavaScript Exception Handlers

Record or take actions on JavaScript exception events.

Add Handler

    driver.script.add_javascript_error_handler(log_entries.append)
    driver.script.add_javascript_error_handler { |error| log_entries << error }

Remove Handler

You need to store the ID returned when adding the handler to delete it.

    id = driver.script.add_javascript_error_handler(log_entries.append)
    driver.script.remove_javascript_error_handler(id)
    id = driver.script.add_javascript_error_handler { |error| log_entries << error }
    driver.script.remove_javascript_error_handler(id)

2.8.2 - WebDriver BiDi Network Features

These features are related to networking, and are made available via a “network” namespace.

The implementation of these features is being tracked here: #13993

Remember that to use WebDriver BiDi, you must enable it in Options. For more details, see Enabling BiDi

Authentication Handlers

Request Handlers

Response Handlers

2.8.3 - WebDriver BiDi Script Features

These features are related to scripts, and are made available via a “script” namespace.

The implementation of these features is being tracked here: #13992

Remember that to use WebDriver BiDi, you must enable it in Options. For more details, see Enabling BiDi

Script Pinning

Execute Script

DOM Mutation Handlers

2.8.4 - Chrome DevTools Protocol

Examples of working with Chrome DevTools Protocol in Selenium. CDP support is temporary until WebDriver BiDi has been implemented.

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Many browsers provide “DevTools” – a set of tools that are integrated with the browser that developers can use to debug web apps and explore the performance of their pages. Google Chrome’s DevTools make use of a protocol called the Chrome DevTools Protocol (or “CDP” for short). As the name suggests, this is not designed for testing, nor to have a stable API, so functionality is highly dependent on the version of the browser.

Selenium is working to implement a standards-based, cross-browser, stable alternative to CDP called [WebDriver BiDi]. Until the support for this new protocol has finished, Selenium plans to provide access to CDP features where applicable.

Using Chrome DevTools Protocol with Selenium

Chrome and Edge have a method to send basic CDP commands. This does not work for features that require bidirectional communication, and you need to know what domains to enable when and the exact names and types of domains/methods/parameters.

    Map<String, Object> cookie = new HashMap<>();
    cookie.put("name", "cheese");
    cookie.put("value", "gouda");
    cookie.put("domain", "www.selenium.dev");
    cookie.put("secure", true);
    ((HasCdp) driver).executeCdpCommand("Network.setCookie", cookie);
    cookie = {'name': 'cheese',
              'value': 'gouda',
              'domain': 'www.selenium.dev',
              'secure': True}

    driver.execute_cdp_cmd('Network.setCookie', cookie)
            var cookie = new Dictionary<string, object>
            {
                { "name", "cheese" },
                { "value", "gouda" },
                { "domain", "www.selenium.dev" },
                { "secure", true }
            };
            ((ChromeDriver)driver).ExecuteCdpCommand("Network.setCookie", cookie);
    driver.execute_cdp('Network.setCookie',
                       name: 'cheese',
                       value: 'gouda',
                       domain: 'www.selenium.dev',
                       secure: true)

To make working with CDP easier, and to provide access to the more advanced features, Selenium bindings automatically generate classes and methods for the most common domains. CDP methods and implementations can change from version to version, though, so you want to keep the version of Chrome and the version of DevTools matching. Selenium supports the 3 most recent versions of Chrome at any given time, and tries to time releases to ensure that access to the latest versions are available.

This limitation provides additional challenges for several bindings, where dynamically generated CDP support requires users to regularly update their code to reference the proper version of CDP. In some cases an idealized implementation has been created that should work for any version of CDP without the user needing to change their code, but that is not always available.

Examples of how to use CDP in your Selenium tests can be found on the following pages, but we want to call out a couple commonly cited examples that are of limited practical value.

  • Geo Location — almost all sites use the IP address to determine physical location, so setting an emulated geolocation rarely has the desired effect.
  • Overriding Device Metrics — Chrome provides a great API for setting Mobile Emulation in the Options classes, which is generally superior to attempting to do this with CDP.

2.8.4.1 - Chrome DevTools Logging Features

Logging features using CDP.

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While Selenium 4 provides direct access to the Chrome DevTools Protocol, these methods will eventually be removed when WebDriver BiDi implemented.

Console Logs

    ((HasLogEvents) driver).onLogEvent(consoleEvent(e -> messages.add(e.getMessages().get(0))));
    async with driver.bidi_connection() as session:
        async with Log(driver, session).add_listener(Console.ALL) as messages:
            using IJavaScriptEngine monitor = new JavaScriptEngine(driver);
            var messages = new List<string>();
            monitor.JavaScriptConsoleApiCalled += (_, e) =>
            {
                messages.Add(e.MessageContent);
            };
            await monitor.StartEventMonitoring();
    driver.on_log_event(:console) { |log| logs << log.args.first }

JavaScript Exceptions

    async with driver.bidi_connection() as session:
        async with Log(driver, session).add_js_error_listener() as messages:
            using IJavaScriptEngine monitor = new JavaScriptEngine(driver);
            var messages = new List<string>();
            monitor.JavaScriptExceptionThrown += (_, e) =>
            {
                messages.Add(e.Message);
            };
            await monitor.StartEventMonitoring();
    driver.on_log_event(:exception) { |exception| exceptions << exception }

2.8.4.2 - Chrome DevTools Network Features

Network features using CDP.

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While Selenium 4 provides direct access to the Chrome DevTools Protocol, these methods will eventually be removed when WebDriver BiDi implemented.

Basic authentication

Some applications make use of browser authentication to secure pages. It used to be common to handle them in the URL, but browsers stopped supporting this. With this code you can insert the credentials into the header when necessary

    Predicate<URI> uriPredicate = uri -> uri.toString().contains("herokuapp.com");
    Supplier<Credentials> authentication = UsernameAndPassword.of("admin", "admin");
    ((HasAuthentication) driver).register(uriPredicate, authentication);
        credentials = base64.b64encode("admin:admin".encode()).decode()
        auth = {'authorization': 'Basic ' + credentials}
        await connection.session.execute(connection.devtools.network.set_extra_http_headers(Headers(auth)))
            var handler = new NetworkAuthenticationHandler()
            {
                UriMatcher = uri => uri.AbsoluteUri.Contains("herokuapp"),
                Credentials = new PasswordCredentials("admin", "admin")
            };
            var networkInterceptor = driver.Manage().Network;
            networkInterceptor.AddAuthenticationHandler(handler);
            await networkInterceptor.StartMonitoring();
    driver.register(username: 'admin',
                    password: 'admin',
                    uri: /herokuapp/)

Network Interception

Both requests and responses can be recorded or transformed.

Response information

    try (NetworkInterceptor ignored =
        new NetworkInterceptor(
            driver,
            (Filter)
                next ->
                    req -> {
                      HttpResponse res = next.execute(req);
                      contentType.add(res.getHeader("Content-Type"));
                      return res;
                    })) {
            INetwork networkInterceptor = driver.Manage().Network;
            networkInterceptor.NetworkResponseReceived += (_, e)  =>
            {
                contentType.Add(e.ResponseHeaders["content-type"]);
            };
            await networkInterceptor.StartMonitoring();
    driver.intercept do |request, &continue|
      continue.call(request) do |response|
        content_type << response.headers['content-type']
      end
    end

Response transformation

    try (NetworkInterceptor ignored =
        new NetworkInterceptor(
            driver,
            Route.matching(req -> true)
                .to(
                    () ->
                        req ->
                            new HttpResponse()
                                .setStatus(200)
                                .addHeader("Content-Type", MediaType.HTML_UTF_8.toString())
                                .setContent(Contents.utf8String("Creamy, delicious cheese!"))))) {
            var handler = new NetworkResponseHandler()
            {
                ResponseMatcher = _ => true,
                ResponseTransformer = _ => new HttpResponseData
                {
                    StatusCode = 200,
                    Body = "Creamy, delicious cheese!"
                }
            };
            INetwork networkInterceptor = driver.Manage().Network;
            networkInterceptor.AddResponseHandler(handler);
            await networkInterceptor.StartMonitoring();
    driver.intercept do |request, &continue|
      continue.call(request) do |response|
        response.body = 'Creamy, delicious cheese!' if request.url.include?('blank')
      end
    end

Request interception

    try (NetworkInterceptor ignored =
        new NetworkInterceptor(
            driver,
            (Filter)
                next ->
                    req -> {
                      if (req.getUri().contains("one.js")) {
                        req =
                            new HttpRequest(
                                HttpMethod.GET, req.getUri().replace("one.js", "two.js"));
                      }
                      completed.set(true);
                      return next.execute(req);
                    })) {
            var handler = new NetworkRequestHandler
            {
                RequestMatcher = request => request.Url.Contains("one.js"),
                RequestTransformer = request =>
                {
                    request.Url = request.Url.Replace("one", "two");

                    return request;
                }
            };
            INetwork networkInterceptor = driver.Manage().Network;
            networkInterceptor.AddRequestHandler(handler);
            await networkInterceptor.StartMonitoring();
    driver.intercept do |request, &continue|
      uri = URI(request.url)
      request.url = uri.to_s.gsub('one', 'two') if uri.path&.end_with?('one.js')
      continue.call(request)
    end

Performance Metrics

    devTools.send(Performance.enable(Optional.empty()));
    List<Metric> metricList = devTools.send(Performance.getMetrics());
    async with driver.bidi_connection() as connection:
        await connection.session.execute(connection.devtools.performance.enable())
        metric_list = await connection.session.execute(connection.devtools.performance.get_metrics())
            await domains.Performance.Enable(new OpenQA.Selenium.DevTools.V126.Performance.EnableCommandSettings());
            var metricsResponse =
                await session.SendCommand<GetMetricsCommandSettings, GetMetricsCommandResponse>(
                    new GetMetricsCommandSettings()
                );
    driver.devtools.performance.enable
    metric_list = driver.devtools.performance.get_metrics.dig('result', 'metrics')

Setting Cookies

    devTools.send(
            Network.setCookie(
                    "cheese",
                    "gouda",
                    Optional.empty(),
                    Optional.of("www.selenium.dev"),
                    Optional.empty(),
                    Optional.of(true),
                    Optional.empty(),
                    Optional.empty(),
                    Optional.empty(),
                    Optional.empty(),
                    Optional.empty(),
                    Optional.empty(),
                    Optional.empty(),
                    Optional.empty()));
    async with driver.bidi_connection() as connection:
        execution = connection.devtools.network.set_cookie(
            name="cheese",
            value="gouda",
            domain="www.selenium.dev",
            secure=True
        )
        await connection.session.execute(execution)
            var cookieCommandSettings = new SetCookieCommandSettings
            {
                Name = "cheese",
                Value = "gouda",
                Domain = "www.selenium.dev",
                Secure = true
            };
            await domains.Network.SetCookie(cookieCommandSettings);
    driver.devtools.network.set_cookie(name: 'cheese',
                                       value: 'gouda',
                                       domain: 'www.selenium.dev',
                                       secure: true)

Waiting for Downloads

    devTools.send(
            Browser.setDownloadBehavior(
                    Browser.SetDownloadBehaviorBehavior.ALLOWANDNAME,
                    Optional.empty(),
                    Optional.of(""),
                    Optional.of(true)));
    driver.devtools.browser.set_download_behavior(behavior: 'allow',
                                                  download_path: '',
                                                  events_enabled: true)

    driver.devtools.browser.on(:download_progress) do |progress|
      @completed = progress['state'] == 'completed'
    end

2.8.4.3 - Chrome DevTools Script Features

Script features using CDP.

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While Selenium 4 provides direct access to the Chrome DevTools Protocol, these methods will eventually be removed when WebDriver BiDi implemented.

Script Pinning

    ScriptKey key = ((JavascriptExecutor) driver).pin("return arguments;");
    List<Object> arguments =
        (List<Object>) ((JavascriptExecutor) driver).executeScript(key, 1, true, element);
            var key = await new JavaScriptEngine(driver).PinScript("return arguments;");
            var arguments = ((WebDriver)driver).ExecuteScript(key, 1, true, element);
    key = driver.pin_script('return arguments;')
    arguments = driver.execute_script(key, 1, true, element)

DOM Mutation Handlers

            driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/dynamic.html')
            driver.find_element(By.ID, "reveal").click()
            using IJavaScriptEngine monitor = new JavaScriptEngine(driver);
            monitor.DomMutated += (_, e) =>
            {
                var locator = By.CssSelector($"*[data-__webdriver_id='{e.AttributeData.TargetId}']");
                mutations.Add(driver.FindElement(locator));
            };
            await monitor.StartEventMonitoring();
            await monitor.EnableDomMutationMonitoring();
    driver.on_log_event(:mutation) { |mutation| mutations << mutation.element }

2.8.5 - BiDirectional API (W3C compliant)

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The following list of APIs will be growing as the WebDriver BiDirectional Protocol grows and browser vendors implement the same. Additionally, Selenium will try to support real-world use cases that internally use a combination of W3C BiDi protocol APIs.

If there is additional functionality you’d like to see, please raise a feature request.

2.8.5.1 - Browsing Context

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Commands

This section contains the APIs related to browsing context commands.

Open a new window

Creates a new browsing context in a new window.

Selenium v4.8

        Assertions.assertNotNull(browsingContext.getId());
    }

    @Test

Selenium v4.8

            })
            assert.notEqual(browsingContext.id, null)
        })

Open a new tab

Creates a new browsing context in a new tab.

Selenium v4.8

        Assertions.assertNotNull(browsingContext.getId());
    }

    @Test

Selenium v4.8

            })
            assert.notEqual(browsingContext.id, null)
        })

Use existing window handle

Creates a browsing context for the existing tab/window to run commands.

Selenium v4.8

    }

    @Test
    void testCreateAWindowWithAReferenceContext() {
        BrowsingContext

Selenium v4.8

                browsingContextId: id,
            })
            assert.equal(browsingContext.id, id)
        })

Open a window with a reference browsing context

A reference browsing context is a top-level browsing context. The API allows to pass the reference browsing context, which is used to create a new window. The implementation is operating system specific.

Selenium v4.8

        Assertions.assertNotNull(browsingContext.getId());
    }

    @Test
    void testCreateATabWithAReferenceContext() {
        BrowsingContext

Selenium v4.8

                referenceContext: await driver.getWindowHandle(),
            })
            assert.notEqual(browsingContext.id, null)
        })

Open a tab with a reference browsing context

A reference browsing context is a top-level browsing context. The API allows to pass the reference browsing context, which is used to create a new tab. The implementation is operating system specific.

Selenium v4.8


        NavigationResult info = browsingContext.navigate("https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html");

        Assertions.assertNotNull(browsingContext.getId());
        Assertions.assertNotNull(info.getNavigationId());
        Assertions.assertTrue(info.getUrl().contains("/bidi/logEntryAdded.html"));

Selenium v4.8

                referenceContext: await driver.getWindowHandle(),
            })
            assert.notEqual(browsingContext.id, null)
        })

Selenium v4.8

    @Test
    void testNavigateToAUrlWithReadinessState() {
        BrowsingContext browsingContext = new BrowsingContext(driver, WindowType.TAB);

        NavigationResult info = browsingContext.navigate("https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html",
                ReadinessState.COMPLETE);

        Assertions.assertNotNull(browsingContext.getId());
        Assertions.assertNotNull(info.getNavigationId());

Selenium v4.8

            assert.notEqual(browsingContext.id, null)

Selenium v4.8


    @Test
    void testGetTreeWithAChild() {
        String referenceContextId = driver.getWindowHandle();
        BrowsingContext parentWindow = new BrowsingContext(driver, referenceContextId);

        parentWindow.navigate("https://www.selenium.dev/selenium/web/iframes.html", ReadinessState.COMPLETE);

        List<BrowsingContextInfo> contextInfoList = parentWindow.getTree();

Selenium v4.8

                'complete'
            )

            assert.notEqual(browsingContext.id, null)

Get browsing context tree

Provides a tree of all browsing contexts descending from the parent browsing context, including the parent browsing context.

Selenium v4.8

        Assertions.assertEquals(1, info.getChildren().size());
        Assertions.assertEquals(referenceContextId, info.getId());
        Assertions.assertTrue(info.getChildren().get(0).getUrl().contains("formPage.html"));
    }

    @Test
    void testGetTreeWithDepth() {
        String referenceContextId = driver.getWindowHandle();
        BrowsingContext parentWindow = new BrowsingContext(driver, referenceContextId);

        parentWindow.navigate("https://www.selenium.dev/selenium/web/iframes.html", ReadinessState.COMPLETE);

        List<BrowsingContextInfo> contextInfoList = parentWindow.getTree(0);

Selenium v4.8

                browsingContextId: browsingContextId,
            })
            await parentWindow.navigate('https://www.selenium.dev/selenium/web/iframes.html', 'complete')

            const contextInfo = await parentWindow.getTree()
            assert.equal(contextInfo.children.length, 1)
            assert.equal(contextInfo.id, browsingContextId)

Get browsing context tree with depth

Provides a tree of all browsing contexts descending from the parent browsing context, including the parent browsing context upto the depth value passed.

Selenium v4.8

        Assertions.assertNull(info.getChildren()); // since depth is 0
        Assertions.assertEquals(referenceContextId, info.getId());
    }

    @Test
    void testGetAllTopLevelContexts() {
        BrowsingContext window1 = new BrowsingContext(driver, driver.getWindowHandle());
        BrowsingContext window2 = new BrowsingContext(driver, WindowType.WINDOW);

        List<BrowsingContextInfo> contextInfoList = window1.getTopLevelContexts();

        Assertions.assertEquals(2, contextInfoList.size());
    }

Selenium v4.8

                browsingContextId: browsingContextId,
            })
            await parentWindow.navigate('https://www.selenium.dev/selenium/web/iframes.html', 'complete')

            const contextInfo = await parentWindow.getTree(0)
            assert.equal(contextInfo.children, null)
            assert.equal(contextInfo.id, browsingContextId)

Get All Top level browsing contexts

Selenium v4.8

    void testCloseAWindow() {
        BrowsingContext window1 = new BrowsingContext(driver, WindowType.WINDOW);
        BrowsingContext window2 = new BrowsingContext(driver, WindowType.WINDOW);

        window2.close();

        Assertions.assertThrows(BiDiException.class, window2::getTree);
    }

Close a tab/window

Selenium v4.8

    void testCloseATab() {
        BrowsingContext tab1 = new BrowsingContext(driver, WindowType.TAB);
        BrowsingContext tab2 = new BrowsingContext(driver, WindowType.TAB);

        tab2.close();

        Assertions.assertThrows(BiDiException.class, tab2::getTree);
    }
}

Selenium v4.8


            await window2.close()

            assert.doesNotThrow(async function () {

Activate a browsing context

Reload a browsing context

Handle user prompt

Capture Screenshot

Capture Viewport Screenshot

Selenium v4.15

            })

            const response = await browsingContext.captureBoxScreenshot(5, 5, 10, 10)

            const base64code = response.slice(0, 5)

Capture Element Screenshot

Set Viewport

Selenium v4.15

            const result = await driver.executeScript('return [window.innerWidth, window.innerHeight];')

Selenium v4.10

                scale: 1,
                background: true,
                width: 30,
                height: 30,
                top: 1,
                bottom: 1,
                left: 1,
                right: 1,
                shrinkToFit: true,
                pageRanges: ['1-2'],
            })

            let base64Code = result.data.slice(0, 5)

Traverse history

Events

This section contains the APIs related to browsing context events.

Browsing Context Created Event

Selenium v4.10

    try (BrowsingContextInspector inspector = new BrowsingContextInspector(driver)) {
        CompletableFuture<BrowsingContextInfo> future = new CompletableFuture<>();

        inspector.onBrowsingContextCreated(future::complete);

        String windowHandle = driver.switchTo().newWindow(WindowType.WINDOW).getWindowHandle();

        BrowsingContextInfo browsingContextInfo = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);

Selenium v4.9.2

            let contextInfo = null
            const browsingContextInspector = await BrowsingContextInspector(driver)
            await browsingContextInspector.onBrowsingContextCreated((entry) => {
                contextInfo = entry
            })

Dom Content loaded Event

Selenium v4.10

            String windowHandle = driver.switchTo().newWindow(WindowType.TAB).getWindowHandle();

            BrowsingContextInfo browsingContextInfo = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);

            Assertions.assertEquals(windowHandle, browsingContextInfo.getId());
        }
    }

    @Test
    void canListenToDomContentLoadedEvent()

Selenium v4.9.2

        it('can listen to dom content loaded event', async function () {
            const browsingContextInspector = await BrowsingContextInspector(driver)
            let navigationInfo = null
            await browsingContextInspector.onDomContentLoaded((entry) => {
                navigationInfo = entry
            })

            const browsingContext = await BrowsingContext(driver, {
                browsingContextId: await driver.getWindowHandle(),
            })

Browsing Context Loaded Event

Selenium v4.10

        try (BrowsingContextInspector inspector = new BrowsingContextInspector(driver)) {
            CompletableFuture<NavigationInfo> future = new CompletableFuture<>();
            inspector.onBrowsingContextLoaded(future::complete);

            BrowsingContext context = new BrowsingContext(driver, driver.getWindowHandle());
            context.navigate("https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html", ReadinessState.COMPLETE);

            NavigationInfo navigationInfo = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);

Selenium v4.9.2

            let navigationInfo = null
            const browsingContextInspector = await BrowsingContextInspector(driver)

            await browsingContextInspector.onBrowsingContextLoaded((entry) => {
                navigationInfo = entry
            })
            const browsingContext = await BrowsingContext(driver, {
                browsingContextId: await driver.getWindowHandle(),
            })

Selenium v4.15

        try (BrowsingContextInspector inspector = new BrowsingContextInspector(driver)) {
            CompletableFuture<NavigationInfo> future = new CompletableFuture<>();
            inspector.onNavigationStarted(future::complete);

            BrowsingContext context = new BrowsingContext(driver, driver.getWindowHandle());
            context.navigate("https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html", ReadinessState.COMPLETE);

            NavigationInfo navigationInfo = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);

Fragment Navigated Event

Selenium v4.15

        try (BrowsingContextInspector inspector = new BrowsingContextInspector(driver)) {
            CompletableFuture<NavigationInfo> future = new CompletableFuture<>();

            BrowsingContext context = new BrowsingContext(driver, driver.getWindowHandle());
            context.navigate("https://www.selenium.dev/selenium/web/linked_image.html", ReadinessState.COMPLETE);

            inspector.onFragmentNavigated(future::complete);

            context.navigate("https://www.selenium.dev/selenium/web/linked_image.html#linkToAnchorOnThisPage", ReadinessState.COMPLETE);

            NavigationInfo navigationInfo = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);

Selenium v4.15.0

            let navigationInfo = null
            const browsingContextInspector = await BrowsingContextInspector(driver)

            const browsingContext = await BrowsingContext(driver, {
                browsingContextId: await driver.getWindowHandle(),
            })
            await browsingContext.navigate('https://www.selenium.dev/selenium/web/linked_image.html', 'complete')

            await browsingContextInspector.onFragmentNavigated((entry) => {
                navigationInfo = entry
            })

User Prompt Opened Event

Selenium v4.15

        try (BrowsingContextInspector inspector = new BrowsingContextInspector(driver)) {
            CompletableFuture<NavigationInfo> future = new CompletableFuture<>();

            BrowsingContext context = new BrowsingContext(driver, driver.getWindowHandle());
            context.navigate("https://www.selenium.dev/selenium/web/linked_image.html", ReadinessState.COMPLETE);

            inspector.onFragmentNavigated(future::complete);

            context.navigate("https://www.selenium.dev/selenium/web/linked_image.html#linkToAnchorOnThisPage", ReadinessState.COMPLETE);

            NavigationInfo navigationInfo = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);

User Prompt Closed Event

Selenium v4.15

        try (BrowsingContextInspector inspector = new BrowsingContextInspector(driver)) {
            CompletableFuture<UserPromptClosed> future = new CompletableFuture<>();

            BrowsingContext context = new BrowsingContext(driver, driver.getWindowHandle());
            inspector.onUserPromptClosed(future::complete);

            driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/alerts.html");

            driver.findElement(By.id("prompt")).click();

            context.handleUserPrompt(true, "selenium");

            UserPromptClosed userPromptClosed = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);
            Assertions.assertEquals(context.getId(), userPromptClosed.getBrowsingContextId());

Browsing Context Destroyed Event

Selenium v4.18

        try (BrowsingContextInspector inspector = new BrowsingContextInspector(driver)) {
            CompletableFuture<BrowsingContextInfo> future = new CompletableFuture<>();

            inspector.onBrowsingContextDestroyed(future::complete);

            String windowHandle = driver.switchTo().newWindow(WindowType.WINDOW).getWindowHandle();

            driver.close();

            BrowsingContextInfo browsingContextInfo = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);

            Assertions.assertEquals(windowHandle, browsingContextInfo.getId());

Selenium v4.18.0

            let contextInfo = null
            const browsingContextInspector = await BrowsingContextInspector(driver)
            await browsingContextInspector.onBrowsingContextDestroyed((entry) => {
                contextInfo = entry
            })

            await driver.switchTo().newWindow('window')

            const windowHandle = await driver.getWindowHandle()

2.8.5.2 - Browsing Context

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This section contains the APIs related to input commands.

Perform Actions

Selenium v4.17

        Actions selectThreeOptions =
                actions.click(options.get(1)).keyDown(Keys.SHIFT).click(options.get(3)).keyUp(Keys.SHIFT);

        input.perform(windowHandle, selectThreeOptions.getSequences());

Selenium v4.17

            let options = await driver.findElements(By.tagName('option'))

            const actions = driver.actions().click(options[1]).keyDown(Key.SHIFT).click(options[3]).keyUp(Key.SHIFT).getSequences()

Release Actions

Selenium v4.17

        Actions sendLowercase =
                new Actions(driver).keyDown(inputTextBox, "a").keyDown(inputTextBox, "b");

        input.perform(windowHandle, sendLowercase.getSequences());
        ((JavascriptExecutor) driver).executeScript("resetEvents()");

        input.release(windowHandle);

Selenium v4.17

            await driver.executeScript('resetEvents()')

2.8.5.3 - Network

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Commands

This section contains the APIs related to network commands.

Add network intercept

Selenium v4.18

        try (Network network = new Network(driver)) {
            String intercept =
                    network.addIntercept(new AddInterceptParameters(InterceptPhase.BEFORE_REQUEST_SENT));

Selenium v4.18

            const intercept = await network.addIntercept(new AddInterceptParameters(InterceptPhase.BEFORE_REQUEST_SENT))

Remove network intercept

Selenium v4.18

        try (Network network = new Network(driver)) {
            String intercept =
                    network.addIntercept(new AddInterceptParameters(InterceptPhase.BEFORE_REQUEST_SENT));
            Assertions.assertNotNull(intercept);
            network.removeIntercept(intercept);

Selenium v4.18

            const network = await Network(driver)
            const intercept = await network.addIntercept(new AddInterceptParameters(InterceptPhase.BEFORE_REQUEST_SENT))

Continue request blocked at authRequired phase with credentials

Selenium v4.18

        try (Network network = new Network(driver)) {
            network.addIntercept(new AddInterceptParameters(InterceptPhase.AUTH_REQUIRED));
            network.onAuthRequired(
                    responseDetails ->
                            network.continueWithAuth(
                                    responseDetails.getRequest().getRequestId(),
                                    new UsernameAndPassword("admin", "admin")));
            driver.get("https://the-internet.herokuapp.com/basic_auth");

Selenium v4.18

            await network.addIntercept(new AddInterceptParameters(InterceptPhase.AUTH_REQUIRED))

            await network.authRequired(async (event) => {
                await network.continueWithAuth(event.request.request, 'admin','admin')
            })

Continue request blocked at authRequired phase without credentials

Selenium v4.18

        try (Network network = new Network(driver)) {
            network.addIntercept(new AddInterceptParameters(InterceptPhase.AUTH_REQUIRED));
            network.onAuthRequired(
                    responseDetails ->
                            // Does not handle the alert
                            network.continueWithAuthNoCredentials(responseDetails.getRequest().getRequestId()));
            driver.get("https://the-internet.herokuapp.com/basic_auth");

Selenium v4.18

            await network.addIntercept(new AddInterceptParameters(InterceptPhase.AUTH_REQUIRED))

            await network.authRequired(async (event) => {
                await network.continueWithAuthNoCredentials(event.request.request)
            })

Cancel request blocked at authRequired phase

Selenium v4.18

        try (Network network = new Network(driver)) {
            network.addIntercept(new AddInterceptParameters(InterceptPhase.AUTH_REQUIRED));
            network.onAuthRequired(
                    responseDetails ->
                            // Does not handle the alert
                            network.cancelAuth(responseDetails.getRequest().getRequestId()));
            driver.get("https://the-internet.herokuapp.com/basic_auth");

Selenium v4.18

            await network.addIntercept(new AddInterceptParameters(InterceptPhase.AUTH_REQUIRED))

            await network.authRequired(async (event) => {
                await network.cancelAuth(event.request.request)
            })

Fail request

Selenium v4.18

        try (Network network = new Network(driver)) {
            network.addIntercept(new AddInterceptParameters(InterceptPhase.BEFORE_REQUEST_SENT));
            network.onBeforeRequestSent(
                    responseDetails -> network.failRequest(responseDetails.getRequest().getRequestId()));
            driver.manage().timeouts().pageLoadTimeout(Duration.of(5, ChronoUnit.SECONDS));

Events

This section contains the APIs related to network events.

Before Request Sent

Selenium v4.15

        try (Network network = new Network(driver)) {
            CompletableFuture<BeforeRequestSent> future = new CompletableFuture<>();
            network.onBeforeRequestSent(future::complete);
            driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html");

            BeforeRequestSent requestSent = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);

Selenium v4.18

            let beforeRequestEvent = null
            const network = await Network(driver)
            await network.beforeRequestSent(function (event) {
                beforeRequestEvent = event
            })

            await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/blank.html')

Response Started

Selenium v4.15

        try (Network network = new Network(driver)) {
            CompletableFuture<ResponseDetails> future = new CompletableFuture<>();
            network.onResponseStarted(future::complete);
            driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html");

            ResponseDetails response = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);
            String windowHandle = driver.getWindowHandle();

Selenium v4.18

            let onResponseStarted = []
            const network = await Network(driver)
            await network.responseStarted(function (event) {
                onResponseStarted.push(event)
            })

            await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html')

Response Completed

Selenium v4.15

        try (Network network = new Network(driver)) {
            CompletableFuture<ResponseDetails> future = new CompletableFuture<>();
            network.onResponseCompleted(future::complete);
            driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html");

            ResponseDetails response = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);
            String windowHandle = driver.getWindowHandle();

Selenium v4.18

            let onResponseCompleted = []
            const network = await Network(driver)
            await network.responseCompleted(function (event) {
                onResponseCompleted.push(event)
            })

            await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html')

Auth Required

Selenium v4.17

        try (Network network = new Network(driver)) {
            CompletableFuture<ResponseDetails> future = new CompletableFuture<>();
            network.onAuthRequired(future::complete);
            driver.get("https://the-internet.herokuapp.com/basic_auth");

            ResponseDetails response = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);

2.8.5.4 - Script

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Commands

This section contains the APIs related to script commands.

Call function in a browsing context

Selenium v4.15

        try (Script script = new Script(id, driver)) {
            List<LocalValue> arguments = new ArrayList<>();
            arguments.add(PrimitiveProtocolValue.numberValue(22));

            Map<Object, LocalValue> value = new HashMap<>();
            value.put("some_property", LocalValue.numberValue(42));
            LocalValue thisParameter = LocalValue.objectValue(value);

            arguments.add(thisParameter);

            EvaluateResult result =
                    script.callFunctionInBrowsingContext(
                            id,
                            "function processWithPromise(argument) {\n"
                                    + "  return new Promise((resolve, reject) => {\n"
                                    + "    setTimeout(() => {\n"
                                    + "      resolve(argument + this.some_property);\n"
                                    + "    }, 1000)\n"
                                    + "  })\n"
                                    + "}",
                            true,
                            Optional.of(arguments),
                            Optional.of(thisParameter),
                            Optional.of(ResultOwnership.ROOT));

Selenium v4.9

            const manager = await ScriptManager(id, driver)

            let argumentValues = []
            let value = new ArgumentValue(LocalValue.createNumberValue(22))
            argumentValues.push(value)

            let mapValue = {some_property: LocalValue.createNumberValue(42)}
            let thisParameter = new ArgumentValue(LocalValue.createObjectValue(mapValue)).asMap()

            const result = await manager.callFunctionInBrowsingContext(
                id,
                'function processWithPromise(argument) {' +
                'return new Promise((resolve, reject) => {' +
                'setTimeout(() => {' +
                'resolve(argument + this.some_property);' +
                '}, 1000)' +
                '})' +
                '}',
                true,
                argumentValues,
                thisParameter,
                ResultOwnership.ROOT)

Call function in a sandbox

Selenium v4.15

        try (Script script = new Script(id, driver)) {
            EvaluateResult result =
                    script.callFunctionInBrowsingContext(
                            id,
                            "sandbox",
                            "() => window.foo",
                            true,
                            Optional.empty(),
                            Optional.empty(),
                            Optional.empty());

Selenium v4.9

            const manager = await ScriptManager(id, driver)

            await manager.callFunctionInBrowsingContext(id, '() => { window.foo = 2; }', true, null, null, null, 'sandbox')

Call function in a realm

Selenium v4.15

        try (Script script = new Script(tab, driver)) {
            List<RealmInfo> realms = script.getAllRealms();
            String realmId = realms.get(0).getRealmId();

            EvaluateResult result = script.callFunctionInRealm(
                    realmId,
                    "() => { window.foo = 3; }",
                    true,
                    Optional.empty(),
                    Optional.empty(),
                    Optional.empty());

Selenium v4.9

            const manager = await ScriptManager(firstTab, driver)

            const realms = await manager.getAllRealms()
            const realmId = realms[0].realmId

            await manager.callFunctionInRealm(realmId, '() => { window.foo = 3; }', true)

Evaluate script in a browsing context

Selenium v4.15

        try (Script script = new Script(id, driver)) {
            EvaluateResult result =
                    script.evaluateFunctionInBrowsingContext(id, "1 + 2", true, Optional.empty());

Selenium v4.9

            const manager = await ScriptManager(id, driver)

            const result = await manager.evaluateFunctionInBrowsingContext(id, '1 + 2', true)

Evaluate script in a sandbox

Selenium v4.15

        try (Script script = new Script(id, driver)) {
            EvaluateResult result =
                    script.evaluateFunctionInBrowsingContext(
                            id, "sandbox", "window.foo", true, Optional.empty());

Selenium v4.9

            const manager = await ScriptManager(id, driver)

            await manager.evaluateFunctionInBrowsingContext(id, 'window.foo = 2', true, null, 'sandbox')

            const resultInSandbox = await manager.evaluateFunctionInBrowsingContext(id, 'window.foo', true, null, 'sandbox')

Evaluate script in a realm

Selenium v4.15

        try (Script script = new Script(tab, driver)) {
            List<RealmInfo> realms = script.getAllRealms();
            String realmId = realms.get(0).getRealmId();

            EvaluateResult result =
                    script.evaluateFunctionInRealm(
                            realmId, "window.foo", true, Optional.empty());

Selenium v4.9

            const manager = await ScriptManager(firstTab, driver)

            const realms = await manager.getAllRealms()
            const realmId = realms[0].realmId

            await manager.evaluateFunctionInRealm(realmId, 'window.foo = 3', true)

            const result = await manager.evaluateFunctionInRealm(realmId, 'window.foo', true)

Disown handles in a browsing context

Selenium v4.15

            script.disownBrowsingContextScript(

Selenium v4.9

            await manager.disownBrowsingContextScript(id, boxId)

Disown handles in a realm

Selenium v4.15

            script.disownRealmScript(realmId, List.of(boxId));

Selenium v4.9

            await manager.disownRealmScript(realmId, boxId)

Get all realms

Selenium v4.15

        try (Script script = new Script(firstWindow, driver)) {
            List<RealmInfo> realms = script.getAllRealms();

Selenium v4.9

            const manager = await ScriptManager(firstWindow, driver)

            const realms = await manager.getAllRealms()

Get realm by type

Selenium v4.15

        try (Script script = new Script(firstWindow, driver)) {
            List<RealmInfo> realms = script.getRealmsByType(RealmType.WINDOW);

Selenium v4.9

            const manager = await ScriptManager(firstWindow, driver)

            const realms = await manager.getRealmsByType(RealmType.WINDOW)

Get browsing context realms

Selenium v4.15

        try (Script script = new Script(windowId, driver)) {
            List<RealmInfo> realms = script.getRealmsInBrowsingContext(tabId);

Selenium v4.9

            const manager = await ScriptManager(windowId, driver)

            const realms = await manager.getRealmsInBrowsingContext(tabId)

Get browsing context realms by type

Selenium v4.15

            List<RealmInfo> windowRealms =
                    script.getRealmsInBrowsingContextByType(windowId, RealmType.WINDOW);

Selenium v4.9

            const realms = await manager.getRealmsInBrowsingContextByType(windowId, RealmType.WINDOW)

Preload a script

Selenium v4.15

            String id = script.addPreloadScript("() => { window.bar=2; }", "sandbox");

Selenium v4.10

            const manager = await ScriptManager(id, driver)

            const scriptId = await manager.addPreloadScript('() => {{ console.log(\'{preload_script_console_text}\') }}')

Remove a preloaded script

Selenium v4.15

                script.removePreloadScript(id);

Selenium v4.10

            await manager.removePreloadScript(scriptId)

Events

This section contains the APIs related to script events.

Message

Selenium v4.16

            script.onMessage(future::complete);

            script.callFunctionInBrowsingContext(
                    driver.getWindowHandle(),
                    "(channel) => channel('foo')",
                    false,
                    Optional.of(List.of(LocalValue.channelValue("channel_name"))),
                    Optional.empty(),
                    Optional.empty());

            Message message = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);
            Assertions.assertEquals("channel_name", message.getChannel());
        }
    }

Selenium v4.18

            const manager = await ScriptManager(undefined, driver)

            let message = null

            await manager.onMessage((m) => {
                message = m
            })

            let argumentValues = []
            let value = new ArgumentValue(LocalValue.createChannelValue(new ChannelValue('channel_name')))
            argumentValues.push(value)

            const result = await manager.callFunctionInBrowsingContext(
                await driver.getWindowHandle(),
                '(channel) => channel("foo")',
                false,
                argumentValues,
            )

Realm Created

Selenium v4.16


            BrowsingContext context = new BrowsingContext(driver, driver.getWindowHandle());

            context.navigate("https://www.selenium.dev/selenium/blankPage");
            RealmInfo realmInfo = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);
            Assertions.assertNotNull(realmInfo.getRealmId());
            Assertions.assertEquals(RealmType.WINDOW, realmInfo.getRealmType());
        }
    }

    @Test

Selenium v4.18

            const manager = await ScriptManager(undefined, driver)

            let realmInfo = null

            await manager.onRealmCreated((result) => {
                realmInfo = result
            })

            const id = await driver.getWindowHandle()
            const browsingContext = await BrowsingContext(driver, {
                browsingContextId: id,
            })

            await browsingContext.navigate('https://www.selenium.dev/selenium/web/blank', 'complete')

Realm Destroyed

Selenium v4.16


            BrowsingContext context = new BrowsingContext(driver, driver.getWindowHandle());

            context.close();
            RealmInfo realmInfo = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);
            Assertions.assertNotNull(realmInfo.getRealmId());
            Assertions.assertEquals(RealmType.WINDOW, realmInfo.getRealmType());
        }
    }
}

Selenium v4.19

            const manager = await ScriptManager(undefined, driver)

            let realmInfo = null

            await manager.onRealmDestroyed((result) => {
                realmInfo = result
            })

            const id = await driver.getWindowHandle()
            const browsingContext = await BrowsingContext(driver, {
                browsingContextId: id,
            })

            await browsingContext.close()

2.8.5.5 - BiDirectional API (W3C compliant)

Page being translated from English to Japanese. Do you speak Japanese? Help us to translate it by sending us pull requests!

This section contains the APIs related to logging.

Console logs

Listen to the console.log events and register callbacks to process the event.

Selenium v4.8


        try (LogInspector logInspector = new LogInspector(driver)) {
            logInspector.onConsoleEntry(logs::add);
        }

        driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html");
        driver.findElement(By.id("consoleLog")).click();
            const inspector = await LogInspector(driver)
            await inspector.onConsoleEntry(function (log) {
              logEntry = log
            })
    
            await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html')
            await driver.findElement({ id: 'consoleLog' }).click()
            
            assert.equal(logEntry.text, 'Hello, world!')
            assert.equal(logEntry.realm, null)
            assert.equal(logEntry.type, 'console')
            assert.equal(logEntry.level, 'info')
            assert.equal(logEntry.method, 'log')
            assert.equal(logEntry.stackTrace, null)
            assert.equal(logEntry.args.length, 1)

JavaScript exceptions

Listen to the JS Exceptions and register callbacks to process the exception details.

            driver.findElement(By.id("jsException")).click();

            JavascriptLogEntry logEntry = future.get(5, TimeUnit.SECONDS);

            Assertions.assertEquals("Error: Not working", logEntry.getText());
            Assertions.assertEquals("javascript", logEntry.getType());
        const inspector = await LogInspector(driver)
        await inspector.onJavascriptException(function (log) {
            logEntry = log
        })

        await driver.get('https://www.selenium.dev/selenium/web/bidi/logEntryAdded.html')
        await driver.findElement({ id: 'jsException' }).click()

        assert.equal(logEntry.text, 'Error: Not working')
        assert.equal(logEntry.type, 'javascript')
        assert.equal(logEntry.level, 'error')

Listen to JS Logs

Listen to all JS logs at all levels and register callbacks to process the log.

Selenium v4.8


            Assertions.assertEquals("Hello, world!", logEntry.getText());
            Assertions.assertNull(logEntry.getRealm());
            Assertions.assertEquals(1, logEntry.getArgs().size());
            Assertions.assertEquals("console", logEntry.getType());
            Assertions.assertEquals("log", logEntry.getMethod());

2.9 - サポート機能

サポート クラスは、オプションの上位レベル機能を提供します。

The core libraries of Selenium try to be low level and non-opinionated. The Support classes in each language provide opinionated wrappers for common interactions that may be used to simplify some behaviors.

2.9.1 - Waiting with Expected Conditions

These are classes used to describe what needs to be waited for.

Expected Conditions are used with Explicit Waits. Instead of defining the block of code to be executed with a lambda, an expected conditions method can be created to represent common things that get waited on. Some methods take locators as arguments, others take elements as arguments.

These methods can include conditions such as:

  • element exists
  • element is stale
  • element is visible
  • text is visible
  • title contains specified value
[Expected Conditions Documentation](https://www.selenium.dev/selenium/docs/api/py/webdriver_support/selenium.webdriver.support.expected_conditions.html)

Add Example

.NET stopped supporting Expected Conditions in Selenium 4 to minimize maintenance hassle and redundancy.
Ruby makes frequent use of blocks, procs and lambdas and does not need Expected Conditions classes

2.9.2 - Command Listeners

These allow you to execute custom actions in every time specific Selenium commands are sent

2.9.3 - 色を扱う

テストの一部として何かの色を検証したい場合があります。 問題は、ウェブ上の色の定義が一定ではないことです。 色のHEX表現を色のRGB表現と比較する簡単な方法、または色のRGBA表現を色のHSLA表現と比較する簡単な方法があったらいいのではないでしょうか?

心配しないでください。解決策があります。: Color クラスです!

まず、クラスをインポートする必要があります。

import org.openqa.selenium.support.Color;
  
from selenium.webdriver.support.color import Color
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
include Selenium::WebDriver::Support
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
import org.openqa.selenium.support.Color

これで、カラーオブジェクトの作成を開始できます。 すべての色オブジェクトは、色の文字列表現から作成する必要があります。 サポートされている色表現は、以下のとおりです。

private final Color HEX_COLOUR = Color.fromString("#2F7ED8");
private final Color RGB_COLOUR = Color.fromString("rgb(255, 255, 255)");
private final Color RGB_COLOUR = Color.fromString("rgb(40%, 20%, 40%)");
private final Color RGBA_COLOUR = Color.fromString("rgba(255, 255, 255, 0.5)");
private final Color RGBA_COLOUR = Color.fromString("rgba(40%, 20%, 40%, 0.5)");
private final Color HSL_COLOUR = Color.fromString("hsl(100, 0%, 50%)");
private final Color HSLA_COLOUR = Color.fromString("hsla(100, 0%, 50%, 0.5)");
  
HEX_COLOUR = Color.from_string('#2F7ED8')
RGB_COLOUR = Color.from_string('rgb(255, 255, 255)')
RGB_COLOUR = Color.from_string('rgb(40%, 20%, 40%)')
RGBA_COLOUR = Color.from_string('rgba(255, 255, 255, 0.5)')
RGBA_COLOUR = Color.from_string('rgba(40%, 20%, 40%, 0.5)')
HSL_COLOUR = Color.from_string('hsl(100, 0%, 50%)')
HSLA_COLOUR = Color.from_string('hsla(100, 0%, 50%, 0.5)')
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
HEX_COLOUR = Color.from_string('#2F7ED8')
RGB_COLOUR = Color.from_string('rgb(255, 255, 255)')
RGB_COLOUR = Color.from_string('rgb(40%, 20%, 40%)')
RGBA_COLOUR = Color.from_string('rgba(255, 255, 255, 0.5)')
RGBA_COLOUR = Color.from_string('rgba(40%, 20%, 40%, 0.5)')
HSL_COLOUR = Color.from_string('hsl(100, 0%, 50%)')
HSLA_COLOUR = Color.from_string('hsla(100, 0%, 50%, 0.5)')
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
private val HEX_COLOUR = Color.fromString("#2F7ED8")
private val RGB_COLOUR = Color.fromString("rgb(255, 255, 255)")
private val RGB_COLOUR_PERCENT = Color.fromString("rgb(40%, 20%, 40%)")
private val RGBA_COLOUR = Color.fromString("rgba(255, 255, 255, 0.5)")
private val RGBA_COLOUR_PERCENT = Color.fromString("rgba(40%, 20%, 40%, 0.5)")
private val HSL_COLOUR = Color.fromString("hsl(100, 0%, 50%)")
private val HSLA_COLOUR = Color.fromString("hsla(100, 0%, 50%, 0.5)")
  

Colorクラスは、 http://www.w3.org/TR/css3-color/#html4 で指定されているすべての基本色定義もサポートしています。

private final Color BLACK = Color.fromString("black");
private final Color CHOCOLATE = Color.fromString("chocolate");
private final Color HOTPINK = Color.fromString("hotpink");
  
BLACK = Color.from_string('black')
CHOCOLATE = Color.from_string('chocolate')
HOTPINK = Color.from_string('hotpink')
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
BLACK = Color.from_string('black')
CHOCOLATE = Color.from_string('chocolate')
HOTPINK = Color.from_string('hotpink')
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
private val BLACK = Color.fromString("black")
private val CHOCOLATE = Color.fromString("chocolate")
private val HOTPINK = Color.fromString("hotpink")
  

要素に色が設定されていない場合、ブラウザは “透明” の色の値を返すことがあります。 Colorクラスもこれをサポートしています。

private final Color TRANSPARENT = Color.fromString("transparent");
  
TRANSPARENT = Color.from_string('transparent')
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
TRANSPARENT = Color.from_string('transparent')
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
private val TRANSPARENT = Color.fromString("transparent")
  

レスポンスが正しく解析され、有効なColorオブジェクトに変換されることを認識して、要素を安全にクエリしてその色/背景色を取得できるようになりました。

Color loginButtonColour = Color.fromString(driver.findElement(By.id("login")).getCssValue("color"));

Color loginButtonBackgroundColour = Color.fromString(driver.findElement(By.id("login")).getCssValue("background-color"));
  
login_button_colour = Color.from_string(driver.find_element(By.ID,'login').value_of_css_property('color'))

login_button_background_colour = Color.from_string(driver.find_element(By.ID,'login').value_of_css_property('background-color'))
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
login_button_colour = Color.from_string(driver.find_element(id: 'login').css_value('color'))

login_button_background_colour = Color.from_string(driver.find_element(id: 'login').css_value('background-color'))
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
val loginButtonColour = Color.fromString(driver.findElement(By.id("login")).getCssValue("color"))

val loginButtonBackgroundColour = Color.fromString(driver.findElement(By.id("login")).getCssValue("background-color"))
  

そして、色オブジェクトを直接比較できます。

assert loginButtonBackgroundColour.equals(HOTPINK);
  
assert login_button_background_colour == HOTPINK
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
assert(login_button_background_colour == HOTPINK)
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
assert(loginButtonBackgroundColour.equals(HOTPINK))
  

または、色を次の形式のいずれかに変換し、静的に検証することができます。

assert loginButtonBackgroundColour.asHex().equals("#ff69b4");
assert loginButtonBackgroundColour.asRgba().equals("rgba(255, 105, 180, 1)");
assert loginButtonBackgroundColour.asRgb().equals("rgb(255, 105, 180)");
  
assert login_button_background_colour.hex == '#ff69b4'
assert login_button_background_colour.rgba == 'rgba(255, 105, 180, 1)'
assert login_button_background_colour.rgb == 'rgb(255, 105, 180)'
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
assert(login_button_background_colour.hex == '#ff69b4')
assert(login_button_background_colour.rgba == 'rgba(255, 105, 180, 1)')
assert(login_button_background_colour.rgb == 'rgb(255, 105, 180)')
  
// This feature is not implemented - Help us by sending a pr to implement this feature
  
assert(loginButtonBackgroundColour.asHex().equals("#ff69b4"))
assert(loginButtonBackgroundColour.asRgba().equals("rgba(255, 105, 180, 1)"))
assert(loginButtonBackgroundColour.asRgb().equals("rgb(255, 105, 180)"))
  

色はもはや問題ではありません。

2.9.4 - 選択要素の操作

選択リストには、他の要素と比較して特別な動作があります。

The Select object will now give you a series of commands that allow you to interact with a <select> element.

If you are using Java or .NET make sure that you’ve properly required the support package in your code. See the full code from GitHub in any of the examples below.

Note that this class only works for HTML elements select and option. It is possible to design drop-downs with JavaScript overlays using div or li, and this class will not work for those.

Types

Select methods may behave differently depending on which type of <select> element is being worked with.

Single select

This is the standard drop-down object where one and only one option may be selected.

<select name="selectomatic">
    <option selected="selected" id="non_multi_option" value="one">One</option>
    <option value="two">Two</option>
    <option value="four">Four</option>
    <option value="still learning how to count, apparently">Still learning how to count, apparently</option>
</select>

Multiple select

This select list allows selecting and deselecting more than one option at a time. This only applies to <select> elements with the multiple attribute.

<select name="multi" id="multi" multiple="multiple">
    <option selected="selected" value="eggs">Eggs</option>
    <option value="ham">Ham</option>
    <option selected="selected" value="sausages">Sausages</option>
    <option value="onion gravy">Onion gravy</option>
</select>

Create class

First locate a <select> element, then use it to initialize a Select object. Note that as of Selenium 4.5, you can’t create a Select object if the <select> element is disabled.

        WebElement selectElement = driver.findElement(By.name("selectomatic"));
        Select select = new Select(selectElement);
    select_element = driver.find_element(By.NAME, 'selectomatic')
    select = Select(select_element)
            var selectElement = driver.FindElement(By.Name("selectomatic"));
            var select = new SelectElement(selectElement);
    select_element = driver.find_element(name: 'selectomatic')
    select = Selenium::WebDriver::Support::Select.new(select_element)
      const selectElement = await driver.findElement(By.name('selectomatic'))
      const select = new Select(selectElement)
    val selectElement = driver.findElement(By.name("selectomatic"))
    val select = Select(selectElement)

List options

There are two lists that can be obtained:

All options

Get a list of all options in the <select> element:

        List<WebElement> optionList = select.getOptions();
    option_list = select.options
            IList<IWebElement> optionList = select.Options;
    option_list = select.options
      const optionList = await select.getOptions()
    val optionList = select.getOptions()

Selected options

Get a list of selected options in the <select> element. For a standard select list this will only be a list with one element, for a multiple select list it can contain zero or many elements.

        List<WebElement> selectedOptionList = select.getAllSelectedOptions();
    selected_option_list = select.all_selected_options
            IList<IWebElement> selectedOptionList = select.AllSelectedOptions;
    selected_option_list = select.selected_options
      const selectedOptionList = await select.getAllSelectedOptions()
    val selectedOptionList = select.getAllSelectedOptions()

Select option

The Select class provides three ways to select an option. Note that for multiple select type Select lists, you can repeat these methods for each element you want to select.

Text

Select the option based on its visible text

        select.selectByVisibleText("Four");
    select.select_by_visible_text('Four')
            select.SelectByText("Four");
    select.select_by(:text, 'Four')
      await select.selectByVisibleText('Four')
    select.selectByVisibleText("Four")

Value

Select the option based on its value attribute

        select.selectByValue("two");
    select.select_by_value('two')
            select.SelectByValue("two");
    select.select_by(:value, 'two')
      await select.selectByValue('two')
    select.selectByValue("two")

Index

Select the option based on its position in the list

        select.selectByIndex(3);
    select.select_by_index(3)
            select.SelectByIndex(3);
    select.select_by(:index, 3)
      await select.selectByIndex(3)
    select.selectByIndex(3)

Disabled options

Selenium v4.5

Options with a disabled attribute may not be selected.

    <select name="single_disabled">
      <option id="sinlge_disabled_1" value="enabled">Enabled</option>
      <option id="sinlge_disabled_2" value="disabled" disabled="disabled">Disabled</option>
    </select>
        Assertions.assertThrows(UnsupportedOperationException.class, () -> {
            select.selectByValue("disabled");
        });
    with pytest.raises(NotImplementedError):
        select.select_by_value('disabled')
            Assert.ThrowsException<InvalidOperationException>(() => select.SelectByValue("disabled"));
    expect {
      select.select_by(:value, 'disabled')
    }.to raise_exception(Selenium::WebDriver::Error::UnsupportedOperationError)
      await assert.rejects(async () => {
        await select.selectByValue("disabled")
      }, {
        name: 'UnsupportedOperationError',
    Assertions.assertThrows(UnsupportedOperationException::class.java) {
      select.selectByValue("disabled")
    }

De-select option

Only multiple select type select lists can have options de-selected. You can repeat these methods for each element you want to select.

        select.deselectByValue("eggs");
    select.deselect_by_value('eggs')
            select.DeselectByValue("eggs");
    select.deselect_by(:value, 'eggs')
      await select.deselectByValue('eggs')
    select.deselectByValue("eggs")

2.9.5 - ThreadGuard

このクラスは、Javaバインディングでのみ使用可能です。

ThreadGuardは、ドライバーが、それを作成した同じスレッドからのみ呼び出されることを確認します。 特に並行してテストを実行する場合のスレッドの問題は、不可解でエラーの診断が難しい場合があります。 このラッパーを使用すると、このカテゴリのエラーが防止され、発生時に例外が発生します。

次の例は、スレッドの衝突をシミュレートします。

public class DriverClash {
  //thread main (id 1) created this driver
  private WebDriver protectedDriver = ThreadGuard.protect(new ChromeDriver());

  static {
    System.setProperty("webdriver.chrome.driver", "<Set path to your Chromedriver>");
  }

  //Thread-1 (id 24) is calling the same driver causing the clash to happen
  Runnable r1 = () -> {protectedDriver.get("https://selenium.dev");};
  Thread thr1 = new Thread(r1);

  void runThreads(){
    thr1.start();
  }

  public static void main(String[] args) {
    new DriverClash().runThreads();
  }
}

結果は以下のとおりです。

Exception in thread "Thread-1" org.openqa.selenium.WebDriverException:
Thread safety error; this instance of WebDriver was constructed
on thread main (id 1)and is being accessed by thread Thread-1 (id 24)
This is not permitted and *will* cause undefined behaviour

下記例を参照してください。

  • protectedDriver はメインスレッドで作成されます
  • Java Runnableを使用して新しいプロセスを起動し、新しいスレッドを使用してプロセスを実行します
  • メインスレッドのメモリにprotectedDriverがないため、両方のスレッドが衝突します。
  • ThreadGuard.protectは例外をスローします。

注意:

これは、並列実行時にドライバーを管理するために ThreadLocalを使用する必要性を置き換えるものではありません。

2.10 - トラブルシューティングの支援

WebDriverの問題を管理する方法。

It is not always obvious the root cause of errors in Selenium.

  1. The most common Selenium-related error is a result of poor synchronization. Read about Waiting Strategies. If you aren’t sure if it is a synchronization strategy you can try temporarily hard coding a large sleep where you see the issue, and you’ll know if adding an explicit wait can help.

  2. Note that many errors that get reported to the project are actually caused by issues in the underlying drivers that Selenium sends the commands to. You can rule out a driver problem by executing the command in multiple browsers.

  3. If you have questions about how to do things, check out the Support options for ways get assistance.

  4. If you think you’ve found a problem with Selenium code, go ahead and file a Bug Report on GitHub.

2.10.1 - Understanding Common Errors

How to solve various problems in your Selenium code.

InvalidSelectorException

CSS and XPath Selectors are sometimes difficult to get correct.

Likely Cause

The CSS or XPath selector you are trying to use has invalid characters or an invalid query.

Possible Solutions

Run your selector through a validator service:

Or use a browser extension to get a known good value:

NoSuchElementException

The element can not be found at the exact moment you attempted to locate it.

Likely Cause

  • You are looking for the element in the wrong place (perhaps a previous action was unsuccessful).
  • You are looking for the element at the wrong time (the element has not shown up in the DOM, yet)
  • The locator has changed since you wrote the code

Possible Solutions

  • Make sure you are on the page you expect to be on, and that previous actions in your code completed correctly
  • Make sure you are using a proper Waiting Strategy
  • Update the locator with the browser’s devtools console or use a browser extension like:

StaleElementReferenceException

An element goes stale when it was previously located, but can not be currently accessed. Elements do not get relocated automatically; the driver creates a reference ID for the element and has a particular place it expects to find it in the DOM. If it can not find the element in the current DOM, any action using that element will result in this exception.

Likely Cause

This can happen when:

  • You have refreshed the page, or the DOM of the page has dynamically changed.
  • You have navigated to a different page.
  • You have switched to another window or into or out of a frame or iframe.

Possible Solutions

The DOM has changed

When the page is refreshed or items on the page have moved around, there is still an element with the desired locator on the page, it is just no longer accessible by the element object being used, and the element must be relocated before it can be used again. This is often done in one of two ways:

  • Always relocate the element every time you go to use it. The likelihood of the element going stale in the microseconds between locating and using the element is small, though possible. The downside is that this is not the most efficient approach, especially when running on a remote grid.

  • Wrap the Web Element with another object that stores the locator, and caches the located Selenium element. When taking actions with this wrapped object, you can attempt to use the cached object if previously located, and if it is stale, exception can be caught, the element relocated with the stored locator, and the method re-tried. This is more efficient, but it can cause problems if the locator you’re using references a different element (and not the one you want) after the page has changed.

The Context has changed

Element objects are stored for a given context, so if you move to a different context — like a different window or a different frame or iframe — the element reference will still be valid, but will be temporarily inaccessible. In this scenario, it won’t help to relocate the element, because it doesn’t exist in the current context. To fix this, you need to make sure to switch back to the correct context before using the element.

The Page has changed

This scenario is when you haven’t just changed contexts, you have navigated to another page and have destroyed the context in which the element was located. You can’t just relocate it from the current context, and you can’t switch back to an active context where it is valid. If this is the reason for your error, you must both navigate back to the correct location and relocate it.

ElementClickInterceptedException

This exception occurs when Selenium tries to click an element, but the click would instead be received by a different element. Before Selenium will click an element, it checks if the element is visible, unobscured by any other elements, and enabled - if the element is obscured, it will raise this exception.

Likely Cause

UI Elements Overlapping

Elements on the UI are typically placed next to each other, but occasionally elements may overlap. For example, a navbar always staying at the top of your window as you scroll a page. If that navbar happens to be covering an element we are trying to click, Selenium might believe it to be visible and enabled, but when you try to click it will throw this exception. Pop-ups and Modals are also common offenders here.

Animations

Elements with animations have the potential to cause this exception as well - it is recommended to wait for animations to cease before attempting to click an element.

Possible Solutions

Use Explicit Waits

Explicit Waits will likely be your best friend in these instances. A great way is to use ExpectedCondition.ToBeClickable() with WebDriverWait to wait until the right moment.

Scroll the Element into View

In instances where the element is out of view, but Selenium still registers the element as visible (e.g. navbars overlapping a section at the top of your screen), you can use the WebDriver.executeScript() method to execute a javascript function to scroll (e.g. WebDriver.executeScript('window.scrollBy(0,-250)')) or you can utilize the Actions class with Actions.moveToElement(element).

InvalidSessionIdException

Sometimes the session you’re trying to access is different than what’s currently available

Likely Cause

This usually occurs when the session has been deleted (e.g. driver.quit()) or if the session has changed, like when the last tab/browser has closed (e.g. driver.close())

Possible Solutions

Check your script for instances of driver.close() and driver.quit(), and any other possible causes of closed tabs/browsers. It could be that you are locating an element before you should/can.

2.10.1.1 - Unable to Locate Driver Error

Troubleshooting missing path to driver executable.

Historically, this is the most common error beginning Selenium users get when trying to run code for the first time:

The path to the driver executable must be set by the webdriver.chrome.driver system property; for more information, see https://chromedriver.chromium.org/. The latest version can be downloaded from https://chromedriver.chromium.org/downloads
The executable chromedriver needs to be available in the path.
The file geckodriver does not exist. The driver can be downloaded at https://github.com/mozilla/geckodriver/releases"
Unable to locate the chromedriver executable;

Likely cause

Through WebDriver, Selenium supports all major browsers. In order to drive the requested browser, Selenium needs to send commands to it via an executable driver. This error means the necessary driver could not be found by any of the means Selenium attempts to use.

Possible solutions

There are several ways to ensure Selenium gets the driver it needs.

Use the latest version of Selenium

As of Selenium 4.6, Selenium downloads the correct driver for you. You shouldn’t need to do anything. If you are using the latest version of Selenium and you are getting an error, please turn on logging and file a bug report with that information.

If you want to read more information about how Selenium manages driver downloads for you, you can read about the Selenium Manager.

Use the PATH environment variable

This option first requires manually downloading the driver.

This is a flexible option to change location of drivers without having to update your code, and will work on multiple machines without requiring that each machine put the drivers in the same place.

You can either place the drivers in a directory that is already listed in PATH, or you can place them in a directory and add it to PATH.

To see what directories are already on PATH, open a Terminal and execute:

echo $PATH

If the location to your driver is not already in a directory listed, you can add a new directory to PATH:

echo 'export PATH=$PATH:/path/to/driver' >> ~/.bash_profile
source ~/.bash_profile

You can test if it has been added correctly by checking the version of the driver:

chromedriver --version

To see what directories are already on PATH, open a Terminal and execute:

echo $PATH

If the location to your driver is not already in a directory listed, you can add a new directory to PATH:

echo 'export PATH=$PATH:/path/to/driver' >> ~/.zshenv
source ~/.zshenv

You can test if it has been added correctly by checking the version of the driver:

chromedriver --version

To see what directories are already on PATH, open a Command Prompt and execute:

echo %PATH%

If the location to your driver is not already in a directory listed, you can add a new directory to PATH:

setx PATH "%PATH%;C:\WebDriver\bin"

You can test if it has been added correctly by checking the version of the driver:

chromedriver.exe --version

Specify the location of the driver

If you cannot upgrade to the latest version of Selenium, you do not want Selenium to download drivers for you, and you can’t figure out the environment variables, you can specify the location of the driver in the Service object.

You first need to download the desired driver, then create an instance of the applicable Service class and set the path.

Specifying the location in the code itself has the advantage of not needing to figure out Environment Variables on your system, but has the drawback of making the code less flexible.

Driver management libraries

Before Selenium managed drivers itself, other projects were created to do so for you.

If you can’t use Selenium Manager because you are using an older version of Selenium (please upgrade), or need an advanced feature not yet implemented by Selenium Manager, you might try one of these tools to keep your drivers automatically updated:

Download the driver

ブラウザーサポートするOS維持管理機関ダウンロードイシュートラッカー
Chromium/ChromeWindows/macOS/LinuxGoogleDownloadsIssues
FirefoxWindows/macOS/LinuxMozillaDownloadsIssues
EdgeWindows/macOS/LinuxMicrosoftDownloadsIssues
Internet ExplorerWindowsSelenium ProjectDownloadsIssues
SafarimacOS High Sierra and newerAppleBuilt inIssues

Note: The Opera driver no longer works with the latest functionality of Selenium and is currently officially unsupported.

2.10.2 - Logging Selenium commands

Getting information about Selenium execution.

Turning on logging is a valuable way to get extra information that might help you determine why you might be having a problem.

Getting a logger

Java logs are typically created per class. You can work with the default logger to work with all loggers. To filter out specific classes, see Filtering

Get the root logger:

    Logger.getLogger(SeleniumManager.class.getName()).setLevel(Level.SEVERE);

Java Logging is not exactly straightforward, and if you are just looking for an easy way to look at the important Selenium logs, take a look at the Selenium Logger project

Python logs are typically created per module. You can match all submodules by referencing the top level module. So to work with all loggers in selenium module, you can do this:

import pytest

.NET logger is managed with a static class, so all access to logging is managed simply by referencing Log from the OpenQA.Selenium.Internal.Logging namespace.

If you want to see as much debugging as possible in all the classes, you can turn on debugging globally in Ruby by setting $DEBUG = true.

For more fine-tuned control, Ruby Selenium created its own Logger class to wrap the default Logger class. This implementation provides some interesting additional features. Obtain the logger directly from the #loggerclass method on the Selenium::WebDriver module:

      logger = Selenium::WebDriver.logger
const logging = require('selenium-webdriver/lib/logging')
logger = logging.getLogger('webdriver')

Logger level

Logger level helps to filter out logs based on their severity.

Java has 7 logger levels: SEVERE, WARNING, INFO, CONFIG, FINE, FINER, and FINEST. The default is INFO.

You have to change both the level of the logger and the level of the handlers on the root logger:


    Logger localLogger = Logger.getLogger(this.getClass().getName());
    localLogger.warning("this is a warning");
    localLogger.info("this is useful information");

Python has 6 logger levels: CRITICAL, ERROR, WARNING, INFO, DEBUG, and NOTSET. The default is WARNING

To change the level of the logger:

Things get complicated when you use PyTest, though. By default, PyTest hides logging unless the test fails. You need to set 3 things to get PyTest to display logs on passing tests.

To always output logs with PyTest you need to run with additional arguments. First, -s to prevent PyTest from capturing the console. Second, -p no:logging, which allows you to override the default PyTest logging settings so logs can be displayed regardless of errors.

So you need to set these flags in your IDE, or run PyTest on command line like:

pytest -s -p no:logging

Finally, since you turned off logging in the arguments above, you now need to add configuration to turn it back on:

logging.basicConfig(level=logging.WARN)

.NET has 6 logger levels: Error, Warn, Info, Debug, Trace and None. The default level is Info.

To change the level of the logger:

            Log.SetLevel(LogEventLevel.Trace);

Ruby logger has 5 logger levels: :debug, :info, :warn, :error, :fatal. As of Selenium v4.9.1, The default is :info.

To change the level of the logger:

      logger.level = :debug

JavaScript has 9 logger levels: OFF, SEVERE, WARNING, INFO, DEBUG, FINE, FINER, FINEST, ALL. The default is OFF.

To change the level of the logger:

logger.setLevel(logging.Level.INFO)

Actionable items

Things are logged as warnings if they are something the user needs to take action on. This is often used for deprecations. For various reasons, Selenium project does not follow standard Semantic Versioning practices. Our policy is to mark things as deprecated for 3 releases and then remove them, so deprecations may be logged as warnings.

Java logs actionable content at logger level WARN

Example:

May 08, 2023 9:23:38 PM dev.selenium.troubleshooting.LoggingTest logging
WARNING: this is a warning

Python logs actionable content at logger level — WARNING Details about deprecations are logged at this level.

Example:

WARNING  selenium:test_logging.py:23 this is a warning

.NET logs actionable content at logger level Warn.

Example:

11:04:40.986 WARN LoggingTest: this is a warning

Ruby logs actionable content at logger level — :warn. Details about deprecations are logged at this level.

For example:

2023-05-08 20:53:13 WARN Selenium [:example_id] this is a warning 

Because these items can get annoying, we’ve provided an easy way to turn them off, see filtering section below.

Useful information

This is the default level where Selenium logs things that users should be aware of but do not need to take actions on. This might reference a new method or direct users to more information about something

Java logs useful information at logger level INFO

Example:

May 08, 2023 9:23:38 PM dev.selenium.troubleshooting.LoggingTest logging
INFO: this is useful information

Python logs useful information at logger level — INFO

Example:

INFO     selenium:test_logging.py:22 this is useful information

.NET logs useful information at logger level Info.

Example:

11:04:40.986 INFO LoggingTest: this is useful information

Ruby logs useful information at logger level — :info.

Example:

2023-05-08 20:53:13 INFO Selenium [:example_id] this is useful information 

Logs useful information at level: INFO

Debugging Details

The debug log level is used for information that may be needed for diagnosing issues and troubleshooting problems.

Java logs most debug content at logger level FINE

Example:

May 08, 2023 9:23:38 PM dev.selenium.troubleshooting.LoggingTest logging
FINE: this is detailed debug information

Python logs debugging details at logger level — DEBUG

Example:

DEBUG    selenium:test_logging.py:24 this is detailed debug information

.NET logs most debug content at logger level Debug.

Example:

11:04:40.986 DEBUG LoggingTest: this is detailed debug information

Ruby only provides one level for debugging, so all details are at logger level — :debug.

Example:

2023-05-08 20:53:13 DEBUG Selenium [:example_id] this is detailed debug information 

Logs debugging details at level: FINER and FINEST

Logger output

Logs can be displayed in the console or stored in a file. Different languages have different defaults.

By default all logs are sent to System.err. To direct output to a file, you need to add a handler:


    byte[] bytes = Files.readAllBytes(Paths.get("selenium.xml"));

By default all logs are sent to sys.stderr. To direct output somewhere else, you need to add a handler with either a StreamHandler or a FileHandler:

    logger = logging.getLogger('selenium')

By default all logs are sent to System.Console.Error output. To direct output somewhere else, you need to add a handler with a FileLogHandler:

            Log.Handlers.Add(new FileLogHandler(filePath));

By default, logs are sent to the console in stdout.
To store the logs in a file:

      logger.output = file_name

JavaScript does not currently support sending output to a file.

To send logs to console output:

logging.installConsoleHandler()

Logger filtering

Java logging is managed on a per class level, so instead of using the root logger (Logger.getLogger("")), set the level you want to use on a per-class basis:


    Assertions.assertTrue(fileContent.contains("this is a warning"));
Because logging is managed by module, instead of working with just "selenium", you can specify different levels for different modules:

    log_path = "selenium.log"

.NET logging is managed on a per class level, set the level you want to use on a per-class basis:

            Log.SetLevel(typeof(RemoteWebDriver), LogEventLevel.Debug);
            Log.SetLevel(typeof(SeleniumManager), LogEventLevel.Info);

Ruby’s logger allows you to opt in (“allow”) or opt out (“ignore”) of log messages based on their IDs. Everything that Selenium logs includes an ID. You can also turn on or off all deprecation notices by using :deprecations.

These methods accept one or more symbols or an array of symbols:

      logger.ignore(:jwp_caps, :logger_info)

or

      logger.allow(%i[selenium_manager example_id])

2.10.3 - Selenium4にアップグレードする方法

Selenium 4に興味がありますか? 最新リリースへのアップグレードに役立つこのガイドを確認してください。

公式にサポートされている言語(Ruby、JavaScript、C#、Python、およびJava)のいずれかを使用している場合、 Selenium4へのアップグレードは簡単なプロセスです。 いくつかの問題が発生する可能性がある場合があるかもしれません。このガイドは、それらを整理するのに役立ちます。 プロジェクトの依存関係をアップグレードする手順を実行し、バージョンのアップグレードによってもたらされる主な非推奨と変更を理解します。

これが、Selenium4にアップグレードするために実行する手順です。

  • テストコードの準備
  • 依存関係のアップグレード
  • 潜在的なエラーと非推奨メッセージ

注:Selenium 3.xバージョンの開発中に、W3CWebDriver標準のサポートが実装されました。 この新しいプロトコルと従来のJSONワイヤープロトコルの両方がサポートされました。 バージョン3.11の前後で、SeleniumコードはレベルW3C1仕様に準拠するようになりました。 Selenium 3の最新バージョンのW3C準拠のコードは、Selenium4で期待どおりに機能します。

テストコードの準備

Selenium 4は、レガシープロトコルのサポートを削除し、内部でデフォルトでW3CWebDriver標準を使用します。 ほとんどの場合、この実装はエンドユーザーに影響を与えません。 主な例外は、Capabilitiesアクション クラスです。

Capabilities

テスト機能がW3Cに準拠するように構成されていない場合、セッションが開始されない可能性があります。 W3CWebDriverの標準機能のリストは次のとおりです。

  • browserName
  • browserVersion (version に変更)
  • platformName (platform に変更)
  • acceptInsecureCerts
  • pageLoadStrategy
  • proxy
  • timeouts
  • unhandledPromptBehavior

標準Capabilitiesの最新リストは、 W3C WebDriver にあります。

上記のリストに含まれていないCapabilitiesには、ベンダープレフィックスを含める必要があります。 これは、ブラウザ固有のCapabilitiesとクラウドベンダー固有のCapabilitiesに適用されます。 たとえば、クラウドベンダーがテストに build Capabilities と name Capabilitiesを使用している場合は、 それらを cloud:options ブロックでラップする必要があります(適切なプレフィックスについては、クラウドベンダーに確認してください)。

Before

Move Code

DesiredCapabilities caps = DesiredCapabilities.firefox();
caps.setCapability("platform", "Windows 10");
caps.setCapability("version", "92");
caps.setCapability("build", myTestBuild);
caps.setCapability("name", myTestName);
WebDriver driver = new RemoteWebDriver(new URL(cloudUrl), caps);
caps = {};
caps['browserName'] = 'Firefox';
caps['platform'] = 'Windows 10';
caps['version'] = '92';
caps['build'] = myTestBuild;
caps['name'] = myTestName;
DesiredCapabilities caps = new DesiredCapabilities();
caps.SetCapability("browserName", "firefox");
caps.SetCapability("platform", "Windows 10");
caps.SetCapability("version", "92");
caps.SetCapability("build", myTestBuild);
caps.SetCapability("name", myTestName);
var driver = new RemoteWebDriver(new Uri(CloudURL), caps);
caps = {}
caps['browserName'] = 'firefox'
caps['platform'] = 'Windows 10'
caps['version'] = '92'
caps['build'] = my_test_build
caps['name'] = my_test_name
driver = webdriver.Remote(cloud_url, desired_capabilities=caps)

After

Move Code

FirefoxOptions browserOptions = new FirefoxOptions();
browserOptions.setPlatformName("Windows 10");
browserOptions.setBrowserVersion("92");
Map<String, Object> cloudOptions = new HashMap<>();
cloudOptions.put("build", myTestBuild);
cloudOptions.put("name", myTestName);
browserOptions.setCapability("cloud:options", cloudOptions);
WebDriver driver = new RemoteWebDriver(new URL(cloudUrl), browserOptions);
capabilities = {
  browserName: 'firefox',
  browserVersion: '92',
  platformName: 'Windows 10',
  'cloud:options': {
     build: myTestBuild,
     name: myTestName,
  }
}
var browserOptions = new FirefoxOptions();
browserOptions.PlatformName = "Windows 10";
browserOptions.BrowserVersion = "92";
var cloudOptions = new Dictionary<string, object>();
cloudOptions.Add("build", myTestBuild);
cloudOptions.Add("name", myTestName);
browserOptions.AddAdditionalOption("cloud:options", cloudOptions);
var driver = new RemoteWebDriver(new Uri(CloudURL), browserOptions);
from selenium.webdriver.firefox.options import Options as FirefoxOptions
options = FirefoxOptions()
options.browser_version = '92'
options.platform_name = 'Windows 10'
cloud_options = {}
cloud_options['build'] = my_test_build
cloud_options['name'] = my_test_name
options.set_capability('cloud:options', cloud_options)
driver = webdriver.Remote(cloud_url, options=options)

Javaで要素ユーティリティメソッドを検索する

Javaバインディング(FindsBy インターフェイス)の要素を検索するユーティリティメソッドは、内部使用のみを目的としていたため、削除されました。 次のコードサンプルは、これを分かりやすく説明しています。

findElement * で単一の要素を検索する。

Before

driver.findElementByClassName("className");
driver.findElementByCssSelector(".className");
driver.findElementById("elementId");
driver.findElementByLinkText("linkText");
driver.findElementByName("elementName");
driver.findElementByPartialLinkText("partialText");
driver.findElementByTagName("elementTagName");
driver.findElementByXPath("xPath");
After

driver.findElement(By.className("className"));
driver.findElement(By.cssSelector(".className"));
driver.findElement(By.id("elementId"));
driver.findElement(By.linkText("linkText"));
driver.findElement(By.name("elementName"));
driver.findElement(By.partialLinkText("partialText"));
driver.findElement(By.tagName("elementTagName"));
driver.findElement(By.xpath("xPath"));

findElements * で複数の要素を検索する。

Before

driver.findElementsByClassName("className");
driver.findElementsByCssSelector(".className");
driver.findElementsById("elementId");
driver.findElementsByLinkText("linkText");
driver.findElementsByName("elementName");
driver.findElementsByPartialLinkText("partialText");
driver.findElementsByTagName("elementTagName");
driver.findElementsByXPath("xPath");
After

driver.findElements(By.className("className"));
driver.findElements(By.cssSelector(".className"));
driver.findElements(By.id("elementId"));
driver.findElements(By.linkText("linkText"));
driver.findElements(By.name("elementName"));
driver.findElements(By.partialLinkText("partialText"));
driver.findElements(By.tagName("elementTagName"));
driver.findElements(By.xpath("xPath"));

依存関係のアップグレード

以下のサブセクションを確認してSelenium4をインストールし、プロジェクトの依存関係をアップグレードしてください。

Java

Seleniumをアップグレードするプロセスは、使用されているビルドツールによって異なります。 Javaで最も一般的なものであるMavenGradleについて説明します。 必要なJavaの最小バージョンはまだ8です。

Maven

Before

<dependencies>
  <!-- more dependencies ... -->
  <dependency>
    <groupId>org.seleniumhq.selenium</groupId>
    <artifactId>selenium-java</artifactId>
    <version>3.141.59</version>
  </dependency>
  <!-- more dependencies ... -->
</dependencies>
After

<dependencies>
    <!-- more dependencies ... -->
    <dependency>
        <groupId>org.seleniumhq.selenium</groupId>
        <artifactId>selenium-java</artifactId>
        <version>4.4.0</version>
    </dependency>
    <!-- more dependencies ... -->
</dependencies>

変更を加えた後、pom.xml ファイルと同じディレクトリで mvn clean compile を実行できます。

Gradle

Before

plugins {
    id 'java'
}
group 'org.example'
version '1.0-SNAPSHOT'
repositories {
    mavenCentral()
}
dependencies {
    testImplementation 'org.junit.jupiter:junit-jupiter-api:5.7.0'
    testRuntimeOnly 'org.junit.jupiter:junit-jupiter-engine:5.7.0'
    implementation group: 'org.seleniumhq.selenium', name: 'selenium-java', version: '3.141.59'
}
test {
    useJUnitPlatform()
}
After

plugins {
    id 'java'
}
group 'org.example'
version '1.0-SNAPSHOT'
repositories {
    mavenCentral()
}
dependencies {
    testImplementation 'org.junit.jupiter:junit-jupiter-api:5.7.0'
    testRuntimeOnly 'org.junit.jupiter:junit-jupiter-engine:5.7.0'
    implementation group: 'org.seleniumhq.selenium', name: 'selenium-java', version: '4.4.0'
}
test {
    useJUnitPlatform()
}

変更を加えた後、 build.gradle ファイルと同じディレクトリで ./gradlew cleanbuild を実行できます。

すべてのJavaリリースを確認するには、 MVNRepository にアクセスしてください。

C#

C#でSelenium4の更新を取得する場所は NuGet です。 Selenium.WebDriver パッケージの下で、最新バージョンに更新するための手順を入手できます。 Visual Studio内では、NuGetパッケージマネージャーを使用して次の操作を実行できます。

PM> Install-Package Selenium.WebDriver -Version 4.4.0

Python

Pythonを使用するための最も重要な変更は、最低限必要なバージョンです。 Selenium 4には、Python3.7以降が必要です。 詳細については、Python Package Indexを参照してください。 コマンドラインからアップグレードするには、次のコマンドを実行できます。

pip install selenium==4.4.3

Ruby

Selenium 4の更新の詳細は、RubyGemsのselenium-webdriverで確認できます。 最新バージョンをインストールするには、次のコマンドを実行できます。

gem install selenium-webdriver

Gemfileには下記のように追加します。

gem 'selenium-webdriver', '~> 4.4.0'

JavaScript

selenium-webdriverパッケージは、Nodeパッケージマネージャーのnpmjsにあります。 Selenium4はhereにあります。 これをインストールするには、次のいずれかを実行します。

npm install selenium-webdriver

または、package.jsonを更新して、 npm install を実行します。

{
  "name": "selenium-tests",
  "version": "1.0.0",
  "dependencies": {
    "selenium-webdriver": "^4.4.0"
  }
}

潜在的なエラーと非推奨メッセージ

これは、Selenium4にアップグレードした後に発生する可能性のある非推奨メッセージを克服するのに役立つ一連のコード例です。

Java

待機とタイムアウト

タイムアウトで受信するパラメーターは、期待値 (long time, TimeUnit unit) から期待値 (Duration duration) に替わりました。

Before

driver.manage().timeouts().implicitlyWait(10, TimeUnit.SECONDS);
driver.manage().timeouts().setScriptTimeout(2, TimeUnit.MINUTES);
driver.manage().timeouts().pageLoadTimeout(10, TimeUnit.SECONDS);
After

driver.manage().timeouts().implicitlyWait(Duration.ofSeconds(10));
driver.manage().timeouts().scriptTimeout(Duration.ofMinutes(2));
driver.manage().timeouts().pageLoadTimeout(Duration.ofSeconds(10));

現在、待機も異なるパラメーターを期待しています。 WebDriverWaitは、秒とミリ秒単位のタイムアウトに、 long ではなくDurationを期待するようになりました。 FluentWaitwithTimeout および pollingEvery ユーティリティメソッドは、期待値 (long time, TimeUnit unit) から (Duration duration) に替わりました。

Before

new WebDriverWait(driver, 3)
.until(ExpectedConditions.elementToBeClickable(By.cssSelector("#id")));

Wait<WebDriver> wait = new FluentWait<WebDriver>(driver)
  .withTimeout(30, TimeUnit.SECONDS)
  .pollingEvery(5, TimeUnit.SECONDS)
  .ignoring(NoSuchElementException.class);
After

new WebDriverWait(driver, Duration.ofSeconds(3))
  .until(ExpectedConditions.elementToBeClickable(By.cssSelector("#id")));

  Wait<WebDriver> wait = new FluentWait<WebDriver>(driver)
  .withTimeout(Duration.ofSeconds(30))
  .pollingEvery(Duration.ofSeconds(5))
  .ignoring(NoSuchElementException.class);

マージCapabilitiesは、もはや呼び出し元のオブジェクトを変更しなくなりました

以前は、別のCapabilitiesセットを別のセットにマージすることが可能であり、呼び出し元のオブジェクトを変更していました。 今は、ここで、マージ操作の結果を割り当てる必要があります。

Before

MutableCapabilities capabilities = new MutableCapabilities();
capabilities.setCapability("platformVersion", "Windows 10");
FirefoxOptions options = new FirefoxOptions();
options.setHeadless(true);
options.merge(capabilities);
As a result, the `options` object was getting modified.
After

MutableCapabilities capabilities = new MutableCapabilities();
capabilities.setCapability("platformVersion", "Windows 10");
FirefoxOptions options = new FirefoxOptions();
options.setHeadless(true);
options = options.merge(capabilities);
The result of the `merge` call needs to be assigned to an object.

古いFirefox

GeckoDriverが登場する前は、SeleniumプロジェクトにはFirefoxを自動化するためのドライバー実装がありました(バージョン<48)。 ただし、この実装は最近のバージョンのFirefoxでは機能しないため、もう必要ありません。 Selenium 4にアップグレードする際の大きな問題を回避するために、setLegacy オプションは非推奨として表示されます。 古い実装の使用をやめ、GeckoDriverのみに依存することをお勧めします。 次のコードは、アップグレード後に非推奨になったsetLegacy 行を示しています。

FirefoxOptions options = new FirefoxOptions();
options.setLegacy(true);

BrowserType

BrowserType インターフェースは長い間使用されてきましたが、新しい Browser インターフェースを優先して非推奨になります。

Before

MutableCapabilities capabilities = new MutableCapabilities();
capabilities.setCapability("browserVersion", "92");
capabilities.setCapability("browserName", BrowserType.FIREFOX);
After

MutableCapabilities capabilities = new MutableCapabilities();
capabilities.setCapability("browserVersion", "92");
capabilities.setCapability("browserName", Browser.FIREFOX);

C#

AddAdditionalCapability は非推奨になりました

その代わりに、 AddAdditionalOption をお勧めします。 これを示す例を次に示します。

Before

var browserOptions = new ChromeOptions();
browserOptions.PlatformName = "Windows 10";
browserOptions.BrowserVersion = "latest";
var cloudOptions = new Dictionary<string, object>();
browserOptions.AddAdditionalCapability("cloud:options", cloudOptions, true);
After

var browserOptions = new ChromeOptions();
browserOptions.PlatformName = "Windows 10";
browserOptions.BrowserVersion = "latest";
var cloudOptions = new Dictionary<string, object>();
browserOptions.AddAdditionalOption("cloud:options", cloudOptions);

Python

execute_pathは非推奨になりました。Serviceオブジェクトを渡してください

Selenium 4では、非推奨の警告を防ぐために、Serviceオブジェクトからドライバーの executable_path を設定する必要があります。 (または、PATHを設定せず、代わりに必要なドライバーがシステムPATH上にあることを確認してください。)

Before

from selenium import webdriver
options = webdriver.ChromeOptions()
driver = webdriver.Chrome(
    executable_path=CHROMEDRIVER_PATH, 
    options=options
)
After

from selenium import webdriver
from selenium.webdriver.chrome.service import Service as ChromeService
options = webdriver.ChromeOptions()
service = ChromeService(executable_path=CHROMEDRIVER_PATH)
driver = webdriver.Chrome(service=service, options=options)

まとめ

Selenium 4にアップグレードする際に考慮すべき主な変更点を確認しました。 アップグレードのためにテストコードを準備する際にカバーするさまざまな側面について説明します。 これには、新しいバージョンのSeleniumを使用する時に発生する可能性のある潜在的な問題を防ぐ方法の提案も含まれます。 最後に、アップグレード後に発生する可能性のある一連の問題についても説明し、それらの問題に対する潜在的な修正を共有しました。

これは元々は https://saucelabs.com/resources/articles/how-to-upgrade-to-selenium-4 に投稿されました

3 - Selenium Manager (Beta)

Selenium Manager is a command-line tool implemented in Rust that provides automated driver and browser management for Selenium. Selenium bindings use this tool by default, so you do not need to download it or add anything to your code or do anything else to use it.

Motivation

TL;DR: Selenium Manager is the official driver manager of the Selenium project, and it is shipped out of the box with every Selenium release.

Selenium uses the native support implemented by each browser to carry out the automation process. For this reason, Selenium users need to place a component called driver (chromedriver, geckodriver, msedgedriver, etc.) between the script using the Selenium API and the browser. For many years, managing these drivers was a manual process for Selenium users. This way, they had to download the required driver for a browser (chromedriver for Chrome, geckodriver for Firefox, etc.) and place it in the PATH or export the driver path as a system property (Java, JavaScript, etc.). But this process was cumbersome and led to maintainability issues.

Let’s consider an example. Imagine you manually downloaded the required chromedriver for driving your Chrome with Selenium. When you did this process, the stable version of Chrome was 113, so you downloaded chromedriver 113 and put it in your PATH. At that moment, your Selenium script executed correctly. But the problem is that Chrome is evergreen. This name refers to Chrome’s ability to upgrade automatically and silently to the next stable version when available. This feature is excellent for end-users but potentially dangerous for browser automation. Let’s go back to the example to discover it. Your local Chrome eventually updates to version 115. And that moment, your Selenium script is broken due to the incompatibility between the manually downloaded driver (113) and the Chrome version (115). Thus, your Selenium script fails with the following error message: “session not created: This version of ChromeDriver only supports Chrome version 113”.

This problem is the primary reason for the existence of the so-called driver managers (such as WebDriverManager for Java, webdriver-manager for Python, webdriver-manager for JavaScript, WebDriverManager.Net for C#, and webdrivers for Ruby). All these projects were an inspiration and a clear sign that the community needed this feature to be built in Selenium. Thus, the Selenium project has created Selenium Manager, the official driver manager for Selenium, shipped out of the box with each Selenium release as of version 4.6.

Usage

TL;DR: Selenium Manager is used by the Selenium bindings when the drivers (chromedriver, geckodriver, etc.) are unavailable.

Driver management through Selenium Manager is opt-in for the Selenium bindings. Thus, users can continue managing their drivers manually (putting the driver in the PATH or using system properties) or rely on a third-party driver manager to do it automatically. Selenium Manager only operates as a fallback: if no driver is provided, Selenium Manager will come to the rescue.

Selenium Manager is a CLI (command line interface) tool implemented in Rust to allow cross-platform execution and compiled for Windows, Linux, and macOS. The Selenium Manager binaries are shipped with each Selenium release. This way, each Selenium binding language invokes Selenium Manager to carry out the automated driver and browser management explained in the following sections.

Automated driver management

TL;DR: Selenium Manager automatically discovers, downloads, and caches the drivers required by Selenium when these drivers are unavailable.

The primary feature of Selenium Manager is called automated driver management. Let’s consider an example to understand it. Suppose we want to driver Chrome with Selenium (see the doc about how to start a session with Selenium). Before the session begins, and when the driver is unavailable, Selenium Manager manages chromedriver for us. We use the term management for this feature (and not just download) since this process is broader and implies different steps:

  1. Browser version discovery. Selenium Manager discovers the browser version (e.g., Chrome, Firefox, Edge) installed in the machine that executes Selenium. This step uses shell commands (e.g., google-chrome --version).
  2. Driver version discovery. With the discovered browser version, the proper driver version is resolved. For this step, the online metadata/endpoints maintained by the browser vendors (e.g., chromedriver, geckodriver, or msedgedriver) are used.
  3. Driver download. The driver URL is obtained with the resolved driver version; with that URL, the driver artifact is downloaded, uncompressed, and stored locally.
  4. Driver cache. Uncompressed driver binaries are stored in a local cache folder (~/.cache/selenium). The next time the same driver is required, it will be used from there if the driver is already in the cache.

Automated browser management

TL;DR: Selenium Manager automatically discovers, downloads, and caches the browsers driven with Selenium (Chrome, Firefox, and Edge) when these browsers are not installed in the local system.

As of Selenium 4.11.0, Selenium Manager also implements automated browser management. With this feature, Selenium Manager allows us to discover, download, and cache the different browser releases, making them seamlessly available for Selenium. Internally, Selenium Manager uses an equivalent management procedure explained in the section before, but this time, for browser releases.

The browser automatically managed by Selenium Manager are:

Let’s consider again the typical example of driving Chrome with Selenium. And this time, suppose Chrome is not installed on the local machine when starting a new session). In that case, the current stable CfT release will be discovered, downloaded, and cached (in ~/.cache/selenium/chrome) by Selenium Manager.

But there is more. In addition to the stable browser version, Selenium Manager also allows downloading older browser versions (in the case of CfT, starting in version 113, the first version published as CfT). To set a browser version with Selenium, we use a browser option called browserVersion.

Let’s consider another simple example. Suppose we set browserVersion to 114 using Chrome options. In this case, Selenium Manager will check if Chrome 114 is already installed. If it is, it will be used. If not, Selenium Manager will manage (i.e., discover, download, and cache) CfT 114. And in either case, the chromedriver is also managed. Finally, Selenium will start Chrome to be driven programmatically, as usual.

But there is even more. In addition to fixed browser versions (e.g., 113, 114, 115, etc.), we can use the following labels for browserVersion:

  • stable: Current CfT version.
  • beta: Next version to stable.
  • dev: Version in development at this moment.
  • canary: Nightly build for developers.
  • esr: Extended Support Release (only for Firefox).

When these labels are specified, Selenium Manager first checks if a given browser is already installed (beta, dev, etc.), and when it is not detected, the browser is automatically managed.

Edge in Windows

Automated Edge management by Selenium Manager in Windows is different from other browsers. Both Chrome and Firefox (and Edge in macOS and Linux) are downloaded automatically to the local cache (~/.cache/selenium) by Selenium Manager. Nevertheless, the same cannot be done for Edge in Windows. The reason is that the Edge installer for Windows is distributed as a Microsoft Installer (MSI) file, designed to be executed with administrator rights. This way, when Edge is attempted to be installed with Selenium Manager in Windows with a non-administrator session, a warning message will be displayed by Selenium Manager as follows:

edge can only be installed in Windows with administrator permissions

Therefore, administrator permissions are required to install Edge in Windows automatically through Selenium Manager, and Edge is eventually installed in the usual program files folder (e.g., C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge).

Data collection

Selenium Manager will report anonymised usage statistics to Plausible. This allows the Selenium team to understand more about how Selenium is being used so that we can better focus our development efforts. The data being collected is:

DataPurpose
Selenium versionThis allows the Selenium developers to safely deprecate and remove features, as well as determine which new features may be available to you
Language bindingProgramming language used to execute Selenium scripts (Java, JavaScript, Python, .Net, Ruby)
OS and architecture Selenium Manager is running onThe Selenium developers can use this information to help prioritise bug reports, and to identify if there are systemic OS-related issues
Browser and browser versionHelping for prioritising bug reports
Rough geolocationDerived from the IP address you connect from. This is useful for determining where we need to focus our documentation efforts

Selenium Manager sends these data to Plausible once a day. This period is based on the TTL value (see configuration).

Opting out of data collection

Data collection is on by default. To disable it, set the SE_AVOID_STATS environment variable to true. You may also disable data collection in the configuration file (see below) by setting avoid-stats = true.

Configuration

TL;DR: Selenium Manager should work silently and transparently for most users. Nevertheless, there are scenarios (e.g., to specify a custom cache path or setup globally a proxy) where custom configuration can be required.

Selenium Manager is a CLI tool. Therefore, under the hood, the Selenium bindings call Selenium Manager by invoking shell commands. Like any other CLI tool, arguments can be used to specify specific capabilities in Selenium Manager. The different arguments supported by Selenium Manager can be checked by running the following command:

$ ./selenium-manager --help

In addition to CLI arguments, Selenium Manager allows two additional mechanisms for configuration:

  • Configuration file. Selenium Manager uses a file called se-config.toml located in the Selenium cache (by default, at ~/.cache/selenium) for custom configuration values. This TOML file contains a key-value collection used for custom configuration.
  • Environmental variables. Each configuration key has its equivalence in environmental variables by converting each key name to uppercase, replacing the dash symbol (-) with an underscore (_), and adding the prefix SE_.

The configuration file is honored by Selenium Manager when it is present, and the corresponding CLI parameter is not specified. Besides, the environmental variables are used when neither of the previous options (CLI arguments and configuration file) is specified. In other words, the order of preference for Selenium Manager custom configuration is as follows:

  1. CLI arguments.
  2. Configuration file.
  3. Environment variables.

Notice that the Selenium bindings use the CLI arguments to specify configuration values, which in turn, are defined in each binding using browser options.

The following table summarizes all the supported arguments supported by Selenium Manager and their correspondence key in the configuration file and environment variables.

CLI argumentConfiguration fileEnv variableDescription
--browser BROWSERbrowser = "BROWSER"SE_BROWSER=BROWSERBrowser name: chrome, firefox, edge, iexplorer, safari, safaritp, or webview2
--driver <DRIVER>driver = "DRIVER"SE_DRIVER=DRIVERDriver name: chromedriver, geckodriver, msedgedriver, IEDriverServer, or safaridriver
--browser-version <BROWSER_VERSION>browser-version = "BROWSER_VERSION"SE_BROWSER_VERSION=BROWSER_VERSIONMajor browser version (e.g., 105, 106, etc. Also: beta, dev, canary -or nightly-, and esr -in Firefox- are accepted)
--driver-version <DRIVER_VERSION>driver-version = "DRIVER_VERSION"SE_DRIVER_VERSION=DRIVER_VERSIONDriver version (e.g., 106.0.5249.61, 0.31.0, etc.)
--browser-path <BROWSER_PATH>browser-path = "BROWSER_PATH"SE_BROWSER_PATH=BROWSER_PATHBrowser path (absolute) for browser version detection (e.g., /usr/bin/google-chrome, /Applications/Google Chrome.app/Contents/MacOS/Google Chrome, C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe)
--driver-mirror-url <DRIVER_MIRROR_URL>driver-mirror-url = "DRIVER_MIRROR_URL"SE_DRIVER_MIRROR_URL=DRIVER_MIRROR_URLMirror URL for driver repositories
--browser-mirror-url <BROWSER_MIRROR_URL>browser-mirror-url = "BROWSER_MIRROR_URL"SE_BROWSER_MIRROR_URL=BROWSER_MIRROR_URLMirror URL for browser repositories
--output <OUTPUT>output = "OUTPUT"SE_OUTPUT=OUTPUTOutput type: LOGGER (using INFO, WARN, etc.), JSON (custom JSON notation), SHELL (Unix-like), or MIXED (INFO, WARN, DEBUG, etc. to stderr and minimal JSON to stdout). Default: LOGGER
--os <OS>os = "OS"SE_OS=OSOperating system for drivers and browsers (i.e., windows, linux, or macos)
--arch <ARCH>arch = "ARCH"SE_ARCH=ARCHSystem architecture for drivers and browsers (i.e., x32, x64, or arm64)
--proxy <PROXY>proxy = "PROXY"SE_PROXY=PROXYHTTP proxy for network connection (e.g., myproxy:port, myuser:mypass@myproxy:port)
--timeout <TIMEOUT>timeout = TIMEOUTSE_TIMEOUT=TIMEOUTTimeout for network requests (in seconds). Default: 300
--offlineoffline = trueSE_OFFLINE=trueOffline mode (i.e., disabling network requests and downloads)
--force-browser-downloadforce-browser-download = trueSE_FORCE_BROWSER_DOWNLOAD=trueForce to download browser, e.g., when a browser is already installed in the system, but you want Selenium Manager to download and use it
--avoid-browser-downloadavoid-browser-download = trueSE_AVOID_BROWSER_DOWNLOAD=trueAvoid to download browser, e.g., when a browser is supposed to be downloaded by Selenium Manager, but you prefer to avoid it
--debugdebug = trueSE_DEBUG=trueDisplay DEBUG messages
--tracetrace = trueSE_TRACE=trueDisplay TRACE messages
--cache-path <CACHE_PATH>cache-path="CACHE_PATH"SE_CACHE_PATH=CACHE_PATHLocal folder used to store downloaded assets (drivers and browsers), local metadata, and configuration file. See next section for details. Default: ~/.cache/selenium. For Windows paths in the TOML configuration file, double backslashes are required (e.g., C:\\custom\\cache).
--ttl <TTL>ttl = TTLSE_TTL=TTLTime-to-live in seconds. See next section for details. Default: 3600 (1 hour)
--language-binding <LANGUAGE>language-binding = "LANGUAGE"SE_LANGUAGE_BINDING=LANGUAGELanguage that invokes Selenium Manager (e.g., Java, JavaScript, Python, DotNet, Ruby)
--avoid-statsavoid-stats = trueSE_AVOID_STATS=trueAvoid sends usage statistics to plausible.io. Default: false

In addition to the configuration keys specified in the table before, there are some special cases, namely:

  • Browser version. In addition to browser-version, we can use the specific configuration keys to specify custom versions per supported browser. This way, the keys chrome-version, firefox-version, edge-version, etc., are supported. The same applies to environment variables (i.e., SE_CHROME_VERSION, SE_FIREFOX_VERSION, SE_EDGE_VERSION, etc.).
  • Driver version. Following the same pattern, we can use chromedriver-version, geckodriver-version, msedgedriver-version, etc. (in the configuration file), and SE_CHROMEDRIVER_VERSION, SE_GECKODRIVER_VERSION, SE_MSEDGEDRIVER_VERSION, etc. (as environment variables).
  • Browser path. Following the same pattern, we can use chrome-path, firefox-path, edge-path, etc. (in the configuration file), and SE_CHROME_PATH, SE_FIREFOX_PATH, SE_EDGE_PATH, etc. (as environment variables). The Selenium bindings also allow to specify a custom location of the browser path using options, namely: Chrome), Edge, or Firefox.
  • Driver mirror. Following the same pattern, we can use chromedriver-mirror-url, geckodriver-mirror-url, msedgedriver-mirror-url, etc. (in the configuration file), and SE_CHROMEDRIVER_MIRROR_URL, SE_GECKODRIVER_MIRROR_URL, SE_MSEDGEDRIVER_MIRROR_URL, etc. (as environment variables).
  • Browser mirror. Following the same pattern, we can use chrome-mirror-url, firefox-mirror-url, edge-mirror-url, etc. (in the configuration file), and SE_CHROME_MIRROR_URL, SE_FIREFOX_MIRROR_URL, SE_EDGE_MIRROR_URL, etc. (as environment variables).

se-config.toml Example

browser = "chrome"                 # --browser BROWSER
driver = "chromedriver"             # --driver DRIVER
browser-version = "106"             # --browser-version BROWSER_VERSION
driver-version = "106.0.5249.61"    # --driver-version DRIVER_VERSION
browser-path = "/usr/bin/google-chrome"  # --browser-path BROWSER_PATH
driver-mirror-url = "https://custom-driver-mirror.com"  # --driver-mirror-url DRIVER_MIRROR_URL
browser-mirror-url = "https://custom-browser-mirror.com"  # --browser-mirror-url BROWSER_MIRROR_URL
output = "LOGGER"                   # --output OUTPUT
os = "linux"                        # --os OS
arch = "x64"                        # --arch ARCH
proxy = "myproxy:8080"              # --proxy PROXY
timeout = 300                       # --timeout TIMEOUT
offline = true                      # --offline
force-browser-download = true       # --force-browser-download
avoid-browser-download = false      # --avoid-browser-download
debug = true                        # --debug
trace = true                        # --trace
cache-path = "/custom/cache/path"    # --cache-path CACHE_PATH
ttl = 3600                          # --ttl TTL
language-binding = "Python"         # --language-binding LANGUAGE
avoid-stats = true                  # --avoid-stats

Caching

TL;DR: The drivers and browsers managed by Selenium Manager are stored in a local folder (~/.cache/selenium).

The cache in Selenium Manager is a local folder (~/.cache/selenium by default) in which the downloaded assets (drivers and browsers) are stored. For the sake of performance, when a driver or browser is already in the cache (i.e., there is a cache hint), Selenium Manager uses it from there.

In addition to the downloaded drivers and browsers, two additional files live in the cache’s root:

  • Configuration file (se-config.toml). This file is optional and, as explained in the previous section, allows to store custom configuration values for Selenium Manager. This file is maintained by the end-user and read by Selenium Manager.
  • Metadata file (se-metadata.json). This file contains versions discovered by Selenium Manger making network requests (e.g., using the CfT JSON endpoints) and the time-to-live (TTL) in which they are valid. Selenium Manager automatically maintains this file.

The TTL in Selenium Manager is inspired by the TTL for DNS, a well-known mechanism that refers to how long some values are cached before they are automatically refreshed. In the case of Selenium Manager, these values are the versions found by making network requests for driver and browser version discovery. By default, the TTL is 3600 seconds (i.e., 1 hour) and can be tuned using configuration values or disabled by setting this configuration value to 0.

The TTL mechanism is a way to improve the overall performance of Selenium. It is based on the fact that the discovered driver and browser versions (e.g., the proper chromedriver version for Chrome 115 is 115.0.5790.170) will likely remain the same in the short term. Therefore, the discovered versions are written in the metadata file and read from there instead of making the same consecutive network request. This way, during the driver version discovery (step 2 of the automated driver management process previously introduced), Selenium Manager first reads the file metadata. When a fresh resolution (i.e., a driver/browser version valid during a TTL) is found, that version is used (saving some time in making a new network request). If not found or the TTL has expired, a network request is made, and the result is stored in the metadata file.

Let’s consider an example. A Selenium binding asks Selenium Manager to resolve chromedriver. Selenium Manager detects that Chrome 115 is installed, so it makes a network request to the CfT endpoints to discover the proper chromedriver version (115.0.5790.170, at that moment). This version is stored in the metadata file and considered valid during the next hour (TTL). If Selenium Manager is asked to resolve chromedriver during that time (which is likely to happen in the execution of a test suite), the chromedriver version is discovered by reading the metadata file instead of making a new request to the CfT endpoints. After one hour, the chromedriver version stored in the cache will be considered as stale, and Selenium Manager will refresh it by making a new network request to the corresponding endpoint.

Selenium Manager includes two additional arguments two handle the cache, namely:

  • --clear-cache: To remove the cache folder (equivalent to the environment variable SE_CLEAR_CACHE=true).
  • --clear-metadata: To remove the metadata file (equivalent to the environment variable SE_CLEAR_METADATA=true).

Versioning

Selenium Manager follows the same versioning schema as Selenium. Nevertheless, we use the major version 0 for Selenium Manager releases because it is still in beta. For example, the Selenium Manager binaries shipped with Selenium 4.12.0 corresponds to version 0.4.12.

Getting Selenium Manager

For most users, direct interaction with Selenium Manager is not required since the Selenium bindings use it internally. Nevertheless, if you want to play with Selenium Manager or use it for your use case involving driver or browser management, you can get the Selenium Manager binaries in different ways:

  • From the Selenium repository. The Selenium Manager source code is stored in the main Selenium repo under the folder rust. Moreover, you can find the compiled versions for Windows, Linux, and macOS in the Selenium Manager Artifacts repo. The stable Selenium Manager binaries (i.e., those distributed in the latest stable Selenium version) are linked in this file.
  • From the build workflow. Selenium Manager is compiled using a GitHub Actions workflow. This workflow creates binaries for Windows, Linux, and macOS. You can download these binaries from these workflow executions.
  • From the cache. As of version 4.15.0 of the Selenium Java bindings, the Selenium Manager binary is extracted and copied to the cache folder. For instance, the Selenium Manager binary shipped with Selenium 4.15.0 is stored in the folder ~/.cache/selenium/manager/0.4.15).

Examples

Let’s consider a typical example: we want to manage chromedriver automatically. For that, we invoke Selenium Manager as follows (notice that the flag --debug is optional, but it helps us to understand what Selenium Manager is doing):

$ ./selenium-manager --browser chrome --debug
DEBUG   chromedriver not found in PATH
DEBUG   chrome detected at C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe
DEBUG   Running command: wmic datafile where name='C:\\Program Files\\Google\\Chrome\\Application\\chrome.exe' get Version /value
DEBUG   Output: "\r\r\n\r\r\nVersion=116.0.5845.111\r\r\n\r\r\n\r\r\n\r"
DEBUG   Detected browser: chrome 116.0.5845.111
DEBUG   Discovering versions from https://googlechromelabs.github.io/chrome-for-testing/known-good-versions-with-downloads.json
DEBUG   Required driver: chromedriver 116.0.5845.96
DEBUG   Downloading chromedriver 116.0.5845.96 from https://edgedl.me.gvt1.com/edgedl/chrome/chrome-for-testing/116.0.5845.96/win64/chromedriver-win64.zip
INFO    Driver path: C:\Users\boni\.cache\selenium\chromedriver\win64\116.0.5845.96\chromedriver.exe
INFO    Browser path: C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe

In this case, the local Chrome (in Windows) is detected by Selenium Manager. Then, using its version and the CfT endpoints, the proper chromedriver version (115, in this example) is downloaded to the local cache. Finally, Selenium Manager provides two results: i) the driver path (downloaded) and ii) the browser path (local).

Let’s consider another example. Now we want to use Chrome beta. Therefore, we invoke Selenium Manager specifying that version label as follows (notice that the CfT beta is discovered, downloaded, and stored in the local cache):

$ ./selenium-manager --browser chrome --browser-version beta --debug
DEBUG   chromedriver not found in PATH
DEBUG   chrome not found in PATH
DEBUG   chrome beta not found in the system
DEBUG   Discovering versions from https://googlechromelabs.github.io/chrome-for-testing/last-known-good-versions-with-downloads.json
DEBUG   Required browser: chrome 117.0.5938.22
DEBUG   Downloading chrome 117.0.5938.22 from https://edgedl.me.gvt1.com/edgedl/chrome/chrome-for-testing/117.0.5938.22/win64/chrome-win64.zip
DEBUG   chrome 117.0.5938.22 has been downloaded at C:\Users\boni\.cache\selenium\chrome\win64\117.0.5938.22\chrome.exe
DEBUG   Discovering versions from https://googlechromelabs.github.io/chrome-for-testing/known-good-versions-with-downloads.json
DEBUG   Required driver: chromedriver 117.0.5938.22
DEBUG   Downloading chromedriver 117.0.5938.22 from https://edgedl.me.gvt1.com/edgedl/chrome/chrome-for-testing/117.0.5938.22/win64/chromedriver-win64.zip
INFO    Driver path: C:\Users\boni\.cache\selenium\chromedriver\win64\117.0.5938.22\chromedriver.exe
INFO    Browser path: C:\Users\boni\.cache\selenium\chrome\win64\117.0.5938.22\chrome.exe

Implementing Selenium Manager in Your Scripts

Previously

def setup_without_selenium_manager():
    chrome_service = Service(executable_path='path/to/chrome.exe')
    driver = webdriver.Chrome(chrome_service)
    return driver

Selenium Manager

def setup_with_selenium_manager():
    driver = webdriver.Chrome()
    return driver

Selenium Grid

Selenium Manager allows you to configure the drivers automatically when setting up Selenium Grid. To that aim, you need to include the argument --selenium-manager true in the command to start Selenium Grid. For more details, visit the Selenium Grid starting page.

Moreover, Selenium Manager also allows managing Selenium Grid releases automatically. For that, the argument --grid is used as follows:

$ ./selenium-manager --grid

After this command, Selenium Manager discovers the latest version of Selenium Grid, storing the selenium-server.jar in the local cache.

Optionally, the argument --grid allows to specify a Selenium Grid version (--grid <GRID_VERSION>).

Known Limitations

Connectivity issues

Selenium Manager requests remote endpoints (like Chrome for Testing (CfT), among others) to discover and download drivers and browsers from online repositories. When this operation is done in a corporate environment with a proxy or firewall, it might lead to connectivity problems like the following:

error sending request for url (https://googlechromelabs.github.io/chrome-for-testing/known-good-versions-with-downloads.json)
error trying to connect: dns error: failed to lookup address information
error trying to connect: An existing connection was forcibly closed by the remote host. (os error 10054)

When that happens, consider the following solutions:

  • Use the proxy capabilities of Selenium (see documentation). Alternatively, use the environment variable SE_PROXY to set the proxy URL or use the configuration file (see configuration).
  • Review your network setup to enable the remote requests and downloads required by Selenium Manager.

Custom package managers

If you are using a Linux package manager (Anaconda, snap, etc) that requires a specific driver be used for your browsers, you’ll need to either specify the driver location, the browser location, or both, depending on the requirements.

Alternative architectures

Selenium supports all five architectures managed by Google’s Chrome for Testing, and all six drivers provided for Microsoft Edge.

Each release of the Selenium bindings comes with three separate Selenium Manager binaries — one for Linux, Windows, and Mac.

  • The Mac version supports both x64 and aarch64 (Intel and Apple).
  • The Windows version should work for both x86 and x64 (32-bit and 64-bit OS).
  • The Linux version has only been verified to work for x64.

Reasons for not supporting more architectures:

  1. Neither Chrome for Testing nor Microsoft Edge supports additional architectures, so Selenium Manager would need to manage something unofficial for it to work.
  2. We currently build the binaries from existing GitHub actions runners, which do not support these architectures
  3. Any additional architectures would get distributed with all Selenium releases, increasing the total build size

If you are running Linux on arm64/aarch64, 32-bit architecture, or a Raspberry Pi, Selenium Manager will not work for you. The biggest issue for people is that they used to get custom-built drivers and put them on PATH and have them work. Now that Selenium Manager is responsible for locating drivers on PATH, this approach no longer works, and users need to use a Service class and set the location directly. There are a number of advantages to having Selenium Manager look for drivers on PATH instead of managing that logic in each of the bindings, so that’s currently a trade-off we are comfortable with.

However, as of Selenium 4.13.0, the Selenium bindings allow locating the Selenium Manager binary using an environment variable called SE_MANAGER_PATH. If this variable is set, the bindings will use its value as the Selenium Manager path in the local filesystem. This feature will allow users to provide a custom compilation of Selenium Manager, for instance, if the default binaries (compiled for Windows, Linux, and macOS) are incompatible with a given system (e.g., ARM64 in Linux).

Browser dependencies

When automatically managing browsers in Linux, Selenium Manager relies on the releases published by the browser vendors (i.e., Chrome, Firefox, and Edge). These releases are portable in most cases. Nevertheless, there might be cases in which existing libraries are required. In Linux, this problem might be experienced when trying to run Firefox, e.g., as follows:

libdbus-glib-1.so.2: cannot open shared object file: No such file or directory
Couldn't load XPCOM.

If that happens, the solution is to install that library, for instance, as follows:

sudo apt-get install libdbus-glib-1-2

A similar issue might happen when trying to execute Chrome for Testing in Linux:

error while loading shared libraries: libatk-1.0.so.0: cannot open shared object file: No such file or directory

In this case, the library to be installed is the following:

sudo apt-get install libatk-bridge2.0-0

Using an environment variable for the driver path

It’s possible to use an environment variable to specify the driver path without using Selenium Manager. The following environment variables are supported:

  • SE_CHROMEDRIVER
  • SE_EDGEDRIVER
  • SE_GECKODRIVER
  • SE_IEDRIVER
  • SE_SAFARIDRIVER

For example, to specify the path to the chromedriver, you can set the SE_CHROMEDRIVER environment variable to the path of the chromedriver executable. The following bindings allow you to specify the driver path using an environment variable:

  • Ruby
  • Java
  • Python

This feature is available in the Selenium Ruby binding starting from version 4.25.0 and in the Python binding from version 4.26.0.

Building a Custom Selenium Manager

In order to build your own custom Selenium Manager that works in an architecture we don’t currently support, you can utilize the following steps:

  1. Install Rust Dev Environment
  2. clone Selenium onto your local machine git clone https://github.com/SeleniumHQ/selenium.git --depth 1
  3. Navigate into your clone cd selenium/rust
  4. Build selenium cargo build --release
  5. Set the following environment variable for the driver path SE_MANAGER_PATH=~/selenium/rust/target/release/selenium-manager
  6. Put the driver you want in a location on your system PATH
  7. Selenium will now use the built Selenium Manager to locate the manually downloaded driver on PATH

Roadmap

You can trace the work in progress in the Selenium Manager project dashboard. Moreover, you can check the new features shipped with each Selenium Manager release in its changelog file.

4 - Grid

複数のマシンで並行してテストを実行したいですか? Grid が手助けします。

Selenium Grid を利用して、クライアントからリモートブラウザーインスタンスにコマンドを ルーティングし、リモートマシン上で WebDriver スクリプトを実行することができます。

Grid の目標は、

  • 複数のマシンでの並行したテスト実行を、簡単な方法で提供する
  • 異なるバージョンのブラウザでのテストを可能にする
  • クロスプラットフォームテストを可能にする

興味がありますか? Grid の仕組みと設定方法が知りたければ以下のセクションを読んでください。

4.1 - Gridを始める

Selenium Gridの導入方法

クイックスタート

  1. 事前条件

  2. Grid の起動

    • java -jar selenium-server-<version>.jar standalone
  3. あなたの WebDriver テストの対象を http://localhost:4444 に向ける

  4. (必要があれば) ブラウザでhttp://localhost:4444を開いて実行中のテストや利用可能な capabilities を確認する。

さらにオプションを知りたい場合は以降のセクションに進んでください。

Grid コンポーネントロール

Grid は 6 つの異なるコンポーネントで構成され、様々な方法でデプロイすることができます。

必要に応じて、それぞれ個別に起動する(分散)か、ハブ&ノードのグループに分けるか、 全てを一つのマシンで起動する(スタンドアロン)かを選べます。

スタンドアロン

スタンドアロンは全ての Gridコンポーネントを 1 つに連結します。 スタンドアロンモードはシングルプロセスで動き、Grid の全機能を利用することができます。 スタンドアロンは単一のマシン上でのみ動かすことができます。

スタンドアロンは Selenium Grid を起動する最も簡単な方法でもあります。 デフォルトではサーバーはhttp://localhost:4444RemoteWebDriver リクエストをリッスンします。 サーバーはデフォルトでシステムパス上の利用可能なドライバーを検出します。

java -jar selenium-server-<version>.jar standalone

スタンドアロンで Grid のを起動したら、WebDriver テストの対象をhttp://localhost:4444に向けてください。

スタンドアロンの一般的なユースケースは:

  • RemoteWebDriver を使用したローカルでの開発やデバッグ
  • コードをプッシュする前の簡易なテスト実行
  • CI/CD 向けの Grid のセットアップ(GitHub Actions, Jenkins など)

ハブ&ノード

ハブ&ノードは最も利用されているロールです。その理由は:

  • 様々なマシンを Grid に統合できます
    • 様々な OS やブラウザーバージョンを持つマシンなど
  • WebDriver テストのエントリーポイントを持っています
  • Grid を停止せずにキャパシティのスケールアップ・ダウンが可能です

ハブ

ハブは以下のコンポーネントで構成されています。 ルーター、ディストリビューター、セッションマップ、新規セッションキュー、イベントバス。

java -jar selenium-server-<version>.jar hub

デフォルトでは、サーバーはhttp://localhost:4444にて RemoteWebDriver リクエストを待ち受けます。

ノード

ノードは起動時にシステムのパス が通っている利用可能なドライバーを検出します。

次のコマンドはノードハブと同じマシン上で動作していることを前提としています。

java -jar selenium-server-<version>.jar node
同一マシン上での複数ノード

ノード 1

java -jar selenium-server-<version>.jar node --port 5555

ノード 2

java -jar selenium-server-<version>.jar node --port 6666
異なるマシンでノードとハブを動かす

ハブノードは HTTP とイベントバスを介して通信します (イベントバスハブの一部として存在します)。 ノードイベントバスを通じてメッセージを送信し、登録処理を開始します。 ハブがメッセージを受け取り、ノードの存在を確かめるため HTTP を使ってノードにアクセスします。

ハブがデフォルトのポートを使用していれば、 --hub フラグでノードを登録することができます。

java -jar selenium-server-<version>.jar node --hub http://<hub-ip>:4444

ハブがデフォルトのポートを使用していない場合、--publish-events--subscribe-events のフラグが必要です。

例えばハブ8886 8887 8888 ポートを利用している場合、

java -jar selenium-server-<version>.jar hub --publish-events tcp://<hub-ip>:8886 --subscribe-events tcp://<hub-ip>:8887 --port 8888

ノードはこれらのポートを登録する際に使用します。

java -jar selenium-server-<version>.jar node --publish-events tcp://<hub-ip>:8886 --subscribe-events tcp://<hub-ip>:8887

分散

分散 Grid を利用すると、各コンポーネントは別々に起動され異なるマシン上で動作します。

  1. イベントバスは Grid コンポーネント間での内部通信を可能にします。

デフォルトポートは 4442, 4443, 5557 です。

java -jar selenium-server-<version>.jar event-bus --publish-events tcp://<event-bus-ip>:4442 --subscribe-events tcp://<event-bus-ip>:4443 --port 5557
  1. 新規セッションキューは新規セッションリクエストをキューに積み、ディストリビューターがリクエストを取得できるようにします。

デフォルトポートは 5559 です。

java -jar selenium-server-<version>.jar sessionqueue --port 5559
  1. セッションマップはセッション ID とそのセッションが実行中のノードのマップを持ちます。

デフォルトのセッションマップのポートは 5556 です。 セッションマップイベントバスと通信します。

java -jar selenium-server-<version>.jar sessions --publish-events tcp://<event-bus-ip>:4442 --subscribe-events tcp://<event-bus-ip>:4443 --port 5556
  1. ディストリビューター新規セッションキューに新規セッションリクエストを問い合わせ、 capabilities がマッチするノードにアサインします。ノードは、ハブ&ノード構成の Grid におけるハブの登録と同じように、ディストリビューターに登録します。

デフォルトのディストリビューターのポートは 5553 です。 ディストリビューター新規セッションキューセッションマップイベントバスノードと通信します。

java -jar selenium-server-<version>.jar distributor --publish-events tcp://<event-bus-ip>:4442 --subscribe-events tcp://<event-bus-ip>:4443 --sessions http://<sessions-ip>:5556 --sessionqueue http://<new-session-queue-ip>:5559 --port 5553 --bind-bus false
  1. ルーター新規セッションリクエストをキューに、既存セッションのリクエストをそのセッションが実行中のノードに転送します。

デフォルトのルーターのポートは 4444 です。 ルーター新規セッションキューセッションマップディストリビューターと通信します。

java -jar selenium-server-<version>.jar router --sessions http://<sessions-ip>:5556 --distributor http://<distributor-ip>:5553 --sessionqueue http://<new-session-queue-ip>:5559 --port 4444
  1. ノード

デフォルトのノードのポートは 5555 です。

java -jar selenium-server-<version>.jar node --publish-events tcp://<event-bus-ip>:4442 --subscribe-events tcp://<event-bus-ip>:4443

テストメタデータ

テストにメタデータを追加して、GraphQL 経由で使用するか、Selenium Grid UI 経由でその一部( se:name など) を可視化します。

メタデータは capability にse:プリフィックスをつけることで追加できます。 Java での簡単な例を紹介します。

ChromeOptions chromeOptions = new ChromeOptions();
chromeOptions.setCapability("browserVersion", "100");
chromeOptions.setCapability("platformName", "Windows");
// Showing a test name instead of the session id in the Grid UI
chromeOptions.setCapability("se:name", "My simple test");
// Other type of metadata can be seen in the Grid UI by clicking on the
// session info or via GraphQL
chromeOptions.setCapability("se:sampleMetadata", "Sample metadata value");
WebDriver driver = new RemoteWebDriver(new URL("http://gridUrl:4444"), chromeOptions);
driver.get("http://www.google.com");
driver.quit();

Selenium Grid のクエリ

Grid 起動後、ステータスを問い合わせる方法は、 Grid UI と API 呼び出しの主に 2 通りあります。

Grid UI は、お好みのブラウザでhttp://localhost:4444 にアクセスすることで見られます。

API 呼び出しはhttp://localhost:4444/statusのエンドポイントか、 GraphQLが利用できます。

このページで紹介するコマンドの例は、わかりやすくするために コンポーネントがローカルで動作していると仮定しています。 より詳細な例と使用方法はコンポーネントの章を参照してください。

Java 11 の HTTP クライアントを利用する

Selenium v4.5

デフォルトでは Grid はAsyncHttpClientを使用します。 AsyncHttpClient は Netty を使ったオープンソースのライブラリで、非同期での HTTP リクエストを実現します。 さらに WebSocket をサポートするため Grid に適しています。

しかし、AsyncHttpClient は 2021 年からあまり活発にメンテナンスされていません。 そして Java 11+ではビルトインの HTTP と WebSocket のクライアントを提供しています。 現在 Selenium はサポートする最小バージョンを Java11 にアップグレードする計画をしていますが、 それにはかなりの労力が必要です。メジャーリリースに合わせることはユーザー体験にとって重要です。

Java11 のクライアントを利用するにはselenium-http-jdk-clientjar ファイルをダウンロードし、 --extフラグで Grid の jar のクラスパスに通す必要があります。

jar ファイルはrepo1.maven.orgから直接ダウンロードできます。 Grid を起動する方法は以下の通りです:

java -Dwebdriver.http.factory=jdk-http-client -jar selenium-server-<version>.jar --ext selenium-http-jdk-client-<version>.jar standalone

selenium-http-jdk-clientをダウンロードする別の方法としてCoursierを使う方法があります。

java -Dwebdriver.http.factory=jdk-http-client -jar selenium-server-<version>.jar --ext $(coursier fetch -p org.seleniumhq.selenium:selenium-http-jdk-client:<version>) standalone

ハブ&ノードか分散モードで動かす場合、-Dwebdriver.http.factory=jdk-http-client--extフラグの設定が各コンポーネントに必要になります。

Grid サイズ

Grid ロールの選択は、どのような OS やブラウザをサポートする必要があるかによって決まります。 どの OS、ブラウザをサポートするか、どのくらいの並列セッションを実行するか、マシンの数とそれらの性能(CPU、RAM)に依存します。

セッションを並列で作成するのは、ディストリビューターが利用可能なプロセッサーに依存します。たとえば、 マシンに 4 つの CPU がある場合、ディストリビューターは同時に最大 4 つのセッションしか作成できません。

デフォルトでは、ノードがサポートする同時セッションの最大数は、利用可能な CPU の数によって制限されます。 たとえば、ノードのマシンに 8CPU がある場合、同時に最大 8 つのブラウザセッションを実行できます(ただし、Safari は常に 1 つです)。 また各ブラウザセッションは約 1GB の RAM を使用することが期待されます。

一般的にノードはできるだけ小さくすることが推奨されます。32CPU と 32GB の RAM を持つマシンで 32 の同時ブラウザセッションを実行するよりも、 32 の小さな プロセスをよりよく分離するために、 32 の小さなノードを持つことが推奨されます。これによって、もしノードに障害が発生しても、分離されて処理されます。 Docker はこの方法を実現するための優れたツールです。

デフォルト値(ブラウザあたり 1CPU/1GB RAM)は推奨値であり、あなたの用途に沿わない可能性があることに注意してください。 この値は参考値としての推奨であり、継続的にパフォーマンスを測定することで、あなたの環境にとって理想的な値を見つけることができるでしょう。

Grid のサイズは、サポートされる同時セッションの数と、ノードの数に関連しており、 万能なサイズというものはありません。以下のサイズは概算で、環境が違えば変わる可能性があります。 例えば、120 台のノードを持つハブ&ノードの場合、ハブが十分なリソースを持っていればうまく機能するかもしれません。 また、この数値は確定したものではありません。フィードバックをお待ちしています。

Small

5 台以下のノードで、スタンドアロンハブ&ノード

Middle

6〜60 台のノードで、ハブ&ノード

Large

60〜100 台のノードで、ハブ&ノード、あるいは 100 台以上のノード分散

警告

Grid を保護しないと、以下のような問題が発生する可能性があります。

  • Grid インフラストラクチャへのオープンアクセスを許容してしまう。
  • サードパーティが内部 Web アプリケーションやファイルにアクセスすることを許可してしまう。
  • サードパーティにカスタムバイナリの実行を許可してしまう。

Detectify のブログで公開されてしまった Grid が どのように悪用されるかを紹介しています: Don’t Leave your Grid Wide Open

参考文献

4.2 - いつGridを使用すべきか

Gridがあなたにとって最適なツールでしょうか?

Grid をいつ使うべきでしょうか?

  • 複数のブラウザー、異なるタイプまたは異なるバージョンのブラウザー、あるいは異なる OS 上でで実行されているブラウザーに対して並列でテストを実行したい場合
  • テストスイートの実行時間を減らしたい場合

Selenium Grid はノードと呼ばれる複数のマシンを使用して並列でテストスイートを実行します。 大規模な長時間実行されるテストでは数分から数時間、あるいは数日単位での短縮が可能です。 つまり、あなたのテスト対象のアプリケーションのテスト結果を得るまでの時間を短縮します。

Grid は複数の異なるブラウザーに対してテストを実行でき、また同じブラウザーインスタンスに対して複数のテストを実行することも可能です。 たとえば 6 つのノードで構成された Grid があるとします。 最初のマシンは FireFox の最新バージョン、2 つめは FireFox の最新から一つ前のバージョン、 3 つめは 最新の Chrome、そして残りは Mac Mini で最新の Safari を使って 3 つのテストを並行して実行することができます。

実行時間は簡単な式で表すことができます:

テストの数 * 平均テスト時間 / ノード数 = 合計実行時間

   15      *       45s        /        1        =      11m 15s   // Grid なし
   15      *       45s        /        5        =      2m 15s    // 5 ノードの Grid
   15      *       45s        /        15       =      45s       // 15 ノードの Grid
  100      *       120s       /        15       =      13m 20s   // Grid なしの場合3時間以上かかります

テストスイートが実行されると Grid はテストで設定されたブラウザに対して実行するテストを割り当てます。

このような設定により、大規模な Selenium テストスイートであっても実行時間を大幅に短縮することができます。

Selenium Grid は Selenium プロジェクトの一部であり、 Selenium コアの開発コミッターと同じチームによってメンテナンスされています。 テストの実行速度の重要性を認識し、Grid は Selenium プロジェクトの初期段階から重要な役割を担っています。

4.3 - Serenium Grid のコンポーネント

Grid コンポーネントの使い方について

Selenium Grid 4 は以前のバージョンから一新し、全面的に作り直されました。 全体的なパフォーマンスの改善と標準の準拠に加え、より現代的なコンピューティングとソフトウェア開発 に適応するために機能ごとに分割されました。 コンテナ化とクラウド上での分散スケーラビリティのために構築された、現代に適した全く新しいソリューションです。

Selenium Grid 4 Components

ルーター

これは Grid のエントリポイントであり、すべての外部リクエストを受信し正しいコンポーネントへルーティングします。

ルーター新規セッションリクエストを受信すると、新規セッションキューに転送します。

リクエストが既存のセッションのものである場合、ルーターセッションマップに、 セッションが実行されている ノード ID の取得を要求します。そしてノードにリクエストを直接転送します。

ルーターは、リクエストをより処理能力の高いコンポーネントに負荷を分散させます。 この負荷分散処理自体もコンポーネントに不必要に負荷をかけることはありません。

ディストリビューター

ディストリビューターの主な責務は 2 つあります:

すべてのノードとその capabilities を登録し追跡します

イベントバスを通じてノード登録イベントを贈ることでノードディストリビューターに登録します。 ディストリビューターはそのイベントを受けてノードの存在を HTTP リクエストで確認します。 リクエストが成功した場合、ディストリビューターノードを登録し、Grid モデルを通じて追跡を開始します。

保留中の新規セッションリクエストを処理する

新規セッションリクエストがルーターに送信されると、リクエストは新規セッションキューに転送されます。 ディストリビューター新規セッションキューをポーリングし、保留中の新規セッションリクエストを見つけると、 セッションが作成可能なノードを探します。 セッションが作成されるとディストリビューターは セッション ID とセッションが実行されるノードの紐付けをセッションマップに保存します。

セッションマップ

セッションマップはセッション ID とセッションが実行されているノードの紐付けを保存します。 これによりルーターがリクエストをノードに転送できるようにします。 ルーターセッションマップにセッション ID に紐づくノードを問い合わせます。

新規セッションキュー

新規セッションキューはすべての新規セッションリクエストを FIFO 順で保持します。 リクエストのタイムアウトとリトライ間隔の設定が可能です。

ルーターは新規セッションリクエストを新規セッションキューに追加し、レスポンスを待ちます。 新規セッションキューは定期的にキュー内のリクエストがタイムアウトしていないかをチェックし、 タイムアウトしたリクエストがあればリクエストを拒否しキューから取り除きます。

ディストリビューターはスロットに空きがあるかを定期的にチェックします。 もし空きがあれば、新規セッションキューから最初にマッチするリクエストを取り出し、 新規セッションの作成を試みます。

リクエストされた capabilities にマッチする空きノードスロットがあれば、 ディストリビューターは空きスロットの確保を試みます。全てのスロットがビジーだった場合、 ディストリビューターはリクエストをキューに戻します。 リトライ中やキューに戻す最中にリクエストがタイムアウトした場合リクエストは拒否されます。

セッションの作成に成功すると、ディストリビューターはセッションの情報を新規セッションキューに送信し、 これがルーターへのレスポンスとして送信され、最終的にクライアントに返ります。

ノード

Grid は複数のノードを持つことができます。 ノードは、各ノードが実行されているマシン上の利用可能なブラウザのスロットを管理します。

ノードは、イベントバスを介して自身をディストリビューターに登録します。 構成情報は登録メッセージの一部として送信されます。

デフォルトでは、ノードはマシンのパス上に存在する全てのブラウザドライバーを自動で登録します。 また FireFox と Chromium ベースブラウザの場合、CPU1 つにつき 1 スロットを作成します。 Safari の場合は 1 つのスロットのみ作成します。 特定の設定によってセッションを Docker コンテナで実行したり、コマンドを中継したりすることも可能です。

ノードは受信したコマンドを実行するだけで、コマンドの評価・判断や、フロー制御以外の制御は行いません。 ノードが実行されているマシンは、他のコンポーネントと同じ OS を持つ必要はありません。 たとえば、Windows ノードには IE Mode on Edge をブラウザーオプションとして提供する機能がありますが、 これは Linux または Mac では不可能です。 Grid は 複数の Windows, Mac, Linux ノードで構成することが可能です。

イベントバス

イベントバスノードディストリビューター、セッションキュー、セッションマップ間の通信経路として機能します。 Grid は内部通信のほとんどをメッセージで行うことで、負荷の高い HTTP 呼び出しを避けています。 分散モードで Grid を起動する場合、イベントバスは最初に起動されるべきコンポーネントです。

4.4 - コンポーネントの構成

ここでは、各コンポーネントを、共通の設定とコンポーネント固有の設定で個別に設定する方法を確認できます。

4.4.1 - 構成ヘルプ

Gridの設定に利用可能なオプション

ヘルプコマンドは、現在のコード実装に基づいて情報を表示します。 したがって、ドキュメントが更新されない場合に備えて、正確な情報を提供します。 それは、新しいバージョンのグリッド 4 の構成について学習する最も簡単な方法です。

Info コマンド

info コマンドは、次のトピックに関する詳細なドキュメントを提供します。

  • Selenium の構成
  • セキュリティ
  • セッションマップの設定
  • トレース

構成ヘルプ

クイック設定のヘルプと概要は、以下を実行することで提供されます。

java -jar selenium-server-<version>.jar info config

セキュリティ

安全な通信とノード登録のためのグリッドサーバーの設定の詳細を取得するには、以下を実行します。

java -jar selenium-server-<version>.jar info security

セッションマップの設定

デフォルトでは、グリッドはローカルセッションマップを使用してセッション情報を保存します。 グリッドは、Redis や JDBC-SQL がサポートするデータベースなどの追加のストレージオプションをサポートしています。 別のセッションストレージをセットアップするには、次のコマンドを使用してセットアップ手順を取得します。

java -jar selenium-server-<version>.jar info sessionmap

OpenTelemetry と Jaeger を使用したトレースの設定

デフォルトでは、トレースは有効になっています。 トレースをエクスポートして Jaeger 経由で視覚化するには、次のコマンドを使用して手順を実行します。

java -jar selenium-server-<version>.jar info tracing

SeleniumGrid コマンドを一覧表示する

java -jar selenium-server-<version>.jar --config-help

使用可能なすべてのコマンドとそれぞれの説明が表示されます。

コンポーネントヘルプコマンド

Selenium ロールの後に–help config オプションを渡して、コンポーネント固有の構成情報を取得します。

スタンドアロン

java -jar selenium-server-<version>.jar standalone --help

ハブ

java -jar selenium-server-<version>.jar hub --help

セッション

java -jar selenium-server-<version>.jar sessions --help

新規セッションキュー

java -jar selenium-server-<version>.jar sessionqueue --help

ディストリビューター

java -jar selenium-server-<version>.jar distributor --help

ルーター

java -jar selenium-server-<version>.jar router --help

ノード

java -jar selenium-server-<version>.jar node --help

4.4.2 - Selenium GridのCLI オプション

全てのGridコンポーネントのCLIオプション詳細

Grid の設定には、さまざまなセクションが用意されています。 各セクションには、コマンドライン引数で設定可能なオプションがあります。コマンドライン引数で設定できます。

コンポーネントとセクションの対応は以下の通りです。

オプションが変更、または追加されたが文書化されていない場合、 このドキュメントは古くなる可能性があることに注意してください。 もしそのような状況を見つけたら、“構成ヘルプ”を確認し、 ドキュメントを更新するプルリクエストを気軽に送ってください。

セクション

スタンドアロンハブノードディストリビュータールーターセッション新規セッションキュー
Distributor
Docker
Events
Logging
Network
Node
Router
Relay
Server
SessionQueue
Sessions

Distributor

オプション値/例概要
--healthcheck-intervalint120全てのノードに対してヘルスチェックを実行する頻度(秒)を指定します。これにより、サーバーは全てのノードに対して正常に ping を送信できるようになります。
--distributorurihttp://localhost:5553ディストリビューターの URL。
--distributor-hoststringlocalhostディストリビューターがリッスンするホスト名。
--distributor-implementationstringorg.openqa.selenium.grid.distributor.local.LocalDistributorデフォルトでないディストリビューター実装の完全なクラス名。
--distributor-portint5553ディストリビューターがリッスンするポート番号。
--reject-unsupported-capsbooleanfalseGrid がサポートしていない capabilities をリクエストされた時、ディストリビューターがリクエストを即座に今日できるようにします。これはオンデマンドでノードを立ち上げをしない Grid の設定に適しています。
--slot-matcherstringorg.openqa.selenium.grid.data.DefaultSlotMatcherデフォルト以外で使用するスロットマッチャーの完全なクラス名。これはノードが特定のセッションをサポートできるかを判断するために使用されます。
--slot-selectorstringorg.openqa.selenium.grid.distributor.selector.DefaultSlotSelectorデフォルト以外のスロットセレクターの完全なクラス名。これは、ノードがマッチした後ノード内のスロットを選択するために使用されます。
--newsession-threadpool-sizeint24The Distributor uses a fixed-sized thread pool to create new sessions as it consumes new session requests from the queue. This allows configuring the size of the thread pool. The default value is no. of available processors * 3. Note: If the no. of threads is way greater than the available processors it will not always increase the performance. A high number of threads causes more context switching which is an expensive operation.

Docker

オプション値/例概要
--docker-assets-pathstring/opt/selenium/assetsアセットが保存される絶対パス。
--docker-string[]selenium/standalone-firefox:latest '{"browserName": "firefox"}'イメージとステレオタイプの capabilities を対応付ける Docker 設定 (例 `-D selenium/standalone-firefox:latest ‘{“browserName”: “firefox”}’)
--docker-devicesstring[]/dev/kvm:/dev/kvmコンテナに対してデバイスを公開します。各デバイスマッピングは、ホストとコンテナの両方のデバイスへのパスを、コロンで区切って保つ必要があります。例: /device/path/in/host:/device/path/in/container
--docker-hoststringlocalhostDocker デーモンが動作しているホスト名。
--docker-portint2375Docker デーモンが動作しているポート名。
--docker-urlstringhttp://localhost:2375Docker デーモンに接続するための URL。
--docker-video-imagestringselenium/video:latestビデオレコーディングが有効になっているときに利用される Docker イメージ。
--docker-host-config-keysstring[]Dns DnsOptions DnsSearch ExtraHosts BindsSpecify which docker host configuration keys should be passed to browser containers. Keys name can be found in the Docker API documentation, or by running docker inspect the node-docker container.

Events

オプション値/例概要
--bind-busbooleanfalse接続をバインドするかコネクトするかを指定します。
true の場合、コンポーネントはイベントバスにバインドされます(イベントバスもコンポーネントによって起動されます、通常はディストリビューターとハブによって起動されます)。
false の場合、コンポーネントがイベントバスにコネクトします。
--events-implementationstringorg.openqa.selenium.events.zeromq.ZeroMqEventBusデフォルトでないイベントバス実装の完全なクラス名。
--publish-eventsstringtcp://*:4442イベントをイベントバスに配信するための接続文字列。
--subscribe-eventsstringtcp://*:4443イベントをイベントバスから購読するための接続文字列。

Logging

オプション値/例概要
--http-logsbooleanfalsehttp ログを有効にします。http ログを記録するには、トレースを有効にする必要があります。
--log-encodingstringUTF-8ログのエンコーディング。
--logstringWindows パスの例:
'\path\to\file\gridlog.log'
or
'C:\path\path\to\file\gridlog.log'

Linux/Unix/MacOS パスの例:
'/path/to/file/gridlog.log'
ログを出力するファイル。OS のファイルパスと互換性があることを確認してください。
--log-levelstring“INFO”ログレベル。デフォルトは INFO です。 ログレベルはこちらを参照してください。 https://docs.oracle.com/javase/7/docs/api/java/util/logging/Level.html
--plain-logsbooleantrueプレーンなログを使用します。
--structured-logsbooleanfalse構造化ログを使用します。
--tracingbooleantrueトレースを有効にします。
--log-timestamp-formatstringHH:mm:ss.SSSログのタイムスタンプ形式を設定できます。

Network

オプション値/例概要
--relax-checksbooleanfalse受信リクエストのオリジンヘッダーとコンテンツタイプに対する、厳格な W3C 準拠の検証をを緩和します。

Node

オプション値/例概要
--detect-driversbooleantrue現在のシステム上で利用可能なドライバーを自動で検出してノードに追加します。
--driver-configurationstring[]display-name="Firefox Nightly" max-sessions=2 webdriver-path="/usr/local/bin/geckodriver" stereotype="{\"browserName\": \"firefox\", \"browserVersion\": \"86\", \"moz:firefoxOptions\": {\"binary\":\"/Applications/Firefox Nightly.app/Contents/MacOS/firefox-bin\"}}"ノードがサポートするドライバーの一覧。可読性向上のため TOML ファイルで設定することを推奨します。
--driver-factorystring[]org.openqa.selenium.example.LynxDriverFactory '{"browserName": "lynx"}'完全修飾クラス名と、そのクラスが対応するブラウザの設定とのマッピング。
--driver-implementationstring[]"firefox"チェックされるドライバー。指定された場合、自動設定はスキップされます。
--node-implementationstring"org.openqa.selenium.grid.node.local.LocalNodeFactory"デフォルトでないノード実装の完全なクラス名。これはセッションのライフサイクルを管理するために使用されます。
--grid-urlstringhttps://grid.example.comGrid 全体のパブリックな URL (通常ハブかルーターのアドレスです)。
--heartbeat-periodint60ノードが生存していることを知らせるため、ノードがディストリビューターに送るハードビートを、どのくらいの頻度(秒)で送るか。
--max-sessionsint8最大同時接続セッション数。デフォルトは利用可能なプロセッサーの数です。
--override-max-sessionsbooleanfalse利用可能なプロセッサーの数は、推奨される最大セッション数(プロセッサーごとに 1 つのブラウザセッション)です。このフラグを true に設定すると、推奨される最大値を上書きすることができます。セッションの安定性と信頼性が損なわれ、ホストがリソースを使い果たす可能性があります。
--register-cycleint10ノードがディストリビューターに初回登録を試みる頻度(秒)。
--register-periodint120ノードが初めてディストリビューターに初回登録を試みるのにかかる時間(秒)。この時間が経過すると、ノードは再登録を試みない。
--session-timeoutint300X をセッションタイムアウト(秒)としたとき、 ノード は、過去 X 秒間に何の活動もなかったセッションを自動的に終了させます。 これにより他のテストが利用できるようスロットを解放します。
--vnc-env-varstring[]SE_START_XVFB SE_START_VNC SE_START_NO_VNCVNC ストリームが利用可能かどうかを判断するために利用する環境変数。
--no-vnc-portint7900VNC が利用可能な場合、ローカルの noVNC ストリームを取得できるポートを設定します。
--drain-after-session-countint1X 個のセッションが実行された後に、ノードをドレインしてシャットダウンします。 Kubernetes のような環境で有用です。 0 より大きい値を指定すると、この機能が有効になります。
--hubstringhttp://localhost:4444ハブ・ノード構成におけるハブのアドレスを指定します。ホスト名か IP アドレスが指定できます。この場合、ハブは http://hostname:4444 とみなされ、 --grid-url は同じものになります。 --publish-eventstcp://hostname:4442--subscribe-eventstcp://hostname:4443 となります。 hostname にポート番号が含まれている場合は、それが --grid-url に使用されますが、イベントバスの URI は変更されません。これらのデフォルト値は、適切なフラグを設定することでオーバーライドすることができます。ホスト名にプロトコル(httpsのような)が含まれる場合もそれが利用されます。
--enable-cdpbooleantrueGrid 内で CDP プロキシーを有効にします。もしネットワークが web socket を許可していない場合、Grid 管理者は CDP を無効にできます。デフォルトは true です。
--enable-managed-downloadsbooleanfalseThis causes the Node to auto manage files downloaded for a given session on the Node.
--selenium-managerbooleanfalseWhen drivers are not available on the current system, use Selenium Manager. False by default.
--connection-limit-per-sessionint10Let X be the maximum number of websocket connections per session.This will ensure one session is not able to exhaust the connection limit of the host.

Relay

オプション値/例概要
--service-urlstringhttp://localhost:4723Appium サーバーやクラウドサービスなど、WebDriver コマンドをサポートするサービスに接続するための URL です。
--service-hoststringlocalhostWebDriver コマンドをサポートしてるサービスが稼働しているホスト名。
--service-portint4723WebDriver コマンドをサポートしてるサービスが稼働しているポート番号。
--service-status-endpointstring/statusWebDriver サービスの状態を問い合わせるエンドポイント、オプショナルです。HTTP 200 レスポンスが期待されます。
--service-protocol-versionstringHTTP/1.1Optional, enforce a specific protocol version in HttpClient when communicating with the endpoint service status
--service-configurationstring[]max-sessions=2 stereotype='{"browserName": "safari", "platformName": "iOS", "appium:platformVersion": "14.5"}}'呼び出しの中継先となるサービスの設定。可読性向上のため、TOML ファイルで設定することを推奨します。

Router

オプション値/例概要
--passwordstringmyStrongPasswordクライアントがサーバーに接続する際に使用するパスワード。このパスワードとユーザー名の両方が設定されていないと使用できません。
--usernamestringadminクライアントがサーバーに接続する際に使用するユーザー名。このユーザー名とパスワードの両方が設定されていないと使用できません。
--sub-pathstringmy_company/selenium_gridA sub-path that should be considered for all user facing routes on the Hub/Router/Standalone.
--disable-uibooleantrueDisable the Grid UI.

Server

オプション値/例概要
--allow-corsbooleantrueSelenium サーバーが任意のホストからのウェブブラウザ接続を許可するかどうか。
--hoststringlocalhostサーバーの IP もしくはホスト名、通常自動的に決定されます。
--bind-hostbooleantrueサーバがホストアドレス/ホスト名にバインドするか、あるいは到達可能な URL を知らせるためだけに使用するかを指定します。複雑なネットワーク構成で、サーバが現在の IP やホスト名ではなく、 外部の IP やホスト名で自分自身を公開する場合に有用です (例: Docker コンテナ内)。
--https-certificatepath/path/to/cert.pemHTTPS のためのサーバー証明書。詳細は “java -jar selenium-server.jar info security” を実行してください。
--https-private-keypath/path/to/key.pkcs8HTTPS のための秘密鍵。 詳細は “java -jar selenium-server.jar info security” を実行してください。
--max-threadsint24リスナースレッドの最大数。デフォルトは、有効なプロセッサーの * 3 です。
--portint4444リッスンポート。このパラメータは異なるコンポーネントによって使用されるため、デフォルトはありません。例えば、ルータ/ハブ/スタンドアロンは 4444 を使用し、ノードは 5555 を使用します。

SessionQueue

オプション値/例概要
--sessionqueueurihttp://localhost:1237新規セッションキューサーバーのアドレス。
-sessionqueue-hoststringlocalhost新規セッションキューがリッスンするホスト。
--sessionqueue-portint1234新規セッションキューがリッスンするポート
--session-request-timeoutint300タイムアウト(秒)。 新規セッションリクエストはキューに追加され、設定された時間以上キューに残っているリクエストはタイムアウトします。
--session-retry-intervalint5リトライ間隔(秒)。すべてのスロットがビジーな場合、 新規セッションリクエストはこの時間の間隔をおいてからリトライされます。

Sessions

オプション値/例概要
--sessionsurihttp://localhost:1234セッションマップサーバーのアドレス。
--sessions-hoststringlocalhostセッションマップサーバーがリッスンするホスト。
--sessions-portint1234セッションマップサーバーがリッスンするポート。

設定例

上記のオプションはすべて、Grid コンポーネントを起動する際に使用することができます。 Grid の適切な設定を模索するのに利用してください。

TOML ファイル を使用して Grid を設定することをおすすめします。 設定ファイルは読みやすく、コード管理できます。

必要に応じて TOML ファイルと CLI オプションを併用することができます。

コマンドラインフラグ

コマンドラインフラグとしてオプションを渡すには、適切なコンポーネントを特定し以下のテンプレートのようにします。

java -jar selenium-server-<version>.jar <component> --<option> value

スタドアロン、最大セッションとメインポートを設定する

java -jar selenium-server-<version>.jar standalone --max-sessions 4 --port 4444

ハブ、新規セッションリクエストのタイムアウト、メインポートを設定し、トレースを無効にする

java -jar selenium-server-<version>.jar hub --session-request-timeout 500 --port 3333 --tracing false

ノード、最大 4 セッション、デバッグログ、ポート 7777, FireFox と Edge のみ

java -jar selenium-server-<version>.jar node --max-sessions 4 --log-level "fine" --port 7777 --driver-implementation "firefox" --driver-implementation "edge"

ディストリビューター、セッションマップ・新規セッションキューの URL を指定、バスを無効にする

java -jar selenium-server-<version>.jar distributor --sessions http://localhost:5556 --sessionqueue http://localhost:5559 --bind-bus false

特定ノードにカスタム capabilities を設定する

重要: カスタム capabilities は全てのノードに設定される必要があります。 また全てのセッションリクエストに含まれなければいけません。

ハブの起動
java -jar selenium-server-<version>.jar hub
customcap に true をセットしてノード A を起動する
java -jar selenium-server-<version>.jar node --detect-drivers false --driver-configuration display-name="Chrome (custom capability true)" max-sessions=1 stereotype='{"browserName":"chrome","gsg:customcap":true}' --port 6161
customcap に false をセットしてノード B を起動する
java -jar selenium-server-<version>.jar node --detect-drivers false --driver-configuration display-name="Chrome (custom capability true)" max-sessions=1 stereotype='{"browserName":"chrome","gsg:customcap":false}' --port 6262
ノード A とマッチ
ChromeOptions options = new ChromeOptions();
options.setCapability("gsg:customcap", true);
WebDriver driver = new RemoteWebDriver(new URL("http://localhost:4444"), options);
driver.get("https://selenium.dev");
driver.quit();

ノード B とマッチさせるにはカスタム capability を false に設定します。

Enabling Managed downloads by the Node

At times a test may need to access files that were downloaded by it on the Node. To retrieve such files, following can be done.

Start the Hub
java -jar selenium-server-<version>.jar hub
Start the Node with manage downloads enabled
java -jar selenium-server-<version>.jar node --enable-managed-downloads true
Set the capability at the test level

Tests that want to use this feature should set the capability "se:downloadsEnabled"to true

options.setCapability("se:downloadsEnabled", true);
How does this work
  • The Grid infrastructure will try to match a session request with "se:downloadsEnabled" against ONLY those nodes which were started with --enable-managed-downloads true
  • If a session is matched, then the Node automatically sets the required capabilities to let the browser know, as to where should a file be downloaded.
  • The Node now allows a user to:
    • List all the files that were downloaded for a specific session and
    • Retrieve a specific file from the list of files.
  • The directory into which files were downloaded for a specific session gets automatically cleaned up when the session ends (or) timesout due to inactivity.

Note: Currently this capability is ONLY supported on:

  • Edge
  • Firefox and
  • Chrome browser
Listing files that can be downloaded for current session:
  • The endpoint to GET from is /session/<sessionId>/se/files.
  • The session needs to be active in order for the command to work.
  • The raw response looks like below:
{
  "value": {
    "names": [
      "Red-blue-green-channel.jpg"
    ]
  }
}

In the response the list of file names appear under the key names.

Dowloading a file:
  • The endpoint to POST from is /session/<sessionId>/se/files with a payload of the form {"name": "fileNameGoesHere}
  • The session needs to be active in order for the command to work.
  • The raw response looks like below:
{
  "value": {
    "filename": "Red-blue-green-channel.jpg",
    "contents": "Base64EncodedStringContentsOfDownloadedFileAsZipGoesHere"
  }
}
  • The response blob contains two keys,
    • filename - The file name that was downloaded.
    • contents - Base64 encoded zipped contents of the file.
  • The file contents are Base64 encoded and they need to be unzipped.
List files that can be downloaded

The below mentioned curl example can be used to list all the files that were downloaded by the current session in the Node, and which can be retrieved locally.

curl -X GET "http://localhost:4444/session/90c0149a-2e75-424d-857a-e78734943d4c/se/files"

A sample response would look like below:

{
  "value": {
    "names": [
      "Red-blue-green-channel.jpg"
    ]
  }
}
Retrieve a downloaded file

Assuming the downloaded file is named Red-blue-green-channel.jpg, and using curl, the file could be downloaded with the following command:

curl -H "Accept: application/json" \
-H "Content-Type: application/json; charset=utf-8" \
-X POST -d '{"name":"Red-blue-green-channel.jpg"}' \
"http://localhost:4444/session/18033434-fa4f-4d11-a7df-9e6d75920e19/se/files"

A sample response would look like below:

{
  "value": {
    "filename": "Red-blue-green-channel.jpg",
    "contents": "UEsDBBQACAgIAJpagVYAAAAAAAAAAAAAAAAaAAAAUmVkLWJsAAAAAAAAAAAAUmVkLWJsdWUtZ3JlZW4tY2hhbm5lbC5qcGdQSwUGAAAAAAEAAQBIAAAAcNkAAAAA"
  }
}
Complete sample code in Java

Below is an example in Java that does the following:

  • Sets the capability to indicate that the test requires automatic managing of downloaded files.
  • Triggers a file download via a browser.
  • Lists the files that are available for retrieval from the remote node (These are essentially files that were downloaded in the current session)
  • Picks one file and downloads the file from the remote node to the local machine.
import com.google.common.collect.ImmutableMap;

import org.openqa.selenium.By;
import org.openqa.selenium.io.Zip;
import org.openqa.selenium.json.Json;
import org.openqa.selenium.remote.RemoteWebDriver;
import org.openqa.selenium.remote.http.HttpClient;
import org.openqa.selenium.remote.http.HttpRequest;
import org.openqa.selenium.remote.http.HttpResponse;

import java.io.File;
import java.net.URL;
import java.nio.file.Files;
import java.util.List;
import java.util.Map;
import java.util.Optional;
import java.util.concurrent.TimeUnit;

import static org.openqa.selenium.remote.http.Contents.asJson;
import static org.openqa.selenium.remote.http.Contents.string;
import static org.openqa.selenium.remote.http.HttpMethod.GET;
import static org.openqa.selenium.remote.http.HttpMethod.POST;

public class DownloadsSample {

  public static void main(String[] args) throws Exception {
    // Assuming the Grid is running locally.
    URL gridUrl = new URL("http://localhost:4444");
    ChromeOptions options = new ChromeOptions();
    options.setCapability("se:downloadsEnabled", true);
    RemoteWebDriver driver = new RemoteWebDriver(gridUrl, options);
    try {
      demoFileDownloads(driver, gridUrl);
    } finally {
      driver.quit();
    }
  }

	private static void demoFileDownloads(RemoteWebDriver driver, URL gridUrl) throws Exception {
		driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/downloads/download.html");
		// Download the two available files on the page
		driver.findElement(By.id("file-1")).click();
		driver.findElement(By.id("file-2")).click();

		// The download happens in a remote Node, which makes it difficult to know when the file
		// has been completely downloaded. For demonstration purposes, this example uses a
		// 10-second sleep which should be enough time for a file to be downloaded.
		// We strongly recommend to avoid hardcoded sleeps, and ideally, to modify your
		// application under test, so it offers a way to know when the file has been completely
		// downloaded.
		TimeUnit.SECONDS.sleep(10);

		//This is the endpoint which will provide us with list of files to download and also to
		//let us download a specific file.
		String downloadsEndpoint = String.format("/session/%s/se/files", driver.getSessionId());

		String fileToDownload;

		try (HttpClient client = HttpClient.Factory.createDefault().createClient(gridUrl)) {
			// To list all files that are were downloaded on the remote node for the current session
			// we trigger GET request.
			HttpRequest request = new HttpRequest(GET, downloadsEndpoint);
			HttpResponse response = client.execute(request);
			Map<String, Object> jsonResponse = new Json().toType(string(response), Json.MAP_TYPE);
			@SuppressWarnings("unchecked")
			Map<String, Object> value = (Map<String, Object>) jsonResponse.get("value");
			@SuppressWarnings("unchecked")
			List<String> names = (List<String>) value.get("names");
			// Let's say there were "n" files downloaded for the current session, we would like
			// to retrieve ONLY the first file.
			fileToDownload = names.get(0);
		}

		// Now, let's download the file
		try (HttpClient client = HttpClient.Factory.createDefault().createClient(gridUrl)) {
			// To retrieve a specific file from one or more files that were downloaded by the current session
			// on a remote node, we use a POST request.
			HttpRequest request = new HttpRequest(POST, downloadsEndpoint);
			request.setContent(asJson(ImmutableMap.of("name", fileToDownload)));
			HttpResponse response = client.execute(request);
			Map<String, Object> jsonResponse = new Json().toType(string(response), Json.MAP_TYPE);
			@SuppressWarnings("unchecked")
			Map<String, Object> value = (Map<String, Object>) jsonResponse.get("value");
			// The returned map would contain 2 keys,
			// filename - This represents the name of the file (same as what was provided by the test)
			// contents - Base64 encoded String which contains the zipped file.
			String zippedContents = value.get("contents").toString();
			// The file contents would always be a zip file and has to be unzipped.
			File downloadDir = Zip.unzipToTempDir(zippedContents, "download", "");
			// Read the file contents
			File downloadedFile = Optional.ofNullable(downloadDir.listFiles()).orElse(new File[]{})[0];
			String fileContent = String.join("", Files.readAllLines(downloadedFile.toPath()));
			System.out.println("The file which was "
					+ "downloaded in the node is now available in the directory: "
					+ downloadDir.getAbsolutePath() + " and has the contents: " + fileContent);
		}
	}


}

4.4.3 - Toml オプション

Tomlファイルを使用したGridの設定例.

CLI オプション に記載されている全てのオプションは TOML ファイルでも設定ができます。 このページでは異なる Grid コンポーネントの設定例を紹介します。

オプションが変更、または追加されたが文書化されていない場合、 このドキュメントは古くなる可能性があることに注意してください。 もしそのような状況を見つけたら、“構成ヘルプ”を確認し、 ドキュメントを更新するプルリクエストを気軽に送ってください。

概要

Selenium Grid はTOMLフォーマットの設定ファイルを使用します。 設定ファイルはセクションで構成され、各セクションはオプションとその値が設定されています。

詳しい使い方はTOML ドキュメントを参照してください。 パースエラーに遭遇した場合、TOML リンターを使って検証してください。

一般的な設定の構成は以下のパターンです:

[section1]
option1="value"

[section2]
option2=["value1","value2"]
option3=true

TOML ファイルで設定された Grid コンポーネントを起動するには以下のように起動できます:

java -jar selenium-server-<version>.jar <component> --config /path/to/file/<file-name>.toml

スタンドアロン

ポート 4449 で動作し、新規セッションリクエストのタイムアウトが 500 秒のスタンドアロンサーバー。

[server]
port = 4449

[sessionqueue]
session-request-timeout = 500

特定のブラウザとセッションの上限

Firefox と Chrome のみがデフォルトで有効になっているスタンドアロンサーバー、またはノード

[node]
drivers = ["chrome", "firefox"]
max-sessions = 3

ドライバーのカスタマイズと設定

Firefox Beta や Nightly のような、異なるブラウザのバージョンを持つことができるカスタマイズされた ドライバを用いた、スタンドアロン、またはノード。

[node]
detect-drivers = false
[[node.driver-configuration]]
max-sessions = 100
display-name = "Firefox Nightly"
stereotype = "{\"browserName\": \"firefox\", \"browserVersion\": \"93\", \"platformName\": \"MAC\", \"moz:firefoxOptions\": {\"binary\": \"/Applications/Firefox Nightly.app/Contents/MacOS/firefox-bin\"}}"
[[node.driver-configuration]]
display-name = "Chrome Beta"
stereotype = "{\"browserName\": \"chrome\", \"browserVersion\": \"94\", \"platformName\": \"MAC\", \"goog:chromeOptions\": {\"binary\": \"/Applications/Google Chrome Beta.app/Contents/MacOS/Google Chrome Beta\"}}"
[[node.driver-configuration]]
display-name = "Chrome Dev"
stereotype = "{\"browserName\": \"chrome\", \"browserVersion\": \"95\", \"platformName\": \"MAC\", \"goog:chromeOptions\": {\"binary\": \"/Applications/Google Chrome Dev.app/Contents/MacOS/Google Chrome Dev\"}}"
webdriver-executable = '/path/to/chromedriver/95/chromedriver'

Docker を利用したスタンドアロン、またはノード

Docker コンテナでセッションを実行できるスタンドアロン、またはノードサーバー。 ドライバを検出を無効にし、最大 2 つの同時セッションを持ちます。 ステレオタイプは、Docker イメージにマッピングされる必要があり、 Docker デーモンが http/tcp で公開されている必要があります。 また、devicesプロパティを用いて、ホスト上でアクセス可能なデバイスファイルを、コンテナで利用できるようにすることも可能です。 Docker デバイスをマッピングする詳しい方法はdocker を参照してください。

[node]
detect-drivers = false
max-sessions = 2

[docker]
configs = [
    "selenium/standalone-chrome:93.0", "{\"browserName\": \"chrome\", \"browserVersion\": \"91\"}",
    "selenium/standalone-firefox:92.0", "{\"browserName\": \"firefox\", \"browserVersion\": \"92\"}"
]
#Optionally define all device files that should be mapped to docker containers
#devices = [
#    "/dev/kvm:/dev/kvm"
#]
url = "http://localhost:2375"
video-image = "selenium/video:latest"

WebDriver をサポートするサービスエンドポイントへのコマンド中継

WebDriver をサポートする外部サービスを Selenium Grid に接続すると便利です。 例えばクラウドプロバイダーや Appium サーバーなどです。 Grid はローカルに存在しないプラットフォームやバージョンなどを幅広くカバーできるようになります。

以下は Appium サーバーを Grid に接続する例です。

[node]
detect-drivers = false

[relay]
# Default Appium/Cloud server endpoint
url = "http://localhost:4723/wd/hub"
status-endpoint = "/status"
# Optional, enforce a specific protocol version in HttpClient when communicating with the endpoint service status (e.g. HTTP/1.1, HTTP/2)
protocol-version = "HTTP/1.1"
# Stereotypes supported by the service. The initial number is "max-sessions", and will allocate
# that many test slots to that particular configuration
configs = [
  "5", "{\"browserName\": \"chrome\", \"platformName\": \"android\", \"appium:platformVersion\": \"11\"}"
]

Basic 認証の有効化

ルーター、ハブ、スタンドアロンにユーザー名とパスワードを設定することで、 Basic 認証で Grid を保護することができます。 このユーザーとパスワードは、Grid UI を読み込む時や 新しいセッションを開始する時に必要になります。

[router]
username = "admin"
password = "myStrongPassword"

Java でユーザーとパスワードを使ってセッションを開始する方法の例です。

ClientConfig clientConfig = ClientConfig.defaultConfig()
  .baseUrl(new URL("http://localhost:4444"))
  .authenticateAs(new UsernameAndPassword("admin", "myStrongPassword"));
HttpCommandExecutor executor = new HttpCommandExecutor(clientConfig);
RemoteWebDriver driver = new RemoteWebDriver(executor, new ChromeOptions());

In other languages, you can use the URL http://admin:myStrongPassword@localhost:4444

特定のノードにマッチするカスタム capabilities の設定

重要: カスタム capabilities は全てのノードで設定する必要があります。 また全てのセッションリクエストで常に含まれる必要があります。

[node]
detect-drivers = false

[[node.driver-configuration]]
display-name = "firefox"
stereotype = '{"browserName": "firefox", "platformName": "macOS", "browserVersion":"96", "networkname:applicationName":"node_1", "nodename:applicationName":"app_1" }'
max-sessions = 5

Java でノードにマッチさせる方法の例です。

FirefoxOptions options = new FirefoxOptions();
options.setCapability("networkname:applicationName", "node_1");
options.setCapability("nodename:applicationName", "app_1");
options.setBrowserVersion("96");
options.setPlatformName("macOS");
WebDriver driver = new RemoteWebDriver(new URL("http://localhost:4444"), options);
driver.get("https://selenium.dev");
driver.quit();

Enabling Managed downloads by the Node.

The Node can be instructed to manage downloads automatically. This will cause the Node to save all files that were downloaded for a particular session into a temp directory, which can later be retrieved from the node. To turn this capability on, use the below configuration:

[node]
enable-managed-downloads = true

Refer to the CLI section for a complete example.

4.5 - Grid アーキテクチャ

Grid は、Grid を運用するためのコンポーネントの集合体として設計されています。 非常に複雑に見えるかもしれませんが、 このドキュメントが混乱を解消する手助けとなることを期待します。

キーとなるコンポーネント

主要な Grid のコンポーネント:

イベントバス
他のコンポーネント間で非同期で受信される可能性のあるメッセージを送信します。
新規セッションキュー
まだディストリビューターによってノードに割り当てられていない 受信セッションの一覧を管理します。
ディストリビューター
Grid内でWebDriverセッション を実行する場所("スロット"と呼ぶ)を管理し、 新しいセッションリクエストを受け取りスロットに割り当てる役割を担います。
ノード
WebDriverセッション を実行します。各セッションはスロットに割り当てられ、 各ノードは1つ以上のスロットを持っています。
セッションマップ
セッションID とセッションが実行されているノードのアドレスのマップを管理します。
ルーター
Gridのフロントエンドとして動作します。 Gridの中で唯一ウェブに公開してもよい部分です(ただし、公開しないことを強く推奨します)。 受け取ったリクエストを新規セッションキューかセッションが実行されているノードどちらかに振り分けます。

グリッドについて説明する際に、覚えておくと便利な概念がいくつかあります:

  • スロット はセッションが実行されるところです。
  • 各スロットは ステレオタイプ を持っています。これは ディストリビューターがスロットを所有するノードに 新規セッション リクエストを送信する前に、 リクエストがマッチしなければならない最小限の capabilities のセットです。
  • Grid モデル はディストリビューターが Grid の状態を追跡する方法です。 その名が示すように、これは時々実際と一致しないことがあります (ディストリビューターが開始したばかりだからかもしれません)。 ディストリビューターが新規セッションのリクエストを素早くスロットに割り当てることができるように、 各ノードに問い合わせるより優先して利用されます。

同期呼び出しと非同期呼び出し

Grid 内では主に 2 つの通信メカニズムが使われています。

  1. 同期で “REST 風” な、JSON を用いた HTTP リクエスト
  2. イベントバスによって送信される非同期なイベント

どちらの仕組みを使うべきかどのように決めればよいでしょうか? 結局のところ、Grid 全体をイベントベースにモデリングしたとしても、 うまくいくでしょう。

答えは、もし実行されるアクションが同期である場合(例えばほとんどの WebDriver の呼び出しなど)、 あるいはレスポンスを受け取れなかったときに問題になるような場合、 Grid は同期呼び出しを利用します。かわりにもし、関心のあるコンポーネントに情報を ブロードキャストしたい場合、あるいはレスポンスを受け取れなくても問題にならない場合は イベントバスを使用することが望ましいです。

特筆する点として、非同期呼び出しは同期呼び出しよりも、 よりリスナーが分離されています。

起動シーケンスとコンポーネント間の依存

Grid はコンポーネントを任意の順番で起動できるように設計されていますが、 概念的にはコンポーネントが起動する順番は:

  1. イベントバスとセッションマップが最初に起動します。これらは 他のコンポーネントへの依存もお互いの依存もないため、 並列に開始しても安全です。
  2. 次に 新規セッションキューが起動します。
  3. ここでディストリビューターが起動できるようになります。これは 定期的に 新規セッションキューに接続し、ジョブをポーリングします。 このポーリングはイベント(新規セッションがキューに追加された)あるいは 定期的な間隔によって行われる可能性があります。
  4. ルーターを起動できます。新しいセッションのリクエストは 新規セッションキューに送られ、ディストリビューターはセッションを実行する スロットを探そうとします。
  5. これでノードを起動することができます。ノードが Grid に登録されるまでの 流れは後述します。登録が完了すると、Grid はトラフィックを提供することが できるようになります。

コンポーネント間の依存関係を以下のよう表すことができます。 “✅” は同期的な依存関係があることを示しています。

イベントバスディストリビューターノードルーターセッションマップ新規セッションキュー
イベントバスX
ディストリビューターX
ノードX
ルーターX
セッションマップX
新規セッションキューX

ノードの登録

Grid に新しいノードを登録するプロセスは軽量です。

  1. ノードは開始する時 “ハートビート” イベントを発信する必要があります。 このハートビートはNode Statusを含んでいます.
  2. ディストリビューターはハートビートイベントを受け取ります。 受け取ったら、ノードの /status エンドポイントに GET リクエストを試みます。 この情報をもとに Grid が設定されます。

ディストリビューターは同じ /status エンドポイントを使用して、定期的にノードをチェックしますが、 ノードは起動した後もハートビートを送り続けなければなりません。 これにより、ディストリビューターは Grid の状態を永続化しませんが、 再起動しても Grid を(最終的に)最新の状態にすることができます。

Node Status オブジェクト

Node Status は以下のフィールドを持つ JSON オブジェクトです:

名前概要
availabilitystringup, draining, down のいずれかの文字列です。重要なのは draining で、これはノードに新しいセッションを送らないことを示し、最後のセッションが終了するとノードは終了、または再起動します。
externalUrlstringGrid 内の他のコンポーネントが接続するための URI。
lastSessionCreatedintegerこのノードで最後にセッションが作成された時間のエポックタイムスタンプです。ディストリビューターは、他の条件がすべて同じであれば、最も長くアイドルであったノードに新しいセッションを送信しようとします。
maxSessionCountintegerセッション数は利用可能なスロット数をカウントすることで推測できますが、この値はノードが「満杯」とみなされるまでに、ノード上で同時に実行されるセッションの最大数を決定するために使用されます。
nodeIdstringノード ID を識別する UUID です。
osInfoobjectarch, name, version フィールドを持つオブジェクトです。Grid UI と GraphQL クエリーで利用されます。
slotsarraySlot オブジェクト(以下を参照)の配列。
versionstringノードのバージョン(Selenium では、これは Selenium のバージョンと同じです)。

すべてのフィールドの値を設定することが推奨されます。

Slot オブジェクト

Slot オブジェクトは 1 ノードでの 1 スロットを表します。 1 スロットにつき 1 セッションを実行することができます。 1 つのノードが同時に実行できる数よりも多くのスロットを持つことができます。 例えばあるノードが 10 セッションまで同時に実行でき、 それらのセッションは Chrome, Edge, Firefox のどの組み合わせでも良い時、 ノードは ‘max session count’ を 10 として、 10 の Chrome スロット、10 の Edge スロット、10 の Firefox スロットを持ちます。

名前概要
idstringスロット ID。
lastStartedstringスロットが最後にセッションを開始した時間。ISO-8601 フォーマット。
stereotypeobjectこのスロットがマッチする最小限のcapabilities のセット。 最小の例: {"browserName": "firefox"}
sessionobjectSession オブジェクト(以下を参照)。

Session オブジェクト

スロットで実行中のセッションを表します。

名前概要
capabilitiesobjectセッションが持つ実際の capabilities。 The actual capabilities provided by the session. 新規セッションコマンドの戻り値と同じです。
startTimestringセッションが開始した時間。ISO-8601 フォーマット。
stereotypeobjectこのスロットがマッチする最小限のcapabilities のセット。 最小の例: {"browserName": "firefox"}
uristringノードがセッションに接続するための URI。

4.6 - 高度な機能

高度な機能のすべての詳細を取得し、それがどのように機能するか、および独自の設定方法を理解するには、次のセクションを参照してください。

4.6.1 - 可観測性

目次

Selenium Grid

Grid は、さまざまなブラウザとオペレーティングシステムの組み合わせでテストを実行することにより、テストのスケーリングと分散を支援します。

可観測性

可観測性(Observability) には、トレース、メトリクス、ログの 3 つの柱があります。 Selenium Grid 4 は完全分散型に設計されているため、可観測性を確保することで内部を理解し、デバッグすることが容易になります。

分散トレーシング

1 つのリクエストやトランザクションは、複数のサービスやコンポーネントにまたがります。 トレースは、各サービスがリクエストを実行する際に、リクエストのライフサイクルをトラックします。これは、エラーシナリオのデバッグに有用です。 トレースで使用される用語は次のとおりです:

トレース トレースでは、複数のサービスを通じてリクエストの出発点から最終地点までを追跡することができます。 このリクエストの旅は、デバッグ、エンドツーエンドフローの監視、障害の特定に役立ちます。 トレースは、エンドツーエンドのリクエストフローを描きます。 各トレースは識別子としてユニークな ID を持っています。

スパン

各トレースは、スパンと呼ばれる時間で区切られたオペレーションで構成されています。 スパンには開始時刻と終了時刻があり、サービスによって実行される操作を表します。 スパンの粒度は実装方法に依存します。各スパンは一意の識別子を持ちます。 トレース内のすべてのスパンは、同じトレース ID を持ちます。

スパン属性 スパン属性は各スパンの付加的な情報を提供するキーと値のペアです。

イベント イベントは、スパン内のタイムスタンプ付きログです。 既存のスパンに追加のコンテキストを提供します。 イベントには、イベント属性としてキーと値のペアも含まれます。

イベントロギング

アプリケーションのデバッグには、ロギングが欠かせません。 ログの記録は多くの場合、人間が読める形式で行われます。 しかし、機械がログを検索・分析するためには、明確に定義されたフォーマットである必要があります。 構造化ロギングは、固定フォーマットで一貫してログを記録する一般的な方法です。 一般的には次のようなフィールドが含まれます。

  • タイムスタンプ
  • ログレベル
  • ロガークラス
  • ログメッセージ (これはさらに、ログが記録された操作に関するフィールドに分解されます)

ログとイベントは密接に関連しています。 イベントは、1 つの処理を行うための情報を全てカプセル化します。 ログは基本的にイベントのサブセットです。 重要なのは、どちらもデバッグを支援することです。 詳細については、以下のリソースを参照してください。

  1. https://www.honeycomb.io/blog/how-are-structured-logs-different-from-events/
  2. https://charity.wtf/2019/02/05/logs-vs-structured-events/

Grid の可観測性

Selenium サーバーは OpenTelemetry を使ってトレースできるようになっています。 サーバへのすべてのリクエストは、最初から最後までトレースされます。 各トレースは、リクエストがサーバ内で実行されるときの一連のスパンから構成されます。 Selenium サーバのスパンのほとんどは、2 つのイベントから構成されています。

  1. 通常イベント- 単一の処理に関するすべての情報を記録し、処理が正常に完了したことを知らせます。
  2. エラーイベント- エラーが発生するまでのすべての情報を記録し、エラー情報を記録します。例外イベントをマークします。

Selenium サーバーを起動する:

  1. スタンドアロン
  2. ハブ・ノード
  3. 完全分散モード
  4. Docker

トレースの可視化

すべてのスパン、イベント、およびそれぞれの属性がトレースの一部となります。 トレースは、上記のすべてのモードでサーバを実行している間動作します。 トレースはデフォルトで Selenium サーバで有効になっています。

Selenium サーバーは、2 つのエクスポーター経由でトレースをエクスポートします。

  1. コンソール - すべてのトレースと、それに含まれるスパンを FINE レベルでログに出力します。デフォルトでは、Selenium サーバーは INFO レベル以上のログを出力します。 log-level フラグを使うと、Selenium Grid jar を実行する際に任意のログレベルを指定することができます。
java -jar selenium-server-4.0.0-<selenium-version>.jar standalone --log-level FINE
  1. Jaeger UI - OpenTelemetry は、コード内のトレースを計測するための API と SDK を提供します。一方、Jaeger はトレースのバックエンドで、トレースのテレメトリデータを収集し、データのクエリ、フィルタリング、ビジュアライズの機能を提供します。

Jaeger UI を用いたトレースの可視化の詳細な手順を確認するには、次のコマンドを実行してください:

java -jar selenium-server-4.0.0-<selenium-version>.jar info tracing

非常に参考になる例と、Jaeger にトレースを送信するスクリプトです

イベントログの活用

トレースを可視化しない場合でも、イベントロギングではトレースを有効にする必要があります。 デフォルトでは、トレースは有効です。コンソールでログを見るために、追加のパラメータを渡す必要はありません。 スパン内のすべてのイベントは FINE レベルでログに記録されます。エラーイベントは、WARN レベルでログに記録されます。

全てのイベントは次のフィールドを持ちます:

フィールドフィールド名概要
イベント時刻eventIdイベントのタイムスタンプ(エポックナノ秒)。
トレース IDtracedId各トレースはトレース ID で一意に識別されます。
スパン IDspanIdトレース内の各スパンは、スパン ID により一意に識別されます。
スパン種別spanKindスパン種別は、スパンの種類を示すスパンのプロパティです。スパンの処理の性質を識別するのに役立ちます。
イベント名eventNameログメッセージにマッピングされます。
イベント属性eventAttributesイベントログの核となるもので、実行された操作に基づいて JSON フォーマットのキーと値のペアが用意されています。また、ロガークラスを表示するために、ハンドラークラスアトリビュートも含まれます。

サンプルログ

FINE [LoggingOptions$1.lambda$export$1] - {
  "traceId": "fc8aef1d44b3cc8bc09eb8e581c4a8eb",
  "spanId": "b7d3b9865d3ddd45",
  "spanKind": "INTERNAL",
  "eventTime": 1597819675128886121,
  "eventName": "Session request execution complete",
  "attributes": {
    "http.status_code": 200,
    "http.handler_class": "org.openqa.selenium.grid.router.HandleSession",
    "http.url": "\u002fsession\u002fdd35257f104bb43fdfb06242953f4c85",
    "http.method": "DELETE",
    "session.id": "dd35257f104bb43fdfb06242953f4c85"
  }
}

上記のフィールドに加えて、OpenTelemetry の仕様に基づきエラーログは以下のフィールドで構成されます:

フィールドフィールド名概要
例外タイプexception.type例外クラス名。
例外メッセージexception.message例外の原因。
スタックトレースexception.stacktrace例外が発生した時点のコールスタックを表示します。 例外の発生源を把握するのに役立ちます。

サンプルエラーログ

WARN [LoggingOptions$1.lambda$export$1] - {
  "traceId": "7efa5ea57e02f89cdf8de586fe09f564",
  "spanId": "914df6bc9a1f6e2b",
  "spanKind": "INTERNAL",
  "eventTime": 1597820253450580272,
  "eventName": "exception",
  "attributes": {
    "exception.type": "org.openqa.selenium.ScriptTimeoutException",
    "exception.message": "Unable to execute request: java.sql.SQLSyntaxErrorException: Table 'mysql.sessions_mappa' doesn't exist ..." (full message will be printed),
    "exception.stacktrace": "org.openqa.selenium.ScriptTimeoutException: java.sql.SQLSyntaxErrorException: Table 'mysql.sessions_mappa' doesn't exist\nBuild info: version: '4.0.0-alpha-7', revision: 'Unknown'\nSystem info: host: 'XYZ-MacBook-Pro.local', ip: 'fe80:0:0:0:10d5:b63a:bdc6:1aff%en0', os.name: 'Mac OS X', os.arch: 'x86_64', os.version: '10.13.6', java.version: '11.0.7'\nDriver info: driver.version: unknown ...." (full stack will be printed),
    "http.handler_class": "org.openqa.selenium.grid.distributor.remote.RemoteDistributor",
    "http.url": "\u002fsession",
    "http.method": "POST"
  }
}

注: ログは読みやすさのためプリティプリントされています。Selenimu サーバーではぷるティプリントはオフになっています。

以上がトレースとログをセットアップするための手順です。

参考

  1. Understanding Tracing
  2. OpenTelemetry Tracing API Specification
  3. Selenium Wiki
  4. Structured logs vs events
  5. Jaeger framework

4.6.2 - GraphQLクエリのサポート

GraphQLは、APIのクエリ言語であり、既存のデータでこれらのクエリを実行するためのランタイムです。 これにより、ユーザーは必要なものだけを正確に要求することができます。

列挙型(Enum)

列挙型は、フィールドの可能な値のセットを表します。

たとえば、 Node オブジェクトには status というフィールドがあります。 UPDRAINING 、または UNAVAILABLE の可能性があるため、状態は、 列挙型(具体的には、Status タイプ)です。

スカラー

スカラーはプリミティブ値です: IntFloatStringBoolean 、または ID

GraphQL APIを呼び出すときは、スカラーのみを返すまでネストされたサブフィールドを指定する必要があります。

スキーマの構造

グリッドスキーマの構造は次のとおりです。

{
    session(id: "<session-id>") : {
        id,
        capabilities,
        startTime,
        uri,
        nodeId,
        nodeUri,
        sessionDurationMillis
        slot : {
            id,
            stereotype,
            lastStarted
        }
    }
    grid: {
        uri,
        totalSlots,
        nodeCount,
        maxSession,
        sessionCount,
        version,
        sessionQueueSize
    }
    sessionsInfo: {
        sessionQueueRequests,
        sessions: [
            {
                id,
                capabilities,
                startTime,
                uri,
                nodeId,
                nodeUri,
                sessionDurationMillis
                slot : {
                    id,
                    stereotype,
                    lastStarted
                }
            }
        ]
    }
    nodesInfo: {
        nodes : [
            {
                id,
                uri,
                status,
                maxSession,
                slotCount,
                sessions: [
                    {
                        id,
                        capabilities,
                        startTime,
                        uri,
                        nodeId,
                        nodeUri,
                        sessionDurationMillis
                        slot : {
                            id,
                            stereotype,
                            lastStarted
                        }
                    }
                ],
                sessionCount,
                stereotypes,
                version,
                osInfo: {
                    arch,
                    name,
                    version
                }
            }
        ]
    }
}

GraphQLで照会する

GraphQLをクエリする最良の方法は、 curl リクエストを使用することです。 GraphQLを使用すると、必要なデータのみをフェッチできます。それ以上でもそれ以下でもありません。

GraphQLクエリの例のいくつかを以下に示します。 必要に応じて独自のクエリを作成できます。

グリッド内の maxSession sessionCountの数を照会する

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query": "{ grid { maxSession, sessionCount } }"}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

通常、ローカルマシンでは、 <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>http://localhost:4444/graphql になります。

セッション、ノード、グリッドのすべての詳細を照会する

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query":"{ grid { uri, maxSession, sessionCount }, nodesInfo { nodes { id, uri, status, sessions { id, capabilities, startTime, uri, nodeId, nodeUri, sessionDurationMillis, slot { id, stereotype, lastStarted } }, slotCount, sessionCount }} }"}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

グリッドで現在のセッション数を取得するためのクエリ

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query":"{ grid { sessionCount } }"}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

グリッドで最大セッション数を取得するためのクエリ

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query":"{ grid { maxSession } }"}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

グリッド内のすべてのノードのすべてのセッションの詳細を取得するためのクエリ

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query":"{ sessionsInfo { sessions { id, capabilities, startTime, uri, nodeId, nodeId, sessionDurationMillis } } }"}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

グリッド内の各ノードのすべてのセッションのスロット情報を取得するためのクエリ

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query":"{ sessionsInfo { sessions { id, slot { id, stereotype, lastStarted } } } }"}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

特定のセッションのセッション情報を取得するためのクエリ

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query":"{ session (id: \"<session-id>\") { id, capabilities, startTime, uri, nodeId, nodeUri, sessionDurationMillis, slot { id, stereotype, lastStarted } } } "}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

グリッド内の各ノードのcapabilityを照会する

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query": "{ nodesInfo { nodes { stereotypes } } }"}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

グリッド内の各ノードのステータスを照会する

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query": "{ nodesInfo { nodes { status } } }"}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

各ノードとグリッドのURIを照会する

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query": "{ nodesInfo { nodes { uri } } }"}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

新しいセッションキューで現在のリクエストを取得するためのクエリ

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query":"{ sessionsInfo { sessionQueueRequests } }"}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

新しいセッションキューのサイズを取得するためのクエリ

curl -X POST -H "Content-Type: application/json" --data '{"query":"{ grid { sessionQueueSize } }"}' -s <LINK_TO_GRAPHQL_ENDPOINT>

4.6.3 - Grid エンドポイント

Grid

Grid ステータス

Grid ステータスは Grid の現在の状態を提供します。 登録されている全てのノードの詳細で構成されます。 各ノードのステータスには、ノードの稼働状況、セッション、およびスロットに関する情報が含まれます。

cURL GET 'http://localhost:4444/status'

セッションの削除

セッションを削除すると、WebDriver セッションが終了し、ドライバがアクティブなセッションマップから削除されます。 削除されたセッション ID を使用するリクエストや、ドライバのインスタンスを再利用しようとすると、エラーとなります。

cURL --request DELETE 'http://localhost:4444/session/<session-id>'

Which URL should I use?

スタンドアロンモードでは、Grid URL は スタンドアロンサーバーのアドレスになります。

ハブ&ノードモードでは、Grid URL は ハブのアドレスになります。

完全分散モードでは、Grid URL は ルーターのアドレスになります。

上記すべてのモードのデフォルトの URL は http://localhost:4444 です。

ディストリビューター

ノード削除

ノードを Grid から削除するには、以下の cURL コマンドを使用します。 このコマンドは、そのノード上で実行中のセッションを停止させるものではありません。 ノードは明示的に強制終了されない限り、そのまま動作し続けます。 ディストリビューターはそのノードを認識しなくなるため、マッチする新しいセッションのリクエストは はその Node に転送されません。

スタンドアロンモードでは、ディストリビューターの URL はスタンドアロンサーバーのアドレスとなります。

ハブ&ノードモードでは、ディストリビューターの URL は ハブのアドレスになります。

cURL --request DELETE 'http://localhost:4444/se/grid/distributor/node/<node-id>' --header 'X-REGISTRATION-SECRET: <secret> '

完全分散モードでは、ディストリビューター URL は ディストリビューターのアドレスになります。

cURL --request DELETE 'http://localhost:4444/se/grid/distributor/node/<node-id>' --header 'X-REGISTRATION-SECRET: <secret>'

Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:

cURL --request DELETE 'http://<Router-URL>/se/grid/distributor/node/<node-id>' --header 'X-REGISTRATION-SECRET;'

ノードのドレイン

ノードドレインコマンドはノードをグレースフルシャットダウンするために利用します。 ドレインは実行中のセッションがすべて完了した後にノードを停止します。 新規のセッションは受け付けません。

スタンドアロンモードでは、ディストリビューターの URL はスタンドアロンサーバーのアドレスとなります。

ハブ&ノードモードでは、ディストリビューターの URL は ハブのアドレスになります。

cURL --request POST 'http://localhost:4444/se/grid/distributor/node/<node-id>/drain' --header 'X-REGISTRATION-SECRET: <secret> '

完全分散モードでは、ディストリビューター URL は ディストリビューターのアドレスになります。

cURL --request POST 'http://localhost:4444/se/grid/distributor/node/<node-id>/drain' --header 'X-REGISTRATION-SECRET: <secret>'

Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:

cURL --request POST 'http://<Router-URL>/se/grid/distributor/node/<node-id>/drain' --header 'X-REGISTRATION-SECRET;'

ノード

この節でのエンドポイントは、ハブ&ノードモードとノードが独立して動作する完全分散型 Grid モードに適用されます。 ノードが 1 つの場合、デフォルトのノード URL は http://localhost:5555 です。 複数のノードがある場合は、Grid ステータス を使ってすべてのノードの詳細とノードアドレスを取得してください。

ステータス

ノードステータスは基本的にノードのヘルスチェックのためのものです。 ディストリビューターは定期的にノードの状態を ping で取得し、それに応じて Grid モデルを更新します。 ステータスには稼働状況、セッション、およびスロットに関する情報が含まれます。

cURL --request GET 'http://localhost:5555/status'

ドレイン

ディストリビューターは ドレインコマンドを適切なノードに渡します。 ノードを直接ドレインするには以下の cURL コマンドを使います。 どちらのエンドポイントも有効であり、同じ結果になります。 ドレインは、ノードを停止する前に進行中のセッションを終了させます。

cURL --request POST 'http://localhost:5555/se/grid/node/drain' --header 'X-REGISTRATION-SECRET: <secret>'

Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:

cURL --request POST 'http://<node-URL>/se/grid/node/drain' --header 'X-REGISTRATION-SECRET;'

セッションオーナーのチェック

あるセッションがノードに属しているかどうかをチェックするには、以下の cURL コマンドを使います。

cURL --request GET 'http://localhost:5555/se/grid/node/owner/<session-id>' --header 'X-REGISTRATION-SECRET: <secret>'

Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:

cURL --request GET 'http://<node-URL>/se/grid/node/owner/<session-id>' --header 'X-REGISTRATION-SECRET;'

もしセッションがノードに属していたら true を返し、そうでなければ false が返ります。

セッションの削除

セッションを削除すると、WebDriver セッションが終了し、ドライバがアクティブなセッションマップから削除されます。 削除されたセッション ID を使用するリクエストや、ドライバのインスタンスを再利用しようとすると、エラーとなります。

cURL --request DELETE 'http://localhost:5555/se/grid/node/session/<session-id>' --header 'X-REGISTRATION-SECRET: <secret>'

Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:

cURL --request DELETE 'http://<node-URL>/se/grid/node/session/<session-id>' --header 'X-REGISTRATION-SECRET;'

新規セッションキュー

新規セッションキューのクリア

新規セッションキューには、新規セッションリクエストが格納されます。 キューをクリアするには、以下に挙げる cURL コマンドを使用します。 キューを消去すると、キューにあるすべてのリクエストを拒否します。 サーバーは各リクエストのそれぞれのクライアントにエラーレスポンスを返します。 クリアコマンドの結果は、削除されたリクエストの数です。

スタンドアロンモードでは、キューの URL はスタンドアロンサーバーのアドレスとなります。

ハブ&ノードモードでは、キューの URL は ハブのアドレスになります。

cURL --request DELETE 'http://localhost:4444/se/grid/newsessionqueue/queue' --header 'X-REGISTRATION-SECRET: <secret>'

完全分散モードでは、キューの URL は 新規セッションキューのアドレスになります。

cURL --request DELETE 'http://localhost:4444/se/grid/newsessionqueue/queue' --header 'X-REGISTRATION-SECRET: <secret>'

Grid の設定時に登録用の secret を設定していない場合は次のようにします:

cURL --request DELETE 'http://<Router-URL>/se/grid/newsessionqueue/queue' --header 'X-REGISTRATION-SECRET;'

新規セッションリクエストの取得

新規セッションキューには、新規セッションリクエストが格納されます。 キューにある現在のリクエストを取得するには、以下に挙げる cURL コマンドを使用します。 レスポンスはキュー内のリクエストの数とリクエストのペイロードを返します。

スタンドアロンモードでは、キューの URL はスタンドアロンサーバーのアドレスとなります。

ハブ&ノードモードでは、キューの URL は ハブのアドレスになります。

cURL --request GET 'http://localhost:4444/se/grid/newsessionqueue/queue'

完全分散モードでは、キューの URL は 新規セッションキューのアドレスになります。

cURL --request GET 'http://localhost:4444/se/grid/newsessionqueue/queue'

4.6.4 - Customizing a Node

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How to customize a Node

There are times when we would like a Node to be customized to our needs.

For e.g., we may like to do some additional setup before a session begins execution and some clean-up after a session runs to completion.

Following steps can be followed for this:

  • Create a class that extends org.openqa.selenium.grid.node.Node

  • Add a static method (this will be our factory method) to the newly created class whose signature looks like this:

    public static Node create(Config config). Here:

    • Node is of type org.openqa.selenium.grid.node.Node
    • Config is of type org.openqa.selenium.grid.config.Config
  • Within this factory method, include logic for creating your new Class.

  • To wire in this new customized logic into the hub, start the node and pass in the fully qualified class name of the above class to the argument --node-implementation

Let’s see an example of all this:

Custom Node as an uber jar

  1. Create a sample project using your favourite build tool (Maven|Gradle).
  2. Add the below dependency to your sample project.
  3. Add your customized Node to the project.
  4. Build an uber jar to be able to start the Node using java -jar command.
  5. Now start the Node using the command:
java -jar custom_node-server.jar node \
--node-implementation org.seleniumhq.samples.DecoratedLoggingNode

Note: If you are using Maven as a build tool, please prefer using maven-shade-plugin instead of maven-assembly-plugin because maven-assembly plugin seems to have issues with being able to merge multiple Service Provider Interface files (META-INF/services)

Custom Node as a regular jar

  1. Create a sample project using your favourite build tool (Maven|Gradle).
  2. Add the below dependency to your sample project.
  3. Add your customized Node to the project.
  4. Build a jar of your project using your build tool.
  5. Now start the Node using the command:
java -jar selenium-server-4.6.0.jar \
--ext custom_node-1.0-SNAPSHOT.jar node \
--node-implementation org.seleniumhq.samples.DecoratedLoggingNode

Below is a sample that just prints some messages on to the console whenever there’s an activity of interest (session created, session deleted, a webdriver command executed etc.,) on the Node.

Sample customized node
package org.seleniumhq.samples;

import java.net.URI;
import java.util.UUID;
import org.openqa.selenium.Capabilities;
import org.openqa.selenium.NoSuchSessionException;
import org.openqa.selenium.WebDriverException;
import org.openqa.selenium.grid.config.Config;
import org.openqa.selenium.grid.data.CreateSessionRequest;
import org.openqa.selenium.grid.data.CreateSessionResponse;
import org.openqa.selenium.grid.data.NodeId;
import org.openqa.selenium.grid.data.NodeStatus;
import org.openqa.selenium.grid.data.Session;
import org.openqa.selenium.grid.log.LoggingOptions;
import org.openqa.selenium.grid.node.HealthCheck;
import org.openqa.selenium.grid.node.Node;
import org.openqa.selenium.grid.node.local.LocalNodeFactory;
import org.openqa.selenium.grid.security.Secret;
import org.openqa.selenium.grid.security.SecretOptions;
import org.openqa.selenium.grid.server.BaseServerOptions;
import org.openqa.selenium.internal.Either;
import org.openqa.selenium.remote.SessionId;
import org.openqa.selenium.remote.http.HttpRequest;
import org.openqa.selenium.remote.http.HttpResponse;
import org.openqa.selenium.remote.tracing.Tracer;

public class DecoratedLoggingNode extends Node {

  private Node node;

  protected DecoratedLoggingNode(Tracer tracer, NodeId nodeId, URI uri, Secret registrationSecret, Duration sessionTimeout) {
    super(tracer, nodeId, uri, registrationSecret, sessionTimeout);
  }

  public static Node create(Config config) {
    LoggingOptions loggingOptions = new LoggingOptions(config);
    BaseServerOptions serverOptions = new BaseServerOptions(config);
    URI uri = serverOptions.getExternalUri();
    SecretOptions secretOptions = new SecretOptions(config);
    NodeOptions nodeOptions = new NodeOptions(config);
    Duration sessionTimeout = nodeOptions.getSessionTimeout();

    // Refer to the foot notes for additional context on this line.
    Node node = LocalNodeFactory.create(config);

    DecoratedLoggingNode wrapper = new DecoratedLoggingNode(loggingOptions.getTracer(),
        node.getId(),
        uri,
        secretOptions.getRegistrationSecret(),
        sessionTimeout);
    wrapper.node = node;
    return wrapper;
  }

  @Override
  public Either<WebDriverException, CreateSessionResponse> newSession(
      CreateSessionRequest sessionRequest) {
    System.out.println("Before newSession()");
    try {
      return this.node.newSession(sessionRequest);
    } finally {
      System.out.println("After newSession()");
    }
  }

  @Override
  public HttpResponse executeWebDriverCommand(HttpRequest req) {
    try {
      System.out.println("Before executeWebDriverCommand(): " + req.getUri());
      return node.executeWebDriverCommand(req);
    } finally {
      System.out.println("After executeWebDriverCommand()");
    }
  }

  @Override
  public Session getSession(SessionId id) throws NoSuchSessionException {
    try {
      System.out.println("Before getSession()");
      return node.getSession(id);
    } finally {
      System.out.println("After getSession()");
    }
  }

  @Override
  public HttpResponse uploadFile(HttpRequest req, SessionId id) {
    try {
      System.out.println("Before uploadFile()");
      return node.uploadFile(req, id);
    } finally {
      System.out.println("After uploadFile()");
    }
  }

  @Override
  public void stop(SessionId id) throws NoSuchSessionException {
    try {
      System.out.println("Before stop()");
      node.stop(id);
    } finally {
      System.out.println("After stop()");
    }
  }

  @Override
  public boolean isSessionOwner(SessionId id) {
    try {
      System.out.println("Before isSessionOwner()");
      return node.isSessionOwner(id);
    } finally {
      System.out.println("After isSessionOwner()");
    }
  }

  @Override
  public boolean isSupporting(Capabilities capabilities) {
    try {
      System.out.println("Before isSupporting");
      return node.isSupporting(capabilities);
    } finally {
      System.out.println("After isSupporting()");
    }
  }

  @Override
  public NodeStatus getStatus() {
    try {
      System.out.println("Before getStatus()");
      return node.getStatus();
    } finally {
      System.out.println("After getStatus()");
    }
  }

  @Override
  public HealthCheck getHealthCheck() {
    try {
      System.out.println("Before getHealthCheck()");
      return node.getHealthCheck();
    } finally {
      System.out.println("After getHealthCheck()");
    }
  }

  @Override
  public void drain() {
    try {
      System.out.println("Before drain()");
      node.drain();
    } finally {
      System.out.println("After drain()");
    }

  }

  @Override
  public boolean isReady() {
    try {
      System.out.println("Before isReady()");
      return node.isReady();
    } finally {
      System.out.println("After isReady()");
    }
  }
}

Foot Notes:

In the above example, the line Node node = LocalNodeFactory.create(config); explicitly creates a LocalNode.

There are basically 2 types of user facing implementations of org.openqa.selenium.grid.node.Node available.

These classes are good starting points to learn how to build a custom Node and also to learn the internals of a Node.

  • org.openqa.selenium.grid.node.local.LocalNode - Used to represent a long running Node and is the default implementation that gets wired in when you start a node.
    • It can be created by calling LocalNodeFactory.create(config);, where:
      • LocalNodeFactory belongs to org.openqa.selenium.grid.node.local
      • Config belongs to org.openqa.selenium.grid.config
  • org.openqa.selenium.grid.node.k8s.OneShotNode - This is a special reference implementation wherein the Node gracefully shuts itself down after servicing one test session. This class is currently not available as part of any pre-built maven artifact.
    • You can refer to the source code here to understand its internals.
    • To build it locally refer here.
    • It can be created by calling OneShotNode.create(config), where:
      • OneShotNode belongs to org.openqa.selenium.grid.node.k8s
      • Config belongs to org.openqa.selenium.grid.config

4.6.5 - External datastore

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Table of Contents

Introduction

Selenium Grid allows you to persist information related to currently running sessions into an external data store. The external data store could be backed by your favourite database (or) Redis Cache system.

Setup

  • Coursier - As a dependency resolver, so that we can download maven artifacts on the fly and make them available in our classpath
  • Docker - To manage our PostGreSQL/Redis docker containers.

Database backed Session Map

For the sake of this illustration, we are going to work with PostGreSQL database.

We will spin off a PostGreSQL database as a docker container using a docker compose file.

Steps

You can skip this step if you already have a PostGreSQL database instance available at your disposal.

  • Create a sql file named init.sql with the below contents:
CREATE TABLE IF NOT EXISTS sessions_map(
    session_ids varchar(256),
    session_caps text,
    session_uri varchar(256),
    session_stereotype text,
    session_start varchar(256)
 );
  • In the same directory as the init.sql, create a file named docker-compose.yml with its contents as below:
version: '3.8'
services:
  db:
    image: postgres:9.6-bullseye
    restart: always
    environment:
      - POSTGRES_USER=seluser
      - POSTGRES_PASSWORD=seluser
      - POSTGRES_DB=selenium_sessions
    ports:
      - "5432:5432"
    volumes:
    - ./init.sql:/docker-entrypoint-initdb.d/init.sql

We can now start our database container by running:

docker-compose up -d

Our database name is selenium_sessions with its username and password set to seluser

If you are working with an already running PostGreSQL DB instance, then you just need to create a database named selenium_sessions and the table sessions_map using the above mentioned SQL statement.

  • Create a Selenium Grid configuration file named sessions.toml with the below contents:
[sessions]
implementation = "org.openqa.selenium.grid.sessionmap.jdbc.JdbcBackedSessionMap"
jdbc-url = "jdbc:postgresql://localhost:5432/selenium_sessions"
jdbc-user = "seluser"
jdbc-password = "seluser"

Note: If you plan to use an existing PostGreSQL DB instance, then replace localhost:5432 with the actual host and port number of your instance.

  • Below is a simple shell script (let’s call it distributed.sh) that we will use to bring up our distributed Grid.
SE_VERSION=<current_selenium_version>
JAR_NAME=selenium-server-${SE_VERSION}.jar
PUBLISH="--publish-events tcp://localhost:4442"
SUBSCRIBE="--subscribe-events tcp://localhost:4443"
SESSIONS="--sessions http://localhost:5556"
SESSIONS_QUEUE="--sessionqueue http://localhost:5559"
echo 'Starting Event Bus'
java -jar $JAR_NAME event-bus $PUBLISH $SUBSCRIBE --port 5557 &
echo 'Starting New Session Queue'
java -jar $JAR_NAME sessionqueue --port 5559 &
echo 'Starting Sessions Map'
java -jar $JAR_NAME \
--ext $(coursier fetch -p org.seleniumhq.selenium:selenium-session-map-jdbc:${SE_VERSION} org.postgresql:postgresql:42.3.1) \
sessions $PUBLISH $SUBSCRIBE --port 5556 --config sessions.toml &
echo 'Starting Distributor'
java -jar $JAR_NAME  distributor $PUBLISH $SUBSCRIBE $SESSIONS $SESSIONS_QUEUE --port 5553 --bind-bus false &
echo 'Starting Router'
java -jar $JAR_NAME router $SESSIONS --distributor http://localhost:5553 $SESSIONS_QUEUE --port 4444 &
echo 'Starting Node'
java -jar $JAR_NAME node $PUBLISH $SUBSCRIBE &
  • At this point the current directory should contain the following files:

    • docker-compose.yml
    • init.sql
    • sessions.toml
    • distributed.sh
  • You can now spawn the Grid by running distributed.sh shell script and quickly run a test. You will notice that the Grid now stores session information into the PostGreSQL database.

In the line which spawns a SessionMap on a machine:

export SE_VERSION=<current_selenium_version>
java -jar selenium-server-${SE_VERSION}.jar \
--ext $(coursier fetch -p org.seleniumhq.selenium:selenium-session-map-jdbc:${SE_VERSION} org.postgresql:postgresql:42.3.1) \
sessions --publish-events tcp://localhost:4442 \
--subscribe-events tcp://localhost:4443 \
--port 5556 --config sessions.toml 
  • The variable names from the above script have been replaced with their actual values for clarity.
  • Remember to substitute localhost with the actual hostname of the machine where your Event-Bus is running.
  • The arguments being passed to coursier are basically the GAV (Group Artifact Version) Maven co-ordinates of:
  • sessions.toml is the configuration file that we created earlier.

Redis backed Session Map

We will spin off a Redis Cache docker container using a docker compose file.

Steps

You can skip this step if you already have a Redis Cache instance available at your disposal.

  • Create a file named docker-compose.yml with its contents as below:
version: '3.8'
services:
  redis:
    image: redis:bullseye
    restart: always
    ports:
      - "6379:6379"

We can now start our Redis container by running:

docker-compose up -d
  • Create a Selenium Grid configuration file named sessions.toml with the below contents:
[sessions]
scheme = "redis"
implementation = "org.openqa.selenium.grid.sessionmap.redis.RedisBackedSessionMap"
hostname = "localhost"
port = 6379

Note: If you plan to use an existing Redis Cache instance, then replace localhost and 6379 with the actual host and port number of your instance.

  • Below is a simple shell script (let’s call it distributed.sh) that we will use to bring up our distributed grid.
SE_VERSION=<current_selenium_version>
JAR_NAME=selenium-server-${SE_VERSION}.jar
PUBLISH="--publish-events tcp://localhost:4442"
SUBSCRIBE="--subscribe-events tcp://localhost:4443"
SESSIONS="--sessions http://localhost:5556"
SESSIONS_QUEUE="--sessionqueue http://localhost:5559"
echo 'Starting Event Bus'
java -jar $JAR_NAME event-bus $PUBLISH $SUBSCRIBE --port 5557 &
echo 'Starting New Session Queue'
java -jar $JAR_NAME sessionqueue --port 5559 &
echo 'Starting Session Map'
java -jar $JAR_NAME \
--ext $(coursier fetch -p org.seleniumhq.selenium:selenium-session-map-redis:${SE_VERSION}) \
sessions $PUBLISH $SUBSCRIBE --port 5556 --config sessions.toml &
echo 'Starting Distributor'
java -jar $JAR_NAME  distributor $PUBLISH $SUBSCRIBE $SESSIONS $SESSIONS_QUEUE --port 5553 --bind-bus false &
echo 'Starting Router'
java -jar $JAR_NAME router $SESSIONS --distributor http://localhost:5553 $SESSIONS_QUEUE --port 4444 &
echo 'Starting Node'
java -jar $JAR_NAME node $PUBLISH $SUBSCRIBE &
  • At this point the current directory should contain the following files:

    • docker-compose.yml
    • sessions.toml
    • distributed.sh
  • You can now spawn the Grid by running distributed.sh shell script and quickly run a test. You will notice that the Grid now stores session information into the Redis instance. You can perhaps make use of a Redis GUI such as TablePlus to see them (Make sure that you have setup a debug point in your test, because the values will get deleted as soon as the test runs to completion).

In the line which spawns a SessionMap on a machine:

export SE_VERSION=<current_selenium_version>
java -jar selenium-server-${SE_VERSION}.jar \
--ext $(coursier fetch -p org.seleniumhq.selenium:selenium-session-map-redis:${SE_VERSION}) \
sessions --publish-events tcp://localhost:4442 \
--subscribe-events tcp://localhost:4443 \
--port 5556 --config sessions.toml 
  • The variable names from the above script have been replaced with their actual values for clarity.
  • Remember to substitute localhost with the actual hostname of the machine where your Event-Bus is running.
  • The arguments being passed to coursier are basically the GAV (Group Artifact Version) Maven co-ordinates of:
  • sessions.toml is the configuration file that we created earlier.

5 - IE Driver サーバー

Internet Explorer Driverは、WebDriverの仕様を実装するスタンドアロンサーバーです。

This documentation previously located on the wiki

InternetExplorerDriver は、WebDriverのワイヤプロトコルを実装するスタンドアロンサーバーです。 このドライバーは、IE11およびWindows10でテストされています。 古いバージョンのIEおよびWindowsで動作する可能性がありますが、これはサポートされていません。

ドライバーは、32ビットおよび64ビットバージョンのブラウザーの実行をサポートします。 ブラウザの起動に使用する"ビット数"を決定する方法の選択は、起動するIEDriverServer.exeのバージョンによって異なります。 32ビットバージョンの IEDriverServer.exe を起動すると、32ビットバージョンのIEが起動します。 同様に、64ビットバージョンのIEDriverServer.exeを起動すると、64ビットバージョンのIEが起動します。

インストール

InternetExplorerDriverを使用する前にインストーラーを実行する必要はありませんが、いくつかの設定が必要になります。 スタンドアロンサーバーの実行可能ファイルは、ダウンロード ページからダウンロードして、 PATHに配置する必要があります。

長所

  • 実際のブラウザで実行され、JavaScriptをサポートします。

短所

  • 明らかに、InternetExplorerDriverはWindowsでのみ動作します!
  • 比較的遅い(それでもかなりてきぱきしているが:)

コマンドラインスイッチ

スタンドアロンの実行可能ファイルとして、IEドライバーの動作はさまざまなコマンドライン引数を使用して変更できます。 これらのコマンドライン引数の値を設定するには、使用している言語バインディングのドキュメントを参照する必要があります。 サポートされているコマンドラインスイッチについて、以下の表で説明します。 すべての-<switch>、–<switch>、および /<switch> がサポートされています。

Switch意味
–port=<portNumber>IEドライバーのHTTPサーバーが言語バインディングからのコマンドをリッスンするポートを指定します。 デフォルトは5555です。
–host=<hostAdapterIPAddress>IEドライバーのHTTPサーバーが言語バインディングからのコマンドをリッスンするホストアダプターのIPアドレスを指定します。 デフォルトは127.0.0.1です。
–log-level=<logLevel>ロギングメッセージを出力するレベルを指定します。 有効な値は、FATAL、ERROR、WARN、INFO、DEBUG、およびTRACEです。 デフォルトはFATALです。
–log-file=<logFile>ログファイルのフルパスとファイル名を指定します。 デフォルトはstdoutです。
–extract-path=<path>サーバーが使用するサポートファイルの抽出に使用されるディレクトリへのフルパスを指定します。 指定しない場合、デフォルトでTEMPディレクトリになります。
–silentサーバーの起動時に診断出力を抑制します。

重要なシステムプロパティ

次のシステムプロパティ(Javaコードで System.getProperty() を使用して読み取り、 System.setProperty() または “-DpropertyName=value” コマンドラインフラグを使用して設定)は、 InternetExplorerDriver によって利用されます。

プロパティ意味
webdriver.ie.driverIEドライバーバイナリの場所
webdriver.ie.driver.hostIEドライバーがリッスンするホストアダプターのIPアドレスを指定します。
webdriver.ie.driver.loglevelロギングメッセージを出力するレベルを指定します。 有効な値は、FATAL、ERROR、WARN、INFO、DEBUG、およびTRACEです。 デフォルトはFATALです。
webdriver.ie.driver.logfileログファイルのフルパスとファイル名を指定します。
webdriver.ie.driver.silentIEドライバーの起動時に診断出力を抑制します。
webdriver.ie.driver.extractpathサーバーが使用するサポートファイルの抽出に使用されるディレクトリへのフルパスを指定します。 指定しない場合、デフォルトでTEMPディレクトリになります。

必要な構成

  • IEDriverServer 実行可能ファイルをダウンロードして、PATHに配置する必要があります。
  • Windows Vista、Windows 7、またはWindows10のIE7以降では、各ゾーンの保護モード設定を同じ値に設定する必要があります。 値は、すべてのゾーンで同じである限り、オンまたはオフにすることができます。 プロテクトモードの設定を行うには、「ツール」メニューから"インターネットオプション…“を選択し、「セキュリティ」タブをクリックします。 ゾーンごとに、“保護モードを有効にする"というラベルの付いたタブの下部にチェックボックスがあります。
  • さらに、IE 10以降では、“拡張保護モード” を無効にする必要があります。 このオプションは、「インターネットオプション」ダイアログの「詳細設定」タブにあります。
  • ネイティブマウスイベントを正しい座標に設定できるように、ブラウザのズームレベルを100%に設定する必要があります。
  • Windows 10の場合は、ディスプレイの設定で"テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する"も100%に設定する必要があります。
  • IE 11の場合 のみ 、ドライバーが作成したInternet Explorerのインスタンスへの接続を維持できるように、ターゲットコンピューターにレジストリエントリを設定する必要があります。 32ビットWindowsインストールの場合、レジストリエディタで調べる必要のあるキーは HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_BFCACHE です。 64ビットWindowsインストールの場合、キーはHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Internet Explorer\Main\FeatureControl\FEATURE_BFCACHEです。 FEATURE_BFCACHE サブキーは存在する場合と存在しない場合があり、存在しない場合は作成する必要があることに注意してください。
    重要: このキーの中に、値0の iexplore.exe という名前のDWORD値を作成します。

ネイティブイベントとInternetExplorer

InternetExplorerDriver はWindows専用であるため、いわゆる"ネイティブ"またはOSレベルのイベントを使用して、ブラウザーでマウスとキーボードの操作を実行しようとします。 これは、同じ操作でシミュレートされたJavaScriptイベントを使用するのとは対照的です。 ネイティブイベントを使用する利点は、JavaScriptサンドボックスに依存せず、ブラウザー内での適切なJavaScriptイベントの伝播を保証することです。 ただし、現在、IEブラウザウィンドウにフォーカスがない場合や、要素にカーソルを合わせようとした場合のマウスイベントにはいくつかの問題があります。

ブラウザフォーカス

課題は、ウィンドウにフォーカスがない場合、IE自体がIEブラウザウィンドウ( WM\_MOUSEDOWN および WM\_MOUSEUP )に送信するWindowsメッセージを完全に尊重していないように見えることです。 具体的には、クリックされている要素はその周りにフォーカスウィンドウを受け取りますが、クリックは要素によって処理されません。 間違いなく、メッセージを送信するべきではありません。 むしろ、 SendInput() APIを使用する必要がありますが、そのAPIでは、ウィンドウにフォーカスを設定する必要があります。 WebDriverプロジェクトには2つの相反する目標があります。

まず、ユーザーを可能な限りエミュレートするよう努めます。 これは、JavaScriptを使用してイベントをシミュレートするのではなく、ネイティブイベントを使用することを意味します。

次に、自動化されているブラウザウィンドウのフォーカスを必要としないようにします。 これは、ブラウザウィンドウをフォアグラウンドに強制するだけでは最適ではないことを意味します。

さらに考慮しないといけないのは、複数のWebDriverインスタンスで実行される複数のIEインスタンスがある可能性です。 つまり、このような"ウィンドウをフォアグラウンドにする"ソリューションは、IEドライバーのC++コード内のある種の同期構造(mutex?)でラップする必要があります。 それでも、たとえば、ドライバーがIEをフォアグラウンドに移動してからネイティブイベントを実行する間に、ユーザーが別のウィンドウをフォアグラウンドに移動した場合、このコードは競合状態の影響を受けます。

ドライバーの要件と、これら2つの相反する目標に優先順位を付ける方法についての議論が進行中です。 現在の一般的な知恵は、後者よりも前者を優先し、IEドライバーを使用するときにマシンが他のタスクに使用できないことを文書化することです。 ただし、その決定はまだ確定しておらず、それを実装するためのコードはかなり複雑になる可能性があります。

要素にカーソルを合わせる

要素にカーソルを合わせようとしたときに、物理的なマウスカーソルがIEブラウザーウィンドウの境界内にある場合、ホバーは機能しません。 より具体的には、ホバーはほんの一瞬だけ機能しているように見え、その後、要素は前の状態に戻ります。 これが発生する一般的な理論は、IEがイベントループ中に何らかのヒットテストを実行しているため、物理カーソルがウィンドウの境界内にあるときに物理マウスの位置に応答するというものです。 WebDriver開発チームは、IEのこの動作の回避策を見つけることができませんでした。

<option> 要素をクリックするか、フォームを送信して alert()

IEドライバーがネイティブイベントを使用して要素と対話しない場所は2つあります。 これは、 <select> 要素内の <option> 要素をクリックする場合です。 通常の状況では、IEドライバーは、要素の位置とサイズに基づいてクリックする場所を計算します。 通常は、JavaScriptのgetBoundingClientRect() メソッドによって返されます。 ただし、 <option> 要素の場合、 getBoundingClientRect() は、位置とサイズがゼロの長方形を返します。 IEドライバーは、 click() Automation Atomを使用してこの1つのシナリオを処理します。 これは、基本的に要素の .selected プロパティを設定し、JavaScriptでonChangeイベントをシミュレートします。 ただし、これは、 <select> 要素のonChangeイベントに alert()confirm() 、または prompt()を呼び出すJavaScriptコードが含まれている場合、モーダルダイアログが手動で閉じられるまでWebElementの click() メソッドの呼び出しがハングすることを意味します。 WebDriverコードのみを使用したこの動作の既知の回避策はありません。

同様に、WebElementの submit() メソッドを介してHTMLフォームを送信すると、同じ効果が得られるシナリオがいくつかあります。 これは、ドライバーがフォームでJavaScriptの submit() 関数を呼び出し、 JavaScriptの alert()confirm() 、または prompt() 関数を呼び出す onSubmit イベントハンドラーがある場合に発生する可能性があります。

この制限は、issue 3508(Google Code)として登録されています。

InternetExplorerDriver の複数のインスタンス

IEDriverServer.exe を作成すると、 InternetExplorerDriver の複数のインスタンスを同時に作成して使用できるようになります。 ただし、この機能はほとんどテストされておらず、Cookieやウィンドウフォーカスなどに問題がある可能性があります。 IEドライバーの複数のインスタンスを使用しようとして、そのような問題が発生した場合は、RemoteWebDriver と仮想マシンの使用を検討してください。

InternetExplorerの複数のインスタンス間で共有されるCookie(および別のセッションアイテム)の問題には、2つの解決策があります。

1つ目は、InternetExplorerをプライベートモードで起動することです。 その後、InternetExplorerはクリーンなセッションデータで開始され、終了時に変更されたセッションデータを保存しません。 これを行うには、2つの特定の機能をドライバーに渡す必要があります。 つまり、 true 値を持つ ie.forceCreateProcessApi-private 値を持つ ie.browserCommandLineSwitches です。 InternetExplorer 8以降でのみ機能することに注意してください。 また、Windowsレジストリ HKLM_CURRENT_USER\\Software\\Microsoft\\Internet Explorer\\Main パスには、値が 0 のキーTabProcGrowth が含まれている必要があります。

2つ目は、InternetExplorerの起動中にセッションをクリーンアップすることです。 このためには、 true の値を持つ特定の ie.ensureCleanSession capabilityをドライバーに渡す必要があります。 これにより、手動で開始されたものを含め、InternetExplorerの実行中のすべてのインスタンスのキャッシュがクリアされます。

IEDriverServer.exe をリモートで実行する

IEDriverServer.exe によって起動されたHTTPサーバーは、ローカルマシンからの接続のみを受け入れるようにアクセス制御リストを設定し、リモートマシンからの着信接続を禁止します。 現在、これはソースコードを IEDriverServer.exe に変更せずに変更することはできません。 リモートマシンでInternetExplorerドライバーを実行するには、Javaスタンドアロンリモートサーバーを、言語バインディングに相当するRemoteWebDriverと組み合わせて使用します。

Windowsサービスで IEDriverServer.exe を実行する

IEDriverServer.exeをWindowsサービスアプリケーションの一部として使用しようとすることは、明示的にサポートされていません。 サービスプロセス、およびそれらによって生成されるプロセスには、通常のユーザーコンテキストで実行されるプロセスとは大きく異なる要件があります。 IEDriverServer.exe は、その環境では明示的にテストされておらず、サービスプロセスでの使用が禁止されていることが文書化されているWindowsAPI呼び出しが含まれています。 サービスプロセスの下で実行しているときにIEドライバーを動作させることは可能かもしれませんが、その環境で問題が発生したユーザーは、独自の解決策を探す必要があります。

5.1 - Internet Explorer Driver Internals

More detailed information on the IE Driver.

Client Code Into the Driver

We use the W3C WebDriver protocol to communicate with a local instance of an HTTP server. This greatly simplifies the implementation of the language-specific code, and minimzes the number of entry points into the C++ DLL that must be called using a native-code interop technology such as JNA, ctypes, pinvoke or DL.

Memory Management

The IE driver utilizes the Active Template Library (ATL) to take advantage of its implementation of smart pointers to COM objects. This makes reference counting and cleanup of COM objects much easier.

Why Do We Require Protected Mode Settings Changes?

IE 7 on Windows Vista introduced the concept of Protected Mode, which allows for some measure of protection to the underlying Windows OS when browsing. The problem is that when you manipulate an instance of IE via COM, and you navigate to a page that would cause a transition into or out of Protected Mode, IE requires that another browser session be created. This will orphan the COM object of the previous session, not allowing you to control it any longer.

In IE 7, this will usually manifest itself as a new top-level browser window; in IE 8, a new IExplore.exe process will be created, but it will usually (not always!) seamlessly attach it to the existing IE top-level frame window. Any browser automation framework that drives IE externally (as opposed to using a WebBrowser control) will run into these problems.

In order to work around that problem, we dictate that to work with IE, all zones must have the same Protected Mode setting. As long as it’s on for all zones, or off for all zones, we can prevent the transistions to different Protected Mode zones that would invalidate our browser object. It also allows users to continue to run with UAC turned on, and to run securely in the browser if they set Protected Mode “on” for all zones.

In earlier releases of the IE driver, if the user’s Protected Mode settings were not correctly set, we would launch IE, and the process would simply hang until the HTTP request timed out. This was suboptimal, as it gave no indication what needed to be set. Erring on the side of caution, we do not modify the user’s Protected Mode settings. Current versions, however check that the Protected Mode settings are properly set, and will return an error response if they are not.

Keyboard and Mouse Input

Key files: interactions.cpp

There are two ways that we could simulate keyboard and mouse input. The first way, which is used in parts of webdriver, is to synthesize events on the DOM. This has a number of drawbacks, since each browser (and version of a browser) has its own unique quirks; to model each of these is a demanding task, and impossible to get completely right (for example, it’s hard to tell what window.selection should be and this is a read-only property on some browsers) The alternative approach is to synthesize keyboard and mouse input at the OS level, ideally without stealing focus from the user (who tends to be doing other things on their computer as long-running webdriver tests run)

The code for doing this is in interactions.cpp The key thing to note here is that we use PostMessages to push window events on to the message queue of the IE instance. Typing, in particular, is interesting: we only send the “keydown” and “keyup” messages. The “keypress” event is created if necessary by IE’s internal event processing. Because the key press event is not always generated (for example, not every character is printable, and if the default event bubbling is cancelled, listeners don’t see the key press event) we send a “probe” event in after the key down. Once we see that this has been processed, we know that the key press event is on the stack of events to be processed, and that it is safe to send the key up event. If this was not done, it is possible for events to fire in the wrong order, which is definitely sub-optimal.

Working On the InternetExplorerDriver

Currently, there are tests that will run for the InternetExplorerDriver in all languages (Java, C#, Python, and Ruby), so you should be able to test your changes to the native code no matter what language you’re comfortable working in from the client side. For working on the C++ code, you’ll need Visual Studio 2010 Professional or higher. Unfortunately, the C++ code of the driver uses ATL to ease the pain of working with COM objects, and ATL is not supplied with Visual C++ 2010 Express Edition. If you’re using Eclipse, the process for making and testing modifications is:

  1. Edit the C++ code in VS.
  2. Build the code to ensure that it compiles
  3. Do a complete rebuild when you are ready to run a test. This will cause the created DLL to be copied to the right place to allow its use in Eclipse
  4. Load Eclipse (or some other IDE, such as Idea)
  5. Edit the SingleTestSuite so that it is usingDriver(IE)
  6. Create a JUnit run configuration that uses the “webdriver-internet-explorer” project. If you don’t do this, the test won’t work at all, and there will be a somewhat cryptic error message on the console.

Once the basic setup is done, you can start working on the code pretty quickly. You can attach to the process you execute your code from using Visual Studio (from the Debug menu, select Attach to Process…).

6 - Selenium IDE

Selenium IDEは、ユーザーのアクションを記録および再生するブラウザー拡張機能です。

Seleniumの統合開発環境(Selenium IDE)は、 各要素のコンテキストによって定義されたパラメーターを使用して、 既存のSeleniumコマンドを使用してブラウザーでのユーザーのアクションを記録する、使いやすいブラウザー拡張機能です。 これは、Seleniumの構文を学習するための優れた方法を提供します。 Google Chrome、Mozilla Firefox、およびMicrosoftEdgeで利用できます。

詳細については、充実しているSelenium IDE ドキュメントをご覧ください。

7 - テストの実践

Seleniumプロジェクトからのテストに関するいくつかのガイドラインと推奨事項

「ベストプラクティス」に関するメモ:このドキュメントでは、“ベストプラクティス"というフレーズを意図的に避けています。 すべての状況に有効なアプローチはありません。 “ガイドラインとレコメンデーション"というアイデアを好みます。 これらを一通り読み、特定の環境でどのアプローチが効果的かを慎重に決定することをお勧めします。

機能テストは、多くの理由で適切に行うのが困難です。 まるでアプリケーションの状態、複雑さ、および依存関係が、テストを十分に難しくしないと思えるほど、ブラウザ(特にクロスブラウザの非互換性)を扱うのは、良いテストの作成を難しくします。

Seleniumは、機能的なユーザーインタラクションを簡単にするツールを提供しますが、適切に設計されたテストスイートの作成には役立ちません。 この章では、機能的なWebページの自動化に取り組む方法に関するアドバイス、ガイドライン、および推奨事項を提供します。

この章では、長年にわたって成功を収めてきたSeleniumの多くのユーザーの間で人気のあるソフトウェア設計パターンを記録します。

7.1 - デザインパターンと開発戦略

(以前の場所: https://github.com/SeleniumHQ/selenium/wiki/Bot-Style-Tests)

概要

時間の経過とともに、プロジェクトは多数のテストが積み上がる傾向があります。 テストの総数が増えると、コードベースに変更を加えることが難しくなります。 アプリケーションが正常に機能していても、1回の"単純な"変更で多数のテストが失敗する可能性があります。 これらの問題が避けられない場合もありますが、問題が発生した場合は、できるだけ早く稼働を再開する必要があります。 次のデザインパターンと戦略は、テストの作成と保守を容易にするためにWebDriverで以前に使用されています。 それらもあなたにとって役に立つかもしれません。

DomainDrivenDesign:アプリのエンドユーザーの言語でテストを表現します。
PageObjects:WebアプリのUIの単純な抽象化
LoadableComponent:PageObjectsをコンポーネントとしてモデリングします。
BotStyleTests:PageObjectsが推奨するオブジェクトベースのアプローチではなく、コマンドベースのアプローチを使用してテストを自動化します。

ロード可能なコンポーネント

それは何ですか?

LoadableComponentは、PageObjectsの作成の負担を軽減することを目的としたベースクラスです。 これは、ページがロードされることを保証する標準的な方法を提供し、ページのロードの失敗のデバッグを容易にするフックを提供することによってこれを行います。 これを使用して、テストの定型コードの量を減らすことができます。これにより、テストの保守が面倒になります。

現在、Selenium 2の一部として出荷されるJavaの実装がありますが、使用されるアプローチは、どの言語でも実装できるほど単純です。

簡単な使用方法

モデル化するUIの例として、新しいissueのページをご覧ください。 テスト作成者の観点から、これは新しい問題を提出できるサービスを提供します。 基本的なページオブジェクトは次のようになります。

package com.example.webdriver;

import org.openqa.selenium.By;
import org.openqa.selenium.WebDriver;
import org.openqa.selenium.WebElement;

public class EditIssue {

  private final WebDriver driver;

  public EditIssue(WebDriver driver) {
    this.driver = driver;
  }

  public void setTitle(String title) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_title")));
    clearAndType(field, title);
  }

  public void setBody(String body) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_body"));
    clearAndType(field, body);
  }

  public void setHowToReproduce(String howToReproduce) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_repro-command"));
    clearAndType(field, howToReproduce);
  }

  public void setLogOutput(String logOutput) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_logs"));
    clearAndType(field, logOutput);
  }

  public void setOperatingSystem(String operatingSystem) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_operating-system"));
    clearAndType(field, operatingSystem);
  }

  public void setSeleniumVersion(String seleniumVersion) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_selenium-version"));
    clearAndType(field, logOutput);
  }

  public void setBrowserVersion(String browserVersion) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_browser-versions"));
    clearAndType(field, browserVersion);
  }

  public void setDriverVersion(String driverVersion) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_browser-driver-versions"));
    clearAndType(field, driverVersion);
  }

  public void setUsingGrid(String usingGrid) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_selenium-grid-version"));
    clearAndType(field, usingGrid);
  }

  public IssueList submit() {
    driver.findElement(By.cssSelector("button[type='submit']")).click();
    return new IssueList(driver);
  }

  private void clearAndType(WebElement field, String text) {
    field.clear();
    field.sendKeys(text);
  }
}

これをLoadableComponentに変換するには、これを基本型として設定するだけです。

public class EditIssue extends LoadableComponent<EditIssue> {
  // rest of class ignored for now
}

この署名は少し変わっているように見えますが、それは、このクラスがEditIssueページをロードするLoadableComponentを表すことを意味します。

このベースクラスを拡張することにより、2つの新しいメソッドを実装する必要があります。

  @Override
  protected void load() {
    driver.get("https://github.com/SeleniumHQ/selenium/issues/new?assignees=&labels=I-defect%2Cneeds-triaging&projects=&template=bug-report.yml&title=%5B%F0%9F%90%9B+Bug%5D%3A+");
  }

  @Override
  protected void isLoaded() throws Error {
    String url = driver.getCurrentUrl();
    assertTrue("Not on the issue entry page: " + url, url.endsWith("/new"));
  }

load メソッドはページに移動するために使用され、 isLoaded メソッドは正しいページにいるかどうかを判断するために使用されます。 このメソッドはブール値を返す必要があるように見えますが、代わりにJUnitのAssertクラスを使用して一連のアサーションを実行します。 アサーションは好きなだけ少なくても多くてもかまいません。 これらのアサーションを使用することで、クラスのユーザーにテストのデバッグに使用できる明確な情報を提供することができます。

少し手直しすると、PageObjectは次のようになります。

package com.example.webdriver;
import org.openqa.selenium.By;
import org.openqa.selenium.WebDriver;
import org.openqa.selenium.WebElement;
import org.openqa.selenium.support.FindBy;
import org.openqa.selenium.support.PageFactory;

import static junit.framework.Assert.assertTrue;

public class EditIssue extends LoadableComponent<EditIssue> {

  private final WebDriver driver;
  
  // By default the PageFactory will locate elements with the same name or id
  // as the field. Since the issue_title element has an id attribute of "issue_title"
  // we don't need any additional annotations.
  private WebElement issue_title;
  
  // But we'd prefer a different name in our code than "issue_body", so we use the
  // FindBy annotation to tell the PageFactory how to locate the element.
  @FindBy(id = "issue_body") private WebElement body;
  
  public EditIssue(WebDriver driver) {
    this.driver = driver;
    
    // This call sets the WebElement fields.
    PageFactory.initElements(driver, this);
  }

  @Override
  protected void load() {
    driver.get("https://github.com/SeleniumHQ/selenium/issues/new?assignees=&labels=I-defect%2Cneeds-triaging&projects=&template=bug-report.yml&title=%5B%F0%9F%90%9B+Bug%5D%3A+");
  }

  @Override
  protected void isLoaded() throws Error {
    String url = driver.getCurrentUrl();
    assertTrue("Not on the issue entry page: " + url, url.endsWith("/new"));
  }

  public void setHowToReproduce(String howToReproduce) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_repro-command"));
    clearAndType(field, howToReproduce);
  }

  public void setLogOutput(String logOutput) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_logs"));
    clearAndType(field, logOutput);
  }

  public void setOperatingSystem(String operatingSystem) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_operating-system"));
    clearAndType(field, operatingSystem);
  }

  public void setSeleniumVersion(String seleniumVersion) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_selenium-version"));
    clearAndType(field, logOutput);
  }

  public void setBrowserVersion(String browserVersion) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_browser-versions"));
    clearAndType(field, browserVersion);
  }

  public void setDriverVersion(String driverVersion) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_browser-driver-versions"));
    clearAndType(field, driverVersion);
  }

  public void setUsingGrid(String usingGrid) {
    WebElement field = driver.findElement(By.id("issue_form_selenium-grid-version"));
    clearAndType(field, usingGrid);
  }

  public IssueList submit() {
    driver.findElement(By.cssSelector("button[type='submit']")).click();
    return new IssueList(driver);
  }

  private void clearAndType(WebElement field, String text) {
    field.clear();
    field.sendKeys(text);
  }
}

それは私たちをあまり信じられなかったようですよね? これまでに行ったことの1つは、ページに移動する方法に関する情報をページ自体にカプセル化することです。 つまり、この情報はコードベース全体に散らばっていません。 これは、テストで下記を実行できることも意味します。

EditIssue page = new EditIssue(driver).get();

この呼び出しにより、ドライバーは必要に応じてページに移動します。

ネストされたコンポーネント

LoadableComponentsは、他のLoadableComponentsと組み合わせて使用すると、より便利になります。 この例を使用すると、 “edit issue” ページをプロジェクトのWebサイト内のコンポーネントとして表示できます(結局のところ、そのサイトのタブからアクセスします)。 また、issue を報告するにはログインする必要があります。 これをネストされたコンポーネントのツリーとしてモデル化できます。

 + ProjectPage
 +---+ SecuredPage
     +---+ EditIssue

これはコードではどのように見えますか? まず、各論理コンポーネントには独自のクラスがあります。 それぞれの “load” メソッドは、親クラスを “get” します。 上記のEditIssueクラスに加えて、最終結果は次のようになります。

ProjectPage.java:

package com.example.webdriver;

import org.openqa.selenium.WebDriver;

import static org.junit.Assert.assertTrue;

public class ProjectPage extends LoadableComponent<ProjectPage> {

  private final WebDriver driver;
  private final String projectName;

  public ProjectPage(WebDriver driver, String projectName) {
    this.driver = driver;
    this.projectName = projectName;
  }

  @Override
  protected void load() {
    driver.get("http://" + projectName + ".googlecode.com/");
  }

  @Override
  protected void isLoaded() throws Error {
    String url = driver.getCurrentUrl();

    assertTrue(url.contains(projectName));
  }
}

and SecuredPage.java:

package com.example.webdriver;

import org.openqa.selenium.By;
import org.openqa.selenium.NoSuchElementException;
import org.openqa.selenium.WebDriver;
import org.openqa.selenium.WebElement;

import static org.junit.Assert.fail;

public class SecuredPage extends LoadableComponent<SecuredPage> {

  private final WebDriver driver;
  private final LoadableComponent<?> parent;
  private final String username;
  private final String password;

  public SecuredPage(WebDriver driver, LoadableComponent<?> parent, String username, String password) {
    this.driver = driver;
    this.parent = parent;
    this.username = username;
    this.password = password;
  }

  @Override
  protected void load() {
    parent.get();

    String originalUrl = driver.getCurrentUrl();

    // Sign in
    driver.get("https://www.google.com/accounts/ServiceLogin?service=code");
    driver.findElement(By.name("Email")).sendKeys(username);
    WebElement passwordField = driver.findElement(By.name("Passwd"));
    passwordField.sendKeys(password);
    passwordField.submit();

    // Now return to the original URL
    driver.get(originalUrl);
  }

  @Override
  protected void isLoaded() throws Error {
    // If you're signed in, you have the option of picking a different login.
    // Let's check for the presence of that.

    try {
      WebElement div = driver.findElement(By.id("multilogin-dropdown"));
    } catch (NoSuchElementException e) {
      fail("Cannot locate user name link");
    }
  }
}

EditIssueの “load” メソッドは次のようになります。

  @Override
  protected void load() {
    securedPage.get();

    driver.get("https://github.com/SeleniumHQ/selenium/issues/new?assignees=&labels=I-defect%2Cneeds-triaging&projects=&template=bug-report.yml&title=%5B%F0%9F%90%9B+Bug%5D%3A+");
  }

これは、コンポーネントがすべて相互に “ネストされている” ことを示しています。 EditIssueで get() を呼び出すと、そのすべての依存関係も読み込まれます。 使用例:

public class FooTest {
  private EditIssue editIssue;

  @Before
  public void prepareComponents() {
    WebDriver driver = new FirefoxDriver();

    ProjectPage project = new ProjectPage(driver, "selenium");
    SecuredPage securedPage = new SecuredPage(driver, project, "example", "top secret");
    editIssue = new EditIssue(driver, securedPage);
  }

  @Test
  public void demonstrateNestedLoadableComponents() {
    editIssue.get();

    editIssue.title.sendKeys('Title');
    editIssue.body.sendKeys('What Happened');
    editIssue.setHowToReproduce('How to Reproduce');
    editIssue.setLogOutput('Log Output');
    editIssue.setOperatingSystem('Operating System');
    editIssue.setSeleniumVersion('Selenium Version');
    editIssue.setBrowserVersion('Browser Version');
    editIssue.setDriverVersion('Driver Version');
    editIssue.setUsingGrid('I Am Using Grid');
  }
}

テストで Guiceberry などのライブラリを使用している場合は、PageObjectsの設定の前文を省略して、わかりやすく読みやすいテストを作成できます。

ボットパターン

(以前の場所: https://github.com/SeleniumHQ/selenium/wiki/Bot-Style-Tests)

PageObjectsは、テストでの重複を減らすための便利な方法ですが、チームが快適にフォローできるパターンであるとは限りません。 別のアプローチは、より “コマンドのような” スタイルのテストに従うことです。

“ボット” は、生のSeleniumAPIに対するアクション指向の抽象化です。 つまり、コマンドがアプリに対して正しいことをしていないことがわかった場合、コマンドを簡単に変更できます。 例として:

public class ActionBot {
  private final WebDriver driver;

  public ActionBot(WebDriver driver) {
    this.driver = driver;
  }

  public void click(By locator) {
    driver.findElement(locator).click();
  }

  public void submit(By locator) {
    driver.findElement(locator).submit();
  }

  /** 
   * Type something into an input field. WebDriver doesn't normally clear these
   * before typing, so this method does that first. It also sends a return key
   * to move the focus out of the element.
   */
  public void type(By locator, String text) { 
    WebElement element = driver.findElement(locator);
    element.clear();
    element.sendKeys(text + "\n");
  }
}

これらの抽象化が構築され、テストでの重複が特定されると、ボットの上にPageObjectsを階層化することができます。

7.2 - テスト自動化について

まず、本当にブラウザを使用する必要があるかどうかを自問することから始めます。 ある時点で複雑なWebアプリケーションで作業している場合、おそらくブラウザを開いて実際にテストする必要があるでしょう。

ただし、Seleniumテストなどの機能的なエンドユーザーテストの実行には費用がかかります。 さらに、それらは通常、効果的に実行するために適切なインフラストラクチャを配置する必要があります。 単体テストなどのより軽量なテストアプローチを使用して、または下位レベルのアプローチを使用して、テストすることを実行できるかどうかを常に自問するのは良いルールです。

Webブラウザーのテストビジネスに参加していることを確認し、Selenium環境でテストの記述を開始できるようになったら、通常は3つのステップを組み合わせて実行します。

  • データを設定する
  • 個別の一連のアクションを実行する
  • 結果を評価する

これらの手順はできるだけ短くしてください。 ほとんどの場合、1つまたは2つの操作で十分です。 ブラウザの自動化は"不安定"であるという評判がありますが、実際には、ユーザーが頻繁に多くを求めることが多いためです。 後の章では、特にブラウザーとWebDriver間の競合状態を克服する方法に関する、テストでの断続的な問題を軽減するために使用できる手法に戻ります。

テストを短くして、代替手段がまったくない場合にのみWebブラウザーを使用することで、不安定さを最小限にして多くのテストを実行できます。

Seleniumテストの明確な利点は、ユーザーの観点から、バックエンドからフロントエンドまで、アプリケーションのすべてのコンポーネントをテストする固有の機能です。 つまり、機能テストは実行に費用がかかる可能性がありますが、同時にビジネスに不可欠な大規模な部分も含まれます。

テスト要件

前述のように、Seleniumテストの実行には費用がかかる場合があります。 どの程度までテストを実行しているブラウザーに依存しますが、歴史的にブラウザーの動作は非常に多様であるため、多くの場合、複数のブラウザーに対するクロステストの目標として述べられてきました。

Seleniumを使用すると、複数のオペレーティングシステム上の複数のブラウザーに対して同じ命令を実行できますが、すべての可能なブラウザー、それらの異なるバージョン、およびそれらが実行される多くのオペレーティングシステムの列挙はすぐに重要な作業になります。

例から始めましょう

ラリーは、ユーザーがカスタムユニコーンを注文できるWebサイトを作成しました。

一般的なワークフロー(“ハッピーパス"と呼ぶ)は次のようなものです。

  • アカウントを作成する
  • ユニコーンを設定する
  • ショッピングカートにユニコーンを追加します
  • チェックアウトしてお支払い
  • ユニコーンについてフィードバックを送る

これらのすべての操作を実行するために1つの壮大なSeleniumスクリプトを作成するのは魅力的です。 その誘惑に抵抗しましょう! そうすると、
a)時間がかかる
b)ページレンダリングのタイミングの問題に関する一般的な問題が発生する
c)失敗した場合、簡潔で"一目瞭然"にならない、何がうまくいかなかったかを診断する方法がない
というテストになります。

このシナリオをテストするための好ましい戦略は、一連の独立した迅速なテストに分割することです。 各テストには、1つの"理由"が存在します。

2番目のステップであるユニコーンの構成をテストしたいと思います。 次のアクションを実行します。

  • アカウントを作成する
  • ユニコーンを設定する

これらの手順の残りをスキップしていることに注意してください。 この手順を完了した後、他の小さな個別のテストケースで残りのワークフローをテストします。

開始するには、アカウントを作成する必要があります。 ここには、いくつかの選択があります。

  • 既存のアカウントを使用しますか?
  • 新しいアカウントを作成しますか?
  • 設定を開始する前に考慮する必要があるそのようなユーザーの特別なプロパティはありますか?

この質問への回答方法に関係なく、テストの"データのセットアップ"部分の一部にすると解決します。 ラリーが、ユーザー(またはだれでも)がユーザーアカウントを作成および更新できるAPIを公開している場合は、それを使用してこの質問に回答してください。 可能であれば、資格情報を使用してログインできるユーザーが"手元に"いる場合にのみブラウザを起動します。

各ワークフローの各テストがユーザーアカウントの作成から始まる場合、各テストの実行に何秒も追加されます。 APIの呼び出しとデータベースとの対話は、ブラウザを開いたり、適切なページに移動したり、フォームをクリックして送信されるのを待つなどの高価なプロセスを必要としない、迅速な"ヘッドレス"操作です。

理想的には、1行のコードでこのセットアップフェーズに対処できます。 これは、ブラウザーが起動する前に実行されます。

// Create a user who has read-only permissions--they can configure a unicorn,
// but they do not have payment information set up, nor do they have
// administrative privileges. At the time the user is created, its email
// address and password are randomly generated--you don't even need to
// know them.
User user = UserFactory.createCommonUser(); //This method is defined elsewhere.

// Log in as this user.
// Logging in on this site takes you to your personal "My Account" page, so the
// AccountPage object is returned by the loginAs method, allowing you to then
// perform actions from the AccountPage.
AccountPage accountPage = loginAs(user.getEmail(), user.getPassword());
  
# Create a user who has read-only permissions--they can configure a unicorn,
# but they do not have payment information set up, nor do they have
# administrative privileges. At the time the user is created, its email
# address and password are randomly generated--you don't even need to
# know them.
user = user_factory.create_common_user() #This method is defined elsewhere.

# Log in as this user.
# Logging in on this site takes you to your personal "My Account" page, so the
# AccountPage object is returned by the loginAs method, allowing you to then
# perform actions from the AccountPage.
account_page = login_as(user.get_email(), user.get_password())
  
// Create a user who has read-only permissions--they can configure a unicorn,
// but they do not have payment information set up, nor do they have
// administrative privileges. At the time the user is created, its email
// address and password are randomly generated--you don't even need to
// know them.
User user = UserFactory.CreateCommonUser(); //This method is defined elsewhere.

// Log in as this user.
// Logging in on this site takes you to your personal "My Account" page, so the
// AccountPage object is returned by the loginAs method, allowing you to then
// perform actions from the AccountPage.
AccountPage accountPage = LoginAs(user.Email, user.Password);
  
# Create a user who has read-only permissions--they can configure a unicorn,
# but they do not have payment information set up, nor do they have
# administrative privileges. At the time the user is created, its email
# address and password are randomly generated--you don't even need to
# know them.
user = UserFactory.create_common_user #This method is defined elsewhere.

# Log in as this user.
# Logging in on this site takes you to your personal "My Account" page, so the
# AccountPage object is returned by the loginAs method, allowing you to then
# perform actions from the AccountPage.
account_page = login_as(user.email, user.password)
  
// Create a user who has read-only permissions--they can configure a unicorn,
// but they do not have payment information set up, nor do they have
// administrative privileges. At the time the user is created, its email
// address and password are randomly generated--you don't even need to
// know them.
var user = userFactory.createCommonUser(); //This method is defined elsewhere.

// Log in as this user.
// Logging in on this site takes you to your personal "My Account" page, so the
// AccountPage object is returned by the loginAs method, allowing you to then
// perform actions from the AccountPage.
var accountPage = loginAs(user.email, user.password);
  
// Create a user who has read-only permissions--they can configure a unicorn,
// but they do not have payment information set up, nor do they have
// administrative privileges. At the time the user is created, its email
// address and password are randomly generated--you don't even need to
// know them.
val user = UserFactory.createCommonUser() //This method is defined elsewhere.

// Log in as this user.
// Logging in on this site takes you to your personal "My Account" page, so the
// AccountPage object is returned by the loginAs method, allowing you to then
// perform actions from the AccountPage.
val accountPage = loginAs(user.getEmail(), user.getPassword())
  

ご想像のとおり、 UserFactory を拡張して createAdminUser()createUserWithPayment() などのメソッドを提供できます。 重要なのは、これらの2行のコードは、このテストの最終目的であるユニコーンの構成からあなたをそらすものではないということです。

ページオブジェクトモデルの込み入った事柄については、後の章で説明しますが、ここで概念を紹介します。

テストは、サイトのページのコンテキスト内で、ユーザーの観点から実行されるアクションで構成される必要があります。 これらのページはオブジェクトとして保存され、Webページがどのように構成され、アクションがどのように実行されるかに関する特定の情報が含まれます。

どんなユニコーンが欲しいですか? ピンクが必要かもしれませんが、必ずしもそうではありません。 紫は最近非常に人気があります。 彼女はサングラスが必要ですか? スタータトゥー? これらの選択は困難ですが、テスターとしての最大の関心事です。 発送センターが適切なユニコーンを適切な人に送信することを確認する必要があります。

この段落では、ボタン、フィールド、ドロップダウン、ラジオボタン、またはWebフォームについては説明していません。 また、テストするべきではありません! ユーザーが問題を解決しようとしているようにコードを書きたいと思います。 これを実行する1つの方法を次に示します(前の例から継続)

// The Unicorn is a top-level Object--it has attributes, which are set here. 
// This only stores the values; it does not fill out any web forms or interact
// with the browser in any way.
Unicorn sparkles = new Unicorn("Sparkles", UnicornColors.PURPLE, UnicornAccessories.SUNGLASSES, UnicornAdornments.STAR_TATTOOS);

// Since we are already "on" the account page, we have to use it to get to the
// actual place where you configure unicorns. Calling the "Add Unicorn" method
// takes us there.
AddUnicornPage addUnicornPage = accountPage.addUnicorn();

// Now that we're on the AddUnicornPage, we will pass the "sparkles" object to
// its createUnicorn() method. This method will take Sparkles' attributes,
// fill out the form, and click submit.
UnicornConfirmationPage unicornConfirmationPage = addUnicornPage.createUnicorn(sparkles);
  
# The Unicorn is a top-level Object--it has attributes, which are set here.
# This only stores the values; it does not fill out any web forms or interact
# with the browser in any way.
sparkles = Unicorn("Sparkles", UnicornColors.PURPLE, UnicornAccessories.SUNGLASSES, UnicornAdornments.STAR_TATTOOS)

# Since we're already "on" the account page, we have to use it to get to the
# actual place where you configure unicorns. Calling the "Add Unicorn" method
# takes us there.
add_unicorn_page = account_page.add_unicorn()

# Now that we're on the AddUnicornPage, we will pass the "sparkles" object to
# its createUnicorn() method. This method will take Sparkles' attributes,
# fill out the form, and click submit.
unicorn_confirmation_page = add_unicorn_page.create_unicorn(sparkles)
  
// The Unicorn is a top-level Object--it has attributes, which are set here. 
// This only stores the values; it does not fill out any web forms or interact
// with the browser in any way.
Unicorn sparkles = new Unicorn("Sparkles", UnicornColors.Purple, UnicornAccessories.Sunglasses, UnicornAdornments.StarTattoos);

// Since we are already "on" the account page, we have to use it to get to the
// actual place where you configure unicorns. Calling the "Add Unicorn" method
// takes us there.
AddUnicornPage addUnicornPage = accountPage.AddUnicorn();

// Now that we're on the AddUnicornPage, we will pass the "sparkles" object to
// its createUnicorn() method. This method will take Sparkles' attributes,
// fill out the form, and click submit.
UnicornConfirmationPage unicornConfirmationPage = addUnicornPage.CreateUnicorn(sparkles);
  
# The Unicorn is a top-level Object--it has attributes, which are set here.
# This only stores the values; it does not fill out any web forms or interact
# with the browser in any way.
sparkles = Unicorn.new('Sparkles', UnicornColors.PURPLE, UnicornAccessories.SUNGLASSES, UnicornAdornments.STAR_TATTOOS)

# Since we're already "on" the account page, we have to use it to get to the
# actual place where you configure unicorns. Calling the "Add Unicorn" method
# takes us there.
add_unicorn_page = account_page.add_unicorn

# Now that we're on the AddUnicornPage, we will pass the "sparkles" object to
# its createUnicorn() method. This method will take Sparkles' attributes,
# fill out the form, and click submit.
unicorn_confirmation_page = add_unicorn_page.create_unicorn(sparkles)
  
// The Unicorn is a top-level Object--it has attributes, which are set here.
// This only stores the values; it does not fill out any web forms or interact
// with the browser in any way.
var sparkles = new Unicorn("Sparkles", UnicornColors.PURPLE, UnicornAccessories.SUNGLASSES, UnicornAdornments.STAR_TATTOOS);

// Since we are already "on" the account page, we have to use it to get to the
// actual place where you configure unicorns. Calling the "Add Unicorn" method
// takes us there.

var addUnicornPage = accountPage.addUnicorn();

// Now that we're on the AddUnicornPage, we will pass the "sparkles" object to
// its createUnicorn() method. This method will take Sparkles' attributes,
// fill out the form, and click submit.
var unicornConfirmationPage = addUnicornPage.createUnicorn(sparkles);

  
// The Unicorn is a top-level Object--it has attributes, which are set here. 
// This only stores the values; it does not fill out any web forms or interact
// with the browser in any way.
val sparkles = Unicorn("Sparkles", UnicornColors.PURPLE, UnicornAccessories.SUNGLASSES, UnicornAdornments.STAR_TATTOOS)

// Since we are already "on" the account page, we have to use it to get to the
// actual place where you configure unicorns. Calling the "Add Unicorn" method
// takes us there.
val addUnicornPage = accountPage.addUnicorn()

// Now that we're on the AddUnicornPage, we will pass the "sparkles" object to
// its createUnicorn() method. This method will take Sparkles' attributes,
// fill out the form, and click submit.
unicornConfirmationPage = addUnicornPage.createUnicorn(sparkles)

  

ユニコーンの設定が完了したら、ステップ3に進んで、ユニコーンが実際に機能することを確認する必要があります。

// The exists() method from UnicornConfirmationPage will take the Sparkles 
// object--a specification of the attributes you want to see, and compare
// them with the fields on the page.
Assert.assertTrue("Sparkles should have been created, with all attributes intact", unicornConfirmationPage.exists(sparkles));
  
# The exists() method from UnicornConfirmationPage will take the Sparkles
# object--a specification of the attributes you want to see, and compare
# them with the fields on the page.
assert unicorn_confirmation_page.exists(sparkles), "Sparkles should have been created, with all attributes intact"
  
// The exists() method from UnicornConfirmationPage will take the Sparkles 
// object--a specification of the attributes you want to see, and compare
// them with the fields on the page.
Assert.True(unicornConfirmationPage.Exists(sparkles), "Sparkles should have been created, with all attributes intact");
  
# The exists() method from UnicornConfirmationPage will take the Sparkles
# object--a specification of the attributes you want to see, and compare
# them with the fields on the page.
expect(unicorn_confirmation_page.exists?(sparkles)).to be, 'Sparkles should have been created, with all attributes intact'
  
// The exists() method from UnicornConfirmationPage will take the Sparkles
// object--a specification of the attributes you want to see, and compare
// them with the fields on the page.
assert(unicornConfirmationPage.exists(sparkles), "Sparkles should have been created, with all attributes intact");

  
// The exists() method from UnicornConfirmationPage will take the Sparkles 
// object--a specification of the attributes you want to see, and compare
// them with the fields on the page.
assertTrue("Sparkles should have been created, with all attributes intact", unicornConfirmationPage.exists(sparkles))
  

テスターはまだこのコードでユニコーンについて話しているだけです。 ボタンもロケーターもブラウザーコントロールもありません。 ラリーが来週、Ruby-on-Railsが好きではなくなったと判断し、Fortranフロントエンドを使用して最新のHaskellバインディングでサイト全体を再実装することを決めた場合でも、アプリケーションを モデル化する この方法により、これらのテストレベルのコマンドを所定の位置に変えずに維持できます。

ページオブジェクトは、サイトの再設計に準拠するために若干のメンテナンスが必要になりますが、これらのテストは同じままです。 この基本的な設計を採用することで、可能な限りブラウザに面した最小限の手順でワークフローを進めていきたいと思うでしょう。 次のワークフローでは、ユニコーンをショッピングカートに追加します。 カートの状態が適切に維持されていることを確認するために、おそらくこのテストを何度も繰り返す必要があります。 開始する前に、カートに複数のユニコーンがありますか? ショッピングカートには何個収容できますか? 同じ名前や機能で複数作成すると、壊れますか? 既存のものを保持するだけですか、それとも別のものを追加しますか?

ワークフローを移動するたびに、アカウントを作成し、ユーザーとしてログインし、ユニコーンを設定する必要を避けたいと考えています。 理想的には、APIまたはデータベースを介してアカウントを作成し、ユニコーンを事前設定できるようになります。 その後、ユーザーとしてログインし、きらめきを見つけてカートに追加するだけです。

自動化するかしないか

自動化は常に有利ですか? テストケースの自動化をいつ決定する必要がありますか?

テストケースを自動化することは必ずしも有利ではありません。 手動テストがより適切な場合があります。 たとえば、近い将来にアプリケーションのユーザーインターフェースが大幅に変更される場合は、自動化を書き換える必要があるかもしれません。 また、テストの自動化を構築する時間が足りない場合もあります。 短期的には、手動テストの方が効果的です。 アプリケーションの期限が非常に厳しい場合、現在利用できるテストの自動化はなく、その期間内にテストを実施することが不可欠です。 手動テストが最適なソリューションです。

7.3 - テストの種類

受け入れテスト

このタイプのテストは、機能またはシステムが顧客の期待と要件を満たしているかどうかを判断するために行われます。 このタイプのテストには通常、顧客の協力またはフィードバックが関与します。 下記質問に答えることで確認することができます。

正しい 製品を作っていますか?

Webアプリケーションの場合、ユーザーの予想される動作をシミュレートすることで、 このテストの自動化をSeleniumで直接実行できます。 このシミュレーションは、このドキュメントで説明されているように、記録/再生によって、 またはサポートされているさまざまな言語によって実行できます。 注:受け入れテストは 機能テスト のサブタイプであり、一部の人はこれにも言及する場合があります。

機能テスト

このタイプのテストは、機能またはシステムが問題なく正常に機能するかどうかを判断するために行われます。 システムをさまざまなレベルでチェックして、すべてのシナリオがカバーされていること、 およびシステムが実行すべきことを実行していることを確認します。 下記質問に答えることで確認することができます。

製品を 正しく 作っていますか?

これは通常以下を含みます。 テストがエラーなし(404、例外…)、使用可能な方法(正しいリダイレクト)で機能する、 利用しやすく、仕様に一致します(上記の 受け入れテスト を参照)。

Webアプリケーションの場合、期待されるリターンをシミュレートすることにより、このテストの自動化をSeleniumで直接実行できます。 このシミュレーションは、このドキュメントで説明されているように、記録/再生またはサポートされているさまざまな言語で実行できます。

パフォーマンステスト

その名前が示すように、パフォーマンステストは、アプリケーションのパフォーマンスを測定するために行われます。

パフォーマンステストには2つの主なサブタイプがあります。

ロードテスト

ロードテストは、定義されたさまざまな負荷(通常、特定の数のユーザーが同時に接続されている場合)でアプリケーションがどの程度機能するかを確認するために行われます。

ストレステスト

ストレステストは、ストレス下(またはサポートされている最大負荷以上)でアプリケーションがどの程度機能するかを確認するために行われます。

一般に、パフォーマンステストは、Seleniumで書かれたテストを実行して、さまざまなユーザーがWebアプリの特定の機能を押して、意味のある測定値を取得することをシミュレートして実行されます。

これは通常、メトリックを取得する他のツールによって行われます。 そのようなツールの1つが JMeter です。

Webアプリケーションの場合、測定する詳細には、スループット、待ち時間、データ損失、個々のコンポーネントの読み込み時間などが含まれます…

注1:すべてのブラウザには、開発者のツールセクションにパフォーマンスタブがあります(F12キーを押すとアクセス可能)

注2:これは一般に機能/機能ごとではなくシステムごとに測定されるため、 非機能テスト のサブタイプです。

回帰テスト

このテストは通常、変更、修正、または機能の追加後に行われます。

変更によって既存の機能が破壊されないようにするために、すでに実行されたいくつかのテストが再度実行されます。

再実行されるテストのセットは、完全または部分的なものにすることができ、アプリケーションおよび開発チームに応じて、いくつかの異なるタイプを含めることができます。

テスト駆動開発 (TDD)

テストタイプそのものではなく、TDDはテストが機能の設計を推進する反復的な開発方法論です。

各サイクルは、機能がパスする単体テストのセットを作成することから始まります(最初に実行すると失敗します)。

この後、テストに合格するための開発が行われます。 別のサイクルを開始してテストが再度実行され、すべてのテストに合格するまでこのプロセスが続行されます。

これは、欠陥が発見されるほどコストが安くなるという事実に基づいて、アプリケーションの開発をスピードアップすることを目的としています。

ビヘイビア駆動開発 (BDD)

BDDは、上記に基づいた反復開発方法論(TDD)でもあり、その目的は、アプリケーションの開発にすべての関係者を関与させることです。

各サイクルは、いくつかの仕様を作成することから始まります(これは失敗するはずです)。 次に、失敗する単体テスト(これも失敗するはずです)を作成し、開発を作成します。

このサイクルは、すべてのタイプのテストに合格するまで繰り返されます。

そのためには、仕様言語が使用されます。 すべての関係者が理解でき、単純で、標準的かつ明示的でなければなりません。 ほとんどのツールは、この言語として Gherkin を使用します。

目標は、潜在的な受入エラーも対象とすることでTDDよりも多くのエラーを検出し、当事者間のコミュニケーションを円滑にすることです。

現在、仕様を記述し、 CucumberSpecFlow などのコード関数と一致させるための一連のツールが利用可能です。

Selenium上に一連のツールが構築されており、BDD仕様を実行可能コードに直接変換することにより、このプロセスをさらに高速化しています。 これらのいくつかは、 JBehave、Capybara、およびRobot Framework です。

7.4 - 推奨された行動

Seleniumプロジェクトからのテストに関するいくつかのガイドラインと推奨事項

「ベストプラクティス」に関するメモ:このドキュメントでは、“ベストプラクティス"というフレーズを意図的に避けています。 すべての状況に有効なアプローチはありません。 “ガイドラインとレコメンデーション"というアイデアを好みます。 これらを一通り読み、特定の環境でどのアプローチが効果的かを慎重に決定することをお勧めします。

機能テストは、多くの理由で適切に行うのが困難です。 まるでアプリケーションの状態、複雑さ、および依存関係が、テストを十分に難しくしないと思えるほど、ブラウザ(特にクロスブラウザの非互換性)を扱うのは、良いテストの作成を難しくします。

Seleniumは、機能的なユーザーインタラクションを簡単にするツールを提供しますが、適切に設計されたテストスイートの作成には役立ちません。 この章では、機能的なWebページの自動化に取り組む方法に関するアドバイス、ガイドライン、および推奨事項を提供します。

この章では、長年にわたって成功を収めてきたSeleniumの多くのユーザーの間で人気のあるソフトウェア設計パターンを記録します。

7.4.1 - ページオブジェクトモデル

Note: this page has merged contents from multiple sources, including the Selenium wiki

Overview

Within your web app’s UI, there are areas where your tests interact with. A Page Object only models these as objects within the test code. This reduces the amount of duplicated code and means that if the UI changes, the fix needs only to be applied in one place.

Page Object is a Design Pattern that has become popular in test automation for enhancing test maintenance and reducing code duplication. A page object is an object-oriented class that serves as an interface to a page of your AUT. The tests then use the methods of this page object class whenever they need to interact with the UI of that page. The benefit is that if the UI changes for the page, the tests themselves don’t need to change, only the code within the page object needs to change. Subsequently, all changes to support that new UI are located in one place.

Advantages

  • There is a clean separation between the test code and page-specific code, such as locators (or their use if you’re using a UI Map) and layout.
  • There is a single repository for the services or operations the page offers rather than having these services scattered throughout the tests.

In both cases, this allows any modifications required due to UI changes to all be made in one place. Helpful information on this technique can be found on numerous blogs as this ‘test design pattern’ is becoming widely used. We encourage readers who wish to know more to search the internet for blogs on this subject. Many have written on this design pattern and can provide helpful tips beyond the scope of this user guide. To get you started, we’ll illustrate page objects with a simple example.

Examples

First, consider an example, typical of test automation, that does not use a page object:

/***
 * Tests login feature
 */
public class Login {

  public void testLogin() {
    // fill login data on sign-in page
    driver.findElement(By.name("user_name")).sendKeys("userName");
    driver.findElement(By.name("password")).sendKeys("my supersecret password");
    driver.findElement(By.name("sign-in")).click();

    // verify h1 tag is "Hello userName" after login
    driver.findElement(By.tagName("h1")).isDisplayed();
    assertThat(driver.findElement(By.tagName("h1")).getText(), is("Hello userName"));
  }
}

There are two problems with this approach.

  • There is no separation between the test method and the AUT’s locators (IDs in this example); both are intertwined in a single method. If the AUT’s UI changes its identifiers, layout, or how a login is input and processed, the test itself must change.
  • The ID-locators would be spread in multiple tests, in all tests that had to use this login page.

Applying the page object techniques, this example could be rewritten like this in the following example of a page object for a Sign-in page.

import org.openqa.selenium.By;
import org.openqa.selenium.WebDriver;

/**
 * Page Object encapsulates the Sign-in page.
 */
public class SignInPage {
  protected WebDriver driver;

  // <input name="user_name" type="text" value="">
  private By usernameBy = By.name("user_name");
  // <input name="password" type="password" value="">
  private By passwordBy = By.name("password");
  // <input name="sign_in" type="submit" value="SignIn">
  private By signinBy = By.name("sign_in");

  public SignInPage(WebDriver driver){
    this.driver = driver;
     if (!driver.getTitle().equals("Sign In Page")) {
      throw new IllegalStateException("This is not Sign In Page," +
            " current page is: " + driver.getCurrentUrl());
    }
  }

  /**
    * Login as valid user
    *
    * @param userName
    * @param password
    * @return HomePage object
    */
  public HomePage loginValidUser(String userName, String password) {
    driver.findElement(usernameBy).sendKeys(userName);
    driver.findElement(passwordBy).sendKeys(password);
    driver.findElement(signinBy).click();
    return new HomePage(driver);
  }
}

and page object for a Home page could look like this.

import org.openqa.selenium.By;
import org.openqa.selenium.WebDriver;

/**
 * Page Object encapsulates the Home Page
 */
public class HomePage {
  protected WebDriver driver;

  // <h1>Hello userName</h1>
  private By messageBy = By.tagName("h1");

  public HomePage(WebDriver driver){
    this.driver = driver;
    if (!driver.getTitle().equals("Home Page of logged in user")) {
      throw new IllegalStateException("This is not Home Page of logged in user," +
            " current page is: " + driver.getCurrentUrl());
    }
  }

  /**
    * Get message (h1 tag)
    *
    * @return String message text
    */
  public String getMessageText() {
    return driver.findElement(messageBy).getText();
  }

  public HomePage manageProfile() {
    // Page encapsulation to manage profile functionality
    return new HomePage(driver);
  }
  /* More methods offering the services represented by Home Page
  of Logged User. These methods in turn might return more Page Objects
  for example click on Compose mail button could return ComposeMail class object */
}

So now, the login test would use these two page objects as follows.

/***
 * Tests login feature
 */
public class TestLogin {

  @Test
  public void testLogin() {
    SignInPage signInPage = new SignInPage(driver);
    HomePage homePage = signInPage.loginValidUser("userName", "password");
    assertThat(homePage.getMessageText(), is("Hello userName"));
  }

}

There is a lot of flexibility in how the page objects may be designed, but there are a few basic rules for getting the desired maintainability of your test code.

Assertions in Page Objects

Page objects themselves should never make verifications or assertions. This is part of your test and should always be within the test’s code, never in a page object. The page object will contain the representation of the page, and the services the page provides via methods but no code related to what is being tested should be within the page object.

There is one, single, verification which can, and should, be within the page object and that is to verify that the page, and possibly critical elements on the page, were loaded correctly. This verification should be done while instantiating the page object. In the examples above, both the SignInPage and HomePage constructors check that the expected page is available and ready for requests from the test.

Page Component Objects

A page object does not necessarily need to represent all the parts of a page itself. This was noted by Martin Fowler in the early days, while first coining the term “panel objects”.

The same principles used for page objects can be used to create “Page Component Objects”, as it was later called, that represent discrete chunks of the page and can be included in page objects. These component objects can provide references to the elements inside those discrete chunks, and methods to leverage the functionality or behavior provided by them.

For example, a Products page has multiple products.

<!-- Products Page -->
<div class="header_container">
    <span class="title">Products</span>
</div>

<div class="inventory_list">
    <div class="inventory_item">
    </div>
    <div class="inventory_item">
    </div>
    <div class="inventory_item">
    </div>
    <div class="inventory_item">
    </div>
    <div class="inventory_item">
    </div>
    <div class="inventory_item">
    </div>
</div>

Each product is a component of the Products page.

<!-- Inventory Item -->
<div class="inventory_item">
    <div class="inventory_item_name">Backpack</div>
    <div class="pricebar">
        <div class="inventory_item_price">$29.99</div>
        <button id="add-to-cart-backpack">Add to cart</button>
    </div>
</div>

The Products page HAS-A list of products. This object relationship is called Composition. In simpler terms, something is composed of another thing.

public abstract class BasePage {
    protected WebDriver driver;

    public BasePage(WebDriver driver) {
        this.driver = driver;
    }
}

// Page Object
public class ProductsPage extends BasePage {
    public ProductsPage(WebDriver driver) {
        super(driver);
        // No assertions, throws an exception if the element is not loaded
        new WebDriverWait(driver, Duration.ofSeconds(3))
            .until(d -> d.findElement(By.className("header_container")));
    }

    // Returning a list of products is a service of the page
    public List<Product> getProducts() {
        return driver.findElements(By.className("inventory_item"))
            .stream()
            .map(e -> new Product(e)) // Map WebElement to a product component
            .toList();
    }

    // Return a specific product using a boolean-valued function (predicate)
    // This is the behavioral Strategy Pattern from GoF
    public Product getProduct(Predicate<Product> condition) {
        return getProducts()
            .stream()
            .filter(condition) // Filter by product name or price
            .findFirst()
            .orElseThrow();
    }
}

The Product component object is used inside the Products page object.

public abstract class BaseComponent {
    protected WebElement root;

    public BaseComponent(WebElement root) {
        this.root = root;
    }
}

// Page Component Object
public class Product extends BaseComponent {
    // The root element contains the entire component
    public Product(WebElement root) {
        super(root); // inventory_item
    }

    public String getName() {
        // Locating an element begins at the root of the component
        return root.findElement(By.className("inventory_item_name")).getText();
    }

    public BigDecimal getPrice() {
        return new BigDecimal(
                root.findElement(By.className("inventory_item_price"))
                    .getText()
                    .replace("$", "")
            ).setScale(2, RoundingMode.UNNECESSARY); // Sanitation and formatting
    }

    public void addToCart() {
        root.findElement(By.id("add-to-cart-backpack")).click();
    }
}

So now, the products test would use the page object and the page component object as follows.

public class ProductsTest {
    @Test
    public void testProductInventory() {
        var productsPage = new ProductsPage(driver); // page object
        var products = productsPage.getProducts();
        assertEquals(6, products.size()); // expected, actual
    }
    
    @Test
    public void testProductPrices() {
        var productsPage = new ProductsPage(driver);

        // Pass a lambda expression (predicate) to filter the list of products
        // The predicate or "strategy" is the behavior passed as parameter
        var backpack = productsPage.getProduct(p -> p.getName().equals("Backpack")); // page component object
        var bikeLight = productsPage.getProduct(p -> p.getName().equals("Bike Light"));

        assertEquals(new BigDecimal("29.99"), backpack.getPrice());
        assertEquals(new BigDecimal("9.99"), bikeLight.getPrice());
    }
}

The page and component are represented by their own objects. Both objects only have methods for the services they offer, which matches the real-world application in object-oriented programming.

You can even nest component objects inside other component objects for more complex pages. If a page in the AUT has multiple components, or common components used throughout the site (e.g. a navigation bar), then it may improve maintainability and reduce code duplication.

Other Design Patterns Used in Testing

There are other design patterns that also may be used in testing. Discussing all of these is beyond the scope of this user guide. Here, we merely want to introduce the concepts to make the reader aware of some of the things that can be done. As was mentioned earlier, many have blogged on this topic and we encourage the reader to search for blogs on these topics.

Implementation Notes

PageObjects can be thought of as facing in two directions simultaneously. Facing toward the developer of a test, they represent the services offered by a particular page. Facing away from the developer, they should be the only thing that has a deep knowledge of the structure of the HTML of a page (or part of a page) It’s simplest to think of the methods on a Page Object as offering the “services” that a page offers rather than exposing the details and mechanics of the page. As an example, think of the inbox of any web-based email system. Amongst the services it offers are the ability to compose a new email, choose to read a single email, and list the subject lines of the emails in the inbox. How these are implemented shouldn’t matter to the test.

Because we’re encouraging the developer of a test to try and think about the services they’re interacting with rather than the implementation, PageObjects should seldom expose the underlying WebDriver instance. To facilitate this, methods on the PageObject should return other PageObjects. This means we can effectively model the user’s journey through our application. It also means that should the way that pages relate to one another change (like when the login page asks the user to change their password the first time they log into a service when it previously didn’t do that), simply changing the appropriate method’s signature will cause the tests to fail to compile. Put another way; we can tell which tests would fail without needing to run them when we change the relationship between pages and reflect this in the PageObjects.

One consequence of this approach is that it may be necessary to model (for example) both a successful and unsuccessful login; or a click could have a different result depending on the app’s state. When this happens, it is common to have multiple methods on the PageObject:

public class LoginPage {
    public HomePage loginAs(String username, String password) {
        // ... clever magic happens here
    }
    
    public LoginPage loginAsExpectingError(String username, String password) {
        //  ... failed login here, maybe because one or both of the username and password are wrong
    }
    
    public String getErrorMessage() {
        // So we can verify that the correct error is shown
    }
}

The code presented above shows an important point: the tests, not the PageObjects, should be responsible for making assertions about the state of a page. For example:

public void testMessagesAreReadOrUnread() {
    Inbox inbox = new Inbox(driver);
    inbox.assertMessageWithSubjectIsUnread("I like cheese");
    inbox.assertMessageWithSubjectIsNotUnread("I'm not fond of tofu");
}

could be re-written as:

public void testMessagesAreReadOrUnread() {
    Inbox inbox = new Inbox(driver);
    assertTrue(inbox.isMessageWithSubjectIsUnread("I like cheese"));
    assertFalse(inbox.isMessageWithSubjectIsUnread("I'm not fond of tofu"));
}

Of course, as with every guideline, there are exceptions, and one that is commonly seen with PageObjects is to check that the WebDriver is on the correct page when we instantiate the PageObject. This is done in the example below.

Finally, a PageObject need not represent an entire page. It may represent a section that appears frequently within a site or page, such as site navigation. The essential principle is that there is only one place in your test suite with knowledge of the structure of the HTML of a particular (part of a) page.

Summary

  • The public methods represent the services that the page offers
  • Try not to expose the internals of the page
  • Generally don’t make assertions
  • Methods return other PageObjects
  • Need not represent an entire page
  • Different results for the same action are modelled as different methods

Example

public class LoginPage {
    private final WebDriver driver;

    public LoginPage(WebDriver driver) {
        this.driver = driver;

        // Check that we're on the right page.
        if (!"Login".equals(driver.getTitle())) {
            // Alternatively, we could navigate to the login page, perhaps logging out first
            throw new IllegalStateException("This is not the login page");
        }
    }

    // The login page contains several HTML elements that will be represented as WebElements.
    // The locators for these elements should only be defined once.
        By usernameLocator = By.id("username");
        By passwordLocator = By.id("passwd");
        By loginButtonLocator = By.id("login");

    // The login page allows the user to type their username into the username field
    public LoginPage typeUsername(String username) {
        // This is the only place that "knows" how to enter a username
        driver.findElement(usernameLocator).sendKeys(username);

        // Return the current page object as this action doesn't navigate to a page represented by another PageObject
        return this;	
    }

    // The login page allows the user to type their password into the password field
    public LoginPage typePassword(String password) {
        // This is the only place that "knows" how to enter a password
        driver.findElement(passwordLocator).sendKeys(password);

        // Return the current page object as this action doesn't navigate to a page represented by another PageObject
        return this;	
    }

    // The login page allows the user to submit the login form
    public HomePage submitLogin() {
        // This is the only place that submits the login form and expects the destination to be the home page.
        // A seperate method should be created for the instance of clicking login whilst expecting a login failure. 
        driver.findElement(loginButtonLocator).submit();

        // Return a new page object representing the destination. Should the login page ever
        // go somewhere else (for example, a legal disclaimer) then changing the method signature
        // for this method will mean that all tests that rely on this behaviour won't compile.
        return new HomePage(driver);	
    }

    // The login page allows the user to submit the login form knowing that an invalid username and / or password were entered
    public LoginPage submitLoginExpectingFailure() {
        // This is the only place that submits the login form and expects the destination to be the login page due to login failure.
        driver.findElement(loginButtonLocator).submit();

        // Return a new page object representing the destination. Should the user ever be navigated to the home page after submiting a login with credentials 
        // expected to fail login, the script will fail when it attempts to instantiate the LoginPage PageObject.
        return new LoginPage(driver);	
    }

    // Conceptually, the login page offers the user the service of being able to "log into"
    // the application using a user name and password. 
    public HomePage loginAs(String username, String password) {
        // The PageObject methods that enter username, password & submit login have already defined and should not be repeated here.
        typeUsername(username);
        typePassword(password);
        return submitLogin();
    }
}

7.4.2 - ドメイン固有言語(DSL)

ドメイン固有言語(DSL)は、問題を解決するための表現手段をユーザーに提供するシステムです。 それによって、ユーザーは、プログラマーの言葉でなく、自分の言葉でシステムとやりとりすることができます。

通常、ユーザーはサイトの外観を気にしません。 装飾、アニメーション、グラフィックスは気にしません。 彼らはあなたのシステムを使用して、新しい従業員を最小限の難しさでプロセスに押し込みたいと考えています。 彼らはアラスカへの旅行を予約したい。 ユニコーンを設定して割引価格で購入したいのです。 テスターとしてのあなたの仕事は、この考え方を"とらえる"ことにできるだけ近づくことです。 それを念頭に置いて、テストスクリプト(ユーザーの唯一のプレリリースの代理人)がユーザーを"代弁し"、表現するように、作業中のアプリケーションの"モデリング"に取り掛かります。

Seleniumでは、DSLは通常、APIをシンプルで読みやすいように記述したメソッドで表されます。 開発者と利害関係者(ユーザー、製品所有者、ビジネスインテリジェンススペシャリストなど)との伝達が可能になります。

利点

  • Readable: ビジネス関係者はそれを理解できます。
  • Writable: 書きやすく、不要な重複を避けます。
  • Extensible: 機能は(合理的に)契約と既存の機能を壊すことなく追加できます。
  • Maintainable: 実装の詳細をテストケースから除外することにより、AUT* の変更に対して十分に隔離されます。

Java

Javaの妥当なDSLメソッドの例を次に示します。 簡潔にするために、driverオブジェクトが事前に定義されており、メソッドで使用可能であることを前提としています。

/**
 * Takes a username and password, fills out the fields, and clicks "login".
 * @return An instance of the AccountPage
 */
public AccountPage loginAsUser(String username, String password) {
  WebElement loginField = driver.findElement(By.id("loginField"));
  loginField.clear();
  loginField.sendKeys(username);

  // Fill out the password field. The locator we're using is "By.id", and we should
  // have it defined elsewhere in the class.
  WebElement passwordField = driver.findElement(By.id("password"));
  passwordField.clear();
  passwordField.sendKeys(password);

  // Click the login button, which happens to have the id "submit".
  driver.findElement(By.id("submit")).click();

  // Create and return a new instance of the AccountPage (via the built-in Selenium
  // PageFactory).
  return PageFactory.newInstance(AccountPage.class);
}

このメソッドは、テストコードから入力フィールド、ボタン、クリック、さらにはページの概念を完全に抽象化します。 このアプローチを使用すると、テスターはこのメソッドを呼び出すだけで済みます。 これにより、メンテナンスの利点が得られます。 ログインフィールドが変更された場合、テストではなく、このメソッドを変更するだけで済みます。

public void loginTest() {
    loginAsUser("cbrown", "cl0wn3");

    // Now that we're logged in, do some other stuff--since we used a DSL to support
    // our testers, it's as easy as choosing from available methods.
    do.something();
    do.somethingElse();
    Assert.assertTrue("Something should have been done!", something.wasDone());

    // Note that we still haven't referred to a button or web control anywhere in this
    // script...
}

繰り返しになります。 主な目標の1つは、 テストが UIの問題ではなく、手元の問題 に対処できるAPIを作成することです。 UIはユーザーにとって二次的な関心事です。ユーザーはUIを気にせず、ただ仕事をやりたいだけです。 テストスクリプトは、ユーザーがやりたいことと知りたいことの長々としたリストのように読む必要があります。 テストでは、UIがどのようにそれを実行するように要求するかについて、気にするべきではありません。

*AUT: Application under test(テスト対象アプリケーション)

7.4.3 - アプリケーション状態の生成

Seleniumはテストケースの準備に使用しないでください。 テストケースのすべての反復アクションと準備は、他の方法で行う必要があります。 たとえば、ほとんどのWeb UIには認証があります(ログインフォームなど)。 すべてのテストの前にWebブラウザーからのログインをなくすことで、テストの速度と安定性の両方が向上します。 AUT* にアクセスするためのメソッドを作成する必要があります(APIを使用してログインし、Cookieを設定するなど)。 また、テスト用にデータをプリロードするメソッドの作成は、Seleniumを使用して実行しないほうがいいです。 前述のように、AUT* のデータを作成するには、既存のAPIを活用する必要があります。

*AUT: Application under test(テスト対象アプリケーション)

7.4.4 - モック外部サービス

外部サービスへの依存を排除すると、テストの速度と安定性が大幅に向上します。

7.4.5 - 改善されたレポート

Seleniumは、実行されたテストケースのステータスをレポートするようには設計されていません。 単体テストフレームワークの組み込みのレポート機能を利用することは、良いスタートです。 ほとんどの単体テストフレームワークには、xUnitまたはHTML形式のレポートを生成できるレポートがあります。 xUnitレポートは、Jenkins、Travis、Bambooなどの継続的インテグレーション(CI)サーバーに結果をインポートするのに人気があります。 いくつかの言語のレポート出力に関する詳細情報へのリンクがあります。

NUnit 3 Console Runner

NUnit 3 Console Command Line

xUnit getting test results in TeamCity

xUnit getting test results in CruiseControl.NET

xUnit getting test results in Azure DevOps

7.4.6 - ロケータをうまく扱うTips

どのロケータを指定すべきか、コード内でロケータをどう管理すると良いか。

サポートしているロケータについては 要素を探すを参照してください。

一般に、HTMLのid属性が利用可能でユニークかつ一貫している場合、ページで要素を探す方法として適しています。 idは動作がとても速い傾向があり、複雑なDOMトラバースに伴う処理を省略できます。

ユニークなidが使えない場合、きれいに書かれたCSSセレクタが要素を探す方法として適しています。 XPathはCSSセレクタと同様に動作しますが、シンタックスは複雑で大抵の場合デバッグが困難です。 XPathはとても柔軟ですが、ブラウザベンダは性能テストを通常行っておらず、非常に動作が遅い傾向があります。

link textセレクタとpartial linkText セレクタはa要素でしか動作しないという欠点があります。 加えて、これらはWebDriverの内部でquerySelectorAllの呼び出しに置き換えられます。

タグ名によるロケータは危険な方法になり得ます。 大抵の場合ページ上には同じタグ名の要素が複数あります。タグ名は要素のコレクションを返す findElements(By) メソッドを使う時にもっとも役に立ちます。

ロケータは可能な限り簡潔に、読みやすい状態を保つことを推奨します。 WebDriverでDOM構造のトラバースを行うのは重い処理となります。 検索の範囲を狭めた方がより良い結果を得られます。

7.4.7 - 状態を共有しない

いくつかの場所で言及されていますが、再度言及する価値があります。 テストが互いに分離されていることを確認してください。

  • テストデータを共有しないでください。 アクションを実行する1つを選択する前に、それぞれが有効な注文をデータベースに照会するいくつかのテストを想像してください。 2つのテストで同じ順序を選択すると、予期しない動作が発生する可能性があります。

  • 別のテストで取得される可能性のあるアプリケーション内の古いデータを削除します。 例: 無効な注文レコード

  • テストごとに新しいWebDriverインスタンスを作成します。 これにより、テストの分離が保証され、並列化がより簡単になります。

    • If you choose pytest as your test runner, this can be easily done by yielding your driver in a global fixture. This way each test gets its own driver instance, and you can ensure that drivers always quit after a test is finished (pass or fail).

7.4.8 - テストの独立性

各テストを独自のユニットとして記述します。 他のテストに依存しない方法でテストを記述してください。

公開後にモジュールとしてWebサイトに表示されるカスタムコンテンツを作成できるコンテンツ管理システム(CMS)があり、CMSとアプリケーション間の同期に時間がかかる場合があるとします。

モジュールをテストする間違った方法は、1つのテストでコンテンツが作成および公開され、別のテストでモジュールをチェックすることです。 コンテンツは公開後、他のテストですぐに利用できない可能性があるため、この方法はふさわしくありません。

代わりに、影響を受けるテスト内でオン/オフできるスタブコンテンツを作成し、それをモジュールの検証に使用できます。 ただし、コンテンツの作成については、別のテストを行うことができます。

7.4.9 - Fluent APIの使用を検討する

マーチン・ファウラーは“Fluent API”という用語を作り出しました。 Seleniumは既に、FluentWaitクラスでこのようなものを実装しています。 これは、標準のWaitクラスの代替としてのものです。 ページオブジェクトでFluent APIデザインパターンを有効にしてから、次のようなコードスニペットを使用してGoogle検索ページを照会できます。

driver.get( "http://www.google.com/webhp?hl=en&amp;tab=ww" );
GoogleSearchPage gsp = new GoogleSearchPage(driver);
gsp.setSearchString().clickSearchButton();

この流暢な動作を持つGoogleページオブジェクトクラスは次のようになります。

public abstract class BasePage {
    protected WebDriver driver;

    public BasePage(WebDriver driver) {
        this.driver = driver;
    }
}

public class GoogleSearchPage extends BasePage {
    public GoogleSearchPage(WebDriver driver) {
        super(driver);
        // Generally do not assert within pages or components.
        // Effectively throws an exception if the lambda condition is not met.
        new WebDriverWait(driver, Duration.ofSeconds(3)).until(d -> d.findElement(By.id("logo")));
    }

    public GoogleSearchPage setSearchString(String sstr) {
        driver.findElement(By.id("gbqfq")).sendKeys(sstr);
        return this;
    }

    public void clickSearchButton() {
        driver.findElement(By.id("gbqfb")).click();
    }
}

7.4.10 - テストごとに新しいブラウザを起動する

クリーンな既知の状態から各テストを開始します。 理想的には、テストごとに新しい仮想マシンを起動します。 新しい仮想マシンの起動が実用的でない場合は、少なくともテストごとに新しいWebDriverを起動してください。 Firefoxの場合、既知のプロファイルでWebDriverを起動します。 Most browser drivers like GeckoDriver and ChromeDriver will start with a clean known state with a new user profile, by default.

WebDriver driver = new FirefoxDriver();

7.5 - 推奨されない行動

Seleniumでブラウザを自動化するときに避けるべきこと。

7.5.1 - CAPTCHA(キャプチャ)

CAPTCHA(キャプチャ)は、 Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart (コンピューターと人間を区別するための完全に自動化された公開チューリングテスト)の略で、自動化を防ぐように明示的に設計されているため、試さないでください! CAPTCHAチェックを回避するための2つの主要な戦略があります。

  • テスト環境でCAPTCHAを無効にします
  • テストがCAPTCHAをバイパスできるようにするフックを追加します

7.5.2 - ファイルダウンロード

Seleniumの管理下にあるブラウザーでリンクをクリックしてダウンロードを開始することは可能ですが、APIはダウンロードの進行状況を公開しないため、ダウンロードしたファイルのテストには理想的ではありません。 これは、ファイルのダウンロードは、Webプラットフォームとのユーザーインタラクションをエミュレートする重要な側面とは見なされないためです。 代わりに、Selenium(および必要なCookie)を使用してリンクを見つけ、 libcurl などのHTTPリクエストライブラリに渡します。

HtmlUnitドライバーは、 AttachmentHandler インターフェイスを実装することで、 入力ストリームとして添付ファイルにアクセスすることによって、添付ファイルをダウンロードできます。 AttachmentHandlerは、HtmlUnit に追加できます。

7.5.3 - HTTPレスポンスコード

Selenium RCの一部のブラウザー構成では、Seleniumはブラウザーと自動化されているサイトの間のプロキシとして機能しました。 これは、Seleniumを通過したすべてのブラウザートラフィックをキャプチャまたは操作できることを意味していました。 captureNetworkTraffic() メソッドは、HTTPレスポンスコードを含むブラウザーと自動化されているサイト間のすべてのネットワークトラフィックをキャプチャすることを目的としています。

Selenium WebDriverは、ブラウザーの自動化に対するまったく異なるアプローチであり、ユーザーのように振る舞うことを好むため、WebDriverを使用してテストを記述する方法で表現します。 自動化された機能テストでは、ステータスコードの確認はテストの失敗の特に重要な詳細ではありません。 それに先行する手順がより重要です。

ブラウザーは常にHTTPステータスコードを表します。たとえば、404または500エラーページを想像してください。 これらのエラーページの1つに遭遇したときに"早く失敗"する簡単な方法は、ページが読み込まれるたびにページタイトルまたは信頼できるポイント(たとえば <h1> タグ)のコンテンツをチェックすることです。 ページオブジェクトモデルを使用している場合、このチェックをクラスコンストラクターまたはページの読み込みが予想される同様のポイントに含めることができます。 場合によっては、HTTPコードがブラウザーのエラーページに表示されることもあります。 WebDriverを使用してこれを読み取り、デバッグ出力を改善できます。

Webページ自体を確認することは、WebDriverの理想的なプラクティスに沿っており、WebDriverのユーザーのWebサイトの見え方を表現し、主張します。

HTTPステータスコードをキャプチャするための高度なソリューションは、プロキシを使用してSelenium RCの動作を複製することです。 WebDriver APIは、ブラウザーのプロキシを設定する機能を提供します。 Webサーバーとの間で送受信されるリクエストのコンテンツをプログラムで操作できるプロキシがいくつかあります。 プロキシを使用すると、リダイレクトレスポンスコードへの応答方法を決めることができます。 さらに、すべてのブラウザーがWebDriverでレスポンスコードを利用できるようにするわけではないため、プロキシを使用することを選択すると、すべてのブラウザーで機能するソリューションが得られます。

7.5.4 - Gmail、Eメール、Facebookログイン

複数の理由から、WebDriverを使用してGmailやFacebookなどのサイトにログインすることはお勧めしません。 これらのサイトの使用条件(アカウントがシャットダウンされるリスクがある)に違反することは別として、それは遅く、信頼性がありません。

理想的なプラクティスは、メールプロバイダーが提供するAPIを使用すること、またはFacebookの場合、テストアカウントや友人などを作成するためのAPIを公開する開発者ツールサービスを使用することです。 APIの使用は少し大変な作業のように思えるかもしれませんが、速度、信頼性、および安定性に見返りがあります。 また、APIが変更されることはほとんどありませんが、WebページとHTMLロケーターは頻繁に変更され、テストフレームワークを更新する必要があります。

テストの任意の時点でWebDriverを使用してサードパーティのサイトにログインすると、テストが長くなるため、テストが失敗するリスクが高くなります。 一般的な経験則として、テストが長くなるほど脆弱で信頼性が低くなります。

W3C準拠 のWebDriver実装は、サービス拒否攻撃を軽減できるように、navigatorオブジェクトにWebDriverプロパティで注釈を付けます。

7.5.5 - テストの依存関係

自動テストに関する一般的な考え方と誤解は、特定のテスト順序に関するものです。 テストは 任意 の順序で実行でき、成功するために完了するために他のテストに依存してはなりません。

7.5.6 - パフォーマンステスト

通常、SeleniumとWebDriverを使用したパフォーマンステストはお勧めしません。 それができないからではなく、ジョブに最適化されておらず、良い結果が得られないからです。

ユーザーのコンテキストでパフォーマンステストを行うのが理想的なように思えるかもしれませんが、WebDriverテストスイートは、外部および内部の脆弱性の多くのポイントにさらされます。 たとえば、ブラウザの起動速度、HTTPサーバーの速度、JavaScriptまたはCSSをホストするサードパーティサーバーの応答、およびWebDriver実装自体の計測ペナルティ。 これらのポイントが変わることで、結果が変わります。 Webサイトのパフォーマンスと外部リソースのパフォーマンスの違いを区別することは困難です。また、ブラウザでWebDriverを使用すること、特にスクリプトを挿入する場合のパフォーマンスの低下を把握することも困難です。

他の潜在的な魅力は “時間の節約” です。 機能テストとパフォーマンステストを同時に実行します。 ただし、機能テストとパフォーマンステストには反対の目的があります。 機能をテストするために、テスターは忍耐強くロードを待つ必要があるかもしれませんが、これはパフォーマンステスト結果を曖昧にし、その逆もまた同様です。

Webサイトのパフォーマンスを改善するには、改善すべき点を知るために、環境の違いに関係なく全体的なパフォーマンスを分析し、貧弱なコードプラクティス、個々のリソース(例えば、CSSまたはJavaScript)のパフォーマンスの内訳を特定できる必要があります。 このジョブを実行できるパフォーマンステストツールが既にあり、それらは改善を提案できるレポートと分析を提供します。

使用する(オープンソース)パッケージの例は次のとおりです。: JMeter

7.5.7 - リンクスパイダー

WebDriverを使用してリンクをスパイダーすることは、実行できないためではなく、最も理想的なツールではないため明らかに推奨される方法ではありません。 WebDriverの起動には時間が必要であり、テストの記述方法によっては、ページに到達してDOMを通過するために数秒から1分かかる場合があります。

このためにWebDriverを使用する代わりに、curl コマンドを実行するか、BeautifulSoupなどのライブラリを使用することにより、これらの方法はブラウザーの作成やページへの移動に依存しないため、時間を大幅に節約できます。 このタスクにWebDriverを使用しないことで、時間を大幅に節約できます。

7.5.8 - 二要素認証

2FA として知られている2要素認証は、“Google Authenticator” 、 “Microsoft Authenticator” などの"Authenticator" モバイルアプリを使用して、 またはSMS、電子メールで認証することにより、 ワンタイムパスワード(OTP)を生成する認証メカニズムです。 これをシームレスかつ一貫して自動化することは、Seleniumの大きな課題です。 このプロセスを自動化する方法はいくつかあります。 しかし、これはSeleniumテストの上にある別のレイヤーであり、また安全でもありません。 したがって、2FAの自動化を回避したほうがいいです。

2FAチェックを回避するいくつかの選択肢があります。

  • テスト環境で特定のユーザーの2FAを無効にして、 それらのユーザー資格情報を自動化で使用できるようにします。
  • テスト環境で2FAを無効にします。
  • 特定のIPからログインする場合は、2FAを無効にします。 そうすれば、テストマシンのIPを設定してこれを回避できます。

8 - レガシー

このセクションでは、Seleniumのレガシーコンポーネントに関連するすべてのドキュメントを見つけることができます。 これは、非推奨コンポーネントを使用する動機としてではなく、純粋に歴史的な理由で保持されることを意図しています。

Most of the documentation found in this section is still in English. Please note we are not accepting pull requests to translate this content as translating documentation of legacy components does not add value to the community nor the project.

8.1 - Selenium RC (Selenium 1)

The original version of Selenium

紹介

Selenium RCは長い間メインのSeleniumプロジェクトでしたが、WebDriver/Seleniumを併合したより強力なツールであるSelenium 2が登場しました。 Selenium 1はもうサポートされていないことを強調する価値があります。

Selenium RCの仕組み

はじめに、Selenium RCのコンポーネントがどのように動作するか、およびテストスクリプトの実行でそれぞれが果たす役割について説明します。

RCコンポーネント

SeleniumRCコンポーネントは、以下のとおりです。

  • ブラウザを起動および終了し、テストプログラムから渡されたSeleneseコマンドを解釈および実行し、ブラウザとAUTの間で渡されるHTTPメッセージをインターセプトおよび検証するSeleniumサーバー
  • 各プログラミング言語とSelenium RC Server間のインターフェイスを提供するクライアントライブラリ

これは簡略化されたアーキテクチャ図です。

簡略化されたアーキテクチャ図

この図は、クライアントライブラリが実行される各Seleniumコマンドを渡すサーバーと通信することを示しています。 次に、サーバーはSelenium-Core JavaScriptコマンドを使用してSeleniumコマンドをブラウザーに渡します。 ブラウザは、JavaScriptインタープリターを使用して、Seleniumコマンドを実行します。 これにより、テストスクリプトで指定したSeleneseアクションまたは検証が実行されます。

Seleniumサーバー

Seleniumサーバーは、テストプログラムからSeleniumコマンドを受信して解釈し、それらのテストの実行結果をプログラムに報告します。

RCサーバーはSelenium Coreをバンドルし、ブラウザーに自動的に挿入します。 これは、テストプログラムがブラウザを開いたときに発生します(クライアントライブラリのAPI関数を使用)。 Selenium-CoreはJavaScriptプログラムです。 実際には、ブラウザの組み込みJavaScriptインタープリターを使用してSeleneseコマンドを解釈および実行するJavaScript関数のセットです。

サーバーは、単純なHTTP GET/POSTリクエストを使用して、テストプログラムからSeleneseコマンドを受け取ります。 これは、HTTPリクエストを送信できるプログラミング言語を使用して、ブラウザーでのSeleniumテストを自動化できることを意味します。

クライアントライブラリ

クライアントライブラリは、独自の設計のプログラムからSeleniumコマンドを実行できるプログラミングサポートを提供します。 サポートされる言語ごとに異なるクライアントライブラリがあります。 Seleniumクライアントライブラリは、プログラミングインターフェイス(API)、つまり、独自のプログラムからSeleniumコマンドを実行する一連の関数を提供します。 各インターフェイス内には、各Seleneseコマンドをサポートするプログラミング関数があります。

クライアントライブラリは、Seleneseコマンドを受け取り、それをSeleniumサーバーに渡して、特定のアクションまたはテスト対象アプリケーション(AUT)に対するテストを処理します。 クライアントライブラリは、そのコマンドの結果も受け取り、プログラムに返します。 プログラムは結果を受け取ってプログラム変数に保存し、成功または失敗として報告するか、予期しないエラーの場合は修正アクションを実行できます。

したがって、テストプログラムを作成するには、クライアントライブラリAPIを使用して一連のSeleniumコマンドを実行するプログラムを作成するだけです。 また、オプションで、Selenium-IDEでSeleneseテストスクリプトを既に作成している場合は、Selenium RCコードを生成できます。 Selenium-IDEは、(エクスポートメニュー項目を使用して)SeleniumコマンドをクライアントドライバーのAPI関数呼び出しに変換できます。 Selenium-IDEからRCコードをエクスポートする詳細については、Selenium-IDEの章を参照してください。

インストール

インストールというのは、Seleniumの誤った呼び名です。 Seleniumには、選択したプログラミング言語で利用可能な一連のライブラリがあります。 ダウンロードページからダウンロードできます。

使用する言語を選択したら、次のことを行う必要があります。

  • Selenium RCサーバーをインストールします。
  • 言語固有のクライアントドライバーを使用してプログラミングプロジェクトをセットアップします。

Seleniumサーバーのインストール

Selenium RCサーバーは単なるJava jarファイル(selenium-server-standalone-<version-number>.jar)であり、特別なインストールは不要です。 zipファイルをダウンロードして、目的のディレクトリにサーバーを展開するだけで十分です。

Seleniumサーバーを実行する

テストを開始する前に、サーバーを起動する必要があります。 Selenium RCのサーバーがあるディレクトリに移動し、コマンドラインコンソールから次を実行します。

    java -jar selenium-server-standalone-<version-number>.jar

これは、上記のコマンドを含むバッチまたはシェル実行可能ファイル(Windowsでは.bat、Linuxでは.sh)を作成することで簡素化できます。 次に、デスクトップ上でその実行可能ファイルへのショートカットを作成し、アイコンをダブルクリックしてサーバーを起動します。

サーバーを実行するには、Javaをインストールし、PATH環境変数をコンソールから実行するように正しく構成する必要があります。 コンソールで次を実行すると、Javaが正しくインストールされていることを確認できます。

       java -version

バージョン番号(1.5以降である必要があります)を取得したら、Selenium RCの使用を開始できます。

Javaクライアントドライバーの使用

  • SeleniumHQダウンロードページからSelenium Javaクライアントドライバーのzipファイルをダウンロードします。
  • selenium-java-<version-number> .jarファイルを解凍します。
  • Open your desired Java IDE (Eclipse, NetBeans, IntelliJ, Netweaver, etc.)
  • 希望するJava IDE(Eclipse、NetBeans、IntelliJ、Netweaverなど)を開きます。
  • Javaプロジェクトを作成します。
  • selenium-java-<version-number>.jarファイルをプロジェクトの参照先に追加します。
  • selenium-java-<version-number>.jarファイルをプロジェクトのクラスパスに追加します。
  • Selenium-IDEから、スクリプトをJavaファイルにエクスポートしてJavaプロジェクトに含めるか、selenium-java-client APIを使用してJavaでSeleniumテストを記述します。 APIについては、この章の後半で説明します。 JUnitまたはTestNgを使用してテストを実行するか、独自の単純なmain()プログラムを作成できます。 これらの概念については、このセクションの後半で説明します。
  • コンソールからSeleniumサーバーを実行します。
  • Java IDEまたはコマンドラインからテストを実行します。

Javaテストプロジェクトの設定詳細については、付録セクションの「EclipseでのSelenium RCの設定」および「IntellijでのSelenium RCの設定」を参照してください。

Pythonクライアントドライバーの使用

  • SeleniumをPIP経由でインストールします。手順はSeleniumHQダウンロードページにリンクされています。
  • SeleniumテストをPythonで作成するか、Selenium-IDEからPythonファイルにスクリプトをエクスポートします。
  • コンソールからSeleniumサーバーを実行します。
  • コンソールまたはPython IDEからテストを実行します。

Pythonクライアントドライバーの設定詳細については、付録「Pythonクライアントドライバーの設定」を参照してください。

.NETクライアントドライバーの使用

  • SeleniumHQダウンロードページからSelenium RCをダウンロードします。
  • フォルダーを解凍します。
  • NUnitをダウンロードしてインストールします。 (注:テストエンジンとしてNUnitを使用できます。 NUnitにまだ慣れていない場合は、簡単なmain()関数を作成してテストを実行することもできますが、NUnitはテストエンジンとして非常に便利です。)
  • 希望した.Net IDE(Visual Studio、SharpDevelop、MonoDevelop)を開きます。
  • クラスライブラリ(.dll)を作成します。
  • 次のDLLへの参照を追加します。 nmock.dll、nunit.core.dll、nunit、framework.dll、ThoughtWorks.Selenium.Core.dll、ThoughtWorks.Selenium.IntegrationTests.dll、ThoughtWorks.Selenium.UnitTests.dll
  • Seleniumテストを.Net言語(C#、VB.Net)で記述するか、Selenium-IDEからC#ファイルにスクリプトをエクスポートし、このコードを作成したクラスファイルにコピーします。
  • 独自の単純なmain()プログラムを作成するか、テストを実行するためにプロジェクトにNUnitを含めることができます。 これらの概念については、この章の後半で説明します。
  • コンソールからSeleniumサーバーを実行します。
  • IDE、NUnit GUI、またはコマンドラインからテストを実行します。

Visual Studioを使用した.NETクライアントドライバーの設定詳細については、付録の.NETクライアントドライバー設定を参照してください。

Rubyクライアントドライバーの使用

  • RubyGemsがまだない場合は、RubyForgeからインストールします。
  • 次のコマンドを実行します。 gem install selenium-client
  • テストスクリプトの上部に次の行を追加します。 require "selenium/client"
  • Rubyテストハーネス(Test :: Unit、Mini :: Test、RSpecなど)を使用してテストスクリプトを記述します。
  • コンソールからSeleniumサーバーを実行します。
  • 他のRubyスクリプトを実行するのと同じ方法でテストを実行します。

Rubyクライアントドライバーの構成の詳細については、Selenium-Clientのドキュメント を参照してください。

Seleneseからプログラムへ

Selenium RCを使用する主なタスクは、Seleneseをプログラミング言語に変換することです。 このセクションでは、言語固有の例をいくつか示します。

サンプルテストスクリプト

Seleneseテストスクリプトの例から始めましょう。 Selenium-IDEで次のテストを記録することを想像してください。

open/
typeqselenium rc
clickAndWaitbtnG
assertTextPresentResults * for selenium rc

注:この例は、Google検索ページ http://www.google.com で機能します。

プログラミングコードとしてのSelenese

サポートされている各プログラミング言語に(Selenium-IDE経由で)エクスポートされたテストスクリプトを次に示します。 オブジェクト指向プログラミング言語の少なくとも基本的な知識がある場合は、これらの例のいずれかを読むことで、SeleniumがSeleneseコマンドを実行する方法を理解できます。 特定の言語の例を表示するには、これらのボタンのいずれかを選択します。

CSharp


        using System;
        using System.Text;
        using System.Text.RegularExpressions;
        using System.Threading;
        using NUnit.Framework;
        using Selenium;

        namespace SeleniumTests
        {
            [TestFixture]
            public class NewTest
            {
                private ISelenium selenium;
                private StringBuilder verificationErrors;
                
                [SetUp]
                public void SetupTest()
                {
                    selenium = new DefaultSelenium("localhost", 4444, "*firefox", "http://www.google.com/");
                    selenium.Start();
                    verificationErrors = new StringBuilder();
                }
                
                [TearDown]
                public void TeardownTest()
                {
                    try
                    {
                        selenium.Stop();
                    }
                    catch (Exception)
                    {
                        // Ignore errors if unable to close the browser
                    }
                    Assert.AreEqual("", verificationErrors.ToString());
                }
                
                [Test]
                public void TheNewTest()
                {
                    selenium.Open("/");
                    selenium.Type("q", "selenium rc");
                    selenium.Click("btnG");
                    selenium.WaitForPageToLoad("30000");
                    Assert.AreEqual("selenium rc - Google Search", selenium.GetTitle());
                }
            }
        }

Java

      
	  /** Add JUnit framework to your classpath if not already there 
	   *  for this example to work
	  */
      package com.example.tests;

      import com.thoughtworks.selenium.*;
      import java.util.regex.Pattern;

      public class NewTest extends SeleneseTestCase {
          public void setUp() throws Exception {
              setUp("http://www.google.com/", "*firefox");
          }
            public void testNew() throws Exception {
                selenium.open("/");
                selenium.type("q", "selenium rc");
                selenium.click("btnG");
                selenium.waitForPageToLoad("30000");
                assertTrue(selenium.isTextPresent("Results * for selenium rc"));
          }
      }

Php

      <?php

      require_once 'PHPUnit/Extensions/SeleniumTestCase.php';

      class Example extends PHPUnit_Extensions_SeleniumTestCase
      {
        function setUp()
        {
          $this->setBrowser("*firefox");
          $this->setBrowserUrl("http://www.google.com/");
        }

        function testMyTestCase()
        {
          $this->open("/");
          $this->type("q", "selenium rc");
          $this->click("btnG");
          $this->waitForPageToLoad("30000");
          $this->assertTrue($this->isTextPresent("Results * for selenium rc"));
        }
      }
      ?>

Python


     from selenium import selenium
      import unittest, time, re

      class NewTest(unittest.TestCase):
          def setUp(self):
              self.verificationErrors = []
              self.selenium = selenium("localhost", 4444, "*firefox",
                      "http://www.google.com/")
              self.selenium.start()
         
          def test_new(self):
              sel = self.selenium
              sel.open("/")
              sel.type("q", "selenium rc")
              sel.click("btnG")
              sel.wait_for_page_to_load("30000")
              self.failUnless(sel.is_text_present("Results * for selenium rc"))
         
          def tearDown(self):
              self.selenium.stop()
              self.assertEqual([], self.verificationErrors)

Ruby


      require "selenium/client"
      require "test/unit"

      class NewTest < Test::Unit::TestCase
        def setup
          @verification_errors = []
          if $selenium
            @selenium = $selenium
          else
            @selenium =  Selenium::Client::Driver.new("localhost", 4444, "*firefox", "http://www.google.com/", 60);
            @selenium.start
          end
          @selenium.set_context("test_new")
        end

        def teardown
          @selenium.stop unless $selenium
          assert_equal [], @verification_errors
        end

        def test_new
          @selenium.open "/"
          @selenium.type "q", "selenium rc"
          @selenium.click "btnG"
          @selenium.wait_for_page_to_load "30000"
          assert @selenium.is_text_present("Results * for selenium rc")
        end
      end

次のセクションでは、生成されたコードを使用してテストプログラムを構築する方法を説明します。

テストをプログラミングする

次に、サポートされている各プログラミング言語の例を使用して、独自のテストをプログラミングする方法を説明します。 基本的に2つのタスクがあります。

  • Selenium-IDEからスクリプトをプログラミング言語に生成し、必要に応じて結果を変更します。
  • 生成されたコードを実行する非常に単純なmainプログラムを記述します。

必要に応じて、JUnitまたはJava用のTestNG、またはこれらの言語のいずれかを使用している場合は.NET用のNUnitなどのテストエンジンプラットフォームを採用できます。

ここでは、言語固有の例を示します。 言語固有のAPIはそれぞれ異なっている傾向があるため、それぞれに個別の説明があります。

  • Java
  • C#
  • Python
  • Ruby
  • Perl, PHP

Java

Javaの場合、テストエンジンとしてJUnitまたはTestNGを使用します。 Eclipseは、プラグインを介してこれらを直接サポートしています。 これにより、さらに簡単になります。 JUnitまたはTestNGの指導はこのドキュメントの範囲外ですが、資料はオンラインで入手でき、利用可能な出版物があります。 すでに"java-shop"であれば、開発者がこれらのテストフレームワークのいずれかで既にある程度の経験を持っている可能性があります。

おそらく、テストクラスの名前を"NewTest"から独自の名前に変更する必要があります。 また、ステートメント内のブラウザを開くパラメーターを変更する必要があります。

    selenium = new DefaultSelenium("localhost", 4444, "*iehta", "http://www.google.com/");

Selenium-IDEで生成されたコードは次のようになります。 この例では、わかりやすくするためにコメントを手動で追加しています。

   package com.example.tests;
   // We specify the package of our tests

   import com.thoughtworks.selenium.*;
   // This is the driver's import. You'll use this for instantiating a
   // browser and making it do what you need.

   import java.util.regex.Pattern;
   // Selenium-IDE add the Pattern module because it's sometimes used for 
   // regex validations. You can remove the module if it's not used in your 
   // script.

   public class NewTest extends SeleneseTestCase {
   // We create our Selenium test case

         public void setUp() throws Exception {
           setUp("http://www.google.com/", "*firefox");
                // We instantiate and start the browser
         }

         public void testNew() throws Exception {
              selenium.open("/");
              selenium.type("q", "selenium rc");
              selenium.click("btnG");
              selenium.waitForPageToLoad("30000");
              assertTrue(selenium.isTextPresent("Results * for selenium rc"));
              // These are the real test steps
        }
   }

C#

.NETクライアントドライバーはMicrosoft.NETで動作します。 NUnitやVisual Studio 2005 Team Systemなどの.NETテストフレームワークで利用できます。

Selenium-IDEは、テストフレームワークとしてNUnitを使用することを想定しています。 以下の生成コードでこれを確認できます。 NUnitの using ステートメントと、テストクラスの各メンバー関数の役割を識別する対応するNUnit属性が含まれています。

おそらく、テストクラスの名前を"NewTest"から独自の選択に変更する必要があります。 また、ステートメントのブラウザで開くパラメーターを変更する必要があります。

    selenium = new DefaultSelenium("localhost", 4444, "*iehta", "http://www.google.com/");

生成されたコードは次のようになります。


    using System;
    using System.Text;
    using System.Text.RegularExpressions;
    using System.Threading;
    using NUnit.Framework;
    using Selenium;
    
    namespace SeleniumTests

    {
        [TestFixture]

        public class NewTest

        {
        private ISelenium selenium;

        private StringBuilder verificationErrors;

        [SetUp]

        public void SetupTest()

        {
            selenium = new DefaultSelenium("localhost", 4444, "*iehta",
            "http://www.google.com/");

            selenium.Start();

            verificationErrors = new StringBuilder();
        }

        [TearDown]

        public void TeardownTest()
        {
            try
            {
            selenium.Stop();
            }

            catch (Exception)
            {
            // Ignore errors if unable to close the browser
            }

            Assert.AreEqual("", verificationErrors.ToString());
        }
        [Test]

        public void TheNewTest()
        {
            // Open Google search engine.        
            selenium.Open("http://www.google.com/"); 
            
            // Assert Title of page.
            Assert.AreEqual("Google", selenium.GetTitle());
            
            // Provide search term as "Selenium OpenQA"
            selenium.Type("q", "Selenium OpenQA");
            
            // Read the keyed search term and assert it.
            Assert.AreEqual("Selenium OpenQA", selenium.GetValue("q"));
            
            // Click on Search button.
            selenium.Click("btnG");
            
            // Wait for page to load.
            selenium.WaitForPageToLoad("5000");
            
            // Assert that "www.openqa.org" is available in search results.
            Assert.IsTrue(selenium.IsTextPresent("www.openqa.org"));
            
            // Assert that page title is - "Selenium OpenQA - Google Search"
            Assert.AreEqual("Selenium OpenQA - Google Search", 
                         selenium.GetTitle());
        }
        }
    }

NUnitにテストの実行を管理させることができます。 または、テストオブジェクトをインスタンス化し、SetupTest()TheNewTest()TeardownTest() の各メソッドを順番に実行する単純な main() プログラムを作成することもできます。

Python

Pyunitは、Pythonで使用するテストフレームワークです。

基本的なテスト構造は次のとおりです。


   from selenium import selenium
   # This is the driver's import.  You'll use this class for instantiating a
   # browser and making it do what you need.

   import unittest, time, re
   # This are the basic imports added by Selenium-IDE by default.
   # You can remove the modules if they are not used in your script.

   class NewTest(unittest.TestCase):
   # We create our unittest test case

       def setUp(self):
           self.verificationErrors = []
           # This is an empty array where we will store any verification errors
           # we find in our tests

           self.selenium = selenium("localhost", 4444, "*firefox",
                   "http://www.google.com/")
           self.selenium.start()
           # We instantiate and start the browser

       def test_new(self):
           # This is the test code.  Here you should put the actions you need
           # the browser to do during your test.
            
           sel = self.selenium
           # We assign the browser to the variable "sel" (just to save us from 
           # typing "self.selenium" each time we want to call the browser).
            
           sel.open("/")
           sel.type("q", "selenium rc")
           sel.click("btnG")
           sel.wait_for_page_to_load("30000")
           self.failUnless(sel.is_text_present("Results * for selenium rc"))
           # These are the real test steps

       def tearDown(self):
           self.selenium.stop()
           # we close the browser (I'd recommend you to comment this line while
           # you are creating and debugging your tests)

           self.assertEqual([], self.verificationErrors)
           # And make the test fail if we found that any verification errors
           # were found

Ruby

Selenium-IDEの古い(2.0より前の)バージョンは、古いSelenium gemを必要とするRubyコードを生成します。 したがって、IDEによって生成されたRubyスクリプトを次のように更新することをお勧めします。

  1. 1行目を require "selenium" から require "selenium/client" に変更

  2. 11行目を Selenium::SeleniumDriver.new から Selenium::Client::Driver.new に変更

クラス名を"Untitled"よりもわかりやすい名前に変更し、テストメソッドの名前を"test_untitled"以外の名前に変更することもできます。

上記のように、Selenium IDEによって生成されたRubyコードを変更して作成された簡単な例を次に示します。


   # load the Selenium-Client gem
   require "selenium/client"

   # Load Test::Unit, Ruby's default test framework.
   # If you prefer RSpec, see the examples in the Selenium-Client
   # documentation.
   require "test/unit"

   class Untitled < Test::Unit::TestCase

     # The setup method is called before each test.
     def setup

       # This array is used to capture errors and display them at the
       # end of the test run.
       @verification_errors = []

       # Create a new instance of the Selenium-Client driver.
       @selenium = Selenium::Client::Driver.new \
         :host => "localhost",
         :port => 4444,
         :browser => "*chrome",
         :url => "http://www.google.com/",
         :timeout_in_second => 60

       # Start the browser session
       @selenium.start

       # Print a message in the browser-side log and status bar
       # (optional).
       @selenium.set_context("test_untitled")

     end

     # The teardown method is called after each test.
     def teardown

       # Stop the browser session.
       @selenium.stop

       # Print the array of error messages, if any.
       assert_equal [], @verification_errors
     end

     # This is the main body of your test.
     def test_untitled
     
       # Open the root of the site we specified when we created the
       # new driver instance, above.
       @selenium.open "/"

       # Type 'selenium rc' into the field named 'q'
       @selenium.type "q", "selenium rc"

       # Click the button named "btnG"
       @selenium.click "btnG"

       # Wait for the search results page to load.
       # Note that we don't need to set a timeout here, because that
       # was specified when we created the new driver instance, above.
       @selenium.wait_for_page_to_load

       begin

          # Test whether the search results contain the expected text.
	  # Notice that the star (*) is a wildcard that matches any
	  # number of characters.
	  assert @selenium.is_text_present("Results * for selenium rc")
	  
       rescue Test::Unit::AssertionFailedError
       
          # If the assertion fails, push it onto the array of errors.
	  @verification_errors << $!

       end
     end
   end

Perl, PHP

ドキュメントチームのメンバーは、PerlまたはPHPでSelenium RCを使用していません。 これらの2つの言語のいずれかでSelenium RCを使用している場合は、ドキュメントチームに連絡してください(貢献に関する章を参照)。 PerlおよびPHPユーザーをサポートするために、あなたとあなたの経験からいくつかの例を含めたいと思います。

APIを学ぶ

Selenium RC APIは、Seleneseを理解していると仮定すると、インターフェイスのほとんどが自明である命名規則を使用します。 ただし、ここでは、最も重要で、おそらくそれほど明白ではない側面について説明します。

ブラウザーを起動する

CSharp

      selenium = new DefaultSelenium("localhost", 4444, "*firefox", "http://www.google.com/");
      selenium.Start();

Java


      setUp("http://www.google.com/", "*firefox");

Perl

      my $sel = Test::WWW::Selenium->new( host => "localhost", 
                                          port => 4444, 
                                          browser => "*firefox", 
                                          browser_url => "http://www.google.com/" );

Php

      $this->setBrowser("*firefox");
      $this->setBrowserUrl("http://www.google.com/");

Python

      self.selenium = selenium("localhost", 4444, "*firefox",
                               "http://www.google.com/")
      self.selenium.start()

Ruby

      @selenium = Selenium::ClientDriver.new("localhost", 4444, "*firefox", "http://www.google.com/", 10000);
      @selenium.start

これらの各例はブラウザを開き、“ブラウザーインスタンス"をプログラム変数に割り当てることでそのブラウザを表します。 このプログラム変数は、ブラウザからメソッドを呼び出すために使用されます。 これらのメソッドは、Seleniumコマンドを実行します。 つまり、 open コマンドや type コマンド、 verify コマンドなどです。

ブラウザーインスタンスの作成時に必要なパラメーターは次のとおりです。

  • host サーバーが配置されているコンピューターのIPアドレスを指定します。 通常、これはクライアントが実行されているマシンと同じマシンであるため、この場合は localhost が渡されます。 一部のクライアントでは、これは任意のパラメーターです。

  • port サーバーがクライアントが接続を確立するのを待機しているTCP/IPソケットを指定します。 これは、一部のクライアントドライバーでは任意です。

  • browser テストを実行するブラウザー。 これは必須パラメーターです。

  • url テスト対象のアプリケーションのベースURL。 これは、すべてのクライアントライブラリに必要であり、ブラウザプロキシAUT通信を開始するための不可欠な情報です。

一部のクライアントライブラリでは、 start() メソッドを呼び出してブラウザーを明示的に起動する必要があります。

コマンドを実行する

ブラウザを初期化して変数(一般的に"selenium"という名前)に割り当てたら、ブラウザ変数からそれぞれのメソッドを呼び出してSeleneseコマンドを実行させることができます。 たとえば、Seleniumオブジェクトの type メソッドを呼び出すには、以下のように記述します。

    selenium.type("field-id","string to type")

バックグラウンドで、ブラウザは、メソッド呼び出し中に指定したロケーターと文字列を使用して、ユーザーがブラウザーに入力を入力するのと本質的に同じタイプ操作を実際に実行します。

結果を報告する

Selenium RCには、結果を報告するための独自のメカニズムがありません。 むしろ、選択したプログラミング言語の機能を使用して、ニーズに合わせてカスタマイズしたレポートを作成できます。 それは素晴らしいことですが、すでにあなたのために行われている何かを簡単にしたい場合はどうでしょうか? 多くの場合、既存のライブラリまたはテストフレームワークは、独自のテストレポートコードを開発するよりも早くニーズを満たすことができます。

テストフレームワークのレポートツール

テストフレームワークは、多くのプログラミング言語で使用できます。 これらは、テストを実行するための柔軟なテストエンジンを提供する主な機能とともに、結果を報告するためのライブラリコードを含んでいます。 たとえば、Javaには一般的に使用される2つのテストフレームワーク、JUnitとTestNGがあります。 .NETには独自のNUnitもあります。

ここではフレームワーク自体を教えません。 これはこのユーザーガイドの範囲外です。 Seleniumに関連するフレームワーク機能と、適用可能ないくつかのテクニックを簡単に紹介します。 ただし、これらのテストフレームワークに関する優れた書籍は、インターネット上の情報とともに入手できます。

テストレポートライブラリ

選択したプログラミング言語でテスト結果を報告するために特別に作成されたサードパーティライブラリも利用できます。 これらは多くの場合、HTMLやPDFなどのさまざまな形式をサポートします。

最良のアプローチは何ですか?

テストフレームワークを初めて使用するほとんどの人は、フレームワークに組み込まれているレポート機能から始めます。 独自のライブラリを開発するよりも時間がかかりません。 Seleniumを使用し始めたら、進捗を報告するための独自の"印刷したステートメント"を入力し始めることは間違いありません。 それにより、ライブラリまたはテストフレームワークの使用と並行して、独自のレポートの開発に徐々につながる可能性があります。 とにかく、最初の、しかし短い学習曲線の後、あなたは自分の状況に最適なものを自然に開発します。

テストレポートの例

説明のために、Seleniumでサポートされている他の言語のいくつかの特定のツールを紹介します。 ここにリストされているものは一般的に使用されており、このガイドの著者によって広く使用されています(したがって、推奨されています)。

Javaのテストレポート

  • SeleniumテストケースがJUnitを使用して開発されている場合、JUnitレポートを使用してテストレポートを生成できます。

  • TestNGを使用してSeleniumテストケースを開発する場合、テストレポートを生成するために外部タスクは必要ありません。 TestNGフレームワークは、テストの詳細をリストするHTMLレポートを生成します。

  • ReportNGは、TestNGフレームワーク用のHTMLレポートプラグインです。 これは、デフォルトのTestNG HTMLレポートの代替として意図されています。 ReportNGは、テスト結果の色分けされたシンプルなビューを提供します。

Seleneseコマンドのロギング
  • Seleniumのロギングを使用して、テスト内のすべてのSeleneseコマンドのレポートを、それぞれの成功または失敗とともに生成できます。 ロギングSeleniumはJavaクライアントドライバーを拡張して、このSeleneseロギング機能を追加します。

Pythonのテストレポート

  • Pythonクライアントドライバーを使用する場合、HTMLTestRunnerを使用してテストレポートを生成できます。

Rubyのテストレポート

  • RSpecフレームワークをRubyでのSeleniumテストケースの作成に使用する場合、そのHTMLレポートを使用してテストレポートを生成できます。

テストにスパイスを追加する

次に、テストにプログラミングロジックを追加して、Selenium RCを使用するすべての理由を説明します。 他のプログラムと同じです。 プログラムフローは、条件ステートメントと反復を使用して制御されます。 さらに、I/Oを使用して進捗情報を報告できます。 このセクションでは、プログラミング言語の構成要素をSeleniumと組み合わせて、一般的なテストの問題を解決する方法の例をいくつか示します。

ページ要素の存在の単純なテストから、予想される結果を検証するためにプログラミングロジックを必要とする複数のWebページとさまざまなデータを含む動的機能のテストに移行するときにわかります。 基本的に、Selenium-IDEは反復および標準条件ステートメントをサポートしていません。 Seleneseパラメーターにjavascriptを埋め込むことでいくつかの条件を実行できますが、反復は不可能であり、プログラミング言語ではほとんどの条件がはるかに簡単になります。 さらに、エラー回復のために例外処理が必要になる場合があります。 これらの理由およびその他の理由により、自動テストでの"検証力"を高めるための一般的なプログラミング手法の使用を説明するために、このセクションを作成しました。

このセクションの例はC#とJavaで記述されていますが、コードはシンプルであり、サポートされている他の言語に簡単に適合させることができます。 オブジェクト指向プログラミング言語の基本的な知識があれば、このセクションを理解するのに困難はないはずです。

反復

反復は、テストで行う必要がある最も一般的なことの1つです。 たとえば、検索を複数回実行したい場合があります。 または、おそらくテスト結果を検証するために、データベースから返された"結果セット"を処理する必要があります。

前に使用したのと同じGoogle検索の例を使用して、Seleniumの検索結果を確認しましょう。 このテストではSeleneseを使用できます。

open/
typeqselenium rc
clickAndWaitbtnG
assertTextPresentResults * for selenium rc
typeqselenium ide
clickAndWaitbtnG
assertTextPresentResults * for selenium ide
typeqselenium grid
clickAndWaitbtnG
assertTextPresentResults * for selenium grid

同じ手順を3回実行するためにコードが繰り返されています。 ただし、同じコードのコピーを複数作成することは、維持する作業が増えるため、プログラムとしては適切ではありません。 プログラミング言語を使用することで、検索結果を反復処理して、より柔軟で保守可能なソリューションを実現できます。

C# の場合

   // Collection of String values.
   String[] arr = {"ide", "rc", "grid"};    
        
   // Execute loop for each String in array 'arr'.
   foreach (String s in arr) {
       sel.open("/");
       sel.type("q", "selenium " +s);
       sel.click("btnG");
       sel.waitForPageToLoad("30000");
       assertTrue("Expected text: " +s+ " is missing on page."
       , sel.isTextPresent("Results * for selenium " + s));
    }

条件ステートメント

テストでの条件の使用を説明するために、例から始めます。 Seleniumテストの実行中に発生する一般的な問題は、ページで予期される要素が利用できない場合に発生します。 たとえば、次の行を実行する場合です。

   selenium.type("q", "selenium " +s);

要素 ‘q’がページにない場合、例外がスローされます。

   com.thoughtworks.selenium.SeleniumException: ERROR: Element q not found

これにより、テストが中断する可能性があります。 いくつかのテストでは、それがあなたの望むものです。 しかし、多くの場合、テストスクリプトには実行する他の多くのテストがあるため、これは望ましくありません。

より良いアプローチは、まず要素が実際に存在するかどうかを検証し、次に存在しない場合に代替手段を取ることです。 Javaを使用してこれを見てみましょう。

   // If element is available on page then perform type operation.
   if(selenium.isElementPresent("q")) {
       selenium.type("q", "Selenium rc");
   } else {
       System.out.printf("Element: " +q+ " is not available on page.")
   }

このアプローチの利点は、ページで一部のUI要素が利用できない場合でも、テストの実行を続行できることです。

テストからJavaScriptを実行する

JavaScriptは、セレンによって直接サポートされていないアプリケーションを実行する際に非常に便利です。 Selenium APIの getEval メソッドを使用して、Selenium RCからJavaScriptを実行できます。

静的な識別子のないチェックボックスを持つアプリケーションを考えてください。 この場合、Selenium RCからJavaScriptを評価して、すべてのチェックボックスのIDを取得し、それらを実行できます。

   public static String[] getAllCheckboxIds () { 
		String script = "var inputId  = new Array();";// Create array in java script.
		script += "var cnt = 0;"; // Counter for check box ids.  
		script += "var inputFields  = new Array();"; // Create array in java script.
		script += "inputFields = window.document.getElementsByTagName('input');"; // Collect input elements.
		script += "for(var i=0; i<inputFields.length; i++) {"; // Loop through the collected elements.
		script += "if(inputFields[i].id !=null " +
		"&& inputFields[i].id !='undefined' " +
		"&& inputFields[i].getAttribute('type') == 'checkbox') {"; // If input field is of type check box and input id is not null.
		script += "inputId[cnt]=inputFields[i].id ;" + // Save check box id to inputId array.
		"cnt++;" + // increment the counter.
		"}" + // end of if.
		"}"; // end of for.
		script += "inputId.toString();" ;// Convert array in to string.			
		String[] checkboxIds = selenium.getEval(script).split(","); // Split the string.
		return checkboxIds;
    }

ページ上の画像の数を数えるには、以下のとおりです。

   selenium.getEval("window.document.images.length;");

デフォルトでは、テストウィンドウではなくSeleniumウィンドウが参照されるため、DOM式の場合は必ずウィンドウオブジェクトを使用してください。

サーバーオプション

サーバーの起動時に、コマンドラインオプションを使用してデフォルトのサーバーの動作を変更できます。

サーバーを起動するには、次を実行してください。

   $ java -jar selenium-server-standalone-<version-number>.jar

オプションのリストを表示するには、 -h オプションを指定してサーバーを実行します。

   $ java -jar selenium-server-standalone-<version-number>.jar -h

サーバーで使用できるすべてのオプションのリストとそれぞれの簡単な説明が表示されます。 提供された説明では必ずしも十分ではないため、いくつかのより重要なオプションについて説明しました。

プロキシ設定

AUTが認証を必要とするHTTPプロキシの後ろにある場合、次のコマンドを使用してhttp.proxyHost、http.proxyPort、http.proxyUserおよびhttp.proxyPasswordを設定する必要があります。

   $ java -jar selenium-server-standalone-<version-number>.jar -Dhttp.proxyHost=proxy.com -Dhttp.proxyPort=8080 -Dhttp.proxyUser=username -Dhttp.proxyPassword=password

マルチウィンドウモード

Selenium 1.0を使用している場合は、マルチウィンドウモードがデフォルトの動作であるため、おそらくこのセクションをスキップできます。 ただし、バージョン1.0より前は、Seleniumはデフォルトで、ここに示すようにサブフレームでテスト対象のアプリケーションを実行していました。

シングルウィンドウモード

一部のアプリケーションはサブフレームで正しく実行されず、ウィンドウの上部フレームにロードする必要がありました。 マルチウィンドウモードオプションにより、AUTはデフォルトフレームではなく別のウィンドウで実行でき、そこで必要なトップフレームを取得できました。

マルチウィンドウモード

Seleniumの古いバージョンでは、次のオプションで明示的にマルチウィンドウモードを指定する必要があります。

   -multiwindow 

Selenium RC 1.0の時点で、単一のフレーム内でテストを実行する場合(つまり、以前のSeleniumバージョンの標準を使用する場合)、オプションを使用してこれをSelenium Serverに指定できます。

   -singlewindow 

Firefoxプロファイルの指定

Firefoxは、インスタンスごとに個別のプロファイルを指定しない限り、2つのインスタンスを同時に実行しません。 Selenium RC 1.0以降は個別のプロファイルで自動的に実行されるため、Selenium 1.0を使用している場合は、このセクションをスキップできます。 ただし、Seleniumの古いバージョンを使用している場合、またはテストに特定のプロファイルを使用する必要がある場合(https証明書の追加やアドオンのインストールなど)、プロファイルを明示的に指定する必要があります。

最初に、別のFirefoxプロファイルを作成するには、次の手順に従います。 Windowsのスタートメニューを開き、“実行"を選択して、次のいずれかを入力します。

   firefox.exe -profilemanager 
   firefox.exe -P 

ダイアログを使用して新しいプロファイルを作成します。 次に、Seleniumサーバーを実行するときに、サーバーのコマンドラインオプション -firefoxProfileTemplate でこの新しいFirefoxプロファイルを使用し、ファイル名とディレクトリパスを使用してプロファイルへのパスを指定するように指示します。

   -firefoxProfileTemplate "path to the profile" 

警告: 必ずデフォルトとは別の新しいフォルダーにプロファイルを入れてください!!! Firefoxプロファイルマネージャーツールは、プロファイルを削除すると、プロファイルファイルであるかどうかに関係なく、フォルダー内のすべてのファイルを削除します。

Firefoxプロファイルの詳細については、Mozillaのナレッジベースをご覧ください。

-htmlSuiteを使用してサーバー内でSeleneseを直接実行する

HTMLファイルをサーバーのコマンドラインに渡すことで、Selenese HTMLファイルをSelenium Server内で直接実行できます。 例えば、

   java -jar selenium-server-standalone-<version-number>.jar -htmlSuite "*firefox" 
   "http://www.google.com" "c:\absolute\path\to\my\HTMLSuite.html" 
   "c:\absolute\path\to\my\results.html"

これにより、HTMLスイートが自動的に起動され、すべてのテストが実行され、結果とともにHTMLレポートが保存されます。

注意: このオプションを使用すると、サーバーはテストを開始し、テストが完了するまで指定された秒数待機します。 その時間内にテストが完了しない場合、コマンドはゼロ以外の終了コードで終了し、結果ファイルは生成されません。

このコマンドラインは非常に長いため、入力するときは注意してください。 これには、単一のテストではなく、HTML Seleneseスイートを渡す必要があることに注意してください。 また、 -htmlSuite オプションは-interactiveと互換性がないことに注意してください。 両方を同時に実行することはできません。

Seleniumサーバーのログ

サーバー側のログ

Seleniumサーバーを起動するときに、 -log オプションを使用して、Seleniumサーバーによってレポートされた貴重なデバッグ情報をテキストファイルに記録できます。

   java -jar selenium-server-standalone-<version-number>.jar -log selenium.log

このログファイルは、標準のコンソールログよりも詳細です(DEBUGレベルのログメッセージが含まれます)。 ログファイルには、ロガー名、およびメッセージを記録したスレッドのID番号も含まれます。 例えば、

   20:44:25 DEBUG [12] org.openqa.selenium.server.SeleniumDriverResourceHandler - 
   Browser 465828/:top frame1 posted START NEW

メッセージの形式は、以下のとおりです。

   TIMESTAMP(HH:mm:ss) LEVEL [THREAD] LOGGER - MESSAGE

このメッセージは複数行の場合があります。

ブラウザ側のログ

ブラウザ側のJavaScript(Selenium Core)も重要なメッセージを記録します。 多くの場合、これらは通常のSeleniumサーバーログよりもエンドユーザーにとって有用です。 ブラウザ側のログにアクセスするには、 -browserSideLog 引数をSeleniumサーバーに渡します。

   java -jar selenium-server-standalone-<version-number>.jar -browserSideLog

-browserSideLog-log 引数と組み合わせて、browserSideLogs(および他のすべてのDEBUGレベルのログメッセージ)をファイルに記録する必要があります。

特定のブラウザへのパスを指定する

特定のブラウザーへのパスをSelenium RCに指定できます。 これは、同じブラウザーの異なるバージョンがあり、特定のブラウザーを使用する場合に便利です。 また、これは、Selenium RCで直接サポートされていないブラウザーに対してテストを実行できるようにするために使用されます。 実行モードを指定するときは、ブラウザの実行可能ファイルへのフルパスが後に続く *custom 指定子を使用します。

   *custom <path to browser> 

Selenium RCアーキテクチャ

注意: このトピックでは、Selenium RCの背後にある技術的な実装について説明します。 Seleniumユーザーがこれを知ることは基本的なことではありませんが、将来発生する可能性のある問題の一部を理解するのに役立ちます。

Selenium RC Serverがどのように機能し、プロキシインジェクションと高度な特権モードを使用する理由を詳細に理解するには、最初に 同一オリジンポリシー を理解する必要があります。

同一オリジンポリシー

Seleniumが直面する主な制限は、同一オリジンポリシーです。 このセキュリティ制限は、市場のすべてのブラウザーによって適用され、その目的は、サイトのコンテンツが別のサイトのスクリプトによってアクセスされないようにすることです。 同一オリジンポリシーでは、ブラウザ内にロードされたコードはすべて、そのウェブサイトのドメイン内でのみ動作することが規定されています。 別のWebサイトで関数を実行することはできません。 たとえば、ブラウザが www.mysite.com を読み込むときにJavaScriptコードを読み込むと、それが別のサイトであっても、読み込まれたコードを www.mysite2.com に対して実行できません。 これが可能な場合、他のタブで口座ページを開いていれば、開いているウェブサイトに配置されたスクリプトは銀行口座の情報を読み取ることができます。 これはXSS(クロスサイトスクリプティング)と呼ばれます。

このポリシー内で機能するには、Selenium-Core(およびすべての魔法を発生させるJavaScriptコマンド)をテスト対象アプリケーション(同じURL)と同一オリジンに配置する必要があります。

歴史的に、Selenium-CoreはJavaScriptで実装されていたため、この問題によって制限されていました。 ただし、Selenium RCは同一オリジンポリシーによって制限されていません。 Seleniumサーバーをプロキシとして使用すると、この問題を回避できます。 基本的に、ブラウザがサーバーが提供する単一の"なりすまし"ウェブサイトで動作していることをブラウザに伝えます。

注意: このトピックに関する追加情報は、同一オリジンポリシーおよびXSSに関するWikipediaページで見つけることができます。

プロキシインジェクション

同一オリジンポリシーを回避するためにSeleniumが使用した最初の方法は、プロキシインジェクションでした。 プロキシインジェクションモードでは、Selenium Serverはブラウザと テスト対象アプリケーション1 の間にあるクライアント設定の HTTPプロキシ2として機能します。 次に、架空のURLでテスト対象アプリケーションをマスクします(Selenium-Coreと一連のテストを埋め込み、同一オリジンから来ているかのように配信します)。

これがアーキテクチャ図です。

これがアーキテクチャ図 1

お気に入りの言語でテストスイートが開始されると、次のようになります。

  1. クライアント/ドライバーは、selenium-RCサーバーとの接続を確立します。
  2. Selenium RCサーバーは、Selenium-CoreのJavaScriptをブラウザーがロードしたWebページに挿入するURLを使用してブラウザーを起動します(または古いブラウザーを再利用します)。
  3. クライアントドライバーはSeleneseコマンドをサーバーに渡します。
  4. サーバーはコマンドを解釈し、対応するJavaScript実行をトリガーして、ブラウザー内でそのコマンドを実行します。 Selenium-Coreは、ブラウザーに最初の命令に基づいて動作するよう指示し、通常はテスト対象アプリケーションのページを開きます。
  5. ブラウザーはオープンリクエストを受信し、Selenium RCサーバー(使用するブラウザーのHTTPプロキシとして設定)からWebサイトのコンテンツを要求します。
  6. Selenium RCサーバーはWebサーバーと通信してページを要求し、ページを受信すると、ブラウザーにページを送信し、オリジンをマスクしてページがSelenium-Coreと同じサーバーからのものであるように見えます(これにより、Selenium-Coreは 同一オリジンポリシーを使用)。
  7. ブラウザーはWebページを受信し、そのページ用に予約されているフレーム/ウィンドウにレンダリングします。

Heightened Privileges でブラウザーを起動する

この方法のこのワークフローは、プロキシインジェクションに非常に似ていますが、主な違いは、ブラウザが Heightened Privileges と呼ばれる特別なモードで起動されることです。 これにより、Webサイトは一般に許可されていないこと(SeleniumにXSSを実行したり、ファイルのアップロード入力を入力したり)を許可します。 これらのブラウザーモードを使用することで、Selenium CoreはAUT全体をSelenium RCサーバーに渡すことなく、テスト対象アプリケーションを直接開き、コンテンツを読み取り/操作できます。

これがアーキテクチャ図です。

アーキテクチャ図 1

お気に入りの言語でテストスイートが開始されると、次のようになります。

  1. クライアント/ドライバーは、selenium-RCサーバーとの接続を確立します。
  2. Selenium RCサーバーは、WebページにSelenium-CoreをロードするURLを使用してブラウザーを起動します(または古いブラウザーを再利用します)。
  3. Selenium-Coreは、クライアント/ドライバーから最初の命令を取得します(Selenium RCサーバーへの別のHTTP要求を介して)。
  4. Selenium-Coreはその最初の命令に基づいて動作し、通常はテスト対象アプリケーションのページを開きます。
  5. ブラウザはオープン要求を受信し、Webサーバーにページを要求します。 ブラウザがWebページを受信すると、そのページ用に予約されたフレーム/ウィンドウにレンダリングします。

HTTPSおよびセキュリティポップアップの処理

多くのアプリケーションは、パスワードやクレジットカード情報などの暗号化された情報を送信する必要がある場合、HTTPからHTTPSに切り替えます。 これは、今日の多くのWebアプリケーションに共通しています。 Selenium RCはこれをサポートしています。

HTTPSサイトが本物であることを確認するには、ブラウザにセキュリティ証明書が必要です。 そうでない場合、ブラウザがHTTPSを使用してテスト対象アプリケーションにアクセスすると、アプリケーションが’信頼されていない’と見なされます。 これが発生すると、ブラウザにセキュリティポップアップが表示され、Selenium RCを使用してこれらのポップアップを閉じることはできません。

Selenium RCテストでHTTPSを扱う場合、これをサポートし、セキュリティ証明書を処理する実行モードを使用する必要があります。 テストプログラムでSeleniumを初期化するときに、実行モードを指定します。

Selenium RC 1.0ベータ2以降では、実行モードに* firefoxまたは* iexploreを使用します。 Selenium RC 1.0 beta 1を含む以前のバージョンでは、実行モードに*chromeまたは *iehtaを使用します。 これらの実行モードを使用すると、特別なセキュリティ証明書をインストールする必要はありません。 Selenium RCがそれを処理します。

バージョン1.0では、実行モード*firefoxまたは*iexploreが推奨されます。 ただし、*iexploreproxyおよび*firefoxproxyの追加の実行モードがあります。 これらは後方互換性のためにのみ提供されており、レガシーテストプログラムで必要でない限り使用しないでください。 アプリケーションが追加のブラウザウィンドウを開く場合、セキュリティ証明書の処理と複数のウィンドウの実行に制限があります。

Selenium RCの以前のバージョンでは、 *chromeまたは*iehtaは、HTTPSおよびセキュリティポップアップの処理をサポートする実行モードでした。 これらは’実験モード’と見なされましたが、非常に安定し、多くの人が使用していました。 Selenium 1.0を使用している場合、これらの古い実行モードは不要であり、使用すべきではありません。

セキュリティ証明書の説明

通常、ブラウザは、既に所有しているセキュリティ証明書をインストールすることで、テストしているアプリケーションを信頼します。 ブラウザのオプションまたはインターネットのプロパティでこれを確認できます(テスト対象アプリケーションのセキュリティ証明書がわからない場合は、システム管理者に問い合わせてください)。 Seleniumがブラウザーをロードすると、ブラウザーとサーバー間のメッセージをインターセプトするコードを挿入します。 ブラウザーは、信頼されていないソフトウェアがアプリケーションのように見えると解釈するようになりました。 ポップアップメッセージで警告することで応答します。

これを回避するために、Selenium RC(これをサポートする実行モードを使用する場合)は、ブラウザーがアクセスできる場所でクライアントコンピューターに独自のセキュリティ証明書を一時的にインストールします。 これにより、ブラウザはテスト対象アプリケーションとは異なるサイトにアクセスしていると思わせ、ポップアップを効果的に抑制します。

Seleniumの以前のバージョンで使用された別の方法は、Seleniumのインストールで提供されるCybervilliansセキュリティ証明書をインストールすることでした。 ただし、ほとんどのユーザーはこれを行う必要がなくなります。 Selenium RCをプロキシインジェクションモードで実行している場合、このセキュリティ証明書を明示的にインストールする必要があるかもしれません。

追加のブラウザーとブラウザー構成のサポート

Selenium APIは、Internet ExplorerとMozilla Firefoxに加えて、複数のブラウザーに対する実行をサポートしています。 サポートされるブラウザーについては、 https://selenium.dev Webサイトを参照してください。 さらに、ブラウザーが直接サポートされていない場合でも、テストアプリケーションがブラウザーを起動する時に”*custom"実行モード(すなわち、*firefoxまたは*iexploreの代わり)を使用して、選択したブラウザーに対してSeleniumテストを実行できます。 これにより、API呼び出し内で実行可能なブラウザーへのパスを渡します。 これは、対話モードのサーバーからも実行できます。

   cmd=getNewBrowserSession&1=*custom c:\Program Files\Mozilla Firefox\MyBrowser.exe&2=http://www.google.com

異なるブラウザー設定でテストを実行する

通常、Selenium RCはブラウザーを自動的に設定しますが、”*custom" 実行モードを使用してブラウザーを起動する場合、自動設定を使用せずにSelenium RCにブラウザーをそのまま強制的に起動させることができます。

たとえば、次のようなカスタム設定でFirefoxを起動できます。

   cmd=getNewBrowserSession&1=*custom c:\Program Files\Mozilla Firefox\firefox.exe&2=http://www.google.com

この方法でブラウザーを起動する場合、Selenium Serverをプロキシとして使用するようにブラウザーを手動で設定する必要があることに注意してください。 通常、これはブラウザーの設定を開き、“localhost:4444"をHTTPプロキシとして指定することを意味しますが、この手順はブラウザーごとに根本的に異なる場合があります。 詳細については、ブラウザーのドキュメントを参照してください。

Mozillaブラウザは、起動と停止の方法が異なる場合があることに注意してください。 Mozillaブラウザの動作をもう少し予測可能にするために、MOZ_NO_REMOTE環境変数を設定する必要があるかもしれません。 Unixユーザーは、シェルスクリプトを使用してブラウザを起動しないでください。 一般に、バイナリ実行可能ファイル(firefox-binなど)を直接使用することをお勧めします。

一般的な問題のトラブルシューティング

Selenium RCの使用を開始すると、一般的に発生する可能性のある問題がいくつかあります。 ここでそれらとその解決策を紹介します。

サーバーに接続できません

テストプログラムがSeleniumサーバーに接続できない場合、Seleniumはテストプログラムで例外をスローします。 このメッセージまたは同様のメッセージが表示されるはずです。

    "Unable to connect to remote server (Inner Exception Message: 
	No connection could be made because the target machine actively 
	refused it )"
    
	(using .NET and XP Service Pack 2) 

このようなメッセージが表示された場合は、必ずSeleniumサーバーを起動してください。 その場合、SeleniumクライアントライブラリとSeleniumサーバー間の接続に問題があります。

Selenium RCを使用する場合、ほとんどの人は、同じマシンでテストプログラム(Seleniumクライアントライブラリを使用)とSeleniumサーバーを実行することから始めます。 これを行うには、接続パラメーターとして"localhost"を使用します。 開始する潜在的なネットワークの問題の影響を軽減するため、この方法で開始することをお勧めします。 オペレーティングシステムに一般的なネットワーク設定とTCP/IP設定があると仮定すると、ほとんど問題はありません。 実際、多くの人がこの方法でテストを実行することを選択します。

ただし、リモートマシンでSeleniumサーバーを実行する場合は、2台のマシン間に有効なTCP/IP接続があると仮定すると、接続は良好です。

接続に問題がある場合は、 pingtelnetifconfig(Unix)/ipconfig(Windows) などの一般的なネットワークツールを使用して、有効なネットワーク接続を確保できます。 これらに不慣れな場合は、システム管理者が支援できます。

ブラウザをロードできません

わかりやすいエラーメッセージではありません。 申し訳ありませんが、Seleniumサーバーがブラウザをロードできない場合、このエラーが表示される可能性があります。

    (500) Internal Server Error

これは、下記が原因の可能性があります。

  • Firefox(Selenium 1.0より前)は、ブラウザーが既に開いており、別のプロファイルを指定していないため、起動できません。 サーバーオプションのFirefoxプロファイルのセクションを参照してください。
  • 使用している実行モードは、マシン上のどのブラウザとも一致しません。 プログラムでブラウザーを開いたときに、Seleniumに渡したパラメーターを確認してください。
  • ブラウザーへのパスを明示的に指定しました( “*custom” を使用 - 上記を参照)が、パスが正しくありません。 パスが正しいことを確認してください。 また、ユーザーグループをチェックして、ブラウザーと “*custom” パラメーターに既知の問題がないことを確認します。

SeleniumはAUTを見つけることができません

テストプログラムがブラウザを正常に起動したが、テストしているWebサイトがブラウザに表示されない場合、最も可能性の高い原因は、テストプログラムが正しいURLを使用していないことです。

これは簡単に起きます。 Selenium-IDEを使用してスクリプトをエクスポートすると、ダミーのURLが挿入されます。 アプリケーションをテストするには、URLを手動で正しいものに変更する必要があります。

Firefoxはプロファイルの準備中にシャットダウンを拒否しました

これはほとんどの場合、Selenium RCテストプログラムをFirefoxに対して実行しますが、Firefoxブラウザーセッションが既に実行されており、Selenium Serverの起動時に別のプロファイルを指定しなかった場合に発生します。 テストプログラムからのエラーは次のようになります。

    Error:  java.lang.RuntimeException: Firefox refused shutdown while 
    preparing a profile 

サーバーからの完全なエラーメッセージを次に示します。

    16:20:03.919 INFO - Preparing Firefox profile... 
    16:20:27.822 WARN - GET /selenium-server/driver/?cmd=getNewBrowserSession&1=*fir 
    efox&2=http%3a%2f%2fsage-webapp1.qa.idc.com HTTP/1.1 
    java.lang.RuntimeException: Firefox refused shutdown while preparing a profile 
            at org.openqa.selenium.server.browserlaunchers.FirefoxCustomProfileLaunc 
    her.waitForFullProfileToBeCreated(FirefoxCustomProfileLauncher.java:277) 
    ... 
    Caused by: org.openqa.selenium.server.browserlaunchers.FirefoxCustomProfileLaunc 
    her$FileLockRemainedException: Lock file still present! C:\DOCUME~1\jsvec\LOCALS 
    ~1\Temp\customProfileDir203138\parent.lock 

これを解決するには、個別のFirefoxプロファイルの指定に関するセクションを参照してください。

バージョン管理の問題

Seleniumのバージョンがブラウザのバージョンをサポートしていることを確認してください。 たとえば、Selenium RC 0.92はFirefox 3をサポートしていません。 時には幸運かもしれません(私はそうでした)。 ただし、使用しているSeleniumのバージョンでサポートされているブラウザのバージョンを確認することを忘れないでください。 疑わしい場合は、ブラウザの最も広く使用されているバージョンでSeleniumの最新リリースバージョンを使用してください。

サーバーの起動中のエラーメッセージ: “(Unsupported major.minor version 49.0)”

このエラーは、正しいバージョンのJavaを使用していないことを示しています。 Selenium ServerにはJava 1.5以降が必要です。

Javaバージョンを再確認するには、コマンドラインからこれを実行します。

   java -version

Javaバージョンを示すメッセージが表示されます。

   java version "1.5.0_07"
   Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.5.0_07-b03)
   Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.5.0_07-b03, mixed mode)

低いバージョン番号が表示される場合は、JREを更新するか、単に更新したJREをPATH環境変数に追加する必要があります。

getNewBrowserSessionコマンドの実行時の404エラー

http://www.google.com/selenium-server/" でページを開こうとしているときに404エラーが表示される場合は、Seleniumサーバーがプロキシとして正しく構成されていないことが原因である必要があります。 “selenium-server” ディレクトリはgoogle.comには存在しません。 プロキシが適切に設定されている場合にのみ存在します。 プロキシ設定は、Firefox、iexplore、opera、またはカスタムでブラウザを起動する方法に大きく依存します。

  • iexplore: *iexplore を使用してブラウザを起動した場合、Internet Explorerのプロキシ設定に問題がある可能性があります。 Seleniumサーバーは、インターネットオプションコントロールパネルでグローバルプロキシ設定を構成しようとします。 Seleniumサーバーがブラウザーを起動するときに、これらが正しく構成されていることを確認する必要があります。 インターネットオプションコントロールパネルを見てみてください。 “接続"タブをクリックし、“LAN設定"をクリックします。

    • プロキシを使用してテストするアプリケーションにアクセスする必要がある場合は、"-Dhttp.proxyHost"でSeleniumサーバーを起動する必要があります。 詳細については、Proxy Configuration_ を参照してください。
    • プロキシを手動で設定してから、 *custom または *iehta ブラウザーランチャーでブラウザーを起動することもできます。
  • custom: *customを使用する場合、プロキシを正しく(手動で)設定する必要があります。 そうしないと、404エラーが発生します。 プロキシ設定が正しく構成されていることを再確認してください。 プロキシを正しく設定したかどうかを確認するには、意図的にブラウザを誤って設定しようとします。 間違ったプロキシサーバーのホスト名または間違ったポートを使用するようにブラウザーを構成してください。 ブラウザのプロキシ設定を正しく構成しなかった場合、ブラウザーはインターネットに接続できなくなります。 これは、関連する設定を調整していることを確認する1つの方法です。

  • 他のブラウザ(*firefox、*opera)では、プロキシが自動的にハードコード化されるため、この機能に関する既知の問題はありません。 404エラーが発生し、このユーザーガイドに従っている場合は、ユーザーコミュニティからの助けを得るために、ユーザーグループに結果を慎重に投稿してください。

パーミッション拒否エラー

このエラーの最も一般的な理由は、セッションがドメインの境界を越える(たとえば、 http://domain1 から、http://domain2 のページにアクセスします)かプロトコルを切り替える(http://domainX から https://domainX に移動する)ことで同一オリジンポリシーに違反しようとしていることです。

このエラーは、JavaScriptがまだ使用可能でないUIページ(ページが完全にロードされる前)または使用できなくなった(ページのアンロードが開始された後)UIオブジェクトを見つけようとした場合にも発生します。 これは、AJAXページで最も一般的に発生します。 AJAXページは、大きなページとは独立してロードおよび/またはリロードするページまたはサブフレームのセクションで動作します。

このエラーは断続的に発生する場合があります。 問題はデバッガーのオーバーヘッドがシステムに追加されたときに再現できない競合状態に起因するため、デバッガーで問題を再現することはできません。 パーミッションの問題については、チュートリアルで詳しく説明します。 The Same Origin PolicyProxy Injectionに関する章を注意深くお読みください。

ブラウザーポップアップウィンドウの処理

Seleniumテスト中に取得できる"ポップアップ"にはいくつかの種類があります。 テスト対象アプリケーションではなくブラウザによって開始されたSeleniumコマンドを実行しても、これらのポップアップを閉じることができない場合があります。 これらの管理方法を知る必要があるかもしれません。 ポップアップの種類ごとに異なる方法で対処する必要があります。

  • HTTP基本認証ダイアログ:これらのダイアログは、サイトにログインするためのユーザー名/パスワードの入力を求めます。 HTTP基本認証を必要とするサイトにログインするには、次のように、RFC 1738で説明されているように、URLでユーザー名とパスワードを使用します。 open(“http://myusername:myuserpassword@myexample.com/blah/blah/blah").

  • SSL証明書の警告:Selenium RCは、SSL証明書がプロキシとして有効になっている場合、自動的になりすまそうとします。 詳細については、HTTPSの章を参照してください。 ブラウザーが正しく設定されている場合、SSL証明書の警告は表示されませんが、危険な"CyberVillains"SSL認証局を信頼するようにブラウザーを設定する必要があります。 繰り返しますが、これを行う方法についてはHTTPSセクションを参照してください。

  • モーダルJavaScriptアラート/確認/プロンプトダイアログ:Seleniumはそれらのダイアログを(window.alert、window.confirm、window.promptを置き換えることで)隠そうとするため、ページの実行が停止されません。 アラートポップアップが表示されている場合は、ページの読み込みプロセス中に発生した可能性があります。 通常、ページを保護するには早すぎます。 Seleneseには、アラートと確認のポップアップをアサートまたは検証するためのコマンドが含まれています。 第4章のこれらのトピックに関する章を参照してください。

Linuxで、Firefoxブラウザーセッションが閉じないのはなぜですか?

Unix/Linuxでは、“firefox-bin"を直接呼び出す必要があるため、実行可能ファイルがパス上にあることを確認してください。 シェルスクリプトを介してFirefoxを実行している場合、ブラウザーを終了するときが来ると、Selenium RCはシェルスクリプトを終了し、ブラウザーを実行したままにします。 このように、firefox-binへのパスを直接指定できます。

   cmd=getNewBrowserSession&1=*firefox /usr/local/firefox/firefox-bin&2=http://www.google.com

Firefox *chrome はカスタムプロファイルでは機能しません

Firefoxプロファイルのフォルダー -> prefs.js -> user_pref(“browser.startup.page”, 0); を確認してください。 次の行を “//user_pref(“browser.startup.page”, 0);” のようにコメントアウトして、再度試してください。

親ページの読み込み中にカスタムポップアップを読み込むことはできますか(つまり、親ページのjavascript window.onload()関数が実行される前)?

いいえ。Seleniumはインターセプターに依存しており、ロード中のウィンドウ名を決定します。 これらのインターセプターは、ウィンドウがonload()関数の後にロードされた場合、新しいウィンドウをキャッチするのに最適に機能します。 Seleniumは、onload関数の前にロードされたウィンドウを認識しない場合があります。

Linux上のFirefox

Unix/Linuxでは、1.0より前のSeleniumのバージョンは “firefox-bin” を直接呼び出す必要があったため、以前のバージョンを使用している場合は、実際の実行可能ファイルがパス上にあることを確認してください。

ほとんどのLinuxディストリビューションでは、実際の firefox-bin は次の場所にあります。

   /usr/lib/firefox-x.x.x/ 

x.x.xは現在使用しているバージョン番号です。 そのため、そのパスをユーザーのパスに追加します。 以下を.bashrcファイルに追加する必要があります。

   export PATH="$PATH:/usr/lib/firefox-x.x.x/"

必要に応じて、次のようにテストで直接firefox-binへのパスを指定できます。

   "*firefox /usr/lib/firefox-x.x.x/firefox-bin"

IEおよびスタイル属性

Internet Explorerでテストを実行していて、style属性を使用して要素を見つけられない場合、例えば、次のような場合があります。

    //td[@style="background-color:yellow"]

これはFirefox、Opera、またはSafariで完全に機能しますが、IEでは機能しません。 IEは @style のキーを大文字として解釈します。 したがって、ソースコードが小文字であっても、下記のように使用したほうがよいです。

    //td[@style="BACKGROUND-COLOR:yellow"]

テストが複数のブラウザーで動作することを意図している場合、これは問題ですが、簡単にテストをコーディングして状況を検出し、IEでのみ動作する代替ロケーターを試すことができます。

エラーが発生しました-*googlechromeブラウザーのシャットダウン時に"Cannot convert object to primitive value”

このエラーを回避するには、同一オリジンポリシーチェックを無効にするオプションでブラウザを起動する必要があります。

   selenium.start("commandLineFlags=--disable-web-security");

IEでエラーが発生しました - “Couldn’t open app window; is the pop-up blocker enabled?”

このエラーを回避するには、ブラウザを設定する必要があります。 ポップアップブロッカーを無効にし、ツール » オプション »セキュリティで’保護モードを有効にする’オプションをオフにします。


  1. ブラウザーは、 localhost:4444 をHTTPプロキシーとして設定した構成プロファイルで起動されます。 これが、ブラウザーが行うHTTP要求がSeleniumサーバーを通過し、レスポンスが実サーバーからではなく通過する理由です。 ↩︎

  2. プロキシは、2つの部分の間でボールを渡す中間の第三者です。 AUTをブラウザに配信する"Webサーバー"として機能します。 プロキシであるため、Seleniumサーバーはテスト対象アプリケーションの実際のURLについて"嘘をつく"機能を提供します。 ↩︎

8.2 - Selenium 2

Selenium 2 was a rewrite of Selenium 1 that was implemented with WebDriver code.

8.2.1 - RCからWebDriverへの移行

Selenium WebDriverに移行する方法

Selenium 2を採用する際によくある質問は、「既存のテストセットに新しいテストを追加するときに正しいことは何ですか?」ということです。 フレームワークを初めて使用するユーザーは、新しいWebDriver APIを使用してテストを作成することから始めることができます。 しかし、既存のテストスイートを既に持っているユーザーはどうでしょうか? このガイドは、既存のテストを新しいAPIに移行し、WebDriverが提供する新機能を使用してすべての新しいテストを作成する方法を示すことを目的としています。

ここで紹介する方法は、1回の大規模なプッシュですべてをやり直す必要のない、WebDriver APIへの断片的な移行について説明しています。 これは、既存のテストの移行により多くの時間を割り当てることができることを意味します。 これにより、どこに労力を費やすかを決定しやすくなります。

このガイドは、移行を行うための最良のサポートがあるため、Javaを使用して書かれています。 他の言語用のより優れたツールを提供するため、このガイドはそれらの言語を含むように拡張されます。

WebDriverに移行する理由

一連のテストをあるAPIから別のAPIに移動するには、多大な労力が必要です。 なぜあなたとあなたのチームはこの動きを検討するのですか? WebDriverを使用するためにSeleniumテストを移行することを検討する必要があるいくつかの理由を以下に示します。

  • 小さくコンパクトなAPI。 WebDriverのAPIは、元のSelenium RC APIよりもオブジェクト指向です。 これにより、作業が容易になります。
  • ユーザー操作のより良いエミュレーション。 可能な場合、WebDriverはWebページと対話するためにネイティブイベントを使用します。 これは、ユーザーがサイトやアプリを操作する方法をより厳密に模倣しています。 さらに、WebDriverは、サイトとの複雑な相互作用をモデル化できる高度なユーザーインタラクションAPIを提供します。
  • ブラウザーベンダーによるサポート。 Opera、Mozilla、GoogleはすべてWebDriverの開発に積極的に参加しており、それぞれにフレームワークの改善に取り組んでいるエンジニアがいます。 多くの場合、これはWebDriverのサポートがブラウザー自体に組み込まれていることを意味します。 テストは可能な限り高速で安定して実行されます。

はじめる前に

移行プロセスを可能な限り簡単にするために、すべてのテストが最新のSeleniumリリースで正しく実行されることを確認してください。 これは当たり前のように聞こえるかもしれませんが、言ってもらうのが最善です!

はじめに

移行を開始する最初の手順は、Seleniumのインスタンスの取得方法を変更することです。 Selenium RCを使用する場合、これは次のように行われます。

Selenium selenium = new DefaultSelenium("localhost", 4444, "*firefox", "http://www.yoursite.com");
selenium.start();

これは次のように置き換える必要があります。

WebDriver driver = new FirefoxDriver();
Selenium selenium = new WebDriverBackedSelenium(driver, "http://www.yoursite.com");

次のステップ

テストがエラーなしで実行されたら、次の段階は実際のテストコードを移行してWebDriver APIを使用することです。 コードがどれだけ適切に抽象化されているかによって、これは短いプロセスまたは長いプロセスになります。 どちらの場合でも、アプローチは同じであり、簡単に要約できます。 編集するときに新しいAPIを使用するようにコードを変更します。

基になるWebDriver実装をSeleniumインスタンスから抽出する必要がある場合は、WrapsDriverにキャストするだけです。

WebDriver driver = ((WrapsDriver) selenium).getWrappedDriver();

これにより、通常どおりSeleniumインスタンスの受け渡しを続けることができますが、必要に応じてWebDriverインスタンスのラップを解除できます。

ある時点で、コードベースは主に新しいAPIを使用します。 この時点で、WebDriverを使用して関係を反転し、オンデマンドでSeleniumインスタンスをインスタンス化できます。

Selenium selenium = new WebDriverBackedSelenium(driver, baseUrl);

一般的な問題

幸いなことに、この移行を最初に行ったのはあなたではないので、他の人が経験した一般的な問題とその解決方法を以下に示します。

クリックと入力がより完全に

Selenium RCテストの一般的なパターンは、以下のとおりです。

selenium.type("name", "exciting tex");
selenium.keyDown("name", "t");
selenium.keyPress("name", "t");
selenium.keyUp("name", "t");

これは、ユーザーがページと対話した場合に通常発生するすべてのイベントも発生せずに、“type"が識別された要素のコンテンツを単に置き換えるという事実に依存しています。 “key*” の最後の直接呼び出しにより、JSハンドラーが期待どおりに起動します。

WebDriverBackedSeleniumを使用する場合、フォームフィールドに入力した結果は “exciting texttt” になります。 期待したものではありません! これは、WebDriverがユーザーの動作をより正確にエミュレートするため、ずっとイベントを発火させていたためです。

この同じ事実により、Selenium 1テストよりも早くページの読み込みが発生する場合があります。 “StaleElementException"がWebDriverによってスローされた場合、これが発生したことを確認できます。

WaitForPageToLoadがすぐに戻る

ページの読み込みが完了したことを発見するのは難しい仕事です。 “ロードイベントが発生したとき”、“すべてのAJAXリクエストが完了したとき”、“ネットワークトラフィックがないとき”、“document.readyStateが変更されたとき”、または他の全体的な何かを意味しますか?

WebDriverは元のSeleniumの動作をシミュレートしようとしますが、これはさまざまな理由で常に完全に機能するとは限りません。 最も一般的な理由は、ページの読み込みがまだ開始されていないことと、ページ呼び出しがメソッド呼び出し間で完了したことの違いを見分けることが難しいことです。 これは、ページの読み込みが完了する前(または開始される前)に制御がテストに返されることを意味する場合があります。

これに対する解決策は、特定の何かを待つことです。 一般的に、これは次にやり取りしたい要素、または特定の値に設定されるJavascript変数のためのものです。 例えば、

Wait<WebDriver> wait = new WebDriverWait(driver, Duration.ofSeconds(30));
WebElement element= wait.until(visibilityOfElementLocated(By.id("some_id")));

“visibilityOfElementLocated” は次のように実装されます。

public ExpectedCondition<WebElement> visibilityOfElementLocated(final By locator) {
  return new ExpectedCondition<WebElement>() {
    public WebElement apply(WebDriver driver) {
      WebElement toReturn = driver.findElement(locator);
      if (toReturn.isDisplayed()) {
        return toReturn;
      }
      return null;
    }
  };
}

これは複雑に見えるかもしれませんが、ほとんどすべての定型コードです。 唯一の興味深い点は、 “apply” メソッドが “null” でもBoolean.FALSEでもないものを返すまで、 “ExpectedCondition” が繰り返し評価されることです。

もちろん、これらの “wait” 呼び出しをすべて追加すると、コードが混乱する可能性があります。 その場合で、ニーズが単純な場合は、暗黙的な待機の使用を検討してください。

driver.manage().timeouts().implicitlyWait(30, TimeUnit.SECONDS);

これにより、要素が見つかるたびに、要素が存在しない場合は、存在するか、30秒が経過するまで位置が再試行されます。

XPathまたはCSSセレクターによる検索は常に機能するとは限りませんが、Selenium1では機能します

Selenium 1では、xpathがブラウザ自体の機能ではなく、バンドルされたライブラリを使用するのが一般的でした。 代替手段がない限り、WebDriverは常にネイティブブラウザーメソッドを使用します。 つまり、一部のブラウザでは複雑なxpath式が壊れる場合があります。

Selenium 1のCSSセレクターは、Sizzleライブラリを使用して実装されました。 これにより、CSS Selector仕様のスーパーセットが実装され、どこで境界を越えたかが常に明確になるとは限りません。 WebDriverBackedSeleniumを使用していて、要素の検索にCSSセレクターの代わりにSizzleロケーターを使用している場合、コンソールに警告が記録されます。 特に要素を見つけることができないためにテストが失敗する場合、これらを探すのに時間をかける価値があります。

Browserbotはありません

Selenium RCはSelenium Coreに基づいていたため、Javascriptを実行すると、Selenium Coreの一部にアクセスして作業を簡単にすることができました。 WebDriverはSelenium Coreに基づいていないため、これは不可能です。 Selenium Coreを使用しているかどうかをどのように確認できますか? シンプル! “getEval” または同様の呼び出しが、評価されたJavascriptで “selenium” または “browserbot” を使用しているかどうかを確認してください。

browserbotを使用して、テストの現在のウィンドウまたはドキュメントへのハンドルを取得している可能性があります。 幸いなことに、WebDriverは常に現在のウィンドウのコンテキストでJSを評価するため、“ウィンドウ"または"ドキュメント"を直接使用できます。

または、Browserbotを使用して要素を見つけることもできます。 WebDriverでは、これを行うためのイディオムは、最初に要素を見つけ、それを引数としてJavascriptに渡すことです。 従って、

String name = selenium.getEval(
    "selenium.browserbot.findElement('id=foo', browserbot.getCurrentWindow()).tagName");

このようになります。

WebElement element = driver.findElement(By.id("foo"));
String name = (String) ((JavascriptExecutor) driver).executeScript(
    "return arguments[0].tagName", element);

渡された “element” 変数が、JS標準の “arguments” 配列の最初の項目としてどのように表示されるかに注目してください。

Executing Javascript Doesn’t Return Anything

WebDriverのJavascriptExecutorは、すべてのJSをラップし、匿名式として評価します。 これは、 “return” キーワードを使用する必要があることを意味します。

String title = selenium.getEval("browserbot.getCurrentWindow().document.title");

このようになります。

((JavascriptExecutor) driver).executeScript("return document.title;");

8.2.2 - リモートWebDriverサーバー

サーバーは、テストするブラウザーがインストールされたマシンで常に実行されます。 サーバーは、コマンドラインから、またはコード設定を通じて使用できます。

コマンドラインからサーバーを起動する

一旦、selenium-server-standalone-{VERSION}.jarをダウンロードしたら、テストしたいブラウザーのあるコンピューターに配置します。 次に、jarを含むディレクトリから、次のコマンドを実行します。

java -jar selenium-server-standalone-{VERSION}.jar

サーバーを実行するにあたって考慮すること

呼び出し元は、Selenium#stop()またはWebDriver#quitを呼び出して、各セッションを適切に終了すべきです。

selenium-serverは、進行中の各セッションのメモリ内ログを保持します。 これらのログは、Selenium#stop()またはWebDriver#quitが呼び出されるとクリアされます。 これらのセッションの終了を忘れると、サーバーでメモリリークが発生する可能性があります。 非常に長時間実行されるセッションを維持する場合は、時々停止または終了する必要があります(または-Xmx jvmオプションでメモリを増やします)。

タイムアウト (version 2.21以降)

サーバーには2つの異なるタイムアウトがあり、次のように設定できます。

java -jar selenium-server-standalone-{VERSION}.jar -timeout=20 -browserTimeout=60
  • browserTimeout
    • ブラウザーのハングを許可する時間を制御します(値は秒単位)。
  • timeout
    • セッションが回収されるまでにクライアントがいなくなる時間を制御します(値は秒単位)。

システムプロパティselenium.server.session.timeoutは、2.21からサポートされなくなりました。

browserTimeoutは、通常のタイムアウトメカニズムが失敗した場合の予備のタイムアウトメカニズムであることに注意してください。これは主にグリッド/サーバー環境で使用され、クラッシュ/失われたプロセスが長く滞留、ランタイム環境を汚染しないようにします。

プログラムでサーバーを構成する

理論的には、プロセスはDriverServletをURLにマッピングするのと同じくらい簡単ですが、ページを全体的にコードで構成されたJettyなどの軽量コンテナでホストすることもできます。これを行う手順は次のとおりです。

selenium-server.zipをダウンロードして解凍します。 JARをCLASSPATHに配置します。 AppServerという新しいクラスを作成します。 ここでは、Jettyを使用しているので、それもダウンロードする必要があります。

import org.mortbay.jetty.Connector;
import org.mortbay.jetty.Server;
import org.mortbay.jetty.nio.SelectChannelConnector;
import org.mortbay.jetty.security.SslSocketConnector;
import org.mortbay.jetty.webapp.WebAppContext;

import javax.servlet.Servlet;
import java.io.File;

import org.openqa.selenium.remote.server.DriverServlet;

public class AppServer {
  private Server server = new Server();

  public AppServer() throws Exception {
    WebAppContext context = new WebAppContext();
    context.setContextPath("");
    context.setWar(new File("."));
    server.addHandler(context);

    context.addServlet(DriverServlet.class, "/wd/*");

    SelectChannelConnector connector = new SelectChannelConnector();
    connector.setPort(3001);
    server.addConnector(connector);

    server.start();
  }
}

8.3 - Selenium 3

Selenium 3 was the implementation of WebDriver without the Selenium RC Code. It has since been replaced with Selenium 4, which implements the W3C WebDriver specification.

8.3.1 - Grid 3

Selenium Grid 3 supported WebDriver without Selenium RC code. Grid 3 was completely rewritten for the new Grid 4.

Grid 4

Selenium Grid は、SeleniumテストがコマンドをリモートWebブラウザーインスタンスにルーティングできるようにする賢いプロキシサーバーです。 その目的は、複数のマシンで並行してテストを実行する簡単な方法を提供することです。

Selenium Gridでは、1つのサーバーが、JSON形式のテストコマンドを1つ以上の登録済みのグリッドノードにルーティングするハブとして機能します。 テストはハブに接続して、リモートブラウザーインスタンスへのアクセスを取得します。 ハブには、アクセスを提供する登録済みサーバーのリストがあり、これらのインスタンスを制御できます。

Selenium Gridを使用すると、複数のマシンで並行してテストを実行し、さまざまなブラウザーバージョンとブラウザー構成を(個々のテストではなく)一元的に管理できます。

Selenium Gridは特効薬ではありません。 一般的な委譲および配布の問題のサブセットを解決しますが、たとえばインフラストラクチャを管理せず、特定のニーズに適さない場合があります。

8.3.2 - 独自のグリッドを設定する

Quick start guide for setting up Grid 3.

Selenium Gridを使用するには、ノード用の独自のインフラストラクチャを維持する必要があります。 これは面倒で時間のかかる作業になる可能性があるため、多くの組織はこのインフラストラクチャを提供するためにAmazon EC2やGoogle ComputeなどのIaaSプロバイダーを使用しています。

他の選択肢として、クラウドのサービスとしてSelenium Gridを提供するSauce LabsやTesting Botなどのプロバイダーの使うこともできます。 独自のハードウェアでノードを実行することも確かに可能です。 この章では、独自のノードインフラストラクチャを備えた独自のグリッドを実行するオプションについて詳しく説明します。

クイックスタート

この例では、Selenium 2グリッドハブを起動し、WebDriverノードとSelenium 1 RCレガシーノードの両方を登録する方法を示します。 また、Javaからグリッドを呼び出す方法も示します。 ここでは、ハブとノードが同じマシンで実行されていますが、もちろん、selenium-server-standaloneを複数のマシンにコピーできます。

selenium-server-standaloneパッケージには、グリッドの実行に必要なハブ、WebDriver、およびレガシーRCが含まれています。 ant はもう必要ありません。 selenium-server-standalone.jarhttps://selenium.dev/downloads/ からダウンロードできます。

ステップ1:ハブを開始する

ハブは、テストリクエストを受信し、それらを適切なノードに配布する中心点です。 配布は機能ベースで行われます。 つまり、一連の機能を必要とするテストは、その機能セットまたは機能のサブセットを提供するノードにのみ配布されます。

テストのDesiredCapabilitiesは、 任意の を意味するため、ハブはDesiredCapabilitiesの設定に完全に一致するノードを見つけることを保証できません。

コマンドプロンプトを開き、selenium-server-standalone.jarファイルをコピーしたディレクトリに移動します。 ハブを起動するには、-role hubフラグをスタンドアロンサーバーに渡します。

java -jar selenium-server-standalone.jar -role hub

ハブはデフォルトでポート4444をリッスンします。 ブラウザーウィンドウを開いて http://localhost:4444/grid/console に移動すると、ハブのステータスを表示できます。

デフォルトのポートを変更するには、コマンドを実行するときにリッスンするポートを表す整数を持つオプションの -port フラグを追加できます。 また、JSON構成ファイル(以下を参照)に表示される他のすべてのオプションは、可能なコマンドラインフラグです。

確かに上記の簡単なコマンドだけでうまくいくことができますが、より高度な構成が必要な場合は、JSON形式の構成ファイルを指定して、開始時にハブを構成することもできます。 JSON形式の構成ファイルを指定して開始時にハブを構成する方法は以下のとおりです。

java -jar selenium-server-standalone.jar -role hub -hubConfig hubConfig.json -debug

以下に、 hubConfig.json ファイルの例を示します。 ステップ2でノード構成ファイルを提供する方法について詳しく説明します。

{
  "_comment" : "Configuration for Hub - hubConfig.json",
  "host": ip,
  "maxSession": 5,
  "port": 4444,
  "cleanupCycle": 5000,
  "timeout": 300000,
  "newSessionWaitTimeout": -1,
  "servlets": [],
  "prioritizer": null,
  "capabilityMatcher": "org.openqa.grid.internal.utils.DefaultCapabilityMatcher",
  "throwOnCapabilityNotPresent": true,
  "nodePolling": 180000,
  "platform": "WINDOWS"}

ステップ2:ノードを起動する

新しいWebDriver機能を備えたグリッドを実行するか、Selenium 1 RC機能を備えたグリッドを実行するか、または両方を同時に実行するかに関係なく、同じ selenium-server-standalone.jar ファイルを使用してノードを起動します。

java -jar selenium-server-standalone.jar -role node -hub http://localhost:4444

-port フラグでポートが指定されていない場合、空いているポートが選択されます。 1台のマシンで複数のノードを実行できますが、実行する場合は、システムメモリリソースとスクリーンショットの問題をテストで確認する必要があることに注意する必要があります。

オプションを使用したノード構成

前述のように、下位互換性のために、“wd"および"rc"ロールは"node"ロールの有効なサブセットのままです。 ただし、これらのロールは、対応するAPIへのリモート接続の種類を制限し、“node"はRCとWebDriverの両方のリモート接続を許可します。

コマンドラインでもJVMプロパティを( -jar引数の前に -Dフラグを使用して)渡すと、これらが取得され、ノードに伝播されます。

-Dwebdriver.chrome.driver=chromedriver.exe

JSONを使用したノード構成

JSON設定ファイルで構成されたグリッドノードを起動することもできます。

java -Dwebdriver.chrome.driver=chromedriver.exe -jar selenium-server-standalone.jar -role node -nodeConfig node1Config.json

そして、これは nodeConfig.json ファイルの例です。

{
  "capabilities": [
    {
      "browserName": "firefox",
      "acceptSslCerts": true,
      "javascriptEnabled": true,
      "takesScreenshot": false,
      "firefox_profile": "",
      "browser-version": "27",
      "platform": "WINDOWS",
      "maxInstances": 5,
      "firefox_binary": "",
      "cleanSession": true
    },
    {
      "browserName": "chrome",
      "maxInstances": 5,
      "platform": "WINDOWS",
      "webdriver.chrome.driver": "C:/Program Files (x86)/Google/Chrome/Application/chrome.exe"
    },
    {
      "browserName": "internet explorer",
      "maxInstances": 1,
      "platform": "WINDOWS",
      "webdriver.ie.driver": "C:/Program Files (x86)/Internet Explorer/iexplore.exe"
    }
  ],
  "configuration": {
    "_comment" : "Configuration for Node",
    "cleanUpCycle": 2000,
    "timeout": 30000,
    "proxy": "org.openqa.grid.selenium.proxy.WebDriverRemoteProxy",
    "port": 5555,
    "host": ip,
    "register": true,
    "hubPort": 4444,
    "maxSession": 5
  }
}

-host フラグに関する注意

ハブとノードの両方で、-hostフラグが指定されていない場合、デフォルトで0.0.0.0を使用します。 これにより、マシンのすべてのパブリック(非ループバック)IPv4インターフェイスにバインドされます。 特別なネットワーク構成または追加のネットワークインターフェイスを作成するコンポーネントがある場合は、-hostフラグにハブ/ノードが別のマシンから到達できる値を設定することをお勧めします。

ポートを指定する

ハブで使用されるデフォルトのTCP / IPポートは4444です。 ポートを変更する必要がある場合は、上記の構成を使用してください。

トラブルシューティング

ログファイルを使用する

高度なトラブルシューティングのために、システムメッセージを記録するログファイルを指定できます。 -log引数を使用してSelenium GRIDハブまたはノードを起動します。 以下の例をご覧ください。

java -jar selenium-server-standalone.jar -role hub -log log.txt

お気に入りのテキストエディターを使用してログファイル(上記の例ではlog.txt)を開き、問題が発生した場合に"エラー"ログを見つけます。

-debug 引数を使用する

-debug引数を使用して、デバッグログをコンソールに出力することもできます。 -debug 引数を使用してSeleniumグリッドハブまたはノードを起動します。 以下の例をご覧ください。

java -jar selenium-server-standalone.jar -role hub -debug

警告

Selenium Gridは、適切なファイアウォールアクセス許可を使用して外部アクセスから保護する必要があります。

グリッドを保護しないと、次の1つ以上が発生する可能性があります。

  • グリッドインフラストラクチャへのオープンアクセスを提供します。
  • サードパーティが内部Webアプリケーションおよびファイルにアクセスすることを許可します。
  • サードパーティにカスタムバイナリの実行を許可します。

Detectify に関するこのブログ投稿をご覧ください。 これは、公開されたグリッドが悪用される可能性のある概要を示しています。 Don’t Leave your Grid Wide Open

Docker Selenium

Docker は、コンテナと呼ばれる単位でSelenium Gridインフラストラクチャをプロビジョニングおよびスケーリングする便利な方法を提供します。 コンテナは、さまざまなマシンで信頼性と再現性のある方法で、すべての依存関係を含む目的のアプリケーションを実行するために必要なすべてを含むソフトウェアの標準化されたユニットです。

Seleniumプロジェクトは、ダウンロードして実行して作業用グリッドを迅速に起動および実行できる一連のDockerイメージを保持しています。 ノードはFirefoxとChromeの両方で使用できます。 グリッドのプロビジョニング方法の詳細は、 Docker Selenium リポジトリ内にあります。

前提条件

グリッドを実行するための唯一の要件は、Dockerをインストールして動作させることです。 Dockerのインストール.

8.3.3 - グリッドのコンポーネント

Description of Hub and Nodes for Grid 3.
Grid 3 Components

ハブ

  • 仲介者およびマネージャー
  • テストを実行する要求を受け入れます
  • クライアントから命令を受け取り、ノード上でリモートで実行します
  • スレッドを管理します

ハブ は、すべてのテストが送信される中心点です。 各Selenium Gridは、ちょうど1つのハブで構成されます。 ハブは、それぞれのクライアント(CIサーバー、開発者マシンなど)から到達可能である必要があります。 ハブは、テストが委任される1つ以上のノードを接続します。

ノード

  • ブラウザが存在する場所
  • ハブに自分自身を登録し、その機能を伝えます
  • ハブからリクエストを受信して実行します

ノード は、個々のコンピューターシステムでテストを実行するさまざまなSeleniumインスタンスです。 グリッドには多くのノードが存在する場合があります。 ノードであるマシンは、ハブまたは他のノードと同じプラットフォームであったり、同じブラウザーを選定する必要はありません。 Windows上のノードは、Internet Explorerをブラウザーオプションとして提供する機能を備えている場合がありますが、これはLinuxまたはMacでは不可能です。

8.4 - レガシー Selenium IDE

紹介

Selenium-IDE (統合開発環境) は、Selenium テストケースを開発するためのツールです。 Selenium-IDE は使いやすい Firefox プラグインで、一般にテストケースを開発するための最も効率的な方法です。 Selenium-IDE ではコンテキストメニューも使用できます。 コンテキストメニューを使うと、まず現在ブラウザに表示されているページ上の UI 要素を選択し、次に Selenium コマンドのリストから目的のコマンドを選択できます。 コマンドのパラメータは、選択された UI 要素のコンテキストに従って、あらかじめ定義されたものが使われます。 Selenium-IDE を使う方法は、時間の節約になるだけでなく、Selenium スクリプトの構文を学ぶ手段としても優れています。

この章では Selenium-IDE について詳しく取り上げ、Selenium-IDE を効果的に使う方法について説明します。

IDEのインストール

Firefoxを使用して、最初にSeleniumHQダウンロードページからIDEをダウンロードします。

Firefoxは、不慣れな場所からアドオンをインストールしないように保護するため、次のスクリーンショットに示すように、インストールを続行するには’許可’をクリックする必要があります。

Selenium IDE Installation 1

Firefoxからダウンロードすると、次のウィンドウが表示されます。

Selenium IDE Installation 2

「今すぐインストール」を選択します。 Firefoxの「アドオン」ウィンドウがポップアップし、最初にプログレスバーが表示されます。 ダウンロードが完了すると、次のような画面になります。

Selenium IDE Installation 3

Firefoxを再起動します。 Firefoxの再起動後、Firefoxの「ツール」メニューには、「Selenium-IDE」が表示されます。

Selenium IDE Installation 4

IDEを開く

Selenium-IDEを実行するには、Firefoxの「ツール」メニューから「Selenium-IDE」を選択するだけです。 空のスクリプト編集ウィンドウと、テストケースを読み込んだり新規作成したりするメニューのある Selenium-IDE のウィンドウが表示されます。

Selenium IDE Open

IDEの機能

メニューバー

「ファイル」メニューには、テストケースとテストスイート(テストケースのスイート)のオプションがあります。 これらを使用して、新しいテストケースを追加し、テストケースを開き、テストケースを保存し、選択した言語でテストケースをエクスポートできます。 最近のテストケースを開くこともできます。 これらすべてのオプションは、テストスイートでも使用できます。

「編集」メニューでは、テストケースのコマンドを編集するためのすべての操作をコピー、貼り付け、削除、元に戻す、選択できます。 「オプション」メニューでは、さまざまな設定を変更できます。 特定のコマンドのタイムアウト値を設定し、Seleniumコマンドの基本セットにユーザー定義のユーザー拡張機能を追加し、テストケースを保存するときに使用する形式(言語)を指定できます。 「ヘルプ」メニューは Firefox 標準の「ヘルプ」メニューで、この中の 「UI-Element Documentation」 だけが Selenium-IDE に関係のある項目です。

ツールバー

ツールバーには、テストケースをデバッグするためのステップ実行機能をはじめ、テストケースの実行をコントロールするためのさまざまなボタンが並んでいます。 右端の赤い丸のボタンは、「Record」(記録) ボタンです。

Selenium IDE Features Selenium IDE Features

「Speed Control」 (速度調節): テストケースの実行速度を調節します。

Selenium IDE Features

「Run All」 (すべて実行): 複数のテストケースを持つテストスイートが読み込まれているときにテストスイート全体を実行します。

Selenium IDE Features

「Run」 (実行): 現在選択されているテストを実行します。 テストが1つしか読み込まれていない場合、このボタンと「Run All」ボタンの動作は同じです。

Selenium IDE Features Selenium IDE Features

「Pause」 / 「Resume」 (一時停止/再開) : 実行中のテストを一時停止または再開します。

Selenium IDE Features

「Step」(ステップ実行): コマンドを1つずつ実行し、テストケースの「1ステップ実行」を行います。 テストケースをデバッグするときに使います。

Selenium IDE Features

「TestRunner Mode」 (TestRunner モード): テストケースを Selenium-Core TestRunner で読み込んでブラウザで実行することができます。 TestRunner は今はあまり使われておらず、いずれ非推奨となるでしょう。 このボタンは、テストケースを評価して、TestRunner との後方互換性があるかどうかを調べるために用意されています。 ほとんどのユーザーは、このボタンを使う必要はないでしょう。

Selenium IDE Features

「Apply Rollup Rules」(ロールアップルールを適用): この高度な機能を利用すると、一連の Selenium コマンドの繰り返しを 1 つのアクションにまとめることができます。 ロールアップルールの詳細については、「ヘルプ」 メニューの [UI-Element Documentation] を参照してください。

Selenium IDE Features

テストケース ペイン

スクリプトは「テストケース」ペインに表示されます。 ペインには2つのタブがあります。 次に示すのは、コマンドとそのパラメータを読みやすい「テーブル」形式で表示するための [「テーブル」タブです。

Selenium IDE Image Pane

もう 1 つの「ソース」タブには、テストケースがネイティブ形式で表示されます。 ファイルはこのネイティブ形式で保存されます。 デフォルトでは HTML ですが、Java や C# などのプログラミング言語、あるいは Python などのスクリプト言語に変更することもできます。 詳細については、「オプション」 メニューを参照してください。 「ソース」 タブでは、テストケースを生の形式で編集することができ、操作のコピー、切り取り、貼り付けが可能です。

「コマンド」、「対象」、および 「値」 入力フィールドには、現在選択されているコマンドとそのパラメータが表示されます。 これらの入力フィールドでは、現在選択されているコマンドを修正できます。 一番下のペインの 「リファレンス」 タブで、コマンドに対して指定されている 1 つ目のパラメータは、必ず 「対象」 フィールドに入力します。 「リファレンス」 タブで 2 つ目のパラメータが指定されている場合、このパラメータは 「値」 フィールドに入力します。

Selenium IDE Entry Fields

「コマンド」フィールドに文字を入力すると、入力した文字に応じてドロップダウンリストに項目が表示されるので、このリストから目的のコマンドを選択できます。

ログ/参照/UI要素/ロールアップペイン

一番下のペインは、さまざまな機能で使われます。 「ログ」、「リファレンス」、「UI-Element」、および 「Rollup」 の4つのタブがあります。

ログ

テストケースを実行すると、「ログ」 タブを選択していなくても、エラーメッセージとテストの進行状況を示す情報メッセージが自動的にこのペインに表示されます。 これらのメッセージは、しばしばテストケースのデバッグに役立ちます。 ログを消去するには 「消去」 ボタンをクリックします。 「情報」 ボタンをクリックすると、ドロップダウンリストが表示されます。 リストで目的の項目を選択すれば、画面に表示する情報のレベルを指定できます。

Selenium IDE Bottom Box

リファレンス

「リファレンス」 タブは、「テーブル」 タブで Selenese コマンドとパラメータを入力したり修正したりする場合にデフォルトで選択されるタブです。 「テーブル」 タブが表示されている場合、「リファレンス」 ペインには現在のコマンドのリファレンスが表示されます。 「テーブル」 タブの 「ソース」 タブのどちらで作業している場合も、コマンドを入力または修正するときは、「対象」 フィールドと 「値」 フィールドで指定するパラメータが、「リファレンス」 ペインのパラメータリストに指定されているものと一致していることを確認することが非常に重要です。 指定するパラメータの数は、「リファレンス」 ペインで指定されている数と一致しなければならず、パラメータの順序も 「リファレンス」 ペインのそれと一致しなければなりません。 さらに、指定するパラメータの型も、「リファレンス」 ペインで指定されている型と一致していなければなりません。 これら 3つのうち、1つでも一致しないものがあれば、コマンドは正常に実行されません。

Selenium IDE Bottom Box

「リファレンス」 タブはクイックリファレンスとして大いに役立ちますが、Seleniumリファレンスを参照することもしばしば必要になります。

UI-ElementとRollup

これらの2つのペイン (高度な機能を扱うためのペイン) については、Selenium-IDE の 「ヘルプ」 メニューの 「UI-Element Documentation」 を参照してください。

テストケースの作成

テストケースを開発するための主な方法は3つあります。 多くの場合、テスト開発者はこれら 3 つのテクニックをすべて使う必要があります。

記録

Selenium を初めて使うユーザーは、Web サイトでの操作を記録してテストケースを作成することが多いようです。Selenium-IDE を最初に開いたとき、「Record」 ボタンはデフォルトでオンになっています。

Selenium-IDEで自動的に記録を開始したくない場合は、Options > Options… に移動し、“Start recording immediately on open.“の選択を解除して、これをオフにできます。

記録中は、ユーザーの操作に基づいて Selenium-IDE がテストケースにコマンドを自動的に挿入します。 次に示すのは、典型的なユーザーの操作です。

  • リンクをクリックする - click または clickAndWait コマンド
  • 値を入力する - type コマンド
  • ドロップダウンリストボックスからオプションを選択する - select コマンド
  • チェックボックスまたはラジオボタンをクリックする - click コマンド

いくつか注意すべき点を次に示します。

  • typeコマンドが記録されるようにするには、Web ページ上のどこか別の場所をクリックする操作が必要になる場合があります。
  • リンクをたどる操作は、通常は click コマンドとして記録されます。 多くの場合、 click コマンドは clickAndWait に変更して、新しいページが完全に読み込まれるまでテストケースを確実に停止させる必要があります。 そうしないと、ページに含まれるすべての UI 要素が読み込まれる前にテストケースの実行が先に進み、予期しない形でテストケースが失敗することになります。

コンテキストメニューを使った検証とアサートの追加

テストケースでは、Web ページのプロパティをチェックする必要もあるでしょう。 それには、 assert コマンドと verify コマンドを使う必要があります。 ここでは、これらのコマンドの細かな点には触れません。 テストケースに追加する方法だけを説明します。 コマンドの詳細については、 “Selenese” Selenium コマンド に関する章を参照してください。

Selenium-IDE の記録機能がオンの状態で、テスト対象のアプリケーションを表示しているブラウザを選択し、ページ上の任意の場所を右クリックします。 すると、 verify コマンドや assert コマンドを含むコンテキストメニューが表示されます。

初めて Selenium を使う場合には、Selenium コマンドが1つしか表示されないかもしれません。 しかし、IDE を使っていると、メニューに表示されるコマンドがどんどん増えていきます。 Selenium-IDE は、現在の Web ページ上で選択されている UI 要素に応じて、必要なコマンドとパラメータの予測を試みます。

実際にこの機能をためしてみましょう。 適当な Web ページを開き、ページ上のテキストを選択します。 段落1つか、見出しがいいでしょう。 次に、選択したテキストを右クリックします。 コンテキストメニューが表示され、 verifyTextPresent コマンドと、このコマンドにふさわしいパラメータとして、選択されたテキスト自体が表示されるはずです。

また、「利用可能な全てのコマンド」 という項目があることに注目してください。 この項目を選択すると、非常に多くのコマンドが、現在選択されている UI 要素のテストに適したパラメータ案とともに表示されます。

いくつかほかの UI 要素についても、同じようにためしてみてください。 たとえば、画像を右クリックしたり、ボタンやチェックボックスなどのユーザーコントロールを右クリックしたりしてみてください。 verifyTextPresent 以外のオプションを見るには、「利用可能な全てのコマンド」 を使う必要があるかもしれません。 いったんほかのオプションを選択すると、よく使われるコマンドがトップレベルのコンテキストメニューに表示されるようになります。 たとえば、画像に対して verifyElementPresent を選択すると、次に画像を選択して右クリックしたときに、トップレベルのコンテキストメニューにこのコマンドが表示されるようになります。

繰り返しになりますが、これらのコマンドの詳細については、Selenium のコマンドに関する章で説明します。 とりあえずここでは、IDE を使ってさまざまなコマンドをテストケースに記録、選択し、テストケースを実行してみてください。IDE を使っていうちに、Selenium のコマンドについても自然に多くのことを学べるはずです。

編集

コマンドの挿入

テーブル タブ

テストケース内のコマンドを挿入する場所を選択します。 右クリックして 「コマンドを挿入」 をクリックします。 コマンド編集用のテキストフィールドを使って、新しいコマンドとそのパラメータを入力します。

ソース タブ

テストケース内のコマンドを挿入する場所を選択し、3 列からなる行を 1 つ作成するのに必要な HTML タグを入力します。 この行の 1 列目にはコマンドを、2 列目には最初のパラメータを (パラメータが必要な場合)、3 列目には 2 つ目のパラメータを (パラメータが必要な場合) 入力します。「テーブル」 タグに戻るときは、その前にテストケースを保存します。

<tr>
    <td>Command</td>
    <td>target (locator)</td>
    <td>Value</td>
</tr>

コメントの挿入

テストケースの可読性を高めるためにコメントを入力できます。 テストケースの実行時にはコメントは無視されます。

垂直方向の空白 (1 行以上の空白行) をテストに追加するには、空のコメントを作成する必要があります。 空のコマンドでは実行時にエラーが発生します。

テーブル タブ

テストケース内のコメントを挿入する場所を選択します。 右クリックして 「コメントを挿入」 をクリックします。 「コマンド」 フィールドにコメントを入力します。 入力したコメントは紫色のフォントで表示されます。

ソース タブ

テストケース内のコメントを挿入する場所を選択します。 HTML スタイルのコメント、すなわち <!-- これはコメントです -–> を入力します。

コマンドまたはコメントの編集

テーブル タブ

変更する行を選択し、「コマンド」、「対象」、および 「値」 フィールドを使って内容を編集します。

ソース タブ

「ソース」 タブは WYSIWYG エディタに相当する機能を持っているので、目的の行 (コマンド、パラメータ、またはコメント) を編集します。

テストケースを開く、保存する

ほとんどのプログラムと同様に、「ファイル」メニューには「保存」および「開く」コマンドがあります。 ただし、Seleniumはテストケースとテストスイートを区別します。 後で使用するためにSelenium-IDEテストを保存するには、個々のテストケースを保存するか、テストスイートを保存します。 テストスイートのテストケースが保存されていない場合は、テストスイートを保存する前に保存するよう求められます。

既存のテストケースまたはスイートを開くと、Selenium-IDEのテストケースペインにSeleniumコマンドが表示されます。

テストケースの実行

Selenium-IDE には、テストケースを実行するためのさまざまなオプションがあり、1つのテストケースの実行、停止と再開、1 行ずつの実行、現在開発中のコマンドだけの実行、テストスイート全体の実行などが可能です。 Selenium-IDE では、テストケースを非常に柔軟に実行できます。

テストケースの実行

「Run」 ボタンをクリックすると、現在表示されているテストケースが実行されます。

テストスイートの実行

「Run All」 ボタンをクリックすると、現在読み込まれているテストスイートに含まれるすべてのテストケースが実行されます。

停止と再開

「Pause」 ボタンをクリックすると、実行中のテストケースを停止できます。 テストケースの実行を停止すると、ボタンのアイコンは 「Resume」 ボタンのアイコンに変わります。実行を再開するには、「Resume」 ボタンをクリックします。

途中で実行を停止

テストケース内でブレークポイントを指定すると、特定のコマンドでテストケースを停止することができます。 この機能は、テストケースをデバッグするときに便利です。 ブレークポイントを指定するには、コマンドを選択し、右クリックして表示されるコンテキストメニューで 「ブレークポイントの指定/解除」 をクリックします。

途中から実行を開始

テストケースの途中にある特定のコマンドから実行を開始することができます。 この機能も、テストケースをデバッグするときに便利です。 開始位置を指定するには、コマンドを選択し、右クリックして表示されるコンテキストメニューで 「開始位置の指定/解除」 をクリックします。

任意のコマンドの実行

1 つのコマンドだけをダブルクリックすると、そのコマンドを実行することができます。 この機能は、コマンドを 1 つ記述するときに便利です。 作成中のコマンドが適切かどうかわからないときでも、コマンドを即座にテストできます。 コマンドをダブルクリックするだけで、適切に実行されるかどうか確認できます。この機能は、コンテキストメニューからも利用できます。

Base URL を使った、異なるドメインでのテストケースの実行

Selenium-IDE ウィンドウの上部にある 「Base URL」 フィールドを使うと、テストケースを異なるドメインで実行できるので便利です。 たとえば、 http://news.portal.com という名前のサイトが http://beta.news.portal.com という名前でインハウスのベータサイトを持っていたとします。 この場合、これらのサイトが対象で、 open ステートメントで始まるすべてのテストケースについて、 open の引数に 絶対 URL (http: または https: などのプロトコルで始まる URL) ではなく、 相対 URL を指定します。 すると、Selenium-IDE は、[Base URL] フィールドに入力された値の最後に、 open コマンドの引数を追加して、絶対 URL を作成します。 たとえば次のテストケースは、 http://news.portal.com/about.html を対象に実行されます。

Selenium IDE Prod URL

ここで、「Base URL」 フィールドの設定を変更してテストケースを実行すれば、同じテストケースが今度は http://beta.news.portal.com/about.html を対象に実行されます。

Selenium IDE Beta URL

Selenium コマンド- “Selenese”

Selenium コマンドは、多くの場合seleneseと呼ばれ、テストを実行するコマンドのセットです。 これらのコマンドのシーケンスはテストスクリプトです。 ここでは、これらのコマンドを詳細に説明し、Seleniumを使用するときにWebアプリケーションをテストする際に選択できる多くの選択肢を示します。

Seleniumには、想像できるあらゆる方法でWebアプリを完全にテストするための豊富なコマンドセットが用意されています。 この一連のコマンドは、よくseleneseと呼ばれます。 これらのコマンドは、基本的にテスト言語を作成します。

seleneseでは、HTMLタグに基づいてUI要素の存在をテストしたり、特定のコンテンツをテストしたり、壊れたリンクをテストしたり、入力フィールド、選択リストオプション、フォームを送信したり、テーブルデータなどをテストできます。 さらに、Seleniumコマンドは、ウィンドウサイズ、マウス位置、アラート、Ajax機能、ポップアップウィンドウ、イベント処理、およびその他の多くのWebアプリケーション機能のテストをサポートしています。 コマンドリファレンスには、使用可能なすべてのコマンドがリストされています。

コマンドは、Seleniumに何をすべきかを伝えます。 Seleniumコマンドには、 アクションアクセサアサーション という3つの"フレーバー"があります。

  • アクション は、一般的にアプリケーションの状態を操作するコマンドです。 “このリンクをクリックする” や “そのオプションを選択する” といったことを実行します。 アクションが失敗するか、エラーがある場合、現在のテストの実行は停止されます。

    “AndWait” 接尾辞を使用して、多くのアクションを呼び出すことができます。(例 : “clickAndWait”) この接尾辞は、アクションによってブラウザーがサーバーを呼び出すこと、およびSeleniumが新しいページの読み込みを待つことをSeleniumに伝えます。

  • アクセサー はアプリケーションの状態を調べ、結果を変数に保存します。(例 : “storeTitle”) また、アサーションを自動的に生成するためにも使用されます。

  • アサーション はアクセサーに似ていますが、アプリケーションの状態が期待どおりになっていることを検証します。 たとえば、“ページタイトルがXであることを確認する” 、“このチェックボックスがオンになっていることを確認する” などです。

すべてのSeleniumアサーションは、“assert”、“verify”、および “waitFor"の3つのモードで使用できます。 たとえば、“assertText”、“verifyText”、“waitForText"を使用できます。 “assert” が失敗すると、テストは中止されます。 “verify” が失敗すると、テストは実行を継続し、失敗を記録します。 これにより、単一の “assert” でアプリケーションが正しいページにあることを確認し、続いてフォームフィールドの値、ラベルなどをテストするための “verify” アサーションが多数行われます。

“waitFor” コマンドは、何らかの条件が真になるまで待機します(Ajaxアプリケーションのテストに役立ちます)。 条件がすでに真であれば、すぐに成功します。 ただし、現在のタイムアウト設定内で条件が真にならない場合、それらは失敗し、テストを停止します(以下のsetTimeoutアクションを参照)。

スクリプトシンタックス

Seleniumコマンドは単純で、コマンドと2つのパラメーターで構成されています。 例えば、

verifyText//div//a[2]Login

パラメーターは必ずしも必要ではありません。 コマンドに依存します。 両方のパラメータが必要な場合もあれば、1つのパラメータが必要な場合もあります。 また、コマンドがパラメータをまったく受け取らない場合もあります。 ここにいくつかの例があります。

goBackAndWait
verifyTextPresentWelcome to My Home Page
typeid=phone(555) 666-7066
typeid=address1${myVariableAddress}

コマンドリファレンスでは、各コマンドのパラメーター要件について説明しています。

パラメーターは異なりますが、通常は、

  • ページ内のUI要素を識別するためのロケーター
  • 予想されるページコンテンツを検証またはアサートするためのテキストパターン
  • 入力フィールドにテキストを入力するため、またはオプションリストからオプションを選択するためのテキストパターンまたはSelenium変数

ロケーター、テキストパターン、Selenium変数、およびコマンド自体については、Seleniumコマンドの章で詳しく説明します。

Selenium-IDEから実行されるSeleniumスクリプトは、HTMLテキストファイル形式で保存されます。 これは、3つの列を持つHTMLテーブルで構成されます。 最初の列はSeleniumコマンドを示し、2番目の列はターゲットであり、最後の列には値が含まれています。 2番目と3番目の列は、選択したSeleniumコマンドによっては値を必要としない場合がありますが、存在する必要があります。 各テーブル行は、新しいSeleniumコマンドを表します。 以下は、ページを開き、ページタイトルをアサートし、ページ上のコンテンツを検証するテストの例です。

<table>
    <tr><td>open</td><td>/download/</td><td></td></tr>
    <tr><td>assertTitle</td><td></td><td>Downloads</td></tr>
    <tr><td>verifyText</td><td>//h2</td><td>Downloads</td></tr>
</table>

ブラウザでテーブルとしてレンダリングされると、次のようになります。

open/download/
assertTitleDownloads
verifyText//h2Downloads

The Selenese HTML syntax can be used to write and run tests without requiring knowledge of a programming language. With a basic knowledge of selenese and Selenium-IDE you can quickly produce and run testcases.

テストスイート

テストスイートは、テストのコレクションです。 多くの場合、テストスイート内のすべてのテストを1つの連続バッチジョブとして実行します。

Selenium-IDEを使用する場合、テストスイートは単純なHTMLファイルを使用して定義することもできます。 構文も簡単です。 HTMLテーブルはテストのリストを定義し、各行は各テストへのファイルシステムパスを定義します。 例ですべてがわかります。

<html>
<head>
<title>Test Suite Function Tests - Priority 1</title>
</head>
<body>
<table>
  <tr><td><b>Suite Of Tests</b></td></tr>
  <tr><td><a href="./Login.html">Login</a></td></tr>
  <tr><td><a href="./SearchValues.html">Test Searching for Values</a></td></tr>
  <tr><td><a href="./SaveValues.html">Test Save</a></td></tr>
</table>
</body>
</html>

これと似たファイルを使用すると、Selenium-IDEから次々にテストを実行できます。

Selenium-RCを使用している場合、テストスイートも維持できます。 これはプログラミングによって行われ、いくつかの方法で行うことができます。 通常、Junitは、JavaでSelenium-RCを使用している場合にテストスイートを維持するために使用されます。 さらに、C#が選択された言語である場合、Nunitを使用できます。 Selenium-RCでPythonのようなインタープリター言語を使用する場合、テストスイートのセットアップにいくつかの簡単なプログラミングが含まれます。 Selenium-RCを使用する理由はすべて、テストにプログラミングロジックを使用することであるため、通常これは問題になりません。

一般的に使用されるSeleniumコマンド

Seleniumの紹介を終了するために、いくつかの典型的なSeleniumコマンドを紹介します。 これらはおそらく、テストを構築するために最も一般的に使用されるコマンドです。

open

URLを使用してページを開きます。

click/clickAndWait

クリック操作を実行し、オプションで新しいページがロードされるのを待ちます。

verifyTitle/assertTitle

期待されるページタイトルを検証します。

verifyTextPresent

期待されるテキストがページのどこかにあることを確認します。

verifyElementPresent

HTMLタグで定義されている、期待されるUI要素がページに存在することを確認します。

verifyText

期待されるテキストとそれに対応するHTMLタグがページに存在することを確認します。

verifyTable

テーブルの期待される内容を検証します。

waitForPageToLoad

期待される新しいページがロードされるまで実行を一時停止します。 clickAndWaitが使用されると自動的に呼び出されます。

waitForElementPresent

HTMLタグで定義されているように、期待されるUI要素がページに表示されるまで実行を一時停止します。

ページ要素の検証

ページ上の UI 要素の検証は、自動化されたテストではおそらく最もよく使われる機能でしょう。 Selenese では、UI 要素をさまざまな方法でチェックすることができます。 実際のテスト対象はどの方法を使うかによって左右されるので、これらの方法の違いを理解することが重要になります。

たとえば、現在テストしようとしているのは、次のどれでしょうか…。

  1. ある要素がページ上のどこかに存在しているかどうか。
  2. 特定のテキストがページ上のどこかに存在しているかどうか。
  3. 特定のテキストがページ上の特定の場所に存在しているかどうか。

テキスト見出しをテストする場合、おそらくテスト対象として適しているのは、ページ先頭のテキストとその位置でしょう。 一方、画像がホームページ上に存在するかどうかをテストする場合で、Web デザイナーが具体的な画像ファイルとそのページ上の位置を頻繁に変更しているようなケースでは、(具体的な画像ファイルではなく) 画像 が ページ上のどこかに存在しているかどうかをテストする方が適切でしょう。

アサーションと検証

“assert” (アサート) と “verify” (検証) のどちらを使うかは、利便性、そしてエラーの扱いをどうするかによって決まります。 期待されたページがブラウザに表示されているかどうかをチェックするテストがすでに失敗しているのに、そのページの最初のパラグラフが正しいものかどうかをチェックしても、ほとんど意味はありません。 目的のページが表示されていなければ、テストケースを中止して、何が原因かすぐ調べて、問題を解決した方がよいでしょう。 一方、最初のエラーでテストケースを中止せず、ページ上の多くの属性をチェックしたい場合もあります。 こうすれば、該当するページ上のすべてのエラーをまとめて見直し、適切な対応策を講じることができます。 Selenium のコマンドを使う場合、”assert” では、テストがエラーになり、現在のテストケースは中止されますが、”verify” では、テストはエラーになるものの、テストケースの実行は続行されます。

この機能を上手に活用するには、テストのコマンドを論理的にグループ化し、各グループを “assert” で始め、その後に 1 つまたは複数の “verify” コマンドを続けて記述します。 例を次に示します。

CommandTargetValue
open/download/
assertTitleDownloads
verifyText//h2Downloads
assertTable1.2.1Selenium IDE
verifyTable1.2.2June 3, 2008
verifyTable1.2.31.0 beta 2

上記の例では、最初にページを開き、次にタイトルを期待値と比較することで正しいページがロードされることを“アサート”します。 これが成功した場合にのみ、次のコマンドが実行され、テキストが予想される場所に存在することを“検証”します。 テストケースは、最初のテーブルの2行目の最初の列に期待値が含まれていることを“アサート”します。 これに合格した場合にのみ、その行の残りのセルが“検証”されます。

verifyTextPresent

verifyTextPresent コマンドは、 特定のテキストがページ上のどこかに存在することを検証するのに使います。 このコマンドは引数を 1 つだけ取ります。 引数には、検証するテキストのパターンを指定します。 次に例を示します。

CommandTargetValue
verifyTextPresentMarketing Analysis

この例では、現在テストの対象になっているページ上で “Marketing Analysis” というテキスト文字列を探し、この文字列がページ上のどこかにあるかどうかを検証します。 verifyTextPresent コマンドは、テキストそれ自体がページ上に存在するかどうかだけを調べるときに使います。 テキストがページ上に現れる場所もテストの対象に含める必要がある場合には、このコマンドは使わないでください。

verifyElementPresent

このコマンドは、特定の UI 要素について、その内容ではなく、要素の存在自体をチェックするのに使います。 具体的にはテキストはチェックせず、HTML タグだけをチェックします。 一般的な使い方として、画像が存在するかどうかのチェックなどがあります。

CommandTargetValue
verifyElementPresent//div/p/img

この例では、<img> HTML タグの存在によって指定される画像が、ページ上に存在するかどうか、そして <img> タグが <div> タグと <p> タグに続いて出現するかどうかを検証しています。 最初の (1 つだけの) パラメータは、要素を探す方法を Selenese コマンドに指示するための ロケータ です。 ロケータについては、次のセクションで説明します。

verifyElementPresentを使用して、ページ内のHTMLタグの存在を確認できます。 リンク、段落、分割 <div>などの存在を確認できます。 さらにいくつかの例を示します。

CommandTargetValue
verifyElementPresent//div/p
verifyElementPresent//div/a
verifyElementPresentid=Login
verifyElementPresentlink=Go to Marketing Research
verifyElementPresent//a[2]
verifyElementPresent//head/title

これらの例は、UI要素をテストするさまざまな方法を示しています。 繰り返しになりますが、ロケータについては次のセクションで説明します。

verifyText

テキストとそのUI要素の両方をテストする必要がある場合は、verifyTextを使用します。 verifyTextはロケーターを使用する必要があります。 XPath ロケーターまたは DOM ロケーターを選択した場合、特定のテキストが、ページ上のほかの UI コンポーネントとの相対位置で指定される特定の場所に出現するかどうかを検証できます。

CommandTargetValue
verifyText//table/tr/td/div/pThis is my text and it occurs right after the div inside the table.

要素の特定

多くの Selenium コマンドでは、対象を指定する必要があります。 この対象は、Web アプリケーションのコンテキスト内で要素を特定するためのもので、ロケーションストラテジーに続けて、 locatorType=location の形でロケーションを指定します。 多くの場合、ロケーションのタイプは省略できます。 ロケーションのタイプについては、以下で例を挙げながら説明します。

識別子による特定

この方法は、要素を特定する方法としておそらく最も一般的で、ロケータタイプとして認識されるものが使われていない場合の汎用デフォルトです。 このストラテジーでは、id 属性を持つ要素のうち、ロケーションに一致する最初の要素が使われます。 id 属性に一致する要素がない場合には、name 属性を持つ要素のうち、ロケーションに一致する最初の要素が使われます。

たとえば、ページソースに次のような id 属性と name 属性があったとします。

  <html>
   <body>
    <form id="loginForm">
     <input name="username" type="text" />
     <input name="password" type="password" />
     <input name="continue" type="submit" value="Login" />
    </form>
   </body>
  <html>

この場合、次のロケータストラテジーは、上の HTML 断片のうち、行番号で示される部分の要素を返します。

  • identifier=loginForm (3)
  • identifier=password (5)
  • identifier=continue (6)
  • continue (6)

identifier タイプのロケーターはデフォルトであるため、上記の最初の3つの例の identifier= は必要ありません。

idによる特定

このタイプのロケータは identifier ロケータタイプよりも限定の度合いは高くなりますが、それと同時に、より明示的になります。要素の id 属性がわかっている場合に使用します。

   <html>
    <body>
     <form id="loginForm">
      <input name="username" type="text" />
      <input name="password" type="password" />
      <input name="continue" type="submit" value="Login" />
      <input name="continue" type="button" value="Clear" />
     </form>
    </body>
   <html>
  • id=loginForm (3)

Nameによる特定

name ロケータタイプは、nama 属性に一致する最初の要素を特定します。 1つの name 属性に対して、複数の要素が同じ値を持っている場合には、フィルタを使ってロケーションストラテジーの精度を高めることができます。 デフォルトのフィルタタイプは value です (value 属性に一致)。

   <html>
    <body>
     <form id="loginForm">
      <input name="username" type="text" />
      <input name="password" type="password" />
      <input name="continue" type="submit" value="Login" />
      <input name="continue" type="button" value="Clear" />
     </form>
   </body>
   <html>
  • name=username (4)
  • name=continue value=Clear (7)
  • name=continue Clear (7)
  • name=continue type=button (7)

注 : 一部のタイプの XPath ロケータや DOM ロケータと異なり、これまでに示した 3 つのタイプのロケータを使えば、ページ上の位置に関係なく UI 要素をテストすることができます。 したがって、ページの構造や構成が変わっても、テストはパスします。 ページの構造が変わったかどうかについては、テストしたい場合もテストしたくない場合もあるでしょう。 Web デザイナーが頻繁にページに手を加えていて、ページの機能を回帰テストの対象にする必要がある場合には、id 属性や name 属性、または任意の HTML プロパティによるテストが非常に重要になります。

XPathによる特定

XPath は、XML ドキュメント内のノードを特定するために使われる言語です。 HTML は XML (XHTML) の実装でもありうるので、Selenium ユーザーは XPath という強力な言語を使って、Web アプリケーション内の要素を特定することができます。 XPath は、id 属性や name 属性による要素の特定という単純な方法を (サポートすると当時に) さらに拡張しており、ページ上の3番目のチェックボックスを特定するなど、あらゆる種類の新しい可能性を開いてくれる言語です。

XPathを使う主な理由の1つは、特定したい要素に対応する適切な id 属性や name 属性がない場合があることです。 XPathを使うと、要素を絶対的に特定したり (ただし、このやり方は推奨されません)、id 属性または name 属性を持つ要素からの相対位置で要素を特定したりできます。 XPath ロケータを使って、id や name 以外の属性から要素を特定することもできます。

絶対 XPath には、ルート (html) からのすべての要素の位置が含まれており、したがって 、アプリケーションにわずかな変更を加えただけで、XPath による特定がうまくいかなる可能性があります。 id 属性または name 属性を持つ近くの要素 (理想的には親要素) を見つけることによって、対象となる要素を相対関係に基づいて特定できるようになります。 これは、アプリケーションに変更が加えられても変わる可能性は低く、テストをより堅牢にすることができます。

xpath ロケーターのみが “//” で始まるため、XPathロケーターを指定するときに xpath= ラベルを含める必要はありません。

   <html>
    <body>
     <form id="loginForm">
      <input name="username" type="text" />
      <input name="password" type="password" />
      <input name="continue" type="submit" value="Login" />
      <input name="continue" type="button" value="Clear" />
     </form>
   </body>
   <html>
  • xpath=/html/body/form[1] (3) - 絶対パス(HTMLが少しだけ変更された場合に壊れます)
  • //form[1] (3) - HTMLの最初のフォーム要素
  • xpath=//form[@id='loginForm'] (3) - ‘id’ という名前の属性と値 ’loginForm’を持つフォーム要素
  • xpath=//form[input/@name='username'] (3) - ’name’という名前の属性と値 ‘username’ を持つ入力子要素を持つ最初のフォーム要素
  • //input[@name='username'] (4) - ’name’という名前の属性と’username’ という値を持つ最初の入力要素
  • //form[@id='loginForm']/input[1] (4) - ‘id’という名前の属性と’loginForm’という値を持つフォーム要素の最初の入力子要素
  • //input[@name='continue'][@type='button'] (7) - ’name’という名前の属性と’continue’という値の属性、’type’という名前の属性と’button’という値の入力
  • //form[@id='loginForm']/input[4] (7) - ‘id’という名前の属性と’loginForm’という値を持つフォーム要素の4番目の入力子要素

これらの例では、いくつかの基本的な使い方を示しています。XPath の指定方法の詳細については、次の参考資料を読むことをお勧めします。

また、要素のXPathを検出するのに役立つ非常に便利なFirefoxアドオンがいくつかあります。

リンクテキストによるハイパーリンクの特定

これは、リンクのテキストを使用してWebページのハイパーリンクを特定する簡単な方法です。 同じテキストの2つのリンクが存在する場合、最初に一致したものが使われます。

  <html>
   <body>
    <p>Are you sure you want to do this?</p>
    <a href="continue.html">Continue</a> 
    <a href="cancel.html">Cancel</a>
  </body>
  <html>
  • link=Continue (4)
  • link=Cancel (5)

DOMによる特定

ドキュメントオブジェクトモデルはHTMLドキュメントを表し、JavaScriptを使用してアクセスできます。 このロケーションストラテジーでは、ページ上の要素に評価される JavaScript を使用します。 単に階層型ドット記法を使って要素の位置を特定できます。

“document” で始まるのは dom ロケーターだけなので、DOMロケーターを指定するときに dom= ラベルを含める必要はありません。

   <html>
    <body>
     <form id="loginForm">
      <input name="username" type="text" />
      <input name="password" type="password" />
      <input name="continue" type="submit" value="Login" />
      <input name="continue" type="button" value="Clear" />
     </form>
   </body>
   <html>
  • dom=document.getElementById('loginForm') (3)
  • dom=document.forms['loginForm'] (3)
  • dom=document.forms[0] (3)
  • document.forms[0].username (4)
  • document.forms[0].elements['username'] (4)
  • document.forms[0].elements[0] (4)
  • document.forms[0].elements[3] (7)

Selenium それ自体に加え、ほかのサイトや拡張機能を利用すれば、作成中のアプリケーションの DOM について詳しく知ることができます。 W3Schoolsには適切なリファレンスがあります。

CSSによる特定

CSS (Cascading Style Sheets) は、HTML ドキュメントと XML ドキュメントのレンダリングについて記述するための言語です。 CSS では、セレクタを使って、ドキュメント内の要素にスタイルプロパティをバインドしています。 Selenium では、これらのセレクタをロケーションストラテジーとして利用できます。

   <html>
    <body>
     <form id="loginForm">
      <input class="required" name="username" type="text" />
      <input class="required passfield" name="password" type="password" />
      <input name="continue" type="submit" value="Login" />
      <input name="continue" type="button" value="Clear" />
     </form>
   </body>
   <html>
  • css=form#loginForm (3)
  • css=input[name="username"] (4)
  • css=input.required[type="text"] (4)
  • css=input.passfield (5)
  • css=#loginForm input[type="button"] (7)
  • css=#loginForm input:nth-child(2) (5)

CSSセレクターの詳細については、the W3C publicationをご覧ください。 詳しいリファレンスもここにあります。

暗黙のロケーター

次の状況では、ロケータータイプを省略することができます。

  • ロケーター戦略が明示的に定義されていないロケーターは、デフォルトで識別子ロケーター戦略を使用します。 idによる特定 をご覧ください。

  • “//” で始まるロケーターは、XPathロケーター戦略を使用します。 XPathによる特定 をご覧ください。

  • “document” で始まるロケーターは、DOMロケーター戦略を使用します。 DOMによる特定 をご覧ください。

テキストパターンとの一致

ロケータ同様、 パターン も Selenese コマンドでしばしば必要になるタイプのパラメータです。パターンを指定する必要があるコマンドとしては、 verifyTextPresentverifyTitleverifyAlertassertConfirmationverifyTextverifyPrompt などがあります。 また、すでに示したリンクロケータでも、パターンを使用できます。 パターンを使うと、テキストを正確に指定しなくても、期待されるテキストを特殊文字の使用を通じて 記述 することができます。

パターンには、 globbingregular expressionsexact の 3 つの種類があります。

グロビングパターン

ほとんどのユーザーは、グロビングについてはすでによく知っていることでしょう。 グロビングは、DOS や Unix/Linux のコマンドラインで ls *.cなどとしてファイル名を展開するときに使われています。 この例では、現在のディレクトリ内に存在する拡張子 .cで終わるすべてのファイルが表示されます。 グロビングにはかなり制限があります。 Selenium の実装でサポートされている特殊文字は、次の 2 つだけです。

*「何にでも一致」します。すなわち、何もなし、1 文字だけ、複数の文字のすべてに一致します。

[ ] ( 文字クラス )。“角かっこ内の任意の 1 文字に一致"します。 ダッシュ文字 (ハイフン。 “-“) を使って文字の範囲 (ASCII 文字セットで連続する文字の範囲) を指定できます。 文字クラスのはたらきについては、いくつか実例を挙げた方がわかりやすいでしょう。

[aeiou] は任意の小文字の母音に一致します。

[0-9] は任意の数字に一致します。

[a-zA-Z0-9] は任意の英数字に一致します。

グロビングのほとんどの実装では、3 つ目の特殊文字として ? が含まれています。 しかし、Selenium のグロビングパターンでサポートされているのは、アスタリスク (*) と文字クラスだけです。

Selenese コマンドでグロビングパターンを指定するには、指定するパターンの前に glob: ラベルを付けます。 ただし、グロビングパターンはデフォルトなので、このラベルを省略してパターンだけを指定することもできます。

次に示すのは、グロビングパターンの使用例です。 ページ上の実際のリンクテキストは “Film/Television Department” でした。 正確に一致するテキストではなく、パターンを使うと、リンクのテキストが “Film & Television Department” や “Film and Television Department” に変更された場合でも、 click コマンドが動作するようになります。 グロビングパターンのアスタリスクは、 “Film” という単語と “Television” という単語の間に何もなくても、または何があっても一致します。

CommandTargetValue
clicklink=glob:Film*Television Department
verifyTitleglob:*Film*Television*

リンクをクリックして表示されるページの実際のタイトルは “De Anza Film And Television Department - Menu” でした。正確に一致するテキストではなく、パターンを使うと、ページのタイトルに “Film” と “Television” の 2 つの単語が (この順序で) 出現する限り、 verifyTitle はパスします。 たとえば、ページのオーナーがタイトルを短縮して “Film & Television Department” としても、テストはパスします。リンクとリンクが動作するかどうかのテスト (上の例では verifyTitle) との両方でパターンを使うことで、こうしたテストケースの保守の手間を大幅に減らすことができます。

正規表現パターン

正規表現 パターンは、Selenese がサポートしている 3 種類のパターンの中で最も強力です。 正規表現はほとんどの高水準プログラミング言語、多くのテキストエディタ、さらに Linux/Unix のコマンドラインユーティリティである grepsedawk など、さまざまなツールでもサポートされています。 Selenese では、正規表現パターンを使うと、それ以外の方法では実現が難しい数多くのタスクを実行することができます。 たとえば、テーブルの特定のセルに入力されているのが数字だけかどうかをテストする必要があるとします。 この場合、 regexp: [0-9]+ と指定するだけで、任意の長さの数字に一致させることができます。

Selenese のグロビングパターンでサポートしているのは *[ ] (文字クラス) だけですが、Selenese の正規表現パターンでは JavaScript に存在するものと同じ幅広い特殊文字を使用できます。 次に示すのは、これらの特殊文字です。

PATTERNMATCH
.any single character
[ ]character class: any single character that appears inside the brackets
*quantifier: 0 or more of the preceding character (or group)
+quantifier: 1 or more of the preceding character (or group)
?quantifier: 0 or 1 of the preceding character (or group)
{1,5}quantifier: 1 through 5 of the preceding character (or group)
|alternation: the character/group on the left or the character/group on the right
( )grouping: often used with alternation and/or quantifier

Selenese の正規表現パターンでは、先頭に regexp: または regexpi: を付ける必要があります。 前者は大文字と小文字を区別しますが、後者は大文字と小文字を区別しません。

Selenese コマンドでの正規表現パターンの使い方については、いくつか実例を挙げた方がわかりやすいでしょう。 最初の例は、おそらく最もよく使われる正規表現である .* (“ドットスター”) を使ったものです。 この 2 文字の並びは、「任意の文字の 0 回以上の繰り返し」、もっとかみくだいて言えば、「すべて、または何もない」ものに一致します。1 文字のグロビングパターンで * (アスタリスク 1 つ) と指定するのと等価です。

CommandTargetValue
clicklink=glob:Film*Television Department
verifyTitleregexp:.*Film.*Television.*

上のテスト例は、すでに示したグロビングパターンを使ったテストの例と機能的には同じです。 違いは、プリフィックス (glob: の代わりに regexp: が使われていること) と、「すべて、または何もない」パターンが指定されていること ( * の代わりに .* が使われていること) だけです。

次に示すのは、アラスカ州アンカレジの日の出時刻に関する情報が掲載されている Yahoo! Weather のページを対象としたもう少し複雑なテスト例です。

CommandTargetValue
openhttp://weather.yahoo.com/forecast/USAK0012.html
verifyTextPresentregexp:Sunrise: *[0-9]{1,2}:[0-9]{2} [ap]m

上の例で使われている正規表現を 1 つずつ見てみましょう。

Sunrise: *Sunrise: という文字列とそれに続く 0 個以上の空白
[0-9]{1,2}1 個または 2 個の数字 (時間を表す)
:文字 : そのもの (特殊文字は使われていない)
[0-9]{2}2 個の数字 (分を表す) とそれに続く 1 個の空白
[ap]m文字 “a” または “p” とそれに続く “m” (am または pm)

完全一致

Selenium の 完全一致 パターンは、それほど使う機会はないでしょう。 完全一致パターンでは、特殊文字は一切使いません。 したがって、(グロビングパターンと正規表現パターンでは特別な意味を持つ) アスタリスク文字を検索する必要がある場合には、完全一致パターンを使うのも 1 つの方法です。 たとえば、ドロップダウンリストで “Real *” というラベルの付いた項目を選択する場合、次のようなコードでは、期待どおりに動作する場合もそうでない場合もあります。 glob:Real *パターンに含まれるアスタリスクは、「すべて、または何もない」ものに一致します。 したがって、目的の select のオプションより前に “Real Numbers” というラベルの付いたオプションがあれば、それが選択され、目的の “Real *” というオプションは選択されないことになります。

CommandTargetValue
select//selectglob:Real *

項目 “Real *” が確実に選択されるようにするには、 exact: プリフィックスを使って次のように 完全一致 パターンを指定します。

CommandTargetValue
select//selectexact:Real *

ただし、正規表現パターンで次のようにアスタリスクをエスケープしても同じ結果が得られます。

CommandTargetValue
select//selectregexp:Real \*

ほとんどのテスターは、アスタリスクや、文字が間に入った角かっこの対 (グロビングパターンの文字クラス指定) を検索する必要はないでしょう。 したがって、大半のユーザーにとっては、グロビングパターンと正規表現パターンだけで十分なはずです。

“AndWait” コマンド

あるコマンドとそのコマンドに対応する AndWait コマンドとの違いは、通常のコマンド (click など) が、操作を実行すると可能な限り速やかに次のコマンドの実行を続けるのに対し、 AndWait コマンド (clickAndWait など) は、操作が実行された後、ページが読み込まれるまで 待機する よう Selenium に指示する点にあります。

目的の操作によってブラウザがほかのページに移動したり、現在のページをリロードしたりする場合には、常に AndWait コマンドを使います。

ただし、ほかのページへの移動やページの更新を伴わない操作に対して AndWait コマンドを使うと、テストは失敗します。 テストが失敗する理由は、ほかのページへの移動や更新が行われないまま AndWait のタイムアウトに達して、Selenium がタイムアウト例外を発生させるためです。

AJAX アプリケーションにおける waitFor コマンド

AJAX 駆動型 Web アプリケーションでは、ページを更新することなく、サーバーからデータが取得されます。 この場合、実際にはページが更新されないため、 andWait コマンドは動作しません。 一定時間、テストの実行を停止するやり方も、優れた対応策とは言えません。 当該時点でのシステムの応答性能、負荷、その他の制御不可能な要素によって、指定された時間よりも早く、あるいは遅く、目的の Web 要素が表示されることがあり、その場合にはテストが失敗するからです。 最も適切なアプローチは、動的な期間、必要な要素が表示されるのを待って、要素が見つかり次第、テストの実行を続行するやり方です。

waitFor コマンドを使うと、このようなやり方を実現できます。 waitForElementPresentwaitForVisible は、動的な期間、待機し、目的の条件が満たされるかどうかを毎秒チェックし、条件が満たされると同時にスクリプトの次のコマンドの実行を続けます。

評価順序とフロー制御

スクリプトを実行すると、そのスクリプトに含まれるコマンドが順序に従って実行されます。

Selenese それ自体は、条件判定文 (if-else など) または反復 (for、while など) をサポートしていません。 フロー制御を使わなくても、多くの有用なテストは実行できます。 しかし、複数のページが関係することが多い動的コンテンツをきちんとテストするには、プログラミングロジックがしばしば必要になります。

フロー制御が必要になった場合には、次の 3 つの選択肢があります。

a) Selenium-RC と、Java や PHP といったクライアントライブラリを使ってスクリプトを実行し、プログラミング言語の持つフロー制御機能を利用する。 b) スクリプトの内部から storeEval コマンドを使って小さな JavaScript コードの断片を実行する。 c) goto_sel_ide.js extension 拡張スクリプトをインストールする。

ほとんどのテスターは、テストスクリプトをプログラミング言語ファイルにエクスポートし、Selenium-RC API を利用する方法を選択することになるでしょう (Selenium-RC API については、Selenium-RC に関する章を参照)。 ただし、組織によっては、可能な限りテストスクリプトを Selenium-IDE から実行した方が都合がよい場合もあります (テストの実行を多数の契約社員に担当させている組織や、十分なプログラミングスキルを期待できないケースなど)。 このような場合には、JavaScript コードの断片を利用する方法か、goto_sel_ide.js 拡張スクリプトを使う方法を検討するとよいでしょう。

store コマンド群と Selenium 変数

Selenium 変数を使うと、スクリプトの冒頭で定数を格納することができます。 また、データ駆動型テスト設計と組み合わせて使う場合には (あとのセクションで取り上げます)、コマンドライン、ほかのプログラム、またはファイルからテストプログラムに渡す値を Selenium 変数に格納することができます。

プレーンな store コマンドは、たくさんある store コマンド群の中で最も基本的なコマンドで、Selenium 変数に単純に定数値を格納するのに使用できます。 store コマンドは、変数に格納するテキスト値と Selenium 変数の 2 つのパラメータを取ります。 変数の名前を付けるときは、英数文字だけを使う標準的な命名規則に従ってください。

CommandTargetValue
storepaul@mysite.org

上のように記述すると、スクリプトのあとの方で、変数に格納された値を利用できます。 変数の値にアクセスするには、次に示すように、変数をブレース ({}) で囲み、先頭にドル記号を付けます。

CommandTargetValue
verifyText//div/p\${userName}

変数の一般的な使い方の 1 つに、入力フィールドへの入力を格納する操作があります。

CommandTargetValue
typeid=login\${userName}

Selenium 変数は、最初のパラメータにも 2 番目のパラメータにも使用することができます。 コマンドのパラメータに変数が使われている場合、変数は、このコマンドが実行するほかのあらゆる操作に先立って Selenium によって解釈されます。 Selenium 変数をロケータ表現の内部で使うこともできます。

verify および assert コマンドのそれぞれに対し、対応する store コマンドが存在します。 これらのコマンドのうち、よく使われるものを以下に示します。

storeElementPresent

storeElementPresent は、verifyElementPresent に対応するコマンドです。 このコマンドは、UI 要素が見つかったかどうかに応じて、ブール値 (“true” または “false” のいずれか) を格納します。

storeText

StoreText は、verifyText に対応するコマンドです。 このコマンドはロケータを使ってページ上の特定のテキストを探します。 テキストが見つかった場合には、そのテキストが変数に格納されます。 storeText を使うと、テスト対象のページからテキストを抽出することができます。

storeEval

storeEval の最初のパラメータにはスクリプトを指定します。 JavaScript を Selenese に埋め込む方法については、次のセクションで取り上げます。 テストの中で storeEval を使うと、スクリプトの実行結果を変数に格納することができます。

JavaScript と Selenese パラメータ

JavaScript は、 スクリプト と非スクリプト (一般には式) の 2 つの種類の Selenese パラメータで使用できます。 ほとんどの場合は、Selenese パラメータに指定された JavaScript コードの断片の中で、テストケース変数にアクセスしたり操作したりすることが多いでしょう。 テストケース内で作成されたすべての変数は、JavaScript の 連想配列 に格納されます。連想配列とは、連番の添字ではなく、文字列を添字にもつ配列のことです。 作成したテストケースの変数が格納される連想配列には、 storedVars という名前が付けられます。 JavaScript コードの断片で変数にアクセスしたり操作したりするには、必ず storedVars[‘yourVariableName’] の形で参照する必要があります。

スクリプトパラメータでの JavaScript の使用

いくつかの Selenese コマンド、たとえば assertEvalverifyEvalstoreEvalwaitForEval などのコマンドでは、 スクリプト パラメータを指定します。これらのパラメータでは特別な構文は必要ありません。 Selenium-IDE ユーザーなら、JavaScript コードの断片の適切なフィールドを入力するだけです (通常、入力先のフィールドは 対象 フィールドです。 スクリプト パラメータは一般に、最初のパラメータか唯一のパラメータのいずれかだからです) 。

次に示すのは、JavaScript コードの断片を使って簡単な算術演算を行う例です。

CommandTargetValue
store10hits
storeXpathCount//blockquoteblockquotes
storeEvalstoredVars[‘hits’].storedVars[‘blockquotes’]paragraphs

次に示すのは、JavaScript コードの断片でメソッドを呼び出す例です。 この例では、JavaScript String オブジェクトの toUpperCase メソッドと toLowerCase メソッドを呼び出しています。

CommandTargetValue
storeEdith Whartonname
storeEvalstoredVars[’name’].toUpperCase()uc
storeEvalstoredVars[’name’].toUpperCase()lc

非スクリプトパラメータでの JavaScript の使用

コマンドが取るパラメータの種類が スクリプト ではない場合でも、パラメータに使う値を JavaScript を使って生成することができます。 ただし、この場合には特別な構文が必要になり、JavaScript コードの断片をブレースで囲み、その前にラベル javascript を付ける必要があります。 具体的には、 javascript {*ここにコードを記述*} のように指定します。 次に示すのは、 type コマンドの 2 番目のパラメータ value を、特別な構文を使って JavaScript コードから生成する例です。

CommandTargetValue
storeleague of nationssearchString
typeqjavascript{storedVars[‘searchString’].toUpperCase()}

echo - Selenese の Print コマンド

Selenese には、テスト出力にテキストを書き込むことができる簡単なコマンドが用意されています。 このコマンドを使うと、テストの実行中に進捗状況を示す情報をコンソールに表示できるので便利です。 これらの情報を使えば、テスト結果のレポートに実行時の状況を埋め込むこともできるので、テストで問題が見つかったときに、ページ上のどこにバグがあるのか探すのに役立ちます。 また、echo 文を使うと、Selenium 変数の内容を出力できます。次に例を示します。

CommandTargetValue
echoTesting page footer now.
echoUsername is \${userName}

警告、ポップアップ、および複数のウィンドウ

次のようなページをテストしているとします。

  <!DOCTYPE HTML>
  <html>
  <head>
    <script type="text/javascript">
      function output(resultText){
        document.getElementById('output').childNodes[0].nodeValue=resultText;
      }

      function show_confirm(){
        var confirmation=confirm("Chose an option.");
        if (confirmation==true){
          output("Confirmed.");
        }
        else{
          output("Rejected!");
        }
      }
      
      function show_alert(){
        alert("I'm blocking!");
        output("Alert is gone.");
      }
      function show_prompt(){
        var response = prompt("What's the best web QA tool?","Selenium");
        output(response);
      }
      function open_window(windowName){
        window.open("newWindow.html",windowName);
      }
      </script>
  </head>
  <body>

    <input type="button" id="btnConfirm" onclick="show_confirm()" value="Show confirm box" />
    <input type="button" id="btnAlert" onclick="show_alert()" value="Show alert" />
    <input type="button" id="btnPrompt" onclick="show_prompt()" value="Show prompt" />
    <a href="newWindow.html" id="lnkNewWindow" target="_blank">New Window Link</a>
    <input type="button" id="btnNewNamelessWindow" onclick="open_window()" value="Open Nameless Window" />
    <input type="button" id="btnNewNamedWindow" onclick="open_window('Mike')" value="Open Named Window" />

    <br />
    <span id="output">
    </span>
  </body>
  </html>

ユーザーは、アラート/確認ボックスに応答するとともに、新しく開いたポップアップウィンドウにフォーカスを移動する必要があります。 幸いなことに、SeleniumはJavaScriptポップアップをカバーできます。

ただし、アラート/確認/プロンプトを個別に詳細に説明する前に、それらの共通点を理解しておくと役立ちます。 アラート、確認ボックス、プロンプトにはすべて次のバリエーションがあります。

CommandDescription
assertFoo(pattern)パターンがポップアップのテキストと一致しない場合、エラーをスローします
assertFooPresentポップアップが利用できない場合はエラーをスローします
assertFooNotPresentポップアップが存在する場合、エラーをスローします
storeFoo(variable)ポップアップのテキストを変数に保存します
storeFooPresent(variable)ポップアップのテキストを変数に保存し、trueまたはfalseを返します

Seleniumで実行している場合、JavaScriptポップアップは表示されません。 これは、関数呼び出しが実行時に実際にSeleniumのJavaScriptによってオーバーライドされるためです。 ただし、ポップアップが表示されないからといって、ポップアップを処理する必要はありません。 ポップアップを処理するには、その assertFoo(pattern) 関数を呼び出す必要があります。 ポップアップの存在をアサートしないと、次のコマンドがブロックされ、次のようなエラーが表示されます。 [エラー]エラー:予期しない確認がありました! [オプションを選択してください。]

アラート

アラートは処理が最も簡単なポップアップなので、始めましょう。 まず、ブラウザで上記のHTMLサンプルを開き、“Show alert” ボタンをクリックします。 アラートを閉じると、“Alert is gone.” というテキストが表示されます。 ページに表示されます。 次に、Selenium IDE記録で同じ手順を実行し、アラートを閉じた後にテキストが追加されたことを確認します。 テストは次のようになります。

CommandTargetValue
open/
clickbtnAlert
assertAlertI’m blocking!
verifyTextPresentAlert is gone.

あなたは「それはおかしい、私はそのアラートをアサートしようとしたことはない」と考えているかもしれません。 ただし、これはSelenium-IDEの処理であり、アラートを閉じます。 そのステップを削除してテストを再生すると、次のエラーが表示されます [エラー]エラー:予期しないアラートがありました! [I'm blocking!] 。 アラートの存在を確認するには、アラートのアサーションを含める必要があります。

アラートが存在することをアサートしたいが、アラートに含まれるテキストがわからないか気にする必要がない場合は、assertAlertPresentを使うことができます。 これはtrueまたはfalseを返し、falseはテストを停止します。

確認

確認はアラートとほぼ同じように動作し、 assertConfirmationassertConfirmationPresent は対応するアラートと同じ特性を提供します。 ただし、デフォルトでは、確認が表示されたときにSeleniumはOKを選択します。 サンプルページの"確認ダイアログを表示"ボタンをクリックして記録を試みますが、ポップアップの"キャンセル"ボタンをクリックして、出力テキストをアサートします。 テストは次のようになります。

CommandTargetValue
open/
clickbtnConfirm
chooseCancelOnNextConfirmation
assertConfirmationChoose an option.
verifyTextPresentRejected

chooseCancelOnNextConfirmation 関数は、後続のすべての確認がfalseを返すことをSeleniumに伝えます。 chooseOkOnNextConfirmationを呼び出すことでリセットできます。

Seleniumは未処理の確認があると苦情を言うので、このテストを再生できないことに気付くかもしれません。 これは、Selenium-IDEが記録するイベントの順序により、クリックしてchooseCancelOnNextConfirmationが間違った順序になるためです(考えてみれば、Seleniumは、確認を開く前にキャンセルしていることを知ることができません)。 これら2つのコマンドを切り替えると、テストは正常に実行されます。

プロンプト

プロンプトは、assertPrompt および assertPromptPresent が対応するアラートと同じ特性を提供することで、アラートとほぼ同じように動作します。 デフォルトでは、Seleniumはプロンプトがポップアップしたときにデータの入力を待機します。 サンプルページの “Show prompt” ボタンをクリックして記録を試み、プロンプトに “Selenium” と入力します。 テストは次のようになります。

CommandTargetValue
open/
answerOnNextPromptSelenium!
clickid=btnPrompt
assertPromptWhat’s the best web QA tool?
verifyTextPresentSelenium!

プロンプトで"キャンセル"を選択すると、 answerOnNextPrompt が単に空白のターゲットを表示することに気付くかもしれません。 Seleniumは、プロンプトのキャンセルと空白のエントリを基本的に同じものとして扱います。

デバッグ

デバッグとはテストケースのエラーを見つけて解決する作業のことです。 デバッグはテストケース開発に含まれる通常の工程です。

ほとんどの Selenium 初心者もデバッグについてはすでに基礎知識を持っているでしょうから、ここではデバッグそのものについてはふれません。 デバッグをするのがまったく初めてという場合には、社内や組織内の開発者にアドバイスをもらってください。

ブレークポイントと開始位置

Selenium-IDE では、テストケース内の任意の位置でテストケースの実行を開始または停止するためのブレークポイントの指定と開始位置の指定がサポートされています。 この機能を使うと、テストケースの途中の特定のコマンドでテストケースの実行を停止させ、その時点でのテストケースの動作を調べることができます。 この場合、具体的には、調べようとするコマンドの直前のコマンドにブレークポイントを指定します。

ブレークポイントを指定するには、コマンドを選択し、右クリックして表示されるコンテキストメニューで ブレークポイントの指定/解除 をクリックします。 テストケースを最初からブレークポイントまで実行するには、“Run” ボタンをクリックします。

テストケースの途中から最後まで、または最初からブレークポイントまでの部分を実行できると便利なことがあります。 たとえば、最初に Web サイトにログインし、次に一連のテストを実行するテストケースを作成していて、ログイン後の一連のテストのいずれかをデバッグしたい場合などです。 この場合、ログインは 1 度すれば不要になりますが、その後のテストは繰り返し実行する必要があります。 このようなテストケースでは、いったんログインした後、ログイン操作の後に開始位置を指定し、この開始位置からテストケースを実行することができます。 こうすれば、テストケースを再実行するたびに手動で Web サイトからログアウトする必要はなくなります。

開始位置を指定するには、コマンドを選択し、右クリックして表示されるコンテキストメニューで 開始位置の指定/解除 をクリックします。テストケースを開始位置から実行するには、“Run” ボタンをクリックします。

テストケースのステップ実行

テストケースのコマンドを 1 つずつ実行 (ステップ実行) するには、次の手順に従います。

  1. ツールバーの “Run” ボタンをクリックしてテストケースの実行を開始します。

  2. すぐに “Pause” ボタンをクリックして、テストケースの実行を一時停止します。

  3. “Step” ボタンを繰り返しクリックします。

検索ボタン

検索ボタンを使うと、現在 (ブラウザに) 表示されている Web ページ上の UI 要素のうち、現在選択されている Selenium コマンドで使われているのはどの UI 要素かを知ることができます。 この機能は、コマンドの最初のパラメータでロケータを使う場合に便利です (Selenium のコマンドに関する章の 要素の特定 を参照)。 検索ボタンは、Web ページ上の UI 要素を指定する必要があるあらゆるコマンド、すなわち clickclickAndWaittype 、および一部の assertverify コマンドなどで使用できます。

テーブルタブで、ロケータパラメータを持ついずれかのコマンドを選択します。 検索ボタンをクリックします。 Firebox ブラウザに表示されている Web ページに注目します。 ロケータパラメータで指定されている要素が、明るい緑の四角で囲んで表示されます。

デバッグ時のページソースの参照

テストケースをデバッグするときは、しばしばページソース (テスト対象の Web ページの HTML) を参照して問題を解決しなければなりません。 Firefox では、ページソースも簡単に参照できます。 具体的には、目的の Web ページを右クリックし、“ページのソースを表示” を選択するだけです。 これで、ソースの HTML が別のウィンドウに表示されます。 テスト対象の UI 要素を HTML から見つけるためのキーワードを検索するには、このウィンドウの “編集” メニューにある “検索” を使ってください。

また、ソースを見たい Web ページの一部を選択し、右クリックして表示されるメニューから “選択した部分のソースを表示” をクリックする方法もあります。 この場合は、ソースの一部だけが別のウィンドウに表示され、選択した部分が強調表示されます。

ロケータアシスタンス

Selenium-IDE は、ロケータ型引数を記録するたびに追加情報を保存し、この追加情報を使って、代わりに使用できるほかのロケータ型引数をユーザーに提示できるようにしています。 この機能は、ロケータについて詳しく学ぶ上で非常に有益なだけでなく、記録された型とは異なる型のロケータを使う場合にしばしば必要となります。

ロケータアシスタンスは、Selenium-IDE ウィンドウ内の “対象” フィールドの右端にドロップダウンリストとして表示されます (ドロップダウンリストが表示されるのは、“対象” フィールドに入力されている引数が、記録されたロケータ型引数である場合だけです)。 次に示すのは、あるコマンドのドロップダウンリストの内容です。 ドロップダウンリストの最初の列には、代わりに使用できるロケータが表示され、2 列目にはそれぞれの型が表示されることに注意してください。

Selenium Locator Assistance

テストスイートの作成

テストスイートとはテストケースの集合のことで、Selenium-IDE ウィンドウの一番左にある “テストスイート” ペインに表示されます。 “テストスイート” ペインを手動で開いたり閉じたりするには、“テストケース” ペインの右端 (ペインが閉じている場合は Selenium-IDE ウィンドウ全体の左端になります) の半分ほど下にある小さな点を選択します。

“テストスイート” ペインは、既存のテストスイートが開かれるか、 または ユーザーが “ファイル” メニューの “テストケースを新規作成” をクリックすると、自動的に開きます。 後者の場合、新しいテストケースは直前のテストケースのすぐ下に表示されます。

既存のテストケースをテストスイートに読み込む操作は、Selenium-IDE ではまだサポートされていません。既存のテストケースを追加して、テストスイートを作成または修正するには、ユーザーが手動でテストスイートファイルを編集する必要があります。

テストスイートファイルは、1 列のテーブルを含む HTML ファイルです。 <tbody> セクション内の各行のセルには、テストケースへのリンクが収められています。 次に示すのは、4 つのテストケースを含むテストスイートの例です。

<html>
    <head>
        <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8">
        <title>Sample Selenium Test Suite</title>
    </head>
    <body>
        <table cellpadding="1" cellspacing="1" border="1">
            <thead>
                <tr><td>Test Cases for De Anza A-Z Directory Links</td></tr>
            </thead>
        <tbody>
            <tr><td><a href="./a.html">A Links</a></td></tr>
            <tr><td><a href="./b.html">B Links</a></td></tr>
            <tr><td><a href="./c.html">C Links</a></td></tr>
            <tr><td><a href="./d.html">D Links</a></td></tr>
        </tbody>
        </table>
    </body>
</html>

注 : テストケースファイルは、呼び出し元のテストスイートファイルと同じ場所に置く必要はありません。 実際、Mac OS と Linux システムではそのとおりです。 ただし、この項目の執筆時点では、Windows システムで使う場合にはバグがあって、テストケースファイルを呼び出し元のテストスイートファイルと別の場所に置くことはできません。

ユーザー拡張スクリプト

ユーザー拡張スクリプトは、ユーザー独自のカスタマイズや機能を作成して Selenium の機能を拡張できる JavaScript ファイルです。 多くの場合、コマンドのカスタマイズという形を取りますが、ユーザー拡張スクリプトによる機能拡張はコマンドの追加だけに限定されません。

重要 : このセクションは期限切れです。近日中に改訂します。

ユーザーが作成した多くの有益な 拡張スクリプト があります。

.. _goto_sel_ide.js extension:

おそらく Selenium-IDE のすべての拡張スクリプトの中で最も人気があるのは、while ループとプリミティブな条件判定によってフロー制御を可能にする goto_sel_ide.js でしょう。 この拡張スクリプトの使用例については、作者が用意した ページ を参照してください。

この拡張スクリプトをインストールするには、Selenium-IDE の “オプション” メニューで “設定” をクリックし、 “一般” タブの Selenium Core 拡張スクリプト (user-extension.js) のパス フィールドに、ファイルのパス名を入力します。

Selenium IDE Extensions Install

OK ボタンをクリックしたら、拡張スクリプトを読み込むために、Selenium-IDE をいったん閉じて開く必要があります。 また、拡張スクリプトに変更を加えた場合も、Selenium-IDE をいったん閉じて開く必要があります。

独自の拡張スクリプトを作成する方法については、Selenium リファレンス ドキュメントの終わりの方に説明があります。

ステップごとにSelenium IDEとユーザー拡張機能をデバッグすると非常に役立つことがあります。 XUL/Chromeベースの拡張機能をデバッグできると思われる唯一のデバッガーは、バージョン32が含まれるまでFirefoxでサポートされているVenkmanです。 段階的なデバッグは、Firefox 32およびSelenium IDE 2.9.0で動作することが確認されています。

フォーマット (形式)

“オプション” メニューの “設定” をクリックすると表示される “フォーマット” タブでは、テストケースの保存と表示に使う言語を選択できます。 デフォルトは “HTML” です。

作成したテストケースを Selenium-RC を使って実行する場合には、作成されたテストケースをプログラミング言語に変換するためにこの機能が使われます。 テストプログラムの開発用に Selenium-RC で使う言語 (“Java”、“PHP” など) を選択し、次に “ファイル” メニューの “保存” を使ってテストケースを保存します。 これで、テストケースは、選択した言語の一連の関数に変換されます。 テストをサポートするプログラムコードは、基本的に、ユーザーに代わって Selenium-IDE によって生成されます。

生成されたコードが自分のニーズに合わないときは、生成プロセスが定義された設定ファイルを編集することで、生成されるコードを変更できることに注意してください。サポートされている言語ごとに設定があり、これらの設定を編集できます。設定は、“オプション” メニューの “設定” をクリックすると表示される “フォーマット” タブにあります。

異なるブラウザでの Selenium-IDE テストの実行

Selenium-IDE 自体は Firefox を対象にしたテストしか実行できませんが、Selenium-IDE で作成したテストは、Selenium-RC サーバーを呼び出すシンプルなコマンドラインインタフェースを使うことで、ほかのブラウザを対象に実行することができます。 詳細については、Selenium-RC に関する章の Selenese テストの実行 を参照してください。 特に関連性が高いのは、 -htmlSuite コマンドラインオプションです。

トラブルシューティング

以下は、Selenium-IDE で発生することが多いさまざまな問題について、実際の画面を示しながら説明したものです。

Table view is not available with this format.

このメッセージは、Selenium IDEの起動時に"テーブル"タブに表示されることがあります。 回避策は、Selenium IDEを閉じて再度開くことです。 詳細については、 issue 1008 を参照してください。 これを確実に再現できる場合は、修正に取り組むことができるように詳細を提供してください。


error loading test case: no command found

「ファイル」メニューの「開く」を使用して、テストスイートファイルを開こうとしました。 代わりに「ファイル」メニューの「テストスイートを開く」を使用してください。

このエラーメッセージを改善するために、機能の拡張がリクエストされました。 詳細は、issue 1010を参照してください。


Selenium IDE Trouble Timing

このタイプの エラー は、タイミングの問題を示している可能性があります。 つまり、コマンドのロケーターによって指定された要素が、コマンドの実行時に完全にロードされていません。 コマンドの前に pause 5000 を入れて、問題が本当にタイミングに関連しているかどうかを判断してください。 その場合、失敗したコマンドの前に適切な waitFor* または *AndWait コマンドを使って調査してください。


Selenium IDE Trouble Param

上記の open コマンドの場合のように変数置換を使用しようとして失敗した場合は、アクセスしようとしている値を持つ変数を実際に作成していないことを示します。 これは、変数を Target フィールドに配置する必要がある場合に Value フィールドに配置するか、その逆の場合があります。 上記の例では、storeコマンドの2つのパラメーターが、必要なものと逆の順序で誤って配置されています。 Seleneseコマンドの場合、最初の必須パラメーターは Target フィールドに入力し、2番目の必須パラメーター(存在する場合)は Value フィールドに入力する必要があります。


error loading test case: [Exception… “Component returned failure code: 0x80520012 (NS_ERROR_FILE_NOT_FOUND) [nsIFileInputStream.init]” nresult: “0x80520012 (NS_ERROR_FILE_NOT_FOUND)” location: “JS frame :: chrome://selenium-ide/content/file-utils.js :: anonymous :: line 48” data: no]

テストスイートのテストケースの1つが見つかりません。 テストケースが配置されていることを示すテストスイートが実際に配置されていることを確認してください。 また、実際のテストケースファイルのファイル名と参照先のテストスイートファイルの両方に.html拡張子が付いていることを確認してください。

このエラーメッセージを改善するために、機能の拡張がリクエストされました。 詳細は、issue 1011を参照してください。


Selenium IDE Trouble Extension

拡張ファイルの内容が、Selenium-IDEによって読み取られていません。 Selenium-IDE の “オプション” メニューで “設定” をクリックし、 “一般” タブSelenium Core 拡張スクリプト (user-extension.js) のパス フィールドに適切なパス名を指定していることを確認してください。 また、 Selenium Core 拡張スクリプト (user-extension.js) のパス フィールドの内容を変更した後は、Selenium-IDEを再起動する必要があります。

8.4.1 - HTMLランナー

Execute HTML Selenium IDE exports from command line

Selenium HTMLランナー を使用すると、コマンドラインからテストスイートを実行できます。 テストスイートは、Selenium IDEまたは互換性ツールからのHTMLエクスポートです。

共通情報

  • geckodriver / firefox / selenium-html-runnerのリリースの組み合わせが重要です。 どこかにソフトウェア互換性マトリックスがあるかもしれません。
  • selenium-html-runnerはテストスイートのみを実行します(テストケースではなく、Monitis Transaction Monitorからのエクスポートなど)。 必ずこれを順守してください。
  • DISPLAYのないLinuxユーザーの場合-仮想ディスプレイでhtml-runnerを起動する必要があります(xvfbを検索)。

Linux環境の例

次のソフトウェアパッケージをインストール/ダウンロードします。

[user@localhost ~]$ cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.4.1708 (Core)

[user@localhost ~]$ rpm -qa | egrep -i "xvfb|java-1.8|firefox"
xorg-x11-server-Xvfb-1.19.3-11.el7.x86_64
firefox-52.4.0-1.el7.centos.x86_64
java-1.8.0-openjdk-1.8.0.151-1.b12.el7_4.x86_64
java-1.8.0-openjdk-headless-1.8.0.151-1.b12.el7_4.x86_64

テストスイートの例

[user@localhost ~]$ cat testsuite.html
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="en" lang="en">
<head>
  <meta content="text/html; charset=UTF-8" http-equiv="content-type" />
  <title>Test Suite</title>
</head>
<body>
<table id="suiteTable" cellpadding="1" cellspacing="1" border="1" class="selenium"><tbody>
<tr><td><b>Test Suite</b></td></tr>
<tr><td><a href="YOUR-TEST-SCENARIO.html">YOUR-TEST-SCENARIO</a></td></tr>
</tbody></table>
</body>
</html>

selenium-html-runnerをヘッドレスで実行する方法

さて、最も重要な部分、selenium-html-runnerの実行方法の例! 経験によってソフトウェアの組み合わせ、- geckodriver / FF / html-runnerリリースによって異なる場合があります。

xvfb-run java -Dwebdriver.gecko.driver=/home/mmasek/geckodriver.0.18.0 -jar selenium-html-runner-3.7.1.jar -htmlSuite "firefox" "https://YOUR-BASE-URL" "$(pwd)/testsuite.html" "results.html" ; grep result: -A1 results.html/firefox.results.html
[user@localhost ~]$ xvfb-run java -Dwebdriver.gecko.driver=/home/mmasek/geckodriver.0.18.0 -jar selenium-html-runner-3.7.1.jar -htmlSuite "*firefox" "https://YOUR-BASE-URL" "$(pwd)/testsuite.html" "results.html" ; grep result: -A1 results.html/firefox.results.html
Multi-window mode is longer used as an option and will be ignored.
1510061109691   geckodriver     INFO    geckodriver 0.18.0
1510061109708   geckodriver     INFO    Listening on 127.0.0.1:2885
1510061110162   geckodriver::marionette INFO    Starting browser /usr/bin/firefox with args ["-marionette"]
1510061111084   Marionette      INFO    Listening on port 43229
1510061111187   Marionette      WARN    TLS certificate errors will be ignored for this session
Nov 07, 2017 1:25:12 PM org.openqa.selenium.remote.ProtocolHandshake createSession
INFO: Detected dialect: W3C
2017-11-07 13:25:12.714:INFO::main: Logging initialized @3915ms to org.seleniumhq.jetty9.util.log.StdErrLog
2017-11-07 13:25:12.804:INFO:osjs.Server:main: jetty-9.4.z-SNAPSHOT
2017-11-07 13:25:12.822:INFO:osjsh.ContextHandler:main: Started o.s.j.s.h.ContextHandler@87a85e1{/tests,null,AVAILABLE}
2017-11-07 13:25:12.843:INFO:osjs.AbstractConnector:main: Started ServerConnector@52102734{HTTP/1.1,[http/1.1]}{0.0.0.0:31892}
2017-11-07 13:25:12.843:INFO:osjs.Server:main: Started @4045ms
Nov 07, 2017 1:25:13 PM org.openqa.selenium.server.htmlrunner.CoreTestCase run
INFO: |open | /auth_mellon.php |  |
Nov 07, 2017 1:25:14 PM org.openqa.selenium.server.htmlrunner.CoreTestCase run
INFO: |waitForPageToLoad | 3000 |  |
.
.
.etc

<td>result:</td>
<td>PASS</td>

9 - このドキュメントについて

これらのドキュメントは、コード自体と同様に、Seleniumコミュニティ内のボランティアによって100%維持されます。 当初から多くの人が使用してきましたが、多くの人が短期間しか使用しておらず、新しいユーザーのオンボーディングエクスペリエンスの改善に時間を割いてきました。

ドキュメントに問題がある場合、知りたいです! 問題を伝える最良の方法は、https://github.com/seleniumhq/seleniumhq.github.io/issuesにアクセスし、問題が既に報告されているかどうかを検索することです。 そうでない場合は、自由に開いてください!

コミュニティの多くのメンバーは、Libera.chat#selenium Liberaチャンネルに頻繁にアクセスします。 気軽に立ち寄って質問してください。 これらのドキュメントで役立つと思われるヘルプを受け取った場合は、必ず貢献を追加してください。 これらのドキュメントを更新することはできますが、通常のコミッター以外から投稿を受け取ると、誰にとってもずっと簡単になります。

9.1 - 著作権と帰属

Copyright, contributions and all attributions for the different projects under the Selenium umbrella.

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Seleniumのドキュメント

このドキュメントをできるだけ完全かつ正確にするためにあらゆる努力が払われましたが、 保証または適合性は暗示されていません。 提供される情報は「現状のまま」です。 著者および出版社は、本書に含まれる情報から生じる損失または損害に関して、 いかなる個人または団体に対しても責任も責任も負わないものとします。 ここに含まれる情報の使用に関して、特許責任は一切負いません。

帰属

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Selenium IDE

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Selenium Website & Docs

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Seleniumドキュメントプロジェクトで使用されるサードパーティソフトウェア

SoftwareVersionLicense
Hugov0.110.0Apache 2.0
DocsyApache 2.0

ライセンス

Seleniumプロジェクトから作成されたすべてのコードとドキュメントは、 Apache 2.0ライセンスに基づいてライセンスされており、 Software Freedom Conservancy に著作権があります。

ライセンスは便宜上ここに含まれていますが、 Apache FoundationのWebサイトでも見つけることができます。

                                 Apache License
                           Version 2.0, 2004年1月
                        http://www.apache.org/licenses/

   使用、複製、および頒布に関する条項

   1. 定義  

      「ライセンス」とは、このドキュメントの第1項から第9項までで定義している、
      使用、複製、および頒布に関する条項を指します。

      「ライセンサー」とは、著作権所有者、あるいは著作権所有者が
      ライセンス付与対象として認めた者を指します。

      「法人」とは、行為者と、行為者を管理するか行為者により管理されるか
      行為者共通の管理下にある他のすべての者とから成る連合体を指します。
      この定義における「管理」とは、
      (i) 契約またはその他により、直接または間接的にこの法人の指揮・経営を行う権限、または
      (ii) この法人の50%以上の株式の所有権 または
      (iii) 受益所有権を有することを指します。

      「あなた」とは、本ライセンスにより付与される権利を行使する個人または法人を指します。

      「ソース」形式とは、ソフトウェアのソースコード、ドキュメントソース、
      設定ファイルといった、変更を加えるのに好都合な形式を指します。

      「オブジェクト」形式とは、コンパイルされたオブジェクトコード、生成されたドキュメント、
      他のメディアへの変換物といった、ソース形式の機械的な変換により生じる形式を指します。

      「成果物」とは、ソース形式であるとオブジェクト形式であるとを問わず、
      製作物に挿入または添付される(後出の付録に例がある)著作権表示で示された著作物で、
      本ライセンスに基づいて利用が許されるものを指します。

      「派生成果物」とは、編集上の改訂、注解、推敲など、
      成果物を基にしていて全体としてオリジナル著作物と呼べるような製作物全般を指します。
      本ライセンスでは、成果物や派生成果物から分離できる製作物や、
      成果物や派生成果物のインタフェースへの単なるリンク(または名前によるバインド)を、
      派生成果物に含めません。

      「コントリビューション」とは、成果物のオリジナルバージョンならびに成果物
      または派生成果物への変更や追加も含めて、著作権所有者あるいは著作権所有者が認めた
      個人または法人による成果物への組み込みを意図してライセンサーに提出される
      著作物全般を指します。
      この定義における「提出」とは、成果物を論じたり改良するためにライセンサー
      またはその代理者により管理される電子的メーリングリスト、ソースコード管理システム、
      問題追跡システムといった、電子的方法、口頭、または書面で、
      ライセンサーまたはその代理者に情報を送ることを指します。
      ただし、著作権所有者が書面で「コントリビューションでない」と明示したものは除きます。

      「コントリビューター」とは、ライセンサーおよびその代理を務める個人または法人で、
      自分のコントリビューションがライセンサーに受領されて成果物に組み込まれた者を指します。

   2. 著作権ライセンスの付与  
      本ライセンスの条項に従って、各コントリビューターはあなたに対し、
      ソース形式であれオブジェクト形式であれ、成果物および派生成果物を複製したり、
      派生成果物を作成したり、公に表示したり、公に実行したり、サブライセンスしたり、
      頒布したりする、無期限で世界規模で非独占的で使用料無料で取り消し不能な
      著作権ライセンスを付与します。

   3. 特許ライセンスの付与  
      本ライセンスの条項に従って、各コントリビューターはあなたに対し、
      成果物を作成したり、使用したり、販売したり、販売用に提供したり、
      インポートしたり、その他の方法で移転したりする、
      無期限で世界規模で非独占的で使用料無料で取り消し不能な
      (この項で明記したものは除く)特許ライセンスを付与します。
      ただし、このようなライセンスは、コントリビューターによって
      ライセンス可能な特許申請のうち、当該コントリビューターのコントリビューションを
      単独または該当する成果物と組み合わせて用いることで必然的に侵害されるものにのみ
      適用されます。
      あなたが誰かに対し、交差請求や反訴を含めて、
      成果物あるいは成果物に組み込まれたコントリビューションが
      直接または間接的な特許侵害に当たるとして特許訴訟を起こした場合、
      本ライセンスに基づいてあなたに付与された特許ライセンスは、
      そうした訴訟が正式に起こされた時点で終了するものとします。

   4. 再頒布  
      あなたは、ソース形式であれオブジェクト形式であれ、変更の有無に関わらず、
      以下の条件をすべて満たす限りにおいて、成果物またはその派生成果物のコピーを
      複製したり頒布したりすることができます。

      (a) 成果物または派生成果物の他の受領者に本ライセンスのコピーも渡すこと。

      (b) 変更を加えたファイルについては、あなたが変更したということが
      よくわかるような告知を入れること。

      (c) ソース形式の派生成果物を頒布する場合は、ソース形式の成果物に含まれている著作権、
      特許、商標、および帰属についての告知を、派生成果物のどこにも関係しないものは除いて、
      すべて派生成果物に入れること。

      (d) 成果物の一部として「NOTICE」に相当するテキストファイルが含まれている場合は、
      そうしたNOTICEファイルに含まれている帰属告知のコピーを、
      派生成果物のどこにも関係しないものは除いて、頒布する派生成果物に入れること。
      その際、次のうちの少なくとも1箇所に挿入すること。
      (i) 派生成果物の一部として頒布するNOTICEテキストファイル、
      (ii) ソース形式またはドキュメント(派生成果物と共にドキュメントを頒布する場合)、
      (iii) 派生成果物によって生成される表示
      (こうした第三者告知を盛り込むことが標準的なやり方になっている場合)。
      NOTICEファイルの内容はあくまで情報伝達用であって、
      本ライセンスを修正するものであってはなりません。
      あなたは頒布する派生成果物に自分の帰属告知を
      (成果物からのNOTICEテキストに並べて、またはその付録として)追加できますが、
      これはそうした追加の帰属告知が本ライセンスの修正と
      解釈されるおそれがない場合に限られます。

      あなたは自分の修正物に自らの著作権表示を追加することができ、
      自分の修正物の使用、複製、または頒布について、あるいはそうした派生成果物の全体について、
      付加的なライセンス条項または異なるライセンス条項を設けることができます。
      ただし、これは成果物についてのあなたの使用、複製、および頒布が、
      それ以外の点で本ライセンスの条項に従っている場合に限られます。

   5. コントリビューションの提出  
      特に断りがない限り、あなたが成果物への組み込みを意図してライセンサーに
      提出したコントリビューションは、付加的な条項がなければ、
      本ライセンスの条項に従うものとします。
      上述の規定にかかわらず、そうしたコントリビューションに関してあなたがライセンサーと
      結んだかもしれない別のライセンス契約の条項を、ここで無効にしたり
      修正したりすることはありません。

   6. 商標  
      本ライセンスでは、成果物の出所を記述したりNOTICEファイルの内容を複製するときに
      必要になる妥当で慣習的な使い方は別として、ライセンサーの商号、商標、サービスマーク、
      または製品名の使用権を付与しません。

   7. 保証の否認  
      適用される法律または書面での同意によって命じられない限り、
      ライセンサーは成果物を(そしてコントリビューターは各自のコントリビューションを)
      「現状のまま」提供するものとし、明示黙示を問わず、タイトル、非侵害性、
      商業的な使用可能性、および特定の目的に対する適合性を含め、
      いかなる保証も条件も提供しません。
      あなたは成果物の使用や再頒布の適切性を自分で判断する責任を持つと共に、
      本ライセンスにより付与される権利を行使することに伴うすべてのリスクを負うことになります。

   8. 責任の制限  
      いかなる条件および法理論においても、不法行為(過失を含む)、契約、
      またはその他いかなる場合でも、適用される法律または書面での同意によって命じられない限り、
      コントリビューターは本ライセンスまたは成果物の使い方に関連して生じる直接損害、
      間接損害、偶発的な損害、特別損害、懲罰的損害、または結果損害を含め、
      営業権の損失、業務の停止、コンピューター障害または誤作動、
      その他の商業上の損害や損失など、いかなる損害に対しても、
      たとえそうした損害の可能性をたとえ知らされていたとしても、
      あなたに責任を負わないものとします。

   9. 保証または追加的責任の引き受け  
      成果物またはその派生成果物を再頒布する際、あなたはサポート、保証、損害補償、
      またはその他の責任や、本ライセンスに矛盾しない権利を提示し、
      これを有料にすることができます。
      ただし、そうした責任を引き受ける場合、あなたはそれを自分自身のためにだけ
      自己責任として行えるのであって、他のコントリビューターのために行うことはできません。
      また、あなたはそうした保証や追加的責任のせいで他のコントリビューターに
      責任が降りかかったり賠償要求が出されたとしても、それらのコントリビューターに
      損害が及ぶのを防ぐと共に各コントリビューターの損害を補償することに同意しなければなりません。

   使用、複製、および頒布に関する条項の終わり

   付録: Apache Licenseの適用の仕方

      あなたの製作物にApache Licenseを適用するときは、次の定型文を添付してください。
      ただし、"[]"で囲まれている部分は、あなた自身の識別情報に置き換えてください
      (その際、角括弧は取り除きます)。
      また、この文言を該当するファイル形式に合ったコメント構文で囲んでください。
      さらに、第三者アーカイブ内での識別を容易にするため、
      ファイル名またはクラス名ならびに趣旨説明が著作権表示と同じ「印刷ページ」に
      現れるようにすることをお勧めします。

   Copyright [yyyy] [著作権所有者の名前]

   Apache License Version 2.0(「本ライセンス」)に基づいてライセンスされます。
   あなたがこのファイルを使用するためには、本ライセンスに従わなければなりません。
   本ライセンスのコピーは下記の場所から入手できます。

       http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0

   適用される法律または書面での同意によって命じられない限り、
   本ライセンスに基づいて頒布されるソフトウェアは、明示黙示を問わず、
   いかなる保証も条件もなしに「現状のまま」頒布されます。
   本ライセンスでの権利と制限を規定した文言については、本ライセンスを参照してください。

9.2 - Seleniumのサイトとドキュメントに貢献する

Information on improving documentation and code examples for Selenium

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Seleniumは大きなソフトウェアプロジェクトであり、そのサイトとドキュメントは、物事の仕組みを理解し、その可能性を活用する効果的な方法を学ぶための鍵となります。

このプロジェクトには、Seleniumのサイトとドキュメントの両方が含まれています。これは、Seleniumを効果的に使用する方法、Seleniumに参加する方法、およびSeleniumに貢献する方法に関する最新情報を提供するための継続的な取り組みです(特定のリリースを対象としていません)。

サイトおよびドキュメントへの貢献は、以下のセクションで説明されているプロセスに従います。


Seleniumプロジェクトは、皆様からのコントリビューションを歓迎します。 お手伝いをいただくには、いくつかの方法があります:

イシュー報告

新しい問題を報告したり、既存の問題についてコメントしたりするときは、議論がSeleniumソフトウェア、そのサイトおよび/またはドキュメントに関する具体的な技術問題に関連していることを確認してください。

Seleniumのすべてのコンポーネントは、時間の経過とともに非常に速く変化するため、ドキュメントが古くなる可能性があります。 このようなケースを見つけた場合には、遠慮なくイシューを作成してください。 また、ドキュメントを最新の状態に更新する方法をご存知でしたら、関連する変更を含むプルリクエストを送ってしてください。

見つかったものが問題であるかどうかわからない場合、https://selenium.dev/supportに記載されているコミュニケーション手段にて質問してください。

What to Help With

Creating Examples

Examples that need to be moved are marked with:

Add Example

We want to be able to run all of our code examples in the CI to ensure that people can copy and paste and execute everything on the site. So we put the code where it belongs in the examples directory. Each page in the documentation correlates to a test file in each of the languages, and should follow naming conventions. For instance examples for this page https://www.selenium.dev/documentation/webdriver/browsers/chrome/ get added in these files:

  • "/examples/java/src/test/java/dev/selenium/browsers/ChromeTest.java"
  • "/examples/python/tests/browsers/test_chrome.py"
  • "/examples/dotnet/SeleniumDocs/Browsers/ChromeTest.cs"
  • "/examples/ruby/spec/browsers/chrome_spec.rb"
  • "/examples/javascript/test/browser/chromeSpecificCaps.spec.js"

Each example should get its own test. Ideally each test has an assertion that verifies the code works as intended. Once the code is copied to its own test in the proper file, it needs to be referenced in the markdown file.

For example, the tab in Ruby would look like this:

    {{< tab header="Ruby" >}}
    {{< gh-codeblock path="/examples/ruby/spec/browsers/chrome_spec.rb#L8-L9" >}}
    {{< /tab >}}

The line numbers at the end represent only the line or lines of code that actually represent the item being displayed. If a user wants more context, they can click the link to the GitHub page that will show the full context.

Make sure that if you add a test to the page that all the other line numbers in the markdown file are still correct. Adding a test at the top of a page means updating every single reference in the documentation that has a line number for that file.

Finally, make sure that the tests pass in the CI.

Moving Examples

Examples that need to be moved are marked with:

Move Code

Everything from the Creating Examples section applies, with one addition.

Make sure the tab includes text=true. By default, the tabs get formatted for code, so to use markdown or other shortcode statements (like gh-codeblock) it needs to be declared as text. For most examples, the tabpane declares the text=true, but if some of the tabs have code examples, the tabpane cannot specify it, and it must be specified in the tabs that do not need automatic code formatting.

貢献

Seleniumプロジェクトは新しいコントリビュータを歓迎します。目立った価値ある貢献を継続的に行った個人は コミッター として認められ、プロジェクトへのコミットアクセス件が与えられます。

本ガイドでは、貢献のプロセスについて説明します。

ステップ 1: フォーク

GitHub上のプロジェクトをフォークし、コピーをローカルにチェックアウトしてください。

% git clone git@github.com:seleniumhq/seleniumhq.github.io.git
% cd seleniumhq.github.io

依存関係: Hugo

We use Hugo and the Docsy theme to build and render the site. You will need the “extended” Sass/SCSS version of the Hugo binary to work on this site. We recommend to use Hugo 0.125.4 .

Please follow the Install Hugo instructions from Docsy.

ステップ 2: ブランチの作成

フィーチャーブランチを作成し、ハックを開始します。:

% git checkout -b my-feature-branch

我々はHEADベースの開発を行っています。つまり、全ての変更はtrunkブランチ上に直接適用されます。

ステップ 3: 変更を加える

The repository contains the site and docs. Before jumping into making changes, please initialize the submodules and install the needed dependencies (see commands below). To make changes to the site, work on the website_and_docs directory. To see a live preview of your changes, run hugo server on the site’s root directory.

% git submodule update --init --recursive
% cd website_and_docs
% hugo server

See Style Guide for more information on our conventions for contribution

ステップ 4: コミット

まず、gitがあなたの名前とメールアドレスを知っていることを確認してください:

% git config --global user.name 'Santa Claus'
% git config --global user.email 'santa@example.com'

**適切なコミットメッセージを書くことは重要です。**コミットメッセージには、変更された内容、理由、修正されたイシューへの参照(ある場合)を記述する必要があります。作成するときは、次のガイドラインに従ってください。:

  1. 最初の行は約50文字以下で、変更の簡単な説明を含める必要があります。
  2. 2行目は空白のままにします。
  3. 他のすべての行を72列で折り返します。
  4. Fixes #Nを含めてください。ここでは N がこのコミットで修正したイシュー番号です(存在する場合)。

適切なコミットメッセージは次のようになります:

explain commit normatively in one line

Body of commit message is a few lines of text, explaining things
in more detail, possibly giving some background about the issue
being fixed, etc.

The body of the commit message can be several paragraphs, and
please do proper word-wrap and keep columns shorter than about
72 characters or so. That way `git log` will show things
nicely even when it is indented.

Fixes #141

最初の行はgit shortloggit log --onelineを実行した際に他人が最初に目にするため、意味のあるものでなければなりません。

ステップ 5: リベース

あなたの作業を同期するため、(git mergeではなく)git rebaseを時々実行してください。

% git fetch origin
% git rebase origin/trunk

ステップ 6: テスト

あなたの変更が何も問題を起こしていないことを確認するため、常に忘れずにローカルサーバーの実行を行ってください。

ステップ 7: プッシュ

% git push origin my-feature-branch

https://github.com/yourusername/seleniumhq.github.io.git を開き、_Pull Request_を押し、フォームを入力してください。 CLAに署名したことを示してください (ステップ7を参照)

プルリクエストは通常数日以内にレビューされます。対応すべきコメントがある場合は、新しく(できれば fixupsで)コミットし、同じブランチにプッシュしてください。

ステップ 8: 統合

コードレビューが完了すると、コミッターがPRを取得し、リポジトリのtrunkブランチに統合します。 マスターブランチで履歴を線形に保持するのが好きなので、通常はブランチの履歴をスカッシュしてリベースします。

コミュニケーション

プロジェクトのコントリビューターおよびコミュニティ全体と交流する方法については、全て https://selenium.dev/support で詳細が記載されています。

9.3 - Style guide for Selenium documentation

Conventions for contributions to the Selenium documentation and code examples

Read our contributing documentation for complete instructions on how to add content to this documentation.

Alerts

Alerts have been added to direct potential contributors to where specific content is missing.

{{< alert-content />}}

or

{{< alert-content >}}
Additional information about what specific content is needed
{{< /alert-content >}}

Which gets displayed like this:

Capitalization of titles

Our documentation uses Title Capitalization for linkTitle which should be short and Sentence capitalization for title which can be longer and more descriptive. For example, a linkTitle of Special Heading might have a title of The importance of a special heading in documentation

Line length

When editing the documentation’s source, which is written in plain HTML, limit your line lengths to around 100 characters.

Some of us take this one step further and use what is called semantic linefeeds, which is a technique whereby the HTML source lines, which are not read by the public, are split at ‘natural breaks’ in the prose. In other words, sentences are split at natural breaks between clauses. Instead of fussing with the lines of each paragraph so that they all end near the right margin, linefeeds can be added anywhere that there is a break between ideas.

This can make diffs very easy to read when collaborating through git, but it is not something we enforce contributors to use.

Translations

Selenium now has official translators for each of the supported languages.

  • If you add a code example to the important_documentation.en.md file, also add it to important_documentation.ja.md, important_documentation.pt-br.md, important_documentation.zh-cn.md.
  • If you make text changes in the English version, just make a Pull Request. The new process is for issues to be created and tagged as needs translation based on changes made in a given PR.

Code examples

All references to code should be language independent, and the code itself should be placed inside code tabs.

Default Code Tabs

The Docsy code tabs look like this:

WebDriver driver = new ChromeDriver();
driver = webdriver.Chrome()
var driver = new ChromeDriver();
driver = Selenium::WebDriver.for :chrome
let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
val driver = ChromeDriver()

To generate the above tabs, this is what you need to write. Note that the tabpane includes langEqualsHeader=true. This auto-formats the code in each tab to match the header name, and ensures that all tabs on the page with a language are set to the same thing.

{{< tabpane langEqualsHeader=true >}}
  {{< tab header="Java" >}}
    WebDriver driver = new ChromeDriver();
  {{< /tab >}}
  {{< tab header="Python" >}}
    driver = webdriver.Chrome()
  {{< /tab >}}
  {{< tab header="CSharp" >}}
    var driver = new ChromeDriver();
  {{< /tab >}}
  {{< tab header="Ruby" >}}
    driver = Selenium::WebDriver.for :chrome
  {{< /tab >}}
  {{< tab header="JavaScript" >}}
    let driver = await new Builder().forBrowser('chrome').build();
  {{< /tab >}}
  {{< tab header="Kotlin" >}}
    val driver = ChromeDriver()
  {{< /tab >}}
{{< /tabpane >}}

Reference GitHub Examples

To ensure that all code is kept up to date, our goal is to write the code in the repo where it can be executed when Selenium versions are updated to ensure that everything is correct.

All code examples to be in our example directories.

This code can be automatically displayed in the documentation using the gh-codeblock shortcode. The shortcode automatically generates its own html, so we do not want it to auto-format with the language header. If all tabs are using this shortcode, set text=true in the tabpane and remove langEqualsHeader=true. If only some tabs are using this shortcode, keep langEqualsHeader=true in the tabpane and add text=true to the tab. Note that the gh-codeblock line can not be indented at all.

One great thing about using gh-codeblock is that it adds a link to the full example. This means you don’t have to include any additional context code, just the line(s) that are needed, and the user can navigate to the repo to see how to use it.

A basic comparison of code looks like:

{{< tabpane text=true >}}
{{< tab header="Java" >}}
{{< gh-codeblock path="examples/java/src/test/java/dev/selenium/getting_started/FirstScript.java#L26-L27" >}}
{{< /tab >}}
{{< tab header="Python" >}}
{{< gh-codeblock path="examples/python/tests/getting_started/first_script.py#L18-L19" >}}
{{< /tab >}}
{{< tab header="CSharp" >}}
{{< gh-codeblock path="examples/dotnet/SeleniumDocs/GettingStarted/FirstScript.cs#L25-L26" >}}
{{< /tab >}}
{{< tab header="Ruby" >}}
{{< gh-codeblock path="examples/ruby/spec/getting_started/first_script.rb#L17-L18" >}}
{{< /tab >}}
{{< tab header="JavaScript" >}}
{{< gh-codeblock path="examples/javascript/test/getting_started/firstScript.spec.js#L22-L23" >}}
{{< /tab >}}
{{< tab header="Kotlin" >}}
{{< gh-codeblock path="examples/kotlin/src/test/kotlin/dev/selenium/getting_started/FirstScriptTest.kt#L31-L32" >}}
{{< /tab >}}
{{< /tabpane >}}

Which looks like this:

        WebElement message = driver.findElement(By.id("message"));
        message.getText();
message = driver.find_element(by=By.ID, value="message")
text = message.text
        var message = driver.FindElement(By.Id("message"));
        var value = message.Text;
message = driver.find_element(id: 'message')
message.text

      let textBox = await driver.findElement(By.name('my-text'));
        val message = driver.findElement(By.id("message"))
        val value = message.getText()

Using Markdown in a Tab

If you want your example to include something other than code (default) or html (from gh-codeblock), you need to first set text=true, then change the Hugo syntax for the tabto use % instead of < and > with curly braces:

{{< tabpane text=true >}}
{{% tab header="Java" %}}
1. Start the driver
{{< gh-codeblock path="examples/java/src/test/java/dev/selenium/getting_started/FirstScript.java#L12" >}}
2. Navigate to a page
{{< gh-codeblock path="examples/java/src/test/java/dev/selenium/getting_started/FirstScript.java#L14" >}}
3. Quit the driver
{{< gh-codeblock path="examples/java/src/test/java/dev/selenium/getting_started/FirstScript.java#L29" >}}
{{% /tab %}}
< ... >
{{< /tabpane >}}

This produces:

  1. Start the driver

            WebDriver driver = new ChromeDriver();
  2. Navigate to a page

            driver.get("https://www.selenium.dev/selenium/web/web-form.html");
  3. Quit the driver

            driver.quit();

This is preferred to writing code comments because those will not be translated. Only include the code that is needed for the documentation, and avoid over-explaining. Finally, remember not to indent plain text or it will rendered as a codeblock.